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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


【人】 ][『月』 エーリク

[ 眠っているだけならば良い。
 いずれ目が覚めることがあれば、
 どう挨拶しようか、そんなことを考えながら ]

 僕、あなたのそういうところが好きだよ。
 そしてあまり好きじゃなかった。

[ 穏やかな表情のまま、言葉を続ける。 ]

 子供だからね、そう思う人が大勢いると
 思うと複雑で。

 だから、僕を選んでくれるこういうときは
 輪をかけて、嬉しい。

 昨日、昨日か――。

[ 互い話すべき相手と話した。は結果論に過ぎないが。
 昨日話を聞きたかった>>4:245相手の中に、
 自分もいたのだと、思えば、そうなの?と
 そっけなくしているようでいて、
 それでも隠しきれない嬉しさは滲み出ていただろう。 ]
(29) 2022/12/22(Thu) 11:27:13

【人】 ][『月』 エーリク

 どうだろう?いいこと。
 いいことなのかな。わからない。

[ 例えば、チェレスタと誤解を解き合うことが
 できたこと。神と触れ合ったこと。
 それらを一口に"いいこと"といえるかは
 疑問だが、彼から見てそうみえるなら、
 いいことに、数えてもいいのかもしれない。 ]

 ……ご飯食べてないの?

[ 茶菓子は何?に対して、定食>>4:246とか言うらしい
 なら、 ]

 賛成。僕フルーツの乗ったタルトがいい。
 前に行った中央の、レストランにしよう?
(30) 2022/12/22(Thu) 11:27:29

【人】 ][『月』 エーリク

[ 提案が受け入れられたなら、街に向かいながら。
 もしくはレストランで注文を終えてから、だったか。
 どう返事を返した>>4:247か聞かれ、軽く折った指先を
 口元へ当てて ]

 どうでもいい、と最初は思っていたんだけど。
 シトラが泣いていたり、悲しみが少ない方がいいって
 言っていて、少し考えて

 あとは――……チェレスタさんが、
 来たんだ、僕の部屋に

[ 信じられないでしょう?と問うたのは、
 貴方には隠し事はなかったから。
 きっと以前に、彼女に対して得体の知れない
 恐怖心を抱いたこと、また二人きりになったときの
 一幕についても、事細かく話していたから。 ]
(31) 2022/12/22(Thu) 11:27:51

【人】 ][『月』 エーリク

 チェレスタさん
 「世界が崩壊すれば自分の手を汚さずに
  私を消すことができる」とか言うから………


 久しぶりに、イライラしてしまった。
 あ、でもちゃんと分かり合えた、と思う

 そしたらね、チェレスタさん笑い掛けてくれたんだ
 怖くない笑顔で。

 ……きれいだったな
(32) 2022/12/22(Thu) 11:28:09

【人】 ][『月』 エーリク

 苦しいばかりのこの世界でも、
 生きていればこういうこともあるのかなって
 思ったら、

 世界が崩壊するのが少しもったいなく思えて

[ やがてお茶が運ばれてきたなら、
 それを啜りながらの話だったか。 ]

 だから、
 この世界が僕を壊すまでは、
 苦しんで生きる、と伝えたよ。

[ この話の終わり頃には、穏やかな微笑みを添えて。 ]
(33) 2022/12/22(Thu) 11:28:24

【人】 ][『月』 エーリク

 ――ねぇこれから僕たち、どうなるんだろう。
 今までどおり、皆で洋館で暮らすのかな。

 証持ちが22人揃っても世界の全ては崩壊しなかった
 崩壊は止まった、それでも

 隔離されていたほうが、安心なのかな。

[ 無論それに不満があるわけではないのだがと続け ]

 もし、制限が解除されるようなことがあるなら
(34) 2022/12/22(Thu) 11:28:44

【人】 ][『月』 エーリク

 
 
 
      少し

             ――遠くに。

 
 
(35) 2022/12/22(Thu) 11:29:23

【人】 ][『月』 エーリク

 旅行とか、行けたりしないかな。
 誰も僕のことを知らない土地に行けたりしたら、

 ……慈善事業の一貫でも、人形劇でも、
 なんでもいいのだけど

 また、………演れたりしないかな って

 ううん、なんでもない。

[ ほんのわずかに、芽吹き始めたこの思いは
 シトラの涙で、またチェレスタの光で芽を出した。
 種を植えたのは、きっとあなただったと思う。

 美しい花に成長することはなくとも、
 また一から育てる楽しさに、気づくことが
 出来たなら上々だ。

 相反する、どこか遠くへ消えてしまいたい
 そんな思いも、やがて薄れていけばいい。* ]
(36) 2022/12/22(Thu) 11:29:40
][『月』 エーリクは、メモを貼った。
(a0) 2022/12/22(Thu) 13:05:33

【人】 ][『月』 エーリク

―― それから ――


[ カルクドラとのお茶会の後。
 後日かもしれない。

 僕は観念して、自ら薬師の部屋を訪ねたり、
 特に用もないのに、シトラを自室に呼び出したり
 
 したと思う。

 例えば――本当に遠くにいくことが
 もしかしたらすぐにではなくても、あるかもしれないから。

 そうして二人にもったいつけて、 ]

 ずっと言わなきゃいけないなって
 思っていたことがあるんだ。
(74) 2022/12/22(Thu) 23:38:07

【人】 ][『月』 エーリク

 あの、

[ 視線をさまよわせたり、手持ち無沙汰に、
 指を組んだり、解いたりしながら ]

 僕はいつも、ごめんねとばかり
 言っていて。

 でも、――あの、いつも

 ――……ありがとう

[ 告げたなら、微笑んで。
 けれど多分次の瞬間には逃げ出していたと思う。

 言いしれない、恥ずかしさに襲われて。
 やはり僕には過ぎた言葉だったかもしれない。

 誰かに見かけられることがあれば、
 驚かれるかもしれないほど、風より速く。
 立ち去ろうととしたことだろう。* ]
(75) 2022/12/22(Thu) 23:38:29

【人】 ][『月』 エーリク

―― それまで ――


 ――いらっしゃいませ!
 今日もいつもの窓際のお席ですね?
 
 なんだかいつもと少し………
 ああ、髪型変えられたんですね

 通りで可愛らしいと思いました
 いたた、そんな、お世辞じゃないですよ。


[ それはカフェで店員の真似事の役
 していた時のこと。

 白いシャツに、橙色のエプロンを身につけて
 常ににこにことしている。 ]
(76) 2022/12/22(Thu) 23:52:31

【人】 ][『月』 エーリク

[ ――その青年の名は、

 ミーシア。産まれたときにあまりに
 愛らしかったため、女神の名をもじった
 名前をつけられ、父母共に他界し、
 祖母と二人で暮らしている。

 若い頃から女性に間違われることが多く
 その見た目のためか、男女ともに
 よく可愛がられるため、愛らしい仕草など
 お手の物。

 皿洗いで雇われたが、愛想の良さから
 給仕へランクアップしたのが最近のこと。

 好きなことは人と喋ること
 嫌いなことは一人でいること

 好きな食べ物は――……… ]
(77) 2022/12/22(Thu) 23:52:52

【人】 ][『月』 エーリク

[ と、長々続くのだ。
 彼の人生を演じているのだから。 ]

 おまたせしました、ガトーショコラと
 おいしい珈琲です!

[ ――どうせ見つかるはずないと
 高を括っている。そのため、普段より
 何倍も、弾けた姿を見せることもあるとかないとか。* ]
(78) 2022/12/22(Thu) 23:53:08
][『月』 エーリクは、メモを貼った。
(a2) 2022/12/23(Fri) 20:56:46

【人】 ][『月』 エーリク

―― カルクドラと ――

[ どうしてと問われると>>204
 わからないのか、と苦笑いを浮かべて ]

 母親を取られた長兄の気持ちといえば
 伝わる?

[ 話せばつづけて、いつでも君を選ぶと
 彼は言う。満足するような気持ちと共に、
 いつまでそうして貰えるのだろうと考えた。

 来年には成人と呼ばれる年になる。
 同じ年でも立派に一人で生きている人も
 大勢居るだろう。

 親元を離れているといえば聞こえは良いが
 結局あなたに、保護を、親心を求めているだけなのだ。

 彼が言うように、踏ん切りがついていたとしたら、

 この手もきっと喜んで離すべきだったのに――。 ]
(433) 2022/12/25(Sun) 20:37:17

【人】 ][『月』 エーリク

 もしもその時、手を差し伸べられていたら
 僕の答えは変わっていたかもしれないな。

[ 例えば。世界が壊れたとしても、
 貴方さえいればいい、だとか。悲観的に、
 且つ閉鎖的に、考えいたかもしれない。 ]

 貴方は、いつだって僕の側にいてくれたけど
 昨日だけは、そうじゃなくてよかったと思う。

 このお店のフルーツタルトもおいしいし
 世界はあの人が言うほどは、つまらなくないと
 思うから。


 ――僕は、きちんと考えることができたかな。
 自分のためだけじゃなく、貴方や皆のことを
 考慮して、答えを出すことができたかな。
(434) 2022/12/25(Sun) 20:37:35

【人】 ][『月』 エーリク

[ つやつやと輝く果物を口に運ぶのをやめ
 問いかけのような独り言をこぼすこともあった。

 自分がチェレスタとの因縁を、紐解いたように、
 彼はタナトスと腹を割って来たらしい>>206

 生きていれば、きっと必ず良いことがある、
 と彼は言う。

 彼にもまた、ああならなければ気づかなかった
 ことや、知り得なかった誰かの表情があったのだろう。 ]
(435) 2022/12/25(Sun) 20:37:45

【人】 ][『月』 エーリク

[ 少し遠くへ――……永遠に近いくらいの
 暇を。

 そんな風に考えていたことを見抜かれたのだろうか。

 必ず呼んで、絶対に行く>>208
 遠慮なく頼ってほしい>>209と言葉を重ねられて

 薄っぺらい関係じゃないだろうと問いかけられたなら
 小さく声を出して、笑った。

 貴方は信じているんだ。
 そうやって言葉を重ねれば、僕が黙って
 消えるようなことはないだろうと。

 旅立つにしても、自分には声を掛けてくれるだろうと。 ]
(436) 2022/12/25(Sun) 20:38:01

【人】 ][『月』 エーリク

 役者に戻るまでは、まだ――。
 
[ 言葉を詰まらせるのは、やはりまだ
 壇上に上がる勇気までは持てないから。
 だけど、 ]

 じゃあどこかで観劇をしたいな
 もしかしたら体が疼いてくるかもしれないから。


[ ――結局僕は貴方の手を離すことはできなくて、
 もしかしたら貴方もまた僕の手を離すことを
 惜しいと思っているのかも知れず。


 魂の記憶という不確かななにかに
 支配されることがなくとも、

 きっと僕はずっと、貴方を大事に思うのだろう。
 その大事な貴方が気を揉むことがないように、
 程々にはわがままをいい、甘えて、を繰り返す。

 変わったものもいとおしく、
 変わらないものもまた、尊いものだから――。* ]
(437) 2022/12/25(Sun) 20:38:14

【人】 ][『月』 エーリク

―― 月夜の晩に ――

[ 夜半、僕は貴方の部屋の扉を叩く。
 わずかに震える指先は、あの時のように
 恐怖からではなく、緊張から。

 ――もしも、嫉妬した所以を話していたとしたら
 なおのこと。

 居ないなら居ないでそれでもいいと
 弱気な心が泣くけれど、貴方が部屋から
 顔を出したなら、 ]
(441) 2022/12/25(Sun) 20:48:07

【人】 ][『月』 エーリク

 ………いってくる、


 帰ってきたら、貴方となにかしたいと思って。
 歌でも、踊りでも、大道芸でも。

 僕が戻るまで、どこにもいったりしないでね


[ それだけ告げて、おもむろに硝子のオルゴールを
 押し付けると、 ]

 預かっていて、取りにきっともどるから。

[ 背を向けていく。何か喋り掛けられたとしても
 引き止められることはない。 ]
(443) 2022/12/25(Sun) 20:48:21

【人】 ][『月』 エーリク

[ 世話になった仲間、住人たちには
 手紙で、顔を合わせて、話をしたはずだ。

 ――チェレスタを除いては。

 貴方が最後のひとり。

 挨拶を済ませたなら、散歩するくらいの
 心持ちで洋館を出た。 ]
(444) 2022/12/25(Sun) 20:48:37

【人】 ][『月』 エーリク

[ いつの日か、手紙よりも先に、

 あなた達は知ることだろう。

 雑用から始めたと語り草になっている。
 とある役者が、街で凱旋公演をするということを。 ]
(445) 2022/12/25(Sun) 20:48:50

【人】 ][『月』 エーリク

[ その場で悲劇が繰り返された――かどうかは、
 神と、彼らのみが知る。 ]


 さぁ幕を上げよう。

 涙あり、笑いあり、胸躍る展開だらけ、
 ミーシアという男の半生を――ご覧あれ。

[ 舞台の中央、まばゆい光を浴びて
 舞い降りた役者の名は――………。* ]
(446) 2022/12/25(Sun) 20:49:05

【人】 ][『月』 エーリク

―― 悪魔の来店 ――

[ ほんの一瞬。大きく眉をしかめたのを
 店長に気づかれて、いえ、大きな蜂がいまして
 とごまかした後のこと。 ]

 ――いらっしゃいませ!わあようこそ!
 かしこまりました、窓際のお席人気なんですけど
 今は満席でして。カウンターでよろしいですか?

 はじめてなら珈琲とケーキのセットがおすすめですよ!
 軽食は日替わりで今日は燻製サーモンのサンドイッチ
 なんですけど、ケーキもできたてですから。

[ その後は特に別人の仮面が剥がれることはなかったはずだ。
 顔見知りが突然やってきたら>>387
 さすがの僕も、動揺する。している。今も。
 とはいえ、彼もまだ別人を疑っているのか、
 特別態度は変えることなくおとなしく案内され
 注文品を届けたときも、別段気にした様子はなかったのだが。 ]
(447) 2022/12/25(Sun) 21:02:43

【人】 ][『月』 エーリク

 ……それはどうも
 ……お兄さん、一杯おごります。

[ 口止めする方法など、思いつかなかったものだから。
 にっこりと笑う貴方>>388にならい、僕も笑顔を浮かべよう。 ]
(448) 2022/12/25(Sun) 21:02:54

【人】 ][『月』 エーリク

[ 尚その後洋館にて、

 なにか問われることがあるなら
 へぇ夢でも見たんですか

 夢ならもっと素敵なものを、
 みたらいかがです

 などと、あからさまに
 噛みつくような顔をしていたことだろう。

 更にその後も店で見かけることが在るたびに、
 洋館で会うことがあれば、嫌味のひとつも
 飽きずにぶつけていたんだとか。* ]
(449) 2022/12/25(Sun) 21:03:05

【人】 ][『月』 エーリク

[ 好きも、嫌いもよくわからない。
 面倒か、面倒じゃないかなら少しわかる。

 そして彼は面倒な方に分類された。
 それまでどうだったか、は別としてもだ。

 少なくとも、別人だと誤魔化せているとは
 思えなかった。知った上でそうしているのだと
 思えば思うほど、面倒くさい、とばかりに、
 洋館ホームで会う時は
 顰め面ばかり見せていた気がする。 ]
(476) 2022/12/25(Sun) 22:07:11

【人】 ][『月』 エーリク

 デートですか、それはいいですね
 じゃあとっておきの裏メニュー教えちゃいますね
 他の人には 内緒 ですよ

[ このクソ野郎、と思ってしまった。
 思ってしまったので、彼の言葉>>473には
 極上の笑みを添えてやった。

 向こうも笑みを返してくるので、
 表向き、美青年二人がほほえみあっている
 とあり、奥様方が密かに黄色い声をあげていた。
 らしい。実情を知らないのは幸せだな。

 その後も幾度となく顔を合わせては、
 店では笑顔を、家では顰め面を見せていた
 ものだからより一層彼を面白がらせて
 いたことなど、僕には知るよしはない。* ]
(477) 2022/12/25(Sun) 22:07:26