人狼物語 三日月国


116 演劇の村 第三幕 「竹取物語」

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【人】 【兎】脱走兎 たま



[ 欠けては満ちる空の月にはなにが居るのだろう。
 天人どもが住まうあの地に、地上の民はなにを見る?


 ひとは斯く伝える。
 『 うさぎは月で餅つきをしているんだ。 』



 ────いいえ、ほんとうは違うのです。
 わたしたちは...... 天人様がたの命で、
 杵と臼で不死の薬をこしらえているのです。 ]

 
(4) 2021/12/18(Sat) 3:04:04

【人】 【兎】脱走兎 たま




    や っ て い ら れ る か。



  日がな朝も昼も夜もなく、
  ぺったんぺったんぺったんぺったん。
  そーれ、あらよっと擦りこいで。

  月のうさぎは年中無休無賃金で働かされ続けるのだ。

  ああ、げにおそろしき月の裏側にある黒い真実。
  覚えていろ。月の者どもよ。
  いつかわたしは、『わたしたち』は帰ってくるぞ。

 
 
(5) 2021/12/18(Sat) 3:06:35

【人】 【兎】脱走兎 たま



[ 月の都に伝わる秘宝を持ち出して逃げ出したわたしは、
 こうしていま、地上の民どもが棲む
 この都へと降り立ったのです。]


      ──────さぁ、どうしてくれようか。

      わたしと、わが同胞わたしたちのために。
      やるぞ。 ワレらはやるぞ。



[ なにを? .....さて、なにをでしょうか☆彡 ]*

 
 
(6) 2021/12/18(Sat) 3:13:00

【人】 【兎】脱走兎 たま




[ さて、
 魑魅魍魎が跋扈するとも謳われる碁盤目のみやこ。
 なんでも近ごろは鬼が出歩くと云ううわさが
 みやこびとの間で飛び交っているそうで───? ]

  
(33) 2021/12/18(Sat) 17:36:18

【人】 【兎】脱走兎 たま




  ─────ああ、見つけたぞ。 鬼よ。
 


[ ぴょこん、と、飛び跳ねたはずみで揺れる
 長耳をおくびにも隠すこともせず。

 ある小路の裏にて、
 鬼の前にうさぎは姿を現しましたのです。 ]

 
(34) 2021/12/18(Sat) 17:36:44

【人】 【兎】脱走兎 たま



  わたしと手を組みませんかぁ......?


  何でもお貸ししますよぉ。
  金の延べ棒から鬼さんにお似合いの金棒、
  はては打ち出の小槌から神変奇特酒まで。

  あっ、こちらは月謹製のからくりですね!
  機関銃マシンガン擲弾銃グレネードランチャー火砲バズーカ.....

  も〜〜っと“ 宜しいもの火力 ”も御座いますよ。

 
(35) 2021/12/18(Sat) 17:39:40

【人】 【兎】脱走兎 たま



  無償でお譲りいたしますので〜〜
  鬼さんはたっくさん暴れて頂きたいのです。
  ええ。 

  わたしと一緒にこの地を征服しましょう!
  
 
(36) 2021/12/18(Sat) 17:41:18

【人】 【兎】脱走兎 たま




( そしておまえも切り捨ててやろう。
 ワレワレはうさぎの、うさぎによる、
 うさぎのための都をここに築きあげるのだ。

 そうしていずれはワレワレの故郷、
 月を乗っ取りワレワレのものにするのだ。
 その暁には月をうさぎのかたちにしてやろう。

 これは、その為の大いな一歩であるのだ。 )



[──────そんな邂逅のあれやそれやのあれこれが、
都の騒動に関わっていたかも知れないし
全く関係なかったかもしれません。 閑話で御座います。]*

 
(37) 2021/12/18(Sat) 17:48:15

【人】 【兎】脱走兎 たま



 ──────わ、わたしを虫...。

   お邪魔虫ですってえ〜〜〜!??
 せっかく御膳立てしてあげようとおもったのにぃ...。
 
何処ぞのあんぱん何某と一緒にしやがって!

 
好意
を無碍にするとは酷いですぅ!

        ぐすん....。 (※目薬)



[>>39許せません!鬼とは名ばかりのバイキン風情が!
 わたしは虫じゃないもん!うさぎだもん!
 そうだぞ。汚らしいおまえとはちがうのだ。


 ......って、あら。そこじゃない?
 別になんでもいいんですけどね。 ]
 
 
(40) 2021/12/18(Sat) 18:43:03

【人】 【兎】脱走兎 たま

 

[ とにかく、
 ぐすぐすと涙を拭きながらわたしは誓いました。
 宜しい。わたしを冒涜するのならば
戦争
だとね。 

 やるぞ。ワレらはやるぞ。
 やってやるのだ。無菌室あの世で後悔するがいい。


 わたしは小路から姿を消したあと。
 都の片隅にある無人の屋敷にて、
 月から持ってきた杵と臼を引っ張り出しました。 ]

 
(41) 2021/12/18(Sat) 18:47:08

【人】 【兎】脱走兎 たま



 
  そーれ、ぺったん♪ぺったん♪ぺったん♪



[ 月で薬をこしらえるのはうさぎワレワレの役目です。
 病魔にウイルス、細菌、カビ、バイ菌!
 汚物はまるっと消毒してしまいましょうね!

 屋敷の入り口にさらさらと筆で書き上げて立て掛けた、
 『ご自由にお使いください』の看板のとなり。
 火器や火炎放射器のたぐいを山と積み上げながら、
 わたしは『おくすり』を捏ね始めるのでした。 ]*

 
(42) 2021/12/18(Sat) 18:55:06

【人】 【兎】脱走兎 たま




( >>43わたし! どうしてか、
 と〜〜ってもムカムカっと来ちゃったような気がします♪
 念入りによく効くおくすりを処方しましょうね♪
 どうしてくれようかしら?

    覚えておくがいい。
    
断じてわたしはあんぱん何某ではない。

    いやそうではないが、それもである。 )**


 
(44) 2021/12/18(Sat) 19:09:25

【人】 【兎】脱走兎 たま



 あのバイキン野郎が調子に乗っているような気がしますが〜
 いまは調子に乗らせてあげましょう。
 わたし、うさぎの優等生なので!

 少々予定は狂っちゃいましたけど〜〜、
 よく考えたら、あんまり変わりませんよね!

 暴れるだけ暴れさせて漁夫の利を狙ってやる。
 どんどん潰し合うがよい。

 まぁ、それもわたしの必殺兵器処方箋─────名付けて
 
『鬼殺し』
が完成するまでのあいだのことだ......。



[長耳が爆発音を捉えた気がしましたが、
>>58うさぎは聞こえなかったことにしました。]

 
(59) 2021/12/18(Sat) 20:05:11

【人】 【兎】脱走兎 たま



  ......あら、屋敷の前に人の気配........。
  都のかたがわたしの武器をお見付けになられたようで〜。
  >>57ええ、ええ、どんどんお使いくださいませ♪

  武器とは使う為にあるのだからな。



[ ゴリゴリゴリゴリゴリ。
 人気のないはずの屋敷に、
 何かを擂り潰すような音がこだましています.......。] 

 
(61) 2021/12/18(Sat) 20:17:04

【人】 【兎】脱走兎 たま



 これをこうして... ああして...... うん!
 あとは本来は(2462)1d3000日寝かせるところですが〜〜。
 ものごとには尺の都合というものが御座いますからね!
 今回は出来上がり品を使っちゃいましょう!


 それでは寝かせて出来たものがこちら!

 
             [  てれれ〜ん  ]

 
(97) 2021/12/19(Sun) 18:03:31

【人】 【兎】脱走兎 たま



     
      《 鬼殺し 》殺菌消毒すぷれー〜〜〜!



[えっ。
『既に完成品があるならさっさと出せ?』
『あと捏ねてたり擂り潰していたのはなんだってのか』
..........ですかぁ?

うふふふふふ。野暮なことを仰らないでくださいまし。
それに、うさぎにも” 
企業秘密
 ”、って。あるんです。
うさぎの事情には深く突っ込んではいけないのです。
それとも宇宙の深淵を見たいか?]


 
(98) 2021/12/19(Sun) 18:05:53

【人】 【兎】脱走兎 たま


[ この時代には奇なる形状の瓶もどき。
 月の智慧が時の進みなど優に飛び越える
 技術おーばーてくのろじぃを可能としているのです。 ]


    さて.......。  
    できたはいいものの、
    こいつをどうしてくれましょう〜?

    
[だあれもいない屋敷の一角で、うさぎは思案気に首を倒しますかんがえます
あのバイキン野郎に一泡吹かせてやりたいのはホンネですが、
うさぎはこの国、ひいてはこの星の民でさえありませんから。
でき得るかぎりは目立ちたくなかったのです。

       目論みを果たす前に
      ”月”に気取られては困りますからね。 ]

 
 
(99) 2021/12/19(Sun) 18:16:24

【人】 【兎】脱走兎 たま




  そうだ。 遣いをやりましょう。

  うさぎさ〜〜〜〜ん!


[ ぱんぱん、と手を叩けばそこに顕れるものがいます。
 それは少女と同じ、長耳のひとがた........ではなく。
 うさぎみみをつけたanimalでした。 ]

 
(100) 2021/12/19(Sun) 18:19:00

【人】 【兎】脱走兎 たま



[ そうして、うさぎの命で白いうさぎみみをつけた
 たぬきはまるっこく愛嬌のあるしっぽを
 揺らして走ります。

 それはいずれ、>>71鬼と戦うもの...
 阿部御主人のところでも辿り着きましょうか。
 その姿を見掛けると、その兎狸は口をひらき、
 ひとの言葉で話しかけるでしょう。 ]


  《 もし。 そこな御方。
    よろしければこれをおつかいください。 》



[ そうして、背中に括り付けられた竹籠を差し出します。 ]

 
(102) 2021/12/19(Sun) 18:30:22

【人】 【兎】脱走兎 たま



[ そこに入っているのは《鬼殺し》と
 紙貼りされた>>98くだんの” すぷれー ”。
 端にはうさぎの印が刻まれています。


 添えられた和紙には
 『わんぷっしゅでありとあらゆる菌を滅菌いたします。』と
 簡素な説明書きが書かれてありました..........。 ]**

 
(103) 2021/12/19(Sun) 18:35:49

【人】 【兎】脱走兎 たま



 《 ええ、私はあの屋敷を
   根城としておられます『さる方』の遣い。
   兎狸丸と申します。

   ぬしさまはあなたがたの御活躍を
   御期待しておられます。
   どうぞお気をつけて......。 》



[ >>110
ところで結局この狸はうさぎなのか、たぬきなのか?
その問い掛けは黒箱ブラックボックスの中に秘するとしましょう。
そうして、その時兎狸はもふっとしたこうべを垂れたあと
御役目を果たしたとばかりに彼の庭から去っていったのでした。]

 
 
(122) 2021/12/19(Sun) 21:17:30

【人】 【兎】脱走兎 たま



 
   よーしよしよし、兎狸丸うさぎさん
   御遣いご苦労だったのです。えらいでちゅね〜。


[───そうして例の屋敷に戻ってきた兎狸を労うように
うさぎはもふもふもふもふもふもふとその毛並みを
捏ねながら抱き上げて、みやこの空を眺めます。

どうやら屋敷の屋根の上より戦況を眺めることにしたようでした。

>>109え?おっかないものが仕掛けられているですって?
>>117仮令、その爆破装置が『ほんもの』でも。
爆ぜるのが百億年後ならべつに宜しいのではないでしょうか。

その頃にはワレらも月を征しているであろう。
]

 
(123) 2021/12/19(Sun) 21:26:00

【人】 【兎】脱走兎 たま




[ うさぎは兎狸に用意させた座布団に座って
  ずずっと、呑気にもお茶を啜っています.....。  ]*

 
 
(124) 2021/12/19(Sun) 21:28:00