人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 IX『隠者』 アリア


[ 反応がないことを当たり前に受け取る。
 ドアノブに袋を引っ掛けて、踵を返す。

 背後でドアの開く音を聞いた。
 掴まれた手首に、ぱちり、と瞬きをした。>>2:176 ]


  いえ、大丈夫です。お気になさらず。

  こんな一大事ですから、
  頭を痛くしてるんじゃないかと思いまして。

  ちょっと差し入れを――


[ ゆるりと向き直って、見た。
 麗人の、いつもの顔――が、収められるその様を。
 ほんの少し、驚きのような揺らぎで目を瞠った。 ]
 
(24) 2022/12/18(Sun) 0:53:40

【人】 IX『隠者』 アリア


[ いつか。>>2:174

 強く握られた手に視線を落として、>>2:173

 「仕方がないひとですね」と、
 当たり前のようにそう言って、微か相好を崩した。

 望まれる限りそうあろうとする性質が、私にはある。
 それに気付いていた人は、どこかにいるのだろうか。


 必要なものであることを知っている。
 使い方を誤っただけで、本人も反省している。
 だから、元より辞める気はなかった。

 それに、そうやって、>>2:172

 心にある大切なものを、私なんかに預けてくれる。
 その信頼には報いたい。そう、強く思うから。 ]
 
(25) 2022/12/18(Sun) 0:53:43

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… いえ。

  自分を守るための嘘なんて、少なからず、
  誰しも身に覚えのあることだと思います。

  それはあなたがた、…では、ないんですよね

  あなたにとっては、必要なものだった。
  ならば、私がそれを咎める理由はありません。

  薬師…の真似事をしている者として
  症状に嘘を吐かれるなら、もちろん「駄目」ですけど。
  頭痛に悩まされていて鎮痛剤が必要。
  そこには、偽りはなかったんでしょう?


[ 今だって。打ち明けてくれたことに、>>2:177
 向けられる謝罪に耳を傾ければ、率直な所感を口にして ]
 
(26) 2022/12/18(Sun) 0:53:47

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… 『隠者』の証持ちは、

  箱庭の『隠者』と同じように、
  薬師の才を持ち合わせることが多い。>>0:14

 
(27) 2022/12/18(Sun) 0:53:50

【人】 IX『隠者』 アリア



  きっと、

  この才能は借り物でしかなくて、
  この性質も借り物でしかなくて、

  本当の「私」が持っているものなんて、ひどく少ない。


[ …… 独り言めいた言葉が、ふっと落ちる。 ]
 
(28) 2022/12/18(Sun) 0:53:54

【人】 IX『隠者』 アリア



  虚構の上に積み重ねたものは、
  その全てが張りぼてなのでしょうか。

  土台と共に崩れ去る。それは自然なことですが、
  それまでに重ねてきたもの、過ごした時間、
  その中で、感じてきた思いや交わしたやりとりは

  その全ても、紛い物なのでしょうか。


  崩れたって、残った瓦礫の中にある、

  それだけは、真実ではないのでしょうか。


[ ほんの少し自分より高い彼女の瞳を覗く。
 言外に、「私達が過ごしてきた時間はあなたと『彼』が過ごしてきた時間は」と滲ませて ]
 
(29) 2022/12/18(Sun) 0:54:02

【人】 IX『隠者』 アリア


 
[ それはきっと、誰も聞いたことがない ]



    ―― 私は、そうだと信じていたい。>>2:221


           
[ 偽らざる本心に、違いなかった。 ]

 
(30) 2022/12/18(Sun) 0:54:07

【人】 IX『隠者』 アリア



    [ すみません、と、きっとぎこちなく笑った。 ]

 
(31) 2022/12/18(Sun) 0:54:11

【人】 IX『隠者』 アリア



  諦めるにはまだ早い、と手放しに言えるほど、
  私は彼のことは知りません。

  すべて幻でしたと言ったところで、
  はいそうですかと大人しく引き下がるような
  聞き分けの良い人物であるようには…
  失礼ながら… 見えないと思いますけど……



[ 大変に失礼なので若干声が潜んだ。
 しかしそれが素直な印象なのでどうか許されたし。

 もしその目にはそう見えているのであれば、
 それは彼がクリスタベルのことを大切にしているからで
 そしてクリスタベルが彼のことを大切にしているからだ、
 と、外野としては思う。とりあえず口にはしないけれど。 ]
 
(32) 2022/12/18(Sun) 0:54:18

【人】 IX『隠者』 アリア




  ですが、全てを諦めるにはまだ早い、と
  言わせてほしい。そうは思います。

  世界は明日終わるかもしれませんが、
  一応、今のところまだこうしてありますし。


[ ごめんね、と言う。>>2:177
 その優しさがあたたかかった。

 行ってあげて、と言う。>>2:178
 その優しさはさみしいと感じた。

 「一番」は他にあることを、
 きっと互いによく知っている。
 私も彼女もそこは見てわかりやすい方だろうと思う。

 私はあくまで魔女であって、王子ではなく、
 本当に必要なものはあげられないのだろう。…けれど ]
 
(33) 2022/12/18(Sun) 0:54:30

【人】 IX『隠者』 アリア



  もしもまだ、私に対して
  欠片でも願ってくれることがあるのであれば。


  私のことは、諦めないでいてくれませんか。


   
[ それは、友人の手を離す理由にはならないのだと
            私はそう思っていたい。 ]

 
(34) 2022/12/18(Sun) 0:54:36

【人】 IX『隠者』 アリア




  それが私には必要なんです。


           
[ ―― なんて、狡いんですかね。 ]

 
(35) 2022/12/18(Sun) 0:54:38

【人】 IX『隠者』 アリア


[ どう返ってきたとして、
 それが当初の想定より長い時間になったとして
 私はそれを惜しむことはない。構わないと思う。

 私にとってのクリスタベルは、
 そう思うほどの存在であるということなんだろう。と、
 境界のぼやけた認識の中にひとつ気付きが増える。 ]


  続ける必要がなくなってしまったから、でも

  クリスタベルにとって大切なことを
  話してもらえたことを、私は嬉しく思います。

  嬉しかったと、言ってくれることも、とても。


[ なくしたと言いながらどこか晴れやかな表情。>>2:178
 それを私は悪くないと感じたけれど、
 彼女自身がどう思っているかは定かでないから、
 わざわざ口にすることはしなかった。 ]
 
(36) 2022/12/18(Sun) 0:54:48

【人】 IX『隠者』 アリア




  差し入れ、そこのドアノブに掛かってるので
  必要になったら、休憩のおともにしてくださいね。


[ 去り際には、忘れずそう伝えたはず。 *]
 
(37) 2022/12/18(Sun) 0:54:52
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。
(a10) 2022/12/18(Sun) 0:58:03

【人】 IX『隠者』 アリア


 
―― 薬草園へ


[ クリスタベルとの話を終えて薬草園に戻ると
 そこにはシトラと――クロの姿があった。>>2:269

 おや、と瞬きをする。
 『節制』と『運命の輪』の因縁が残した感情は
 ふたりの間にぎこちない距離を作っていると、
 無論私はよく知っていたから。

 クロに誕生日プレゼントを贈るための
 フォル先生とのシトラの奮闘は一番近くで見ていたし、
 …あの時は私もなんだか感慨深かったな。 ]


  ごめん、待たせたね。

  …… お話はできた?


[ 置いて帰るだけという当初の想定からは、
 かなり大幅にオーバーしてしまったと思われるから。

 それだけの時間があれば、
 居合わせた二人が言葉を交わすには充分すぎるくらい
 ……だと、いいのだけれども。 ]
 
(52) 2022/12/18(Sun) 3:00:33

【人】 IX『隠者』 アリア



  私の考えは――そうですね、

  シトラと同じ、と思ってくれていいですよ。
  少なくとも、何を選ぶかについては同じです。
  私はそうすると決めているので。


[ クロに私の意見も聞かれるなら、きっとそう答えた。
 もうちょっとちょうだい! とか言われるなら(?) ]


  …… こんな世界でも、

  私達の中には、そこに大切なものがある人がいる。
  それを叩き壊してまで行く箱庭なら
  もはやそれは「幸せな世界」ではないでしょう。

  選択肢を与えられたところで、
  天秤にかけるものの重みが違いすぎる。
  本人はそうは思わなさそうですが、
  マドカ風に言えば「平等じゃない」。

  …… 彼に聞かれたら怒られそうですね。


[ なんて。内緒ですよ、と人差し指を立てた。しー。 *]
 
(53) 2022/12/18(Sun) 3:01:49
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。
(a16) 2022/12/18(Sun) 3:03:15

【人】 IX『隠者』 アリア



  そういうことです。


[ と、頷くクロに私も頷き返す。>>86 ]


  証持ちという点では対等ですが、
  私達はそれぞれ違う人間です。
  もはや何も失うものがない人と、
  なくしたくないものがまだある人がいる。

  新しい箱庭で、
  新しい幸せの形を探すことはできます。

  ですが、箱庭に行くことで
  この世界にあった大切なものを手放した人が
  それを簡単に割り切ることは、きっと難しい。

  ただでさえ、自分のものでさえない心に振り回され
  日々頭を悩ませているぐらいなのですから。


[ ね、と彼の瞳を覗いた。
 それこそあなたたちがそうですよね、と滲ませ。 ]
 
(107) 2022/12/18(Sun) 19:00:50

【人】 IX『隠者』 アリア




  全員が納得できる結論なんて、
  きっとはじめから存在しないんです。
  世界が滅んでも、滅ばなくても、
  それを喜べない人がどこかにいるでしょう。

  私は、そういうものだと思います。


  …… 勝手に現れて、勝手に押し付けて、
  勝手に人の幸せの形を決めつけて、
  まったく身勝手で理不尽で――

  個人的には、世界がどうとか関係なく
  その性根に腹が立ちます。
  あれが創造主ってなんなんですか?
  今からでも新しい宗教作りません?

  …… おや、口が滑りました。


[ 我ながらそれはそれはわざとらしかったかもしれない。 ]
 
(108) 2022/12/18(Sun) 19:01:41

【人】 IX『隠者』 アリア



  ともかく、そういう考え方もあります。

  世界がどうなるかは私達次第、けれど
  それは今のところ、あれカミサマにしか知り得ないこと。
  望んだ通りの結果が得られるとも限りませんが。

  クロにとって、
  納得の行く結論が見つかるといいですね。


[ ふふ、と微か表情を緩めた。
 今の私に言えるのは、きっとこのくらいだ *]
 
(109) 2022/12/18(Sun) 19:04:39
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。
(a31) 2022/12/18(Sun) 19:08:08

【人】 IX『隠者』 アリア


 
―― カミサマが現れた日、訪問者


[ それはいつのことだったか。
 
他にはいないだろうという思いはありながらも、

 シトラときちんと話をした後でも、なんだかんだ
 その日の私は薬草園にいるようにしていたけれど。
 すれ違いといくらかの回り道を経て辿り着いたユグに>>119
 迎えた薬師もどきは、少し驚いた顔をしたと思う。 ]


  何かご用ですか?

  … タナトスが?


[ そう、自分があの場を去ってしまったせいで
 日頃なら放っておかないだろうあれもこれも>>1:412>>43
 私は見ていないものだから……
 今は眠っていると言われれば、微か安堵の色を見せ ]
 
(148) 2022/12/18(Sun) 21:37:09

【人】 IX『隠者』 アリア



  わかりました。

  特に彼の場合は、身体は無事でも…と
  注意しておくにこしたこともありませんしね。

  念のため、というのは大切です。
  目を覚ました頃にまた呼んでいただけますか。


[ そう口約束をしようとした。けれど一夜明ければ
 もしかしたら実際はそうはならなかったかもしれない。
 連絡がなければ大丈夫なのだと判断するだろう ]
 
(149) 2022/12/18(Sun) 21:37:23

【人】 IX『隠者』 アリア



  … 私の考え、ですか?

  私自身に強い希望はありません。
  ですが、私達の中にそれを尊重するものがある限り、
  身勝手にそれを叩き壊すべきではないとは思います。

  ですから、どちらか選べというのなら――


  世界は滅びずこのまま在る方が良い。

  そういうことに、なりますね。


[ 考えを問われるなら、そう答えた。>>117 *]
 
(150) 2022/12/18(Sun) 21:37:50
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。
(a37) 2022/12/18(Sun) 21:39:29

【人】 IX『隠者』 アリア



       が、    で     。
  すべてを     には、それはあまりに     。


        。それが  だと知っていても。
    の    に        でも
  それを     と   なら、
  私は         のだとわかっていても。

  どうしたって        ではないから
         は残酷なくらい  だった。

    で  で  で。けれどそんなもの     。
  私なんかには        ような、
   と、  と、  がもう      のだから。


 
(230) 2022/12/19(Mon) 0:50:12

【人】 IX『隠者』 アリア



  ならば   しまおう。
        、         ようにしよう。


 
(231) 2022/12/19(Mon) 0:51:52

【人】 IX『隠者』 アリア



  幸いなことに私はそれに慣れていたから、
  いとも容易く叶えられるものだった。

    も  も指先ひとつ。
  それが私に与えられた贈り物ギフト
  身に染みた薬の匂いは職業病。
  まさか       なんて思わないでしょう?

  たったひとつ       が、
  私にとって         であったとしても
  それは               。


  ひとりきりのアリア。誰の手もないオフィーリア。

  
この魂は孤独で絶望。私は誰よりもそれを識っている。


 
(232) 2022/12/19(Mon) 0:54:54

【人】 IX『隠者』 アリア



      
―― せめて、         。 *


 
(233) 2022/12/19(Mon) 0:55:59

【人】 IX『隠者』 アリア


[ そう、よかった と、表情をゆるめた。>>167

 それからしばらく、
 耳を傾けていてくれたシトラが口を開く。 ]


  身も蓋もないことを言うと、
  全世界を天秤にかけられている時点で
  世界は滅ばない方が、悲しむ人は絶対的に少ないよ。
  悲しむ人ごとみんないなくなる、とも言えるけど。

  だから、そう感じるのは間違いじゃない。
  どちらの解釈を取るかは…
  それこそシトラの、好みで良いと思う。


[ 悲しむ人がより少ない方を選びたい。>>170
 それは優しいシトラらしい考えだな、と思った。

 心優しい、優しい分だけ繊細な心を持っている子。
 それは私には到底持ち得ないもので、
 だからこそ尊くて―― 守りたいのだと思う。 ]
 
(271) 2022/12/19(Mon) 4:30:27

【人】 IX『隠者』 アリア



  
[ それは真実なのだと、私は信じることにした>>30 ]


 
(272) 2022/12/19(Mon) 4:32:17

【人】 IX『隠者』 アリア


[ そうして、クロの結論を聞く。>>173 ]


  … そうなんです。

  あれは幸せな世界を作ろうとか言ってますけど、
  そのために何をしてくれるとか、
  保証になるようなことは、何も言ってはくれない。

  作るだけ作って崩壊させておきながら、
  選ばせるだけ選ばせて、ケアの姿勢も見せない。
  それで信用しろというのがまずもって問題しかない。
  というのは、私の感想でしかないのですが。


  ともあれ、考える一助になれたなら幸いです。

  こちらこそ、
  わざわざ来てくれてありがとうございました。


[ と、返して。ゆるめた表情そのまま、
 この場を去るクロを見送る形になっただろうか。 *]
 
(273) 2022/12/19(Mon) 4:32:40

【人】 IX『隠者』 アリア


[ …… そして、二人になって。
 私は彼女の方に、改めて向き直る。 ]


  …… 残念ながら、
  私は別に、教祖になる気はないんだけど。

  でも、当たらずとも遠からず…なのかも
  まあ、色々とね? 思うところはあって。


[ 椅子に置いていた黒板を小さな作業台に移して
 そろそろ自分も腰を下ろすとしよう。

 話そうとすると、少し長くなるかもしれない **]
 
(289) 2022/12/19(Mon) 4:50:42