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【人】 メカニック ゾズマ【自室】 [1500のティーパーティーがお開きになってからか、館内のとある通路にて。 バーナードがアンテナ経由での通信を受けた>>34のと同時か、あるいは前後してか、ゾズマの元にも同じ内容の打診>>0:133が届く。] 明日だね。了解っと。 [ちゃんと船外活動の訓練も受けている船員として、そして整備の仕事人として、断るはずもない。 船外スーツの点検は今日のメンテナンス内容に含まれていたが、整備士だけでなく着用者本人による点検も重要だろう>>38。その辺りについては本人を信頼すべきとして。 明日に備えての装備品のチェックをしようと考えながら、自室に入った、その時] (48) 2022/07/11(Mon) 7:39:22 |
【人】 メカニック ゾズマ[「異常アリ」>>1。「緊急連絡」>>15。 ふたつのコールが耳に届く。はっと意識を冴えさせ、衝撃回避スペースも兼ねた机下に咄嗟に身を潜らせるも] ―――――ッ!? [>>n0揺らぐ。照明の光が視界から消える。揺らぐ。ぐらつく。 ハリケーンの時空音波が、脳を強く揺さぶる。 机下の取っ手を握る手に掛かる強い力、工具の金属が床や壁にぶつかる音。 それらを認識する五感は、ふっと全て途絶える――音波の影響による失神だ。 意識を失ったゾズマのポケットの端末は、けれど持ち主とは異なり、時空音波の被害を特に受けなかった。 ハリケーンの衝撃がひとまず静まった後、スピカからの通信>>46を、確と受け取っている。*] (49) 2022/07/11(Mon) 7:40:21 |
【人】 メカニック ゾズマ【シャットダウンした意識の中、少し前の回想】 [これは、あの穏やかで和やかだったお茶会よりも、ほんの少しだけ遡った過去の記憶。 ゾズマがこの日初めてチャンドラの姿を見たのは、医務室でのメンテナンスを終えた時>>35だった。 ……実は食堂でブランチを摂りに来た時もチャンドラはその場にいた>>0:300のだが、ゾズマは見落としていた。ゲイザーとのあんな遣り取りを彼女に見られていたと知らずに済んだ、という点では幸いだったのかもしれない。 「いつもありがとう」に返すゾズマの素振りは、至っていつも通りの筈だった。 あの事故の件を――向こうも特に何も思ってはいない>>36、とまでは知らぬまま――引きずっている素振りも見せなかった。 だが、“例のアレ”への戦慄故に無意識に浮かべてしまった表情の微妙さは、また別で――] (53) 2022/07/11(Mon) 8:41:49 |
【人】 メカニック ゾズマ( ……今度倒れたりなんてしたら、 試飲どころの 話じゃ ない……ッ!! ) [にこやかな顔で意地悪を口にするドクターの姿が、声が、脳裏を占めていく――…] (55) 2022/07/11(Mon) 8:43:46 |
【人】 メカニック ゾズマ【自室:現在】 ッギャアアアアアアアアア!! [ゾズマ、覚醒する。 顔が蒼褪めていたのは本能的な恐怖>>55からであり、しかしそれはハリケーンに対しての恐怖ではなかった。] 起きろ、起きろアタシッ!! 倒れるなアタシ…… そうだ、異常磁場だとかだっけ。 [丁度その頃に、二つの艦内通信が届く(聞き逃さずに済んだ!) ダビーからの現状通知>>16と、スピカからの要請>>46。 「了解」、とその場でゾズマが小さく零した声には、先ほどふたりと交わしたお茶会の時のような気楽さはなかった。] ……そうだね。 こういう時だ、コールドスリープ。 [“レーダー、ソナーによる座標探知不可”。 それが遭難を意味するとゾズマが考えるのに時間は掛からなかった。] (56) 2022/07/11(Mon) 8:45:03 |
【人】 メカニック ゾズマ【→コールドスリープルーム】 [点検器具のキットを手に、ゾズマは指示された場所に向かう。 非常用の10台のコールドスリープ装置が、あのハリケーンの揺れに遭ってもその場から全く転がらず、変化ない形状を保っているのは流石というべきか。 それでも内部の異常や損傷がないかと、ひとつひとつ、念入りにチェックしていく。] ―――…良かった。 全部変わりなし、か。 [“異常なし”ではなく、“変わりなし”。 つまり、1台の装置の故障も含めて、あれから>>0:5>>0:8>>0:134何の変わりもない、ということだ。 『異常磁場の被害とみられる損傷なし。 既に使用不可の1台を除き、装置は全て異常なし』 メインデッキに向かう前に、スピカの端末に、取り急ぎの通信を送る。 この部屋はアンテナの監視下にあるから>>0:11、艦長である彼女にもこの状況は把握できているだろう。] (59) 2022/07/11(Mon) 9:02:39 |
【人】 メカニック ゾズマ……殺してやる。 [出航前、地上においてコールドスリープ装置の点検を担当した技術者に対して、低い声で零す。 このコールドスリープ装置の製作技術に関しては(おそらく特許の問題などで)クローズドになっている箇所があり、ゾズマはその箇所について知る権限を得られなかった。そして今回の1台の故障の原因は、そのクローズドの部分に起因するものだ。 どこが問題なのか解っているのに、その問題の解決法が判らない。判っている立場の者が、その整備を為すべき時に、整備を怠った。 ――過去の己と重ね合わせながら、ゾズマとしては珍しく、顔を怒りに歪めていた。] 最低でも訴訟には持ち込んでやる。 ……… ……。 [殺すにせよ訴訟するにせよ、そのためには星に生還するか、せめて星に報告だけでも飛ばすことが求められる訳で――。 改めて“使用不可”の1台を見やってから、ゾズマはコールドスリープルームを後にする。] (65) 2022/07/11(Mon) 9:12:18 |
【人】 メカニック ゾズマ【リネン室近く】 [メインデッキに向かう途中で、その叫び声>>60は聞こえた。 その声の主が自分の情けない、もとい不穏な悲鳴をも聞き拾っていた>>a11、とまではゾズマは知らぬまま] ッ、ラス? どうしたラス、今行く! [端末通信ですらない肉声の、その声調から事の重大さを想起し、工具セットを手にしたまま急ぎ足でリネン室へ。 駆けつけた先で目にしたのは、倒れているゲイザーと、彼女に応急措置を続けているラサルハグ>>a14の姿だった。 ぱっと見たところ、散乱するリネンやシーツが血に染まっているなんてこともなく、ゲイザーには(ラサルハグにも)外傷はないようではあったが――] ゲイザー、ゲイザー! しっかりして――…そうだ、 [医療に詳しい訳ではなかったが、それでも無暗に動かすのが危ないことくらいは分かっていた。 冷静であるように努めながら、ひとまず端末に通信を載せる――チャンドラ宛に。 『リネン室でゲイザーが倒れている。 意識ない模様。 頭を打ったか、磁場にやられたかも』] (71) 2022/07/11(Mon) 9:28:11 |
【人】 メカニック ゾズマ……とりまドクターには連絡入れといた。 そうだ、メインデッキにも伝えておくよ。 [そうラサルハグに告げた後、スピカ宛てにも追加で被害報告を。 『ゲイザーがリネン室で倒れてる。ドクターには報告済み』と、端末から通信に載せた。 リネン室も(確か)共用スペースだから、アンテナにはもう状況は把握できている筈、と考えながら] 医務室に運んだ方がいいとは思うんだけど―― ……ってルヴァ! 良かった、こっち。 [異変に気付いたそのひと>>72の方を向き、ドクターとスピカには報告したことを再度告げる。 救急隊員の心得がある訳ではないゾズマは、指示を受けてからゲイザーの搬送などを手伝う心算でいたのだけれど――。 万が一の時には自ら動く、ということも視野には入れている**] (76) 2022/07/11(Mon) 9:40:43 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a16) 2022/07/11(Mon) 9:54:52 |
【人】 メカニック ゾズマ【リネン室】 [ラサルハグ>>79が担架を取りに行った後、倒れたままのゲイザーの様子をルヴァ>>78と共に見守る。 ゾズマからも彼女の名を呼び掛けながら。 ゲイザーからは視線を外さないまま、声だけをルヴァに向けて] ううん、ラスとアンタ以外は見ていない。 スピカは通信があったから、 まだメインデッキだと思うんだけど―― [ルヴァも既に館内放送で承知している筈と思いながらも、言い添える。 言い添えながら――暫しの沈黙。 「女の子の悲鳴」。それがここにいるゲイザーのことでないならば? アンテナは悲鳴を上げるような“女の子”ではないとゾズマは考えている(そもそもそんなことが万が一にでもあれば、自分の耳にも届いている筈だ)。そしてゾズマは、船医であるチャンドラを女の“子”とは捉えていない。 つまり。] (87) 2022/07/11(Mon) 10:47:27 |
【人】 メカニック ゾズマ[思えばルヴァには“何度か”助けられていたな、と、この状況に無関係なようでそうでもないような思念が浮かぶ。 この時はリネン室を離れていたラサルハグもまた、2年前のあの事故の後に陰で便宜を図ってくれていた>>0:220>>0:224――なんてことまでは、ゾズマの知るところではなかったのだけれど。 “何度か”のひとつは――始まりといえるそれは――それこそあの事故の後のこと。 整備班の不備の可能性に異を唱えた者もそうでない者も、何人か、落ち込んでいた時に声を掛けてくれた。ルヴァもそのひとりだった>>0:245。 その時のゾズマにとっては、この新米調査員は単に“なんかぶっ壊れたメカ持ってきてた”程度の認識しか持てなかった相手。 けれど、ささやかなものだったかもしれないその声が、もう一度立ち上がる力になったのは確かだった。 そして、“何度か”のもうひとつを特筆して挙げるとすれば。 それはつい先ほどの、打ち明け話をする機会を得たこと>>0:246>>0:248。 話の切欠となったバッテリーをルヴァが拾ってきたのは、あくまで偶然に過ぎなかったけれど] (89) 2022/07/11(Mon) 10:48:10 |
【人】 メカニック ゾズマなんってか、ルヴァ。 こっちこそ、ありがとね。 [この場で唐突にルヴァに呟いた感謝は、あの時>>0:252なんだか言えずじまいになっていた言葉。 照れくさかった、というのではなく、単にその時に言葉としてまとまらなかった、というだけなのだけれど。] あの時も言ったけどさ。 アタシ、自分の故郷が好きかどうか、 自分での記憶がなさすぎて、よく解らないんだ。 けれどママ――母から聞いた故郷の話、 自然のこととか、人のこととかの話は、好きだし。 [問い>>0:254に対してその時告げたことを、ぽつりと繰り返してから] って、なんかこんなこと言える相手って ホントに今までひとりふたりだったから、 吐き出せたっていうのかな。そんな感じで、有難かった。 [ある種の感傷じみた心地に浸りそうになりながらも、けれど目の前の現実へと意識を引き戻す。] (90) 2022/07/11(Mon) 10:48:28 |
【人】 メカニック ゾズマ[そのうちに、ラサルハグが担架を持ってこちらに戻ってくる。] よし、じゃあ運――… [ルヴァがこの場に留まり続けてくれているこの状況下、もしかして、この場でのゲイザー搬送班はラサルハグとルヴァの二人>>80に自動決定されるのではないか? それが「女の子だから」だけの理由であれば抗議すべきところだが、悲しいかな、性差だとか種族さだとかを置いて、この専業メカニックがそこまでの力仕事に得手という訳ではない。 否、機械を扱う身が非力でいい訳がない(固いボルトその他はいくらでもある!)のだが、戦闘員も兼ねた調査員に比べたら力の差は目に見えている。それでいて機関士長よりも体力がない身だというならば――。] ……うん、ゲイザーのこと、任せたよ。 アタシは道中を確認しながら、 メインデッキに先に集合してくる。 [食事は三食きっちりとるべき、なんて妙な考えを脳裏に過らせながら、担架の担い手はラサルハグとルヴァに任せることなった。**] (91) 2022/07/11(Mon) 10:51:38 |
【人】 メカニック ゾズマ【少し前には、平和なお茶会をしていた、のに】 [「随分物入りだった」とのダビー>>0:249の言には、僅かに迷いながらも正直に「うん……」と頷いた。 ともあれ選んだスコーンの味を彼に好いてもらえたようで、そのことにほっとしつつ] そっか、ダビーの星って お茶栽培が盛んなところなんだ? [良い葉は売っちゃうくらいだし産業になっているのだろう、とひとり納得しながら相槌を打つ。 軍に入ってから暫く戻っていないというその星の話を促すゾズマは、けれどもスピカ>>0:270に名前を出された時には] ( 気になるっちゃなるけど…… ) [この「気になる」、実際のところ、スピカの好奇心に比べれば小さなものだろう。少なくともゾズマの顔はこの時も、特に変化のない無表情だ。 どちらかといえば、以前置いてけぼりにした相手とちゃんと話をしたい、という意識の方が強く出た結果としての興味でしかなかったのだろう。 ダビーからも何かこちらの興味の有無を確かめるような視線が来ている中>>11、ほんの少しの間だけ、沈黙を作った。] (101) 2022/07/11(Mon) 12:07:40 |
【人】 メカニック ゾズマ[“自分の好奇心を満たすために誰かを利用する”スピカの悪癖については、折に触れて実感はしていた。 そしてこの時のこのスピカの話の促し方も、その一環なのだろう、と思ってはいたのだが] ( これ一回怒っとくべき? アイツも、こういうのあってから なんかギクシャクし始めたみたいだし…… ) [スピカが件の愚痴>>0:97>>0:98>>0:167を零していた相手は、彼女のバーチャルペットであってゾズマではなかったのだけれど、この時ゾズマはそんな風にふっと考えていた。 もっとも、ゾズマが他者の感情の機微を察するのに長けているかと聞かれれば、ゾズマ自身の自覚で言えば“No”。 だから実際、利用された相手がこの時どう思っていたかははっきりとは知れないし、この一件が本当に「アイツ」が――あの技官>>0:226>>61>>62がスピカから離れていった、その切欠になったか否かも知れないのだ。] (102) 2022/07/11(Mon) 12:09:55 |
【人】 メカニック ゾズマ……スピカほどじゃないよアタシ? っていうとダビーの話に興味ないって 言ってるみたいでアレなんだけどさ。 家族の話とかも、普段聞けることじゃないし、 折角だし聞いてみたいなーっていうのはマジだよ。 [第三者であるダビーもいる手前、ゾズマは怒るのではなく、事実の指摘のほうだけを選び] ってか言ったじゃん、ダビー。 面白くなくても気にすんなって! スピカはもう興味アリアリなんだし、 話しちゃいなってばー。 [そうダビーに促すゾズマは、彼の「任せる」という言葉にそのまま甘える形で、自分の生い立ちや故郷についてはだんまりを決め込んだ。 この時はもう、スピカのみならずダビーにも“話したっていい”という心持には至ってはいたのだけれど>>0:203――これこそ本気で楽しくない話だ、というのもまた理解していたから。] (104) 2022/07/11(Mon) 12:11:11 |
【人】 メカニック ゾズマ[こうしてスピカがダビーに話を促す>>47のを、その側でうんうんと聞いていた。 スピカのここでの例示が童話かドラマじみていたことには気づいていたが、それに対してツッコミを入れることはしなかった。ゾズマにもきょうだいはいなかったから、現実のきょうだい事情は彼女にもよくわからなかったのだ。] あ、このマカロン? これはねー ……えーっと。 へぞぺぱよ、って書いてあったっけ……。後でゲイザーに聞いてみる。 [菓子のブランドへの関心の無さを露呈しつつ、スピカの問いにはそう(若干きまり悪そうに)返す。 この後、ゲイザーがそれどころではなくなる>>60ことは、未だ知る由もないまま。] (105) 2022/07/11(Mon) 12:12:18 |
【人】 メカニック ゾズマ[……さて、ここまで来ればゾズマも嫌でも自覚することになるのだが。 本当に、自分には、メカ以外の話題が、あんまりない。 スピカとふたりきりであればこの話は延々とできたが、ダビーをちゃんと話の輪に入れようという意識から、この場では封印しようとしていた。 こうして自分からも家族や故郷の話をすることがなければ、ゾズマはこのお茶会において、ほぼ“聞き役”の立ち位置に着くことだろう。**] (106) 2022/07/11(Mon) 12:13:04 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a22) 2022/07/11(Mon) 12:20:39 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a23) 2022/07/11(Mon) 12:21:23 |
【人】 メカニック ゾズマうん、大丈夫、だとは思うけど――… 意識の方はまだ全然、って感じ。 [ラサルハグが戻ってきた時には、自分の口からもゲイザーの容体について告げ。その指示>>115に従う形で、彼とルヴァに搬送を任せることとなる。 その別れ際、ルヴァからの忠告――忠告?――>>108が耳に届き] ちょッ、 ―――わ、わかったさ! [“「さっきみたいに」ってどういうことだよ!”なんて返しをする余裕は流石に無いまま、ゾズマは足早にリネン室を後にした。 頭のどこか冷めた部分では、“あのくらいの声なら、しっかり届くんだな”、なんて思考が過ぎってもいたのだった、けれど**] (138) 2022/07/11(Mon) 15:15:46 |
【人】 メカニック ゾズマ【→エンジンルーム】 [さて、道中の確認をしながらメインデッキに行くと告げたゾズマであったが。 ひとつの懸念が思い当ったことで、真っ先にこの場所へと足を運んだ。] まさかとは思うけど、 ラス、まだ見てないかも……。 [スピカはラサルハグに機関部の確認を指示していた>>46が、彼は機関室に至る前にゲイザーの事態に気づいた可能性がある。そしてあの時の様子を見るに、機関室の件どころではなくなっていた可能性もあるのだ(彼の目の前で人がひとり倒れていたのだから!) この時、ラサルハグがちゃんと後にメインエンジンの様子を見に行こうとしていること>>116は、知らない。] キャプテン、アナタも大丈夫――…? [問いかけのようでいて、独り言のようでもある呟きの後、エンジンの状態をチェックする。勿論、周辺の機材の状態も。 先ほどの“異常アリ”>>1:1。艦体におけるそれが管制室の計器の異常だけに留まっているのか、それとも。 ――ひとまず、ゾズマの目と耳で見る限りは、少なくとも差し迫った異常は察せられず、ほうと安堵の息を漏らす。] (139) 2022/07/11(Mon) 15:24:51 |
【人】 メカニック ゾズマ【→艦内通路】 [これであとは、機関士長によるチェックでもオールグリーンが示されれば、機関部に関しては問題ない。機関士長チェックがもう既に済んでいるかあるいはこれからか、そこまでは判らなかった、けれど。 ともあれ今の自分にできることを終えたゾズマは、エンジンルームを後にする。 (なおこの時ゾズマがスピカへの報告を怠ったのは、機関士長の面子を潰す可能性を考えたからではない。単に頭から抜け落ちていただけだ)] 他の人たちは―― [ゲイザーとラサルハグ、ルヴァには会った。スピカとダビー、チャンドラについては通信越しに声を聞いている。 では、バーナードとアマノ、サダルは? 未確認のクルー探しも込みで、メインデッキまでの道程の各部屋の状態を確かめていったのだが――**] (142) 2022/07/11(Mon) 15:51:54 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a29) 2022/07/11(Mon) 15:58:14 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a30) 2022/07/11(Mon) 15:58:41 |
【人】 メカニック ゾズマ【食堂】 [見回りの通りすがり、食堂のほうを一度覗く。 そこなら誰かいるかも――というよりも、普通にキッチンから出火している可能性が考えられたからだ。 ゲイザーがリネン室に倒れていたということは、異変が起こった時に彼女が調理を行っていた可能性は低いと考えられたし、ここに至るまで煙の臭いも何も感じなかったけれども] ……、全く異常ありだけど異常なし、か。 [配線周りこそ無事だったが、食糧や食器などの物資は見事に散乱していた。 モノの散乱ぶりは、キッチン内に留まらず食堂の空間も。 そこには、先ほどまでお菓子と茶を囲んでいた余韻は、なかった。] (158) 2022/07/11(Mon) 16:52:41 |
【人】 メカニック ゾズマ[そういえばこの異変の前、バーナードには食堂に向かい際のすれ違いで「珍しい」>>29と言われてしまったものだった。 そのレアケースがこうして、ブランチ、お茶会――被害確認という形で1日に3度も立て続けに起こっている不思議。 それを(悪い意味での)ジンクス、なんて呼ぶつもりはゾズマには無かったが] ―――うん? ヒロミ? [全体向けの送信だろうか、アマノからの通信>>144が端末に入る。 彼とバーナードの無事(バーナードは体調不良らしかったが)、それから居場所が通信には乗せられていた。 ひとまず、この両者に対しての懸念は幾らか和らぐ。] (159) 2022/07/11(Mon) 16:53:19 |
【人】 メカニック ゾズマってそうだ! アタシも連絡 ……いや、無いわ。混線はまずい。 [自分の無事ならもう既に、連絡越しにも対面でも多くの人間に伝わっているのだから。 そしてこうした思考は、自分からサダル宛てに何かしら通信を飛ばそう、という考えもここで却下させることになる。 (一方でラサルハグが実際に彼の部屋を訪ねていた>>140訳だが、そのことは無論知らない)] そういや、カウンセリングルーム。 あんまり行った覚えないや。 [それが己の強がりの証拠なのか、というのはこの時の自分にもよく判らなかった、けれど] ……頼ってなかったん、だなあ。 [元々付き合いの深いスピカとも、先ほど頼りにできるようになったルヴァとも異なる、本職の相談者のことを思う。 別に彼に苦手意識があった訳ではない――多分。おそらく。 けれど事態が落ち着いたら(何を以て“落ち着く”とするかは置いて)、少し話してみようかな、とも思う。 何から話せばいいのかもわからない、この“特筆事項なし”のクルーではあったのだけれど] (160) 2022/07/11(Mon) 16:54:23 |
【人】 メカニック ゾズマ【食堂→艦内通路】 [さて、ここに至るまで、ゾズマが調べた箇所は――。 コールドスリープルームに始まり、機関室、食堂にキッチンに――リネン室は仔細を確かめ損ねたが、少なくとも電気ショートその他の異変は確認されていない。 そしてその過程で、酸素供給装置も温度調節装置が問題なく機能しているのも確認している。] ここらで一旦切り上げ、かな。 スピカたちも待たせてるだろうし、 いい加減メインデッキに行くか。 [それこそ他のクルーたちの目と耳だってある。それでいて、確認し損ねた箇所があることが判明したならば、その時に点検すれば良い、と。 そう考えてメインデッキへの道を進んだ。] (171) 2022/07/11(Mon) 17:18:13 |
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