【人】 大木慎之介─ Last day 朝 ─ [朝起きて、通知に気付いてグループを見て。 天ヶ瀬の全体宛メッセージに目を丸くした。>>11 その言葉の荒さに驚いたのはあるが、>>12 ほっとしたような笑いが漏れた。 天ヶ瀬はきっと自分も他人も破滅させるような 願いは抱かないのだろうし、それを止めたい側で。 仲間を見つけたような気分になったのだ。 本当に『間違えた』のかは少し疑った。 間違いを装って、そういう願いの持ち主全員に宛てて 送るなんてことも、天ヶ瀬ならやりそうに思った。 それもまた嬉しくなって、 朝早くから個人宛のメッセージをひとつ送った]* (98) 2022/10/19(Wed) 5:54:19 |
【人】 大木慎之介[それでいつも通り朝早く学校へ行って、 ついでにちらりと3-Aを覗いてみたら、 そこにはすでに鈴掛がいて。 眠そうにうとうとしているのを 起こすのは気が引けたが、時間もないわけだ。 願いを叶えるなら今日が期限なのだから] 鈴掛ー。起きてたりしない? [教室の入り口から呼びかけてみる。 声量は大木としては普通ぐらいだが、 朝早くの教室では相当やかましいかもしれない]** (100) 2022/10/19(Wed) 5:55:52 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a9) 2022/10/19(Wed) 5:57:06 |
【人】 大木慎之介─ 回想・2nd day昼休み 秋月と ─ [秋月の言うことはもっともだと思った。>>104 友達だからといって全て曝け出すわけではない。 痔は……状況によるかもしれない。 けれど見捨てられるんじゃないかという不安には、>>105 じっとあなたを見つめ返した] 見捨てないよ。オレは誰かを見捨てるの無理だ。 嫌われてるのわかってる相手でも構っちまうんだ。 好かれてるのわかってる友達を見捨てるなんてこと、 オレにできるわけがない。 ……オレだって秋月の友達でいたいしな。 [それは割り切りでもあり、諦めでもあった。 嫌われていようが、自分が選ばれるわけでなかろうが、 追い詰められている人を見たら手を差し伸べてしまう。 そのことで更に踏みにじるかもしれなくても] (130) 2022/10/19(Wed) 9:14:01 |
【人】 大木慎之介[自分自身の願いのことを言われると、>>107 首を緩く振った] オレのための願い事は、やっぱ思い浮かばない。 幽霊にでも願わなきゃ叶えられないような願いは オレにはない。 そういう現実には直面していない。 ……だから、人のためになることを何か、と思って 『みんなが願いを叶えようとするとき 心安らかであるように』 とか考えたけど…… どんな願いがあるかもわからないのに 後押しするのはやっぱり違うと思って、やめた。 [心安らかであるように。 それが浮かんだのは、願いを叶えるにあたって 未練や恐怖に苛まれそうな人を思ってのことで。 そういう思いが湧きかねない願いを 後押ししていいものとは、やはり思えないのだ] (131) 2022/10/19(Wed) 9:15:15 |
【人】 大木慎之介[探検を終えた後は幽霊の素性まで考える余裕はなくて、>>107 報告を受けて少し驚いた。 そういえば何者だろうと探検前には思っていたのだ。 それが遠い昔のような気がしてしまう。 他の人の願いに関しては触れる気がなかったけれど、 秋月の願いを知ると、視線を落とした>>108] ……これはオレの勝手な想像だけどさ、 秋月の家族も秋月に幸せになってほしいんじゃねえの? あんま具体的な話はわかんないけど、 秋月が願って家族が幸せになったとして……、 秋月が何か代償を支払ってどうにかなったら、 結局意味ないんじゃないか? [魂を取られるかもなんて噂を思い出した。>>0:567 事実かどうかは確かめようがない。 けれど代償を支払ってでも叶えたい願い、 求める幸せは相応に重いものと思えて。 その代償があるとしたら、 それも重いものになりかねないとは思ってしまった] (132) 2022/10/19(Wed) 9:16:24 |
【人】 大木慎之介[教室を出るときにかけられた言葉には苦笑が浮かんだ>>110] 今生の別れみたいなこと言うんじゃねえよ……。 ……でもオレもそう思ってる。 ありがとな、……壮真。 [いつも名前で呼んでくれる友達を、 初めて名前で呼び返した。 今を逃したらもう 名を呼ぶ機会なんてないんじゃないか── そんな不安に駆られて。 それが杞憂なら何の問題もない。 本当にそうだったとき“後悔のないように”したかった。 大木は人を名前で呼ぶのは慣れていない。 相手が男だろうが女だろうが 親しかろうがそうでなかろうが 全員姓呼びで統一していたが、 そのせいで壁を作っている気は少ししていたのだ。 帰る先の教室は隣同士。 けれど連れ立って歩くのがなんとなく気が引けて、 大木はひとりで回り道をすることにした。 もし引き留められたなら「用事がある」と言い逃れて]** (134) 2022/10/19(Wed) 9:18:23 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a17) 2022/10/19(Wed) 9:20:33 |
【人】 大木慎之介─ 2nd day放課後・小鳥遊と ─ [『そう思う、止めると思う』>>127 >>128 そう言う小鳥遊の食いつき方に親近感を覚えた。 同じ意見を持つ人を見つけて心強くなったのだろうと。 それは昨日大木が未國に感じたことでも、>>1:453 明日の朝、天ヶ瀬に感じることでもある。>>98 命を捨て去ろうとしている人を見たなら止めるに違いない。 相手が知り合いかそうでないかも、 相手が自分を好きか嫌いかも、 自分が相手を好きか嫌いかも関係なく。 それは今朝実感したばかりのことでもあった。>>2:405 小鳥遊とはどうやら随分性分が似ているようだが、 そのせいなのかなんなのか、 大木はあまり小鳥遊に助っ人を頼んだ記憶がない。 生徒会の人手は一応足りていたからでもあるが、 大木は無意識のうちに、小鳥遊に 頼り合う以外の関係性を求めていたのかもしれない] (135) 2022/10/19(Wed) 10:04:34 |
【人】 大木慎之介[過去はさておき。 逸らされたかに見えた話題で、気付いてしまった。>>129 小鳥遊は誰か命の関わる願いを持つ人を 止めたいのではないか、と。 似た性分だからでもあるだろうし、 似たようなことを試みたからでもあるだろう。 それは今まさに飛び降りようとしている人を 止めるのとは、大木の中では話が別で] 勝手な想像でもの言うけどさ……、 人の願い事を身勝手に止めていいのかは、 オレにはわかんねぇな。 止めたところで、 オレが背負ってやれるわけじゃない。 [たぶん合っているだろうと思える想像に 一応の前置きを付け足して、意見を紡ぐ] (136) 2022/10/19(Wed) 10:05:08 |
【人】 大木慎之介それに……昨日と今日入れて3日あったんだ。 止めたかったら何かできるはずだ。 話聞いたり聞いてもらったり、 違う落としどころ探したりな。 それでも止められないとき……、 どうにかして無理やり止めたとして、 その先そいつに何がしてやれるんだよ。 [願い事を止めるにはどうするか。 期限までに幽霊に会いに行けないようにする? その人の願いを叶えないでくれと願う? 思いつくものはあっても、大木にとっては “正当な手段”ではないように思えるのだった]** (137) 2022/10/19(Wed) 10:05:48 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a18) 2022/10/19(Wed) 10:07:23 |
【人】 大木慎之介─ 2nd day放課後・小鳥遊と ─ [吐き捨てるような言葉で、 想像が的を射ていたと理解する>>147。 小鳥遊がそんな態度を取るのは珍しいな、とも思った。 人に正論をぶつけたって苛立たせるだけと理解していても 言わずにはいられなかったのは、大木の性分もあろうが 小鳥遊が抱える事情を何一つ知らないから、でもある] そうだな……、3日間は短いな。 [この3日間になって初めて誰かの悩みを知って、 それから何ができるというのか。 それは大木も思うことではあった。 だから小鳥遊の言葉には口を挟めなくて、 ただじっと聞くことになった>>148 >>149] (159) 2022/10/19(Wed) 13:33:16 |
【人】 大木慎之介[顔を上げた小鳥遊の表情に、 そして『甘え』という言葉に。>>151 弟を叱ったときのことを幻視してしまい] ……オレになら甘えてもいいぞ。 オレ甘えられんのは結構好きだし、 切羽詰まった悩みも無いし。 [それは暗に、そういう願いを抱える人は 追い詰められているだろう、甘えるのは考えものという話。 甘えられて元気を出す人になら良いのかもしれない。 それを言うと微笑んで手を伸ばした。小鳥遊の頭の上へ。 それが自然とできるのは長身の小鳥遊を僅かに上回るから。 拒まれなかったのなら筋張った広い掌が頭を撫でるし、 嫌がるそぶりがあるなら触れずに手を引っ込める] (160) 2022/10/19(Wed) 13:33:46 |
【人】 大木慎之介[そして頭を撫でながらか、それとも手を引っ込めてからか。 小さく息を吐いた] オレも本当は止めたいよ、 そんな願いを抱いてる奴に気付いたらさ。 けどさっきみたいなこと考えて諦めちまう。 今やっと追い詰められてんの気付くような関係で オレに何ができるんだろう、 何もできないんじゃないかってな。 それでも一応、話聞いてみた人は2人いるけど……、 どうする気かはわかんねぇや……。 [少しは何かの足しになった気はする。 けれど、結末を変えるほどかはわからない。 そんな話をして、小鳥遊の泣きそうな顔が収まる頃には 笑顔で別れるだろう。「また明日な」と添えて]* (161) 2022/10/19(Wed) 13:34:40 |
【人】 大木慎之介─ Last day・午前中 ─ [誰かに声をかけたり、かけられたりしているうちに、 2日目は過ぎ去った。 その間、未國の姿を見た記憶がない。>>84 昨日は3-Aに行く用事こそ無かったが、 隣のクラスともなれば普通に過ごしているだけで 姿を見たり声を聞いたりすることがある。 どうしているのかと気にはなっても、 大木自身も心労はいろいろとあり、 昨夜は早くに眠りに落ちてしまった。 1日目は賑やかだったグループメッセージも、 2日目は静かで。 今朝も未國の反応はなかった。>>138 マメな反応をするイメージがあっただけに、 そして状況が状況だけに、心配になるのは無理もない。 仲間だと認識したからこそ、余計に気がかりだった。 未國はあれから何か行動してみたのだろうかと]* (162) 2022/10/19(Wed) 13:35:24 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a21) 2022/10/19(Wed) 13:40:34 |
【人】 大木慎之介[昼休み。 グループ宛にメッセージを送ったあと、 未國からの返信に気づいた。 一言だけの返信は同意の言葉にも見えるが、 どういうわけか社交辞令のような印象を受ける。 気軽にいろいろ言い合う仲の未國にしては、 随分と覇気がないように思えた。 写真が添えられているのも不思議だった。 言外に何か伝えたいことが込められている気がして、 真剣に写真を見つめた] (182) 2022/10/19(Wed) 14:46:50 |
【人】 大木慎之介[校内から撮った写真なのはわかる。 だが校庭がこんな風に写る教室に心当たりは無い。 心当たりがないからこそ、逆にピンと来た。 一番大木に馴染みのない場所、保健室だと。>>0:564 それ以外の部屋は皆それなりに馴染みがあったのだ。 何かにつけて校内を回ることが多かったから。>>2:426 そこに未國がいるのではないか。 そんな気がして席を立つ。 心配しすぎならそれでいい。笑い話になるだけだ。 見当違いなら近くの部屋を探せばいい。 何かあるんじゃないかと思いながら見過ごしたら 絶対に後悔する。 それよりも行動したかった。 自分はそういう人間だと、大木はもう身に沁みていた]* (183) 2022/10/19(Wed) 14:47:29 |
【人】 大木慎之介─ Last day昼休み・保健室 ─ 未國、いるか? [保健室の扉を開けるが早いか、声をかける。 昼休みなら先生はいないんじゃないかと、 敬語は使わなかった。 いるのに気づいたらその後で挨拶すればいい。 心配したせいか声は大きめ。 校庭や廊下から喧騒があっても かき消されることはないだろう。 やかましいかもしれないが]** (184) 2022/10/19(Wed) 14:47:54 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a24) 2022/10/19(Wed) 14:49:05 |
【人】 大木慎之介─ 回想:2nd day朝・中庭 白瀬と ─ [去り際に聞こえたドスの効いた声と、>>187 呼び止める声。>>188 足を止めて振り向いてみれば浴びせかけられる 『嫌い』の言葉と、意地悪い笑み。>>189 思わず浮かんだのは笑いだった。 白瀬の思いはいくらか通じたのだろう、 大木の意識には上らずとも] あっはははは! 生意気な1年! オレは結構白瀬のこと好きだぞ、 優しいし律儀だし物怖じしないし。 じゃあ元気でなー。 [この朝に感じた白瀬への思いを真正直に口にして、 背を向けて肩越しに手を振る。 そして今度こそ何を言われても足を止めることなく 中庭を去った。背中に何か言われたなら 聞こえる範囲で耳を傾けただろうけれど] (195) 2022/10/19(Wed) 15:56:54 |
【人】 大木慎之介[大木は実感しているのだ、 大木の体躯や声量・肩書きなどに怖気付く者が多いのを。 後輩なら尚更である。 だから白瀬が不快感を堂々と表すのは 初期から小気味良くはあった。 申し訳なさのほうが強かったのは距離感の表れで、 素直に気持ち良く思えてきたのは いくらか気心が知れたから。 それをはっきりと言葉に出す気は無かったが、 伝えたようなものかもしれない]* (196) 2022/10/19(Wed) 15:57:16 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a28) 2022/10/19(Wed) 16:02:30 |
【人】 大木慎之介─ 保健室・未國と ─ [未國に語られる言葉を聞きながら、>>201 2日前の未國の言葉を思い返していた。 当時お互いに思っていたことと、 今お互いに思っていることは真逆なんじゃないか、と。 大木は無力さを感じても 動かずにいられない自分に気付き、 未國は動かずにいられなかったのが 無力さに気付いたのだから。 けれど更に続く言葉を聞けば、>>202 思わず少し笑いが漏れた。 未國を探して保健室を訪れたときの自分と、 まるっきり同じことを考えている気がして>>183] やっぱオレたち仲間なのかな。 [それで出てきたのは、そんな感想だった] (204) 2022/10/19(Wed) 17:46:47 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新