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【人】 矢川 蛍[だから、私は気づかない。 ホッと肩の力を抜いて上原さんに向き直る。] 多分、大丈夫です。 直ぐに飛び出してきたし。 体力的には平気! ……て言うかほんと、すいません。 [昨日の今日でお世話になりすぎの自覚はある。 けれど大事にしたくない自分としては やっぱり学校の外の人は有り難かった。 親をあまり頼りにしないからもある。 もう一度だけ辺りを見渡してから 私は荷物をよいしょと持ち直した。] えっと、商店街のお店で良いと思うんですけど……。 [行きましょうか、と。 何もなければ自転車屋に向かうつもり。**] (2) 2021/03/01(Mon) 7:39:15 |
【人】 矢川 蛍 ……うーん。 [いやと言うわけじゃない。 だけど無警戒な訳でもなかった。 多分上原さんは信用できる人。信頼できる人。 自転車に関しての懸念も教えてくれたし>>3 これからどうすればよさそうか、道を提示してくれる。 それに思い付いたのはカラオケ。 個室ではあるけれど、ちょっと怖いのは本音だった。 あそこでは万が一があった場合。 上原さんではなくて、あいつがきてしまった場合。 トイレとか、そう言う一人になった時に 周りの音でかき消されて気づかれない危険がある。 だから私は少し考えた後、頷いた。] カラオケ……じゃなくて、 上原さんがよさそうと思う所なら。 [だからきっと辿り着いたのはカフェバーだろうし 見慣れぬそこに少し緊張した面持ちは隠せない。] (5) 2021/03/01(Mon) 14:42:58 |
【人】 矢川 蛍 ……未成年、入って良いの? [コソッと小声でそんなことを質問する。 聞かれたら退店をお願いされたりするんだろうか。 なんとなくパーカーのフードをかぶってしまったのは こう言う場所に入る後ろめたさから。 お酒もタバコも、まだ知らない世界だからだ。**] (6) 2021/03/01(Mon) 14:43:19 |
【人】 矢川 蛍[個室で席に着くと渡された冊子>>9に軽く目を通す。 ストーカーに関する冊子で、確かに今の私には 必要なものだろう。 "警察に気軽に相談を。" そんな一文も、大事にしたくないとはいえ しっかりと胸に刻みながら。] こうして見ると、本当にあいつは ストーカーなんですね……。 つきまとい、交際の要求、乱暴な言動、 名誉を傷つける、性的羞恥心の侵害、 及び痴漢……ってとこですね。 現行犯で突き出した方が良いんでしょうか? [相談する際には証拠、みたいな一文もある。 それに私は眉を寄せつつため息をついた。 現行犯は、ちょっと怖い。 どちらにしても事前に相談しておいた方が 良いとは思うけれど。ただ。] 同じ高校、なのがネックなんですよね……。 [相手に転校を求めるのはやりすぎだと思うし 逮捕などになればそうなってしまうだろう。 そうすると逆恨みされてしまいそうな相手であるし 自分の所在はばれやすくなっている。] (10) 2021/03/01(Mon) 16:57:33 |
【人】 矢川 蛍 相談しにいく時、一緒に来てもらえますか? 男性が一緒だとちゃんと話を聞いてくれるって。 女子だけだと、ちゃんと聞いてくれない人もいるって 聞いたことあるので……。 [しかし相談は確かにした方が良い。 だから、そんなふうに尋ねてみた。 一人で行動したくなかったのもある。 巻き込んでしまって申し訳ないとは思うけれど 他の誰かにバレて欲しくはなかった。 今以上に心配かけたくない気持ちがあった。**] (11) 2021/03/01(Mon) 16:57:49 |
【人】 矢川 蛍 ……正直参ってはきてます。 でも、あんまり騒ぎ立てても……。 [私だって。いつも誰かにそばにいてほしい。 安心して学校に通いたい。 守ってくれる誰かに横にいてほしかった。 でも、そんな時に頭に思い浮かぶのは幼馴染。 けど今度こそ迷惑かけたくなかった。 振られたからってそんな演技と恭介は思わなくても 他の誰かにそう思われて恭介まで貶められたくない。 自分の安全と彼の幸せと。 やはり天秤にかけて、彼の幸せを邪魔したくない。 そう思ってしまうから、ダメだった。 無性に人肌恋しくなる。 すり、と自分の腕を軽く指で擦った。] 確かに。……お店の常連さん、くらいですもんね。 たまたま助けてくれた人、くらい? ……一人で頑張ります。 [確かに説明に困る。 だから諦めて肩をすくめた。 こんなふうに甘えて相談させてもらっているのが 不思議なくらいの関係。 警察でもその方が不審に思われるかもしれない。 ミルクココアを頼んでそっとため息ひとつ。] (14) 2021/03/01(Mon) 17:45:18 |
【人】 矢川 蛍 がん、ばる、から。 ……また。こうして話……、 [聞いてくれますか。そう言おうとしてやめる。 きっと聞いてくれるとは思うけど。 それだけじゃやだな、なんて我儘な気持ちが少し出てきて 私はそっと視線を伏せた。 つんと鼻の奥が痛んで、 どうしようもなく指先が痺れるのを感じた。**] (15) 2021/03/01(Mon) 17:45:49 |
【人】 矢川 蛍 ………………………ふぇ? [突飛な提案に涙が引っ込んだのは初めてだった。 ぱち、と目を瞬かせて彼を見る。 上原さんはどんな顔をしていただろう。 私も突飛な提案をしていた。 けれど、それはフリ、演技の上での話。 でもそうじゃない提案の仕方。 でもきっと、同情や憐憫からなんだろうなあ。 そう思う。 それだって、私にとっては有り難かったし 私だって打算で昨日の提案をしていた。 それとも、……、なんて。 そんな都合の良いことは考えられない。] (17) 2021/03/01(Mon) 18:54:42 |
【人】 矢川 蛍 それは、……本当に良いんですか? 確かに、あいつの前歴から考えて 恋人がいれば諦めて離れていくだろうし 警察への相談もしやすい、ですけど。 その、…………。 [嫌じゃない。有難い。 でも自分が返せるものが何もない。 それはこうして相談している最中もそうだけれども 恋人、として好きを返せるか、分からなかった。 恋人、は、どんなことをすれば良いのかも。 いろいろ悩んで、考えて。 両手で頬を押さえる。顔が赤くなっているのがわかる。 店員が注文の品を持ってやってきただけで ビクッ、と驚いて身をすくめた。 そうして、店員が立ち去った後。 私はか細い声で、応える。] (18) 2021/03/01(Mon) 18:55:00 |
【人】 矢川 蛍 え、えっと、お付き合いの関係にするなら。 ハーモニーで出会って? に、しますか? 色々あって助けて貰って? バレンタインの後から……ということに? [その辺、口裏を合わせた方が良いと思う。 けどなんだか照れ臭くて、 みじろぎして姿勢を正しながら ちょっと早口になってしまった。**] (20) 2021/03/01(Mon) 20:43:52 |
【人】 矢川 蛍 独り身なのに気づいて、それなら、 お付き合いして見ませんか。 コレですかね? [それならだいたい辻褄も合うしほぼ史実。 ココアに手を伸ばしてふう、と息を吹きかけた。 一口飲むと、ここのココアは濃くて美味しい。 生クリームも使ってるのだろう。 ホッとする味だった。] この間が初めてのデートで。 今回が2回目? かな。 ……ああでもそうなると、 デートらしいデート、したいですね。 [このまま本当にお付き合いが長引けば 自然とするものなのかもしれないけれど。 学生と社会人。人生経験も何もかも違うから。 そんな提案も一つしてみるのだ。 恋人らしい提案の仕方かは、さておき。**] (22) 2021/03/01(Mon) 21:25:37 |
【人】 矢川 蛍 うう……、慣れます。 だから呼び捨てで良いです、隆司さん。 [思えば確かに随分年下になってしまうのだから 呼び捨ての方が妥当なのかもしれない。 そう思うと渋々ながらもそれを受け入れて、 頭を撫でられる甘さに心が緩んだ。 これも、年下だから、なんだろうか。 だから普通に撫でられたんだろうか。] ……頭は、たくさん撫でて欲しいです。 [元クラスメイトに何もないのに頭を撫でられそうだった時は 自然と避けてしまったのに今は全く忌避感がなかった。 むしろ心地よかったから、そんなお願い事を、ぽつり。 少し緊張が緩んだからか。 恋人、が前提になったからか。 このくらい、よい……だろうか。] (24) 2021/03/02(Tue) 6:03:39 |
【人】 矢川 蛍 デートらしいデート……。 [いいながらスマホで検索する。 あんまりいい答えが出てこなかった。 確かに今のままでは打ち合わせに等しい。 でもこれも、デートに入るような気もするし。] ……ですね。 それで諦めてくれたら、野放しにはしてしまいますけど 一番穏便に済みそうですし。 だとしたらお外デート。 ……どこか良さそうな場所、あります? [こちらは特に思い浮かんでない。 ネモフィラ畑は気になるけれど少し遠かった。 元々文化部インドア派。 家でまったり過ごす方が得意なのだ。 でも。] 流石に自宅に入ってしばらく出てこない、とかは まだ早いですよね? [想像させて、勝手に終わらせる。 そんな手段がふと、頭をよぎった。**] (25) 2021/03/02(Tue) 6:04:04 |
【人】 矢川 蛍 ん……。 [蛍、と低い声で呼ばれるのにはまだ慣れない。 けれど彼の手が心地よくて、おとなしく撫でられていた。 頭を撫でられるのは好き。 ギュッとして甘やかして貰いたい。 そんな気持ちはいつもあったけれど その相手が誰でも良いはずはなく。 嬉し恥ずかし、照れ臭い。 でも嫌じゃない。それは、本当だった。] デート。本人たちにその意識があれば確かに。 ……でも初デートはちゃんと お付き合いを意識した、次回からが良いです。 [今回は相談に来たのだから、と 変な拘りをいいながら少し唇を尖らせる。 前回は前回で、今回も今回で。 デートにも少し夢を見たいお年頃なのだ。] (28) 2021/03/02(Tue) 14:29:11 |
【人】 矢川 蛍 って言っても、聞かなそうだし……。 夕飯ご馳走してただけだよ、とかもダメそうですね。 これは、もう少ししてから、というか。 ……実際にそう言う事になるまで、やめときます。 [そっか、本当につきあうなら。 その延長線上にあるだろう出来事に気づいて 少し気まずくなって目を逸らした。 気まずさを誤魔化すようにココアをごくんと飲む。 けど、離れる気はなくて、ずっと隣に座っていた。 むしろ、ぴったり、くっついた。 お付き合いって、そう言う事……だよね?**] (31) 2021/03/02(Tue) 14:30:06 |
【人】 矢川 蛍 うん、じゃあ、今度水族館に行きましょう。 ジャズバーは、好きな奏者さんがいるか調べて…… ほら、私バリトンサックス担当なので。 いろんな人の演奏聞きたいんです。 それと、今日はこの後警察に。 [指折り予定を数えてみる。 そこまでしたならきっと大丈夫と 少し希望が見えてきた気がしていた。] ……まあ、あんまりうちに親いないかな。 忙しい人たちだし、恭介も彼女いる時は来ないし。 隆司さんの家に作りに行っても良いんですけど。 [夕飯のお裾分けをしたり、 風邪をひいたときにお互いに頼ったりをしてきた 自分の幼馴染のことを思う。 お互いの家に行き来するのは今は控えているけれど それだけ距離が近かったことも事実で 隠す気もないまま。 けれど、少し嗜められた気がして んー、と小さく声を漏らす。] (34) 2021/03/02(Tue) 15:40:20 |
【人】 矢川 蛍 今は、特別にしといて欲しい、かな……? もう近づいてきてないけど、もう一人いて、 その男子は学校の先生の弟だったから 先生たちにも相談できなくて。 で、アイツ。 ……正直誰に助けを求めて良いか分かんなくて 大ごとにしたくないし、恭介に頼りたくないし、 でも絶対好き勝手にされたく無かったから。 すごく、……ホッとして、緩んじゃった。 だから、もうちょっとだけ、……甘えさせてください。 (35) 2021/03/02(Tue) 15:40:49 |
【人】 矢川 蛍 うーん、ゆっくり行けないのは残念だけど 平日、放課後の方が目撃されやすいのは良いかも? [そこはとても打算的になってはしまうけれど 先ずは危機から脱することが最優先だった。 それが終わったら? お付き合いも終わりになるのかな、と チラッとおもうけれど仕方がないのかもしれない。 これは恋じゃない。 ただとても感謝はしてる。とても嬉しい。 恋に変わる事はきっとあるとはおもう。 でも、やっぱり、それは未だだった。 手を差し伸べてくれている大人の人。 今の段階では、隆司さんのことを私はそう捉えている。] (39) 2021/03/02(Tue) 18:42:56 |
【人】 矢川 蛍[そうして、暫く頭を撫でてもらった後、 お店を後にしたら交番に向かう。 手を繋ぐか迷って、やっぱり繋がない。 と、思っていたら店の前にいた例の彼の姿に 思わず隆司さんの服の裾を握ってしまった。 すごい顔で睨みつけた後、ハッ……、と どこかバカにするような顔を浮かべて去っていく。 そんなアイツに、やっぱり気持ち悪さが募ってた。] 偶然……? [だと良いのだけど、現実は甘くないかも。**] (40) 2021/03/02(Tue) 18:43:53 |
【人】 矢川 蛍 ……デスヨネ。 [飲み物の支払いの時にはお財布を出したけれど 支払ってくれたのできちんとご馳走様を伝えて。 でも、偶然じゃないだろう、と ストーカーを見て私も苦い思いを再び抱えていた。 でも、握りしめた手を離させるための手は>>41 私を元気つけるために手を繋ごうとしてるんだと そう思ってしまったから、きゅ、と掴む。 拒まれたり振り払われたりはしなかったから 嬉しい、より、安心してしまう。けど。] ……それはご遠慮願いたいですけど……。 [だってやだもん、これ以上深入りしたくない。 そんな気持ちでため息をついた。 そんな私たちの事をストーカーは 視認できる距離でついてきていた。] (42) 2021/03/02(Tue) 20:34:39 |
【人】 矢川 蛍[そこから歩き始めたけれど、 背後からすごく視線を感じるのは気のせいじゃない。>>42 嫌だ気持ち悪い泣きそう。 警察署に入ろうと言うのに、また建物の前にいる。 ……正直とてもゲンナリだ。] 隆司さん、言霊ってあるんですね……。 [そんな事をげんなり言いつつも、 相談できる場所を探す。 手早く相談先を見つけたなら ストーキングされてること、 今も建物の前にいること、 正直色々あったことを告げて 私たちは事情を聞かれることになっただろうし アイツは……事情を聞かれ終わるまでいたら おそらく口頭注意はされるだろうけど。 その頃までまだいたらしい。**] (43) 2021/03/02(Tue) 20:40:31 |
【人】 矢川 蛍[相談窓口で話したこと。 脅迫めいたラブレターに付き纏い。 通学のバスで背後を取られて触られたこと。 いくらなら? なんて聞かれたこと。 昨日の……上原さんとのデートの最中に 肩を掴まれ睨まれたこと。 今日もここまでついてきていること。 そんな事を、隆司さんの言葉も付け加えながら>>44 婦警さんに相談する。 状況はかなり悪質とのことで 早速口頭注意をしてくれるようだった。 痴漢の方の証拠は残せなかったけれど 手紙と言われたことの録音、それに 建物前に今いる事実がかなり効いたらしい。 これで、少しは懲りれば良いのだけれど。] (46) 2021/03/02(Tue) 21:38:26 |
【人】 矢川 蛍 一時避難や引っ越しも有効、らしいですけどね。 あとは学校にも相談して、相談実績作って、 せめて来年同じクラスにはならないように……とか。 [こちらも安心しきってるわけではない。 なんでこんなに執着されてるかわからない。 けれど、今は一度気持ちを切り替えた。 改めて隆司さんの顔を見て頭を下げる。] 今日はありがとうございました。 ……とてもありがたいですけど、それやると 私とても噂の的になりそうですね? [なんて、思わず茶化してしまう。 だって、年上の男性と学校に来たら 部活仲間やクラスメイトに根掘り葉掘り聞かれそうだ。 聞かれた方が、きっと噂も広まって あの男が諦める一手になるとは思うけど。 警察に注意されたことが強い抑止力になってほしい。 また、隆司さんの手を繋ぐ。] (47) 2021/03/02(Tue) 21:38:43 |
【人】 矢川 蛍 いえ? 私は困りませんけど。 ほら、高校時代は恋人とか諦めてましたし……。 [そう言う意味ではないのだろうか。 それ以外では全く困る要素はない。 年上の恋人ができた、それくらいで。 ……物珍しさに色々聞かれはするだろうけども。 だからきょとんと目を瞬かせてしまう。 こんなに助けられて、実際助かってるのに 何か困ることがあるだろうか。 いや、自分よりもむしろ。] あの、もし噂されて上原さんが困ったなら ちゃんと相談してくださいね。 私は、大丈夫ですから! [例えばとても素敵な誰かに出会ったとか。 自分と"お付き合い"する事で 社会的に何か問題が生じるとか。 迷惑になるならきちんと説明するし、 いざとなったら身を引く覚悟は今はあるから。 そう力強く宣言はしたけれど 隆司さんの微笑みも、手の温もりもとても安心して また頭を撫でてほしいな、なんて欲が出る。 そして帰り道、登校時間の話や 学校までの道のりの話をしていたけれど 家に着くと、ちょっと待ってて、と玄関で待ってもらう。 足早に中に入って紙袋を一つ持ってきた。] (51) 2021/03/03(Wed) 1:13:25 |
【人】 矢川 蛍 あの、もし嫌じゃなければ。 ココアパウンドケーキ、焼いてたので。 ……食べてください。 [そう言って差し出す。 お菓子を焼いても一人では食べきれないし 部活に持っていくくらいしかないから。 受け取ってもらえたら、嬉しいな。**] (52) 2021/03/03(Wed) 1:13:44 |
【人】 矢川 蛍[相談に対しては>>53ハイ、と笑って ちゃんと対処していく約束をする。 助けてもらったのに迷惑なんてかけられない。 そう思ったし、もし迷惑でないなら 作った物を持っていって欲しかったのも本当。 元々、ちまちま作ったりするのと音楽が好き。 ]出来れば家でも思い切り演奏できれば良いけれど 生憎そこまでの装備を揃えてないから防音的にバツ。 だからストレスを料理にぶつけることもあるけれど 思い切りチマチマ餃子を作ったりすると食べきれない。 冷凍するにも限界がある。 そんな時は焼き菓子が適当なのだ。 無心で混ぜて、混ぜて、混ぜて。 その中でもパウンドケーキは結構雑でも良いし 甘みを抜いて肉じゃがなどオカズを突っ込んでも良い。 それでもきちんとした甘味にするのは 日をおいて良し、学校でみんなに食べてもらうに良し、 運びやすいと言う点からも優秀だからだった。 だから彼に……、と言うわけではなかったけれど。 昨日食べていたクッキーにチョコが入っていたから ココアを混ぜてみたのは本当の話。 (55) 2021/03/03(Wed) 7:48:58 |
【人】 矢川 蛍[そんな訳で、その日の晩は また色んな感情を消化するための作業祭りだった。 刻んで、刻んで、刻んで。 炒めて、冷まして、混ぜて。 捏ねて、捏ねて、捏ねて。 下拵えをして、焼き菓子を作って。 そして翌朝、続きを作る。 主に作っているのは自分のお弁当。 だけどチラッと欲が湧いて、二人分。 ううん、……結局四人分くらい? 両親と私とでそもそもが三人分。 ハンバーグにブロッコリー、いりどりにミニトマト。 それと卵焼き。我が家の卵焼きは甘い派。 胡麻塩とゆかりご飯のおにぎりが一つずつ。 タッパーに詰めたのはごめんなさい。 急な思いつきと衝動だったから。 だから、翌朝の荷物にお弁当が二人分。 自分の分と、隆司さん……が迷惑じゃなければ。 夜勤の両親はまだ帰ってきてない時間、 二つの包みを持って顔を出す。 隆司さんが、きてくれてたなら 「お弁当……、要りませんか?」 そんな風に聞いてみるんだ。**] (57) 2021/03/03(Wed) 8:01:49 |
【人】 矢川 蛍 あの、昨日、ケーキ喜んで貰えたみたいなので……。 両親の分も作っておいておくので、 もし良ければって作ってしまったんですけど……。 あ、アレルギーとか大丈夫ですか? それともし要らなかったら大丈夫です、 私の夕飯にしますから! [大丈夫。食材は無駄にしない主義だ。 それに今回は肉じゃがを再利用したコロッケなど いかにも、な使い回しメニューは入れてない。 タッパーに入れてあるのは申し訳ないけど。 だから断ってくれても良い、と言いながら もし断られたら一度冷蔵庫に入れるために引っ込む。 断られなければ、そのまま出てきて施錠して スタパの紙袋に入れたお弁当の包みを渡すつもり。] (60) 2021/03/03(Wed) 8:51:58 |
【人】 矢川 蛍 これでも、料理するのは好きなんです。 両親があまり居ないから必然でもあったけど。 今日は二人とも夜勤明けだから 帰ってくるのはお昼くらいなんですよね。 [大変ですよね、と笑いながら歩き始めよう。 多分お隣さんはもう少し後に出て来るはず。 若しくは、彼女の朝練に合わせて早く出たかも。 どちらにしろ今はそんなに気にしないで、] 隆司さんは花粉、大丈夫ですか? [そんな当たり障りのない話を始めちゃおう。 隣にいるのが恭介じゃないから、 学校に近づけば近づくほどみんなが 不思議に思うかもしれないけど。**] (61) 2021/03/03(Wed) 8:52:26 |
【人】 矢川 蛍 あ、良かった。 隆司さん、チョコ系好きなのかなって。 [それに家にある珈琲に合ったなら良かった。 お世辞かもしれないけれど思わず顔が綻んでしまう。 それにお弁当も受け取ってもらえてホッとしていた。 ホッとしたついでに機嫌もかなり上向きになる。] そうなんです。でも仕事が好きらしくて。 中学くらいからは私も家事に慣れてきたから 心置きなく仕事してるみたいですよ。 恭介……、幼馴染のお隣さんはもっといなくて よく出張しては出払ってるから 纏めてご飯作って食べる、もよくあったんです。 だからか、料理は必要ですしたくさん作るの楽しいです。 [だから、一人分くらい増えても手間じゃなかった。 むしろその分楽しかった。 恭介に恋人ができるようになってからは そんな機会もぐんと減ったし、避けていた。 だから久々に作れて嬉しかったのもある。] (64) 2021/03/03(Wed) 10:36:49 |
【人】 矢川 蛍 私も無いです。お互い良かったですね! この時期、辛そうな人は本当辛そうで……。 料理の好き嫌いとかも教えてくださいね。 またお弁当作りたいですし……、 あ、でも、仕事の日は辞めた方が? [今日は休みだと聞いていたし、来てくれたから。 あっさり渡せたし、何の気兼ねもないだろうけど 仕事の日の朝まで早起きさせるのは可哀想だし 現状、私が届けにいくのも危ない気がする。 それに会社では会社の世界があるだろう。 外で食べる必要があるとか、 仕事柄取材とかもあるだろうし。] (65) 2021/03/03(Wed) 10:37:08 |
【人】 矢川 蛍 先ずは、お弁当もお口に合えば良いんですけど。 [何よりはそこだ。 基本的なことは出来ているはずだけれど 家庭の違いは文化の違いとも言うし 友達のお弁当の卵焼きの味に驚いたこともある。 ほうれん草入れちゃうんだ、みたいな。 そんな風に話しているとあっという間だった。 あんなに気が重かった学校への道のりが。 チラチラ、視線は感じるけど 校門が見えたあたりで足を止める。] ここまでで大丈夫です。 ありがとうございました、隆司さん。 ……また、後でね? [そんな、言い方になったのは。 「帰りもよろしくお願いします」なんて言い方は 少しよそよそしいかな、と思ったから。 だから少しでも距離を詰めるために 詰まってるように見せるために そんな言い方をして、軽く手を振るけど。 ……うん、やっぱりちょっと恥ずかしい。 照れ臭くてほっぺが熱かった。**] (66) 2021/03/03(Wed) 10:37:38 |
【人】 矢川 蛍 進路は……まあ悩んではいます。 管理栄養士とか慣れたら良いですけど。 楽器は趣味で続けたいなあって。 [去年はバリトンサックスでのソロパートを任されたが それはそれで、プロの道を目指す……とかはあんまりだ。 確かにそれはとても魅力的な世界だけれど そこまで自分が没頭して練習できるかと言えば わからない、と言うのが本音だった。 たまに"吹いてみた"で動画を上げるくらいが丁度良いし それに見合う実力くらいは身につけたい。 ちなみに、まだそうしたことはしていないけれど 去年ディープ・パープル・メドレーを演奏した その時の動画はネット上にアップされていたりする。 でも仕事にするなら、親の健康も考えて 食事に関することかなと思っていたのだ。] (70) 2021/03/03(Wed) 13:57:33 |
【人】 矢川 蛍[その後、先ず自分に質問してきたのは友人の凛だった。 例のストーカーの、前の被害者でもある。 お付き合いを始めたといえばなんだかとても喜んでくれて ほたるには年上の方が合うと思ってた、だって。 他に質問してきたのは部活の仲間。 朝の人は? と昼休みに聞かれたから、同じように。 室井くんとできてると思った、だって。 室井くん……つまりは恭介と。 恭介は幼馴染でお隣さんだよ、と笑う。 振られたまでは言わなくて良いよね。 そんな中、遠くから睨みつける姿はあった。 あったけれど、友達や仲間がそれとなく傍にいてくれて 一人になる時間がなかったのは有難い。 ありがとね、とお礼を言ったなら 今度はマカロンで良いよとか、チョコチップクッキーとか。 うん、今度焼いて来るねと穏やかにいられたのは 昨日からの出来事が一番大きかったと思う。] (72) 2021/03/03(Wed) 13:58:06 |
【人】 矢川 蛍[でも、凛と二人でいるときに あいつが一度だけ此方に近づいてきていた。 少し怖かったけれど、怯んじゃいけないと 警察でも指導されたようにキッパリ拒絶しないと、と 私は頑なな姿勢を崩さないでいられた。] 私は君のこと何にも思ってないし むしろ迷惑です、これ以上構わないで! お付き合いしてる人もいるし、もうやめて。 [真っ赤になって、何か言いたげに口をモゴモゴさせていた。 そんなアイツは、私と凛とを纏めて罵倒して 背中を向けて去っていった。 あの言い分が合っているなら、 彼方から願い下げだそうだから、もう来ない…… と、いいな……? 今の会話も録音したし、ホッと肩の力が抜ける。 凛も怖がってたから纏めて証拠にしてしまおう。 ごめんね、と凛にも謝っておいた。 凛の方が可愛くて胸も大きいし ちゃんと好き合っての恋人がいるんだから 守ってあげないと、……だよね。 ……一先ず、このまま収束していく事を願ってる。] (73) 2021/03/03(Wed) 13:58:29 |
【人】 矢川 蛍『ほたるです。 他の子といる時に接触があったけれど 彼方から願い下げだ、この○○○との言質を得たので たぶん離れていくんじゃないかな……? 甘いですかね?』 [待ち合わせの時間と場所を決めるときに そんな情報もチラリと送る。 ○○○は好きな文字を入れてください、の気分。 普通に挨拶して勘違いされるだなんて 恐ろしい世の中だなとは思ってた。**] (74) 2021/03/03(Wed) 13:58:53 |
【人】 矢川 蛍[今日も部活はないから、放課後に早めに帰路につく。 待ち合わせ場所は学校からほど近い本屋前。 流石に帰りは自分が待たせる側なのもあって 校門で待ってもらうのは申し訳なかったのだ。 掃除も終わり、足早に待ち合わせ場所に向かおうとする。 ストーカーの加害者は警告や口頭注意を受けると その約8割から9割の人はストーカー行為をやめるらしい。 学校では文句を言われたけれど身に覚えはないし あいつもこの大多数の枠に入っていれば良い。 辺りを注意しながら玄関までやってきて 靴を履き替え、下駄箱に何もなかったことに安堵しつつ 学校の外まで出てきた。 その先でも少し緊張したけれど 今日は、追いかけていないみたいだ。 私が知らないだけだけど。 思った以上に緊張しながら約束の場所に向かう。 隆司さんの姿が見えるとホッと肩の力が抜けた。] (81) 2021/03/03(Wed) 17:29:38 |
【人】 矢川 蛍 隆司さん! [姿が見えたところで声をかけて手を振った。 顔が綻ぶのがわかる。 隆司さんの前まで駆け寄って小首を傾げた。] お弁当、お口に合いましたか? 何かリクエストがあれば教えてください。 ……あと、隆司さんのお休みの日って 曜日決まってるんですか? [つまり、次に作れる日はいつだろう? と。 今日が比較的平和に終わったし ここは自分が安心して良い場所何だって分かってるから 私はきっと、昨日までよりも 肩の荷が降りた穏やかな笑顔だったと思う。**] (82) 2021/03/03(Wed) 17:30:00 |
【人】 矢川 蛍 ですよね、とは言っても私も 母の味はあんまり覚えてないんですけどね。 今は美味しければ良いのかなって感じです。 お正月におせち食べた記憶もないし。 お刺身とお雑煮とレンコンサラダなんですよね、うち。 [お雑煮もコンソメ味だったりする。 それは、父が好きだからそうなったらしい。 レンコンサラダは定番かと思いきや、 そうでもないと知ったときには本当に驚いた。 スタパの紙袋を受け取りつつ>>84 隆司さんの休みを大まかに把握する。] でも、美味しいって言ってもらえたから嬉しい。 作り甲斐があるってもんですね。 じゃあ、基本的に水曜はお弁当作ります。 ……朝、大丈夫そうですか? [時間とか、体力とか、そんなもの。 実際今日は学校まで来てもらったし 朝も家に来てもらったが、大丈夫だろうか。 あんまり甘えてはいけないような、 でも今のところは安全優先で甘えたいような。] (85) 2021/03/03(Wed) 19:24:22 |
【人】 矢川 蛍 無理はしないでくださいね。 休みの前の日って飲み会とかもあるんでしょう? 残業とかもあるだろうし……。 [本当に、良いのだろうか。 そんな想いが不意に迷いを生む。 少しだけ視線を伏せて言葉を濁らせた。 確実に隆司さんに負担はかけている。 それをどうにか軽減はしたいけれど 自分ができることは何だろう。 ……積極的自衛、だろうか? 悩んでもあまり良い考えは浮かばない。 浮かばないなら、積極的に 恋人、お付き合い、で良いの……だろうか?] (86) 2021/03/03(Wed) 19:24:42 |
【人】 矢川 蛍 あの、今日はどうします? どこか行きますか? [水族館とか、映画とか? 一般的なデートコースを頭に思い浮かべる。 少し手を伸ばして、けど、 その手を降ろしてスタパの紙袋を持ち直した。 ……どのくらいの距離感が。 お付き合い、にちょうど良いのかな?**] (87) 2021/03/03(Wed) 19:25:02 |
【人】 矢川 蛍 うん、レンコンサラダ。 年末になると大量に茹でてマヨと塩胡椒で。 ……なんでか、お正月の定番なんです。 [あれこそは矢川家の味だと思う。 あれを食べないとお正月な気がしないし、 お正月にアレがないと何だか物足りない。 けれど、その他のものは確かに自分の味かもしれない。 いや、コンソメ味のお雑煮も矢川家、か。 けれどだからこそ変えることに抵抗はない。 驚いたりはするけれど、美味しいなら良いかなと。] どちらかって言うと、私が作りたいんです。 たくさん作るの楽しいし、 美味しいって言ってもらえると嬉しいし。 私の楽しみの一つ……ではダメですか? [両親のことを考えて作るお弁当は、普通だ。 そして特に感想ももらえない。 最近は話す時間もかなり減っている。 だから。もし嫌でなければ、と思ったけれど。 私の負担ではなくて、私の楽しみにしたくて。 でも隆司さんの負担になるなら……。 と、躊躇いながらそう尋ねてみる。 もちろん、口に合わない時はそれもそれで言って欲しい。 誰かを思って作るご飯は、楽しいのだ。 だから自分が作るのが楽しいからなのだと 控えめながらも主張はしておく。] (91) 2021/03/03(Wed) 22:29:29 |
【人】 矢川 蛍 それなら……、良かった、デス。 [つい、とそこから視線を外してしまった。 外してしまったけれど、そっと手を伸ばす。 隆司さんの指先を繋ごうとした。] 疲れてはいませんけど、肉体的には。 精神的にも昨日よりすごく楽ですし。 ただ、特別にどこか……となると、あんまり? でも、もう少し隆司さんといたいです。 …………、何て言うか。 …………。 …………………。 [今のこの想いを、何と伝えたものか。 口を開いては噤んで、噤んではまた開いて。 少しの間それを繰り返したあと。] (93) 2021/03/03(Wed) 22:30:23 |
【人】 矢川 蛍[隆司さんの頬が赤くなる。>>94 それに気づいて私もさらに赤くなった。 アレ、いま、そんな赤くなるようなことを言っていた? 私にはその自覚はない。お弁当のことだけだったのに。 それとも私が頭を寄せようとしたから? それに気づかれたんだろうか。 それとも、一年後までこの関係が続く前提のお話? 私にはよくわからなかったけど。 私のお願い事に戸惑う声。>>95 ああ、やっぱり甘えすぎたかな。 そんな風にちょっと我に返って気持ちが凹む。 もちろんこんな人前で甘えるつもりはないけれど 歩き始めたその理由がどちらなのか測りかねて 私のでは隆司さんの指先を掴むのをやめていた。 それでも、歩き始めたその横にいる。 手は、……繋いでくれたなら嬉しいけれど。] (97) 2021/03/04(Thu) 6:09:47 |
【人】 矢川 蛍 ……。 [申し訳なくなってしゅんとする。 自然と言葉少なになった。 遠回しに断られたのか、違うのか。 移動自体に不服は全くない。 けど、どうしたら良いのかわからなくなって 私はただその足取りについて行く事にした。**] (98) 2021/03/04(Thu) 6:10:10 |
【人】 矢川 蛍 だって、よく考えたら水族館って 基本的に閉館時間早く無かったですか? 16時とかでしょ? 放課後は厳しいです。 だからどうせならゆっくり行きたくて。 ……ジャズバーなら、うん。行きたいです。 [ストーカーはまた背後を追い始めた。 私はあいつがどうしているかなんて 気付くことはなかったけれど。 約束事を一つ一つ重ねていく。 重ねながら帰路につく。 それが、ふわふわと浮き足立つような 多幸感を覚えさせていく。] 調べたら、19時半入店、20時から演奏で 結構値段かかるんですよね。 ドリンクだけならそうでもないんですけど、 演奏聴きたいと3000円くらい……かな。 でも、それは私の希望なんでちゃんと払うので! だから、うちの親が夜勤の日で、 隆司さんと一緒に行ける日、かな……。 [いつになるかな、なんて話しかけながらも 私の家までの距離は近づいていく。**] (100) 2021/03/04(Thu) 19:39:31 |
【人】 矢川 蛍 えっと、それじゃあ……来週の金曜日? 私の家に荷物置いてから行きませんか? ふふ、楽しみ! [細かく日程を詰めていきながら その楽しみに顔が綻んだ。 背後にいるストーカーは徐々に距離を開いていく。 手を繋いで嬉しそうに話しながら歩く私の姿を見て 諦めてくれたら良いのに。どうなのだろう。 背後から見られていたことに気づいてない私は 家まで送ってもらうと両手で隆司さんの手を握りしめた。] 今日も有難うございました。 ……また。時間が合ったら。 [でも、その前に。 隆司さんの手を自分の頬に添えて その手のひらの暖かさに目を細めた。 少し名残惜しいけど。 そうしてから、やっと言えたの。**] 隆司さん、またね? (102) 2021/03/04(Thu) 20:41:29 |
【人】 矢川 蛍[私がふわふわした気持ちで家の中に入って行った頃、 ストーカーは諦めたのか帰って行った。 それはともかく、どうしよう。 ウキウキと手帳にデートの予定を書き込んで 一人浮かれてしまっていた。 お金もおろして、ああ、服もどうしよう! どんな服が好きか聞いても良いかな? それともそこは自分で考えるべきなのか。 私はストーカーのことも気になってはいたけれど 家に着いたからかどうにも能天気で だからこそ狙われやすかったのかもしれないとは 気づけないままだった。 恭介が他に恋人が出来たからとも、 それまでは笑顔で普通に挨拶していたからとも、 私がストーキングされた始まりだなんて 知らないままなのだった。] (106) 2021/03/04(Thu) 21:44:48 |
【人】 矢川 蛍[それからは、比較的平穏な日が続いていた。 朝は出かける時におはようのスタンプと 行ってきますのメッセージ。 学校に無事つきました!のメッセージの次は お昼休み、放課後、下校時、帰宅時とが だいたい定期的にメッセージを送るタイミングだった。 あれから、あいつはこちらに近づいてこようとしない。 登下校中に気配を感じることもなかった。 ちなみに、水木の登下校の付き添いが要らない?>>105 そんな事はない! ので、きて欲しい。 必要性がなくなっていたのだとしても せめてお弁当は作りたくて、食べて欲しくて 朝のどこかで待ち合わせて渡したがるんだ。私は。 何か食べたいものは? とも、聴きたがるし。 だって、……一緒にいたいじゃない?] (107) 2021/03/04(Thu) 21:56:06 |
【人】 矢川 蛍 ……会える時は、会いたいです。 [だからどこかで、そんなことをぽつりと呟いた。 落ち込んでいて、ストーカーから守るために 繋いでくれた縁だとは思うけど。 ……もっと。 そんなことを思う私は、わがままかな?**] (108) 2021/03/04(Thu) 21:56:23 |
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