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望月 ロビンは、今日も朝風呂の帰りにひょこっと催しを覗きに来て。 (a0) 2022/09/28(Wed) 21:09:26 |
【人】 経理課 望月 ロビン「……」 昨日とおんなじく、ほんのり上気した肌を浴衣に包んで朝食会場にやってきて、 脱落者とみなされないよう一応はゲームに参加する意思を見せて顔を出して。 それで、まず流された映像を見て、昨日とおんなじように無言のまま迎え入れた。 茶化したりもしないし、やたらにわかったふうにコメントするでもなし。 「……」 ただ昨日と違うのは、全くなんとも口を開かないままモニターを見ているということだ。 (3) 2022/09/28(Wed) 21:47:26 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+7 忌部 「Vad,」 耳慣れないだろう言葉が口をついて出た。別段意味があるわけじゃない。 ただ驚いて、何、と言っただけ。自分の声を聞いて喉をチューニングして、やり直し。 「ごめん、聞いてなかった、今。 なんだっけ、ええと……あ、と、社長の話?」 まるでさっきまで会話してたように取り繕ったもののてんで的はずれだ。 びっくりしたままのアクアブルーが、混乱したまま見下ろしている。 (6) 2022/09/28(Wed) 22:07:54 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+10 忌部 「…………」 今のは間違えたな、というのはわかった。っていうのがすぐに感じられるくらいわかりやすい顔。 実際のところ人より多弁で身振り手振りも多い、けっこうお喋りな男としては珍しい態度だ。 何か口を利こうとして手を軽く挙げて、第一声が出てこなくて口を閉じる、というのを繰り返す。 そう長い間ではなかったが、話題も出ないし目が泳ぐ。 そのうちに完全に困り果てて、フローラル系の匂いのする金髪をぐしゃ、と手の内で潰した。 他の人と言葉を交わせるくらい十分な沈黙があってから、ようやく息を吐く。 「信、……今日。…… ……、別のところで、夕飯食べよう。 迎え行く、……うん」 散文というにも意味の通らない言葉を一方的に向けて、一人で頷いて。 なんとなくしっかりしない足取りで、朝食会場を離れた。また今日も、皆と食事を共にしない。 (10) 2022/09/28(Wed) 22:29:23 |
望月 ロビンは、それはそれとして今日も朝食の後は忌部の部屋移動を手伝って荷物持ち。 (a13) 2022/09/29(Thu) 7:49:10 |
望月 ロビンは、昨日の夜に大きな声で「勝ったー!!!」と叫んだ。 (a17) 2022/09/29(Thu) 13:18:22 |
望月 ロビンは、ほんの少しの悪戯心に任せて、耳朶を食んだ。 (a20) 2022/09/29(Thu) 21:49:05 |
【人】 経理課 望月 ロビン「野球?」 日本での生活は長いけど、はてなんだっけ。 こんなところでベースボールは出来なさそうなのは確かではある。 浴衣の袖の中に腕をまとめるように組んで、首を傾げて周りを見る。 「説明いただけますか、社長」 口調はのんびりと、単純にわからないから聞いているときのやつだ。 皆並行しているような雰囲気があるから、代わりに聞いたみたいなところもある。 (26) 2022/09/30(Fri) 21:05:55 |
望月 ロビンは、へえーなんて歓声をあげたりしていた。 (a25) 2022/09/30(Fri) 21:22:02 |
望月 ロビンは、「あれ、やらないの?」と隣の部下に尋ねた。まだこの遊びの真髄を理解していないのかもしれない。 (a27) 2022/09/30(Fri) 21:27:17 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「ああ、なるほど。みんなでやるのか。 そうしたら僕もちょっと頑張らないといけないな」 一通り説明を聞いて納得。それに言われた通り部下だけにやらせるわけにもいかない。 どこまで想像出来ているやらは不明ではあるが、とりあえずは乗り気だ。 軽く腕まくりなんかして勝負に臨む。 (27) 2022/09/30(Fri) 21:39:07 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 >>+26 忌部 「うん? うん。 社長とジャンケン勝負すればいいんだよね?」 説明はきちんと聞いて、流れは理解した。多分聞き逃しはないはず。 社長の言うことが突飛なのはこの旅行開始以来ずっとそうで、今更驚きはしない。 まあ、さすがにはっきりリスクに直面したら躊躇はするかもしれないが。 「永信クンは参加しないの? なんだか珍しいな」 (30) 2022/09/30(Fri) 21:46:47 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 >>+28 忌部 「 僕も勝つけど……? 」何の問題があるのだ、という顔。 「曲りなりに勝負を仕掛けられておいて、引き下がるっていうのも格好悪いだろう。 そのほうが僕らしくないと思わない?」 (32) 2022/09/30(Fri) 21:56:31 |
望月 ロビンは、グーpon! 勢いよく手を振り上げた。 (a30) 2022/09/30(Fri) 21:59:48 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「……幸先悪いな……」 野球拳の内容そのものよりも、勝負に負けたことに対して軽く食らっている。 且つ、隣の彼の順番に倣って浴衣の帯に手を掛けた。貝の口を解いて帯を畳む。 袖を中指で押さえたまま袂を開いて、肩をするりと露わにした。 脱ぎ捨てて放り投げるのもなんとなく体裁が悪く、軽く畳んで椅子の上に置いて帯を乗せた。 身につけているのはスリッパと靴下と、腕時計にネックレスのみ。 黒のローライズブリーフだけの格好は案外間の抜けたふうではないものの、 負けた象徴だと思うと悔しいのは確かだ。ちょっと表情はぶすくれている。 (38) 2022/09/30(Fri) 22:15:21 |
【人】 経理課 望月 ロビン (39) 2022/09/30(Fri) 22:17:10 |
望月 ロビンは、拳を鳴らし足首を回して、気合を入れて手を上げた。グーpon! (a34) 2022/09/30(Fri) 22:20:32 |
望月 ロビンは、じっと己の拳を見つめている。 (a36) 2022/09/30(Fri) 22:21:06 |
【人】 経理課 望月 ロビン (41) 2022/09/30(Fri) 22:24:54 |
【人】 経理課 望月 ロビン (44) 2022/09/30(Fri) 22:33:54 |
望月 ロビンは、謎の気迫のままに、パーpon! (a43) 2022/09/30(Fri) 22:35:01 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「……二回目……」 先程拳を見つめていたのと同じように、今度は掌を見つめる。 あいこが二回目、脱衣確定。 あと二回のうち一回でも負けたら全裸、二回負けたらオーバーキルだ。 じゃんけん、弱いのかもしれない。 傍のチェアに手を掛け、片足ずつスリッパから足を抜いて靴下を履く。 帰路のビジネスカジュアルに合わせて持ってきたから、あんまり普段遣いらしくないやつ、 黒のナイロンソックスをするすると脱ぎ捨てて、帯の傍に添えるように置いた。 一応、腕時計とネックレスも外し、改めて裸足をスリッパに置く。 「ちょっときもちわるいな、裸足」 (46) 2022/09/30(Fri) 22:39:52 |
望月 ロビンは、富武 瑛の肩をポンポンと叩いた。頑張ろうね。 (a48) 2022/09/30(Fri) 22:47:48 |
望月 ロビンは、牧野瀬の肩も叩く。僕たち総務部、開発には負けていられない。 (a49) 2022/09/30(Fri) 22:50:35 |
望月 ロビンは、腰に両手を当て、息を吐いて。負け越しのてを振り上げる。 チョキ ! (a52) 2022/09/30(Fri) 22:55:54 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「……」 こればっかりは潔く躊躇なく、となかなかいかずに眉間の皺に指を当てた。 しかも周りも負けている。総務部はみなじゃんけんに弱いんだろうか。 「不甲斐なくて悪いね雲野さん……」 派遣で来てるのにね。一応形だけは謝罪はしておこう。 社長に講義して脱衣を取りやめるわけでは、まあ、ないんだけど。 (51) 2022/09/30(Fri) 23:01:40 |
望月 ロビンは、なんで怒られてるんだ。不満げな表情でキレてる人の方を見る。 (a54) 2022/09/30(Fri) 23:03:12 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 仕方ない。本当〜に嫌だったら見なかったことにして踵を返せばよかったのだし。 プライド……もといボーナスと天秤に掛けてこの場にいるのは己だ。 勝負に乗っておいて待ったを掛けるのは自分自身が許さない。 「はあ。……じゃんけんってコツとかあるのかな。 心理戦なんて話、眉唾ものだと思っていたんだけれどね」 そういう向きも無いわけじゃないのかもしれない、なんて考えつつ。 いい加減渋っているのは格好が悪い。負けた上に見苦しいのは厭だ。そういう思考。 ゴムの部分に細くブランドの名前が入った黒の下着はそもそものつくりがキツめで、 よくよく目を凝らせば内容物のシルエットがわかってしまうようなやつだ。 両の指を掛け、膝下まで薄っぺらい布を剥ぎ下ろす。普段より仕草は乱雑気味。 靴下を脱いだ時と同じように、椅子の背に手を掛け膝を横に曲げるようにして、 片足ずつはだしの足を抜き去った。体温の残るそれを、軽く畳んで帯の上にパサリと置く。 (54) 2022/09/30(Fri) 23:14:48 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 肉体の厚みや太さもしっかり感じられるくらい鍛えた体は、まあ他人に見せて困るものじゃない。 それなりの人数の前でなかったり、同僚の女性の前だったりしなけりゃ恥じるものでもない。 ないんだけどな。今は負けの屈辱も重なってなんとも言いづらい。眉間に皺を寄せる。 形や長さをしっかり整えた金のアンダーへアだとか、 日本人らしい膨張力はない代わりに元から見栄えのする大きさをするそれだとか、 それを恥じたり隠したりもせず、堂々と背筋を伸ばして立って最後の勝負を待つ。 負けたらどうなるのかは、後で考える。 でももうボーナス無くなっちゃったな。少しだけ悲しいお知らせです。 (55) 2022/09/30(Fri) 23:21:24 |
望月 ロビンは、渋い顔。朝風呂で見たのと変わらないだろ。 (a55) 2022/09/30(Fri) 23:23:31 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「女性陣が負け越してないのがいいやら、悪いやら」 同じ状態になっているのが同部署の人間だから変な心強さがある。 あまり状況はよくはないけど。少なくとも目をそらしたらなんとかなる話でよかった。 次には目をそらした程度でなんとかなる話ではなくなるのかもしれないけど、まあ。 それとしてこちらは興奮はしてないし、彫刻めいて堂々としている。 その自分への自信はどこからくるんだろう。環境かな。 (57) 2022/09/30(Fri) 23:34:34 |
望月 ロビンは、気合を入れ直し、最後、最後? の勝負に出る。 パー ! (a58) 2022/09/30(Fri) 23:35:38 |
【人】 経理課 望月 ロビン (58) 2022/09/30(Fri) 23:38:49 |
【人】 経理課 望月 ロビン (59) 2022/09/30(Fri) 23:41:25 |
【人】 経理課 望月 ロビン (60) 2022/09/30(Fri) 23:44:18 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 >>61 >>+51 富武・忌部 「別に喧嘩してるわけじゃないよ、言いがかりつけられてるだけで……」 ルールから外れたことはしていない。ジャンケンに弱かっただけだ。 向こうの言っていることの論拠がわからなくて眉間に皺を寄せる。 「なんで信に咎められなきゃいけないんだい、役職待遇は同じだろ。 それに僕だけ免除してもらうっていうのはみんなに対して不公平だよ。 まだホラ、勝負も終わってないみたいだし。集中して、ね?」 (62) 2022/09/30(Fri) 23:55:33 |
望月 ロビンは、僕の勝ち負けは信には関係ないだろ信には。 (a63) 2022/10/01(Sat) 0:01:48 |
望月 ロビンは、最早ただただ勝ちたいがために、グーpon! (a66) 2022/10/01(Sat) 0:06:38 |
【人】 経理課 望月 ロビン (63) 2022/10/01(Sat) 0:11:38 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「まあ、さておき。結局僕らは何をすればいいんでしょうか。 結構人数自体は揃いましたけども」 漠然と想像はできるものの、一応回答は仰いでおくべきだろう。 聞きたくないって人もいるかもしれないが、ひとまず例ぐらいは聞いておきたい。 (65) 2022/10/01(Sat) 0:19:31 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 >>66 雲野 「と、」 言い合いをしていたら注意がおろそかになってしまった。普段はない話。 相手が姿勢を崩してしまわないように、服の上から腕にぱっと手を伸ばす。 目測を誤って突き飛ばしたり掴み残ったりってことはない、多分、きっと。さすがに。 「悪いね、よく見ていなくて。帰れそうかな、出口は向こうだよ」 なんて声を掛けはするものの、全裸ではあんまりかっこうがつかない。 (67) 2022/10/01(Sat) 0:28:45 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+55 忌部 ちょっと鼻白む。たぶん、今まで十年いくらのうちでそういう態度を取られたことは無い。 もしくは、あんまりない。これまでの旅行でも似たようなことはあったのかもしれない。 「許さないって言われても。……本当にどうしたんだい急に。 何が気に食わないのだかわからないけど、二人共同じ目に合うんだから別にいいだろ」 なんでそこまで怒られているのだか見当もつかない。 心当たりがないってことはない――いや、やっぱり無い。 「どうしたら納得してくれるんだ、キミは」 (69) 2022/10/01(Sat) 0:52:43 |
望月 ロビンは、ちょっとハラハラしていたけれど、雲野が無事に帰れてよかった。ひと安心。 (a76) 2022/10/01(Sat) 0:56:52 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+56 忌部 「だから、信が決めることじゃないだろう? 一応社長のお願いなんだし。 それに別に僕は今までキミに汚れ役だとか汚れ仕事だとか、押し付けてきた覚えもない。 それとも今まで仕事なり何かなりで、キミに不利益を押し付けたと、思うことがあった?」 毅然として応えはするものの、内容はほんの少し不安が混じる。 もともと相手が卑屈になりがちなのは理解しているものの、もしその一端が己にあるなら。 口頭だけで突っぱねるのもそれはそれで避けたい。腕を組んで考える。全裸で。 どうしたらいいものやら、納得してもらえる方法は。場をしらけさせないものとなれば。 「だから、それだとこれまでの余興を丸無視することになるだろ。 ……どうしてもっていうなら、そうだな、わかった。 僕とキミとで、勝負して決着をつけるか」 (71) 2022/10/01(Sat) 1:16:03 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+57 忌部 「はは、」 少し困惑に偏っていた表情も、相手の言葉と表情とで少し緩んだ。 話がシンプルになったというのもそうだし、二回目の勝負というのもそう。 軽く肩を回して準備運動、なんてほどのことをするわけでもないが。 「そう来なくちゃね。負けるのイヤだって怖気づかれちゃ困る。 僕が勝ったら僕はきちんと社長のお願いに基づいてお楽しみを受けるし、 信クンが勝ったら僕のぶんも引き受けてもらう、ってことで。 男らしく一回勝負ってことで、いい?」 一回りくらい大きさの違うだろう拳を同じように突き出す。 ここからが本番、とばかりに構える。 (72) 2022/10/01(Sat) 1:42:59 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+58 忌部 「言うね。結果は同じなんだいキミより弱いかどうかはわかんないじゃないか。 お望み通り、また負け下してあげるよ。ちゃんと覚悟してね」 最早結果如何がどうというより、勝負そのものが目的になってきた気がする。 威勢を張るように顎を反らしてから、ちょっと笑って、表情を引き締める。 「じゃーんけーん、」 グーpon (73) 2022/10/01(Sat) 1:58:17 |
望月 ロビンは、大きな声で「勝った!!!」と叫んだ。両手を上げて勝利のポーズ。 (a78) 2022/10/01(Sat) 1:59:57 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+59 忌部 「ははははは。信クン、ここ一番の勝負に弱いんじゃない? 一発勝負だと勝負運落ちるのかもね。三回勝負くらいだったら目が有ったんじゃない」 少し勝ち誇っている。勝てたっていうのはやっぱり嬉しい。 膝ついてまで悔しがってる肩を、これ見よがしにポンと叩く。自分の方が強かったなあ。 「やるよ、勿論。ていうか、信だって自分のタスクがあるでしょ? あんまり社長を待たせるのもなんだし、早いとこ選ぼうか」 (74) 2022/10/01(Sat) 2:24:05 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+60 忌部 「はは、受けて立つよ。なるべく有利不利のない勝負を選ぶとしようか。 なんにせよ次が最後の勝負になるかもしれないし、お互いに頑張ろうか」 立ち上がるにあたって手を貸したりはする、多少勝ちの余裕はあるかも。 今、件のお楽しみの内容が眼前にないからこそ気軽にやりとりできる話でもある。 どうして相手がこれだけ気落ちしてるのかなんてのはやはり納得しきれないものの、 とりあえずは一緒に連れ立って、お楽しみと向き合いに行くとしよう。 (75) 2022/10/01(Sat) 4:04:32 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 さて。如何わしい道具が並び、それぞれに相応しい罰が待ち構えているほうまで歩く。 といっても受け渡しが主文であって、実際に誰が何をされるか、は隣り合わないんだろう。 何をやらされるのだろうなあ、なんて呑気な顔をして社長の方まで行って。 手渡されたのは、貫通型の電動オナホールだ。割りかしシンプルな罰。 「コレですか。……ああ、サイズ大きくしても性能に差異が出ないようにのテスト。 こういう小さいものだと微細な違いで満足度に差が出そうではありますね、確かに」 実際のところ性器の大小で道具の使い勝手が違うかどうか……なんてのは、 所持者自身がそれを比較できるわけではないのだから、データは取りにくそうだ。 とはいえこうした、マスターベーション用の道具は別に慣れ親しんだものではない。 漠然と用途や使い方はわかるものの、電化製品の域にまでなるとちょっと手なりではいかない。 社長から説明を受けつつ、こんな構造になってるんだなあなんて見ている。 外部の機械部分、インナーカップ、それに装着する実際の柔らかいホール部分。 ここにこだわりがあるんだよ〜なんて話を感心しながら聞いている。全裸で。 「ああホールはもともと前後で分かれてるから、洗浄しやすくなっていると。 ローションを注入して、……? ああはい、そうか。当たり前ですね確かに、 勃たせてからじゃないと入れられないか、ふつう」 ローションを塗布したホールを受け取って。やや重い家電を片手に持ってから、指摘されて頷く。 黄金の茂みの下、まだ平常時のままの性器に大きな手を添える。 親指の付け根で表皮を扱き、先端に向かって絞るように手を動かし、また戻す。 取り立てて言う事のない話。いくらか人目のあるところで性器をシゴいているのを除けば。 僅かばかり腹のほうから体温が上がるのを感じて漸く、屋外の風が吹き付けるのもわかる。 柔らかかった陰茎は段々と手の中でそそり立ち、じんわりと染み出した先走りが馴染む。 手の平の中で水気が伸ばされて、かすかな水音が風に乗る。長い指の間から、薄い血色が覗いた。 事務的な手付きで擦っているにも関わらず、時折腹筋に力が入ってひくついた。 (76) 2022/10/01(Sat) 16:02:33 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 十分ホールに挿し込めるくらいになったところで、ようやく手を放す。長い性器が撓った。 こういうシチュエーションに慣れているわけではないから、片眉はちょっとひそめられがち。 ようやく薄桃色のホールの入口に亀頭をあてがい、狭い人工の穴の中に男性器を押し込んだ。 その時点でも、柔らかい素材が押し返す感覚に長く息を吐くくらいの刺激はある。 ほんの僅か、いつもよりも薄く目を細めて性器を包む機械を見下ろす。 「う、」 電源を入れた途端、困惑混じりの声が発つ。形の良い眉がぐっと寄せられた。 駆動した機械の刺激は己、あるいは他者によって制御されているものと違って遠慮がない。 静かなモーターの音に、素材の間で巻き込まれたローションが空気を孕んで破裂する音、 見た目には大きく変わらないものの、それだけでもどんな風になっているかは想像がつく。 激しい快感に負けて若干腰が引けている。それくらいの技術力がここに集約されているのだ。 普通どおり息をしようとしても、絶えない快楽が邪魔をする。開発部の努力はすごい。 「……く、ぅ……。なる、ほど。ちょっとすごいですね、これ。 感想? ……、ぁあえっと、っ、絡みついて、……休めない、な……」 人と人との交わりであれば呼吸の合間なり間合いがあるものを。呼吸をするタイミングが掴めない。 結果、予期しない不意を突かれて、他者とセックスをしている時よりも声がはっきりと乱れる。 そうだろうそうだろう、ホールも色々種類を出してるんだよ、なんてのは社長の声。 製品説明に律儀に相槌を打っているせいで、時折低く唸るような嬌声が上がってしまう。 無機物の肉襞は回転運動と共に幹を撫で回し、人間の体の内側よりも複雑な動きで刺激する。 ぐっと目を細め、歯を食いしばる。息をする度に何度も腹筋に力が入り、快楽を我慢している。 モーターの動く音そのものは従来品よりもずっと静かだというのは社長の言。 そのせいで、唸るような喘ぎ声ばかりが響いてしまう。自分自身は必死でわからないけど。 じんわりと、露わになった肩や背中にも血色が浮かんでいる。軽く叩かれたみたいに真っ赤だ。 (77) 2022/10/01(Sat) 16:57:47 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「は、ー……ぁ、そんな、激しい動きなわけじゃ、多分ないんですが。 ゆったりなのが、……ぃっ、余計、緩急が際立って……」 こういう時、なにか縋るものがあったり他にやることがあったらいいのに。 片手サイズの筒の中で行われているだけのことには、何とも抗いようがない。 行き場の無い手が、長い前髪をぐしゃりとかきあげた。ほとほと困り果てた顔。 薄く開いた口で息を吐く。深呼吸出来る余裕はなく、浅い呼吸が繰り返されるだけ。 息を吸う間隔が短く、はっきりとしてくる。視線は床の一点に。 何か、というわけでもなんでもない僅かな床材の濃淡をぼうっと見つめるだけ。 そうしている姿を見ていた社長が、表面のスイッチだけ操作してやっと離れていった。 状況や好みに合わせてモードを自在に変化できるようになっている。 今のモードはフィニッシュに適した、亀頭周りのツイストに特化したもので――。 途端に眉間の皺が深くなった。鋭く息を吸う。内股に力が入って筋肉の形が浮き出す。 「……っ、おっ……、……」 数分あったかどうかのうちに、喉を震わすような低い声を吐いた。 臀部に力が入り、ぐっと腰を前に突き出す。深く、深く溜息をついて、姿勢を正す。 落ち着いてから機械の電源を切り、射精を終えて萎え始めた性器を抜いた。 非貫通型のホールの入口から遅れて、つうと粘度の薄い精液が溢れる。 肌の表面にはうっすらと汗が滲み、血色の浮き出た肌は夜気に晒されて目立つ。 首筋に溜まった汗を腕で拭って、やっと気分を落ち着かせた。 どうしようか。そう思っていると、元あった位置に戻して大丈夫との回答。 確かに勝手に慣れない人間洗ったりして破損があったら困るのは確かなので、納得。 担当員に渡して、自分は陰部をノンアルコールのティッシュで拭き清めてさっぱりしたところ。 周囲の混乱はよそに、こちらはさっぱり落ち着いて自分のぶんの罰ゲームを終えましたとさ。 (78) 2022/10/01(Sat) 17:41:44 |
【人】 経理課 望月 ロビン#4日目野球拳の部 「いや貴重な体験をありがとうございました。 僕のほうはこれで終わりで大丈夫ですか、そう? そしたらもうちょっと見届けたら退場しますね、社長もご苦労さまです」 一発抜いたからなのか、それとも業務上の余興として割り切っているのかこちらはもう平常。 手先や汗を拭ったなら、自分は一足お先に下着を履き直して浴衣を着る。 帯まできちんと締め直したなら、もう普段となんら変わらない様相だ。 テラスの椅子を引いて座って、もうちょっとだけ同僚達の痴態を眺めてから帰ったとのこと。 (79) 2022/10/01(Sat) 17:45:57 |
望月 ロビンは、別に複雑そうな顔なんかもせず。にこっと笑って手を軽く挙げた。 (a80) 2022/10/01(Sat) 19:05:56 |
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