人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【人】 マシロ

 

  カレーがピンク……?
  ……む。レシピが今から気になります、それは。
  私もまだお腹に余裕ありますし、行きましょう。今。


[ いちごとカレーの計算式は生憎頭にはない。
  ついでに、今後も導き出せる気はしないが、
  うさぎ達総動員ならどうにかなったりするだろうか。
  スターゲイジーパイ伝説ならぬ、
  いちごカレー伝説職人が出るかもしれない。
  いや、もうこの農園に既にいるのだろうけれども。

  誘いには好奇心全開で同意して。 ]


  確かに……! ケーキボトルもあるんでした。
  えへへ、したいこといっぱいですね。


[ 楽しい予定がたくさんあるのは良いことだ。
  頬を緩め、カフェへと歩を進める。 ]

 
(19) 2023/03/26(Sun) 22:43:11

【人】 マシロ

 

[ まだカフェは混み合う前だったらしい。
  スムーズに入れて良かった、と思いながら
  手渡されたメニュー表と真面目な顔でにらめっこ。 ]


  ん〜……んー……。

  ……ね、夜綿さん、いちごカレーにするんですよね?
  シェアしませんか。
  私、こっちのいちごの冷製パスタも気になるなって……


[ もう眼前には完全にいちごしか見えていない。
  一にいちご、二にいちご、三にいちご。
  特別枠に貴方を置き続けて、シェアの提案。

  子どもっぽかったかな とふと自分を振り返るけれども
  彼と違って、自制出来る気はしなかった。
  甘やかしてくれる彼へ、甘えている。* ]

 
(20) 2023/03/26(Sun) 22:43:23

【人】 グルメライター ヤワタ

[通り過ぎるファミリーは数年後の姿。
そして仲睦まじそうな老夫婦は数十年後の姿だ。

真白を好きになって、ずっと一緒にいたいと思うようになったら、
世界の見方まで変わったのだと実感する。]


 うん、楽しみ。


[片手で収まる荷物なら自分が持って、両手に抱える程あるなら持ってもらう。
いつだってもう片方の手は繋ぐ為に。]
(21) 2023/03/26(Sun) 23:47:07

【人】 グルメライター ヤワタ

[味よりもレシピが気になるのは料理人のサガか。
元気よく誘いに乗る真白と共にカフェへと歩く。

摘んだいちごはそれなりにあるから、ケーキボトルを2個作ってもお土産に出来る分は確保できる。
とはいえ高野と那岐もいちごを摘んでいるだろうから、お土産がいちごそのものだとお土産というよりも「仕入れ」めいてきそうだ。]


 ん、オッケー。
 冷製パスタだとサラダに近いのかな。それともパフェ?
 パスタは小麦粉で出来てるから味付けによっては合わないことはないと思うけど……


[初めからいちご以外のページに目もくれずメニューを見つめる瞳がキラキラしている。>>20
世の中にこんなかわいいいきものが存在して良いんですか。
もうどうしてくれようね、可愛すぎて。

この天使の生贄になら喜んでなりますとも。>>10]
(22) 2023/03/26(Sun) 23:47:48

【人】 グルメライター ヤワタ

[いちごカレーといちごの冷製パスタ、
取り皿をふたつ貰う。
結果として、先に来たいちごカレーは見た目がいちごミルク色という強烈なインパクトの割に、食べたら普通のカレーの味がした。
いちごはチャツネとして使われているのかもしれない。
ならこのゆめカワファンシーなピンクはどうやって出しているのだろう。

うさぎの穴を訪れる客はよくレシピを気軽に聞いたりするが、
本来レストランなどでレシピを聞くのは中々考えられない。
家で再現されたら店が必要なくなってしまうからだ。
そういう意味でも、あの店の従業員たちは皆、器が大きい。]


 どう?マシロちゃん。
 作れそう?


[味の感想よりも再現可能かを聞いてしまう。
料理人の彼氏も板についてきたのかもしれない。**]
(23) 2023/03/26(Sun) 23:48:23

【人】 マシロ

 

[ 両手に抱えるような荷物は半分こ。
  買い物の結果でも、目に見えない重いものも。
  持ちきれないものだって ふたりなら大丈夫。

  いつも片方の手は空けておいて、貴方と繋ぎたい。
  歩を並べ、隣でずっと笑い合いたいから。

  ────そんな風に随分変わった私の世界は、
  今限定で、いちご一色なのは許してほしいところ。>>22
  未知のメニューと好物と、傍らには好きな人。
  機嫌が上限値を知らないのも無理はない。ですよね? ]


  どうでしょう……写真の感じは結構パスタです……。
  サラダパスタみたいな……? うー…?


[ 生贄にはしないし天使でもないが、
  それはそうとしていちごメニューのお供には
  しっかりなって頂きますとも。 ]

 
(24) 2023/03/27(Mon) 20:54:48

【人】 マシロ

 

[ 取り皿はふたつ、シェア前提のオーダー。
  先に届いたいちごカレーを分けて貰うが、味への感想より
  フルーティな方向に舵を切った訳でもないな とか
  ルーをピンクにする方法の方が先に頭へ浮かんだ。
  後味が少しいちごの風味で、
  甘口を好むタイプの人が好きそうなカレーだった。

  続けていちごパスタを取り分けて、一口。
  物凄く真剣な顔でピンクの食べ物を食べ、考え込み、
  飲み込んでから問いかけに答える。>>23 ]


  ん〜……カレーは塩梅が難しそうですけど
  こっちのパスタ、自己流でちょっといけるかも…?


[ いちごパスタにはトマト、生ハムも加えられていて
  甘いだけではなく存外味が引き締められている。
  ソースは甘さ控えめのベリーソース。
  新しい知識だ。うさぎのように夢中で食べ、考え ]

 
(25) 2023/03/27(Mon) 20:55:02

【人】 マシロ

 

  ……家帰ったら作って良いですか。
  結構、いちごの甘さを中和してるのは好きなんですけど
  再現よりはこう作ってみたい、が一個あって──…


[ と、語る顔は完全に料理人のもの。
  彼なら自宅での試作の味見も付き合ってくれるはず。
  うさぎ穴で提供するつもりというより、
  時折思い出話のように食卓へ並ぶようにしたいだけ。

  そうして食べ進めているうちに、お皿は空っぽ。
  お腹も十分満たした後は、
  どうせなら夕方から温泉でゆっくりもしたいし、と
  ケーキボトル作りへ行くことを提案して。* ]

 
(26) 2023/03/27(Mon) 20:55:23

【人】 グルメライター ヤワタ


 いちごのサラダは食べたことあるけど、
 あんまり甘くないやつだったんだよね。
 カッテージチーズとベビーリーフと合わせた……

 あんまり甘くない品種なのかな?


[二人でメニューの写真を眺めつつ予想する。>>24
そうして出て来たものをシェアすると、真白がスイッチが入ったような真剣な面持ちになった。>>25]


 ソースもいちごだね、これ。
 面白い味だなぁ。


[自分が以前に食べた野菜感が強いのとも違う、
デザートに振り切ったネタ的なパスタとも違う、
初めて食べる味だ。
ふむふむと頷きながら、二人の皿は空になる。]
(27) 2023/03/27(Mon) 21:40:51

【人】 グルメライター ヤワタ


 お。
 マシロちゃんバージョンだね?
 楽しみ!


[店で作るのではなく、自宅で――「家族」で食べるものとして、というニュアンスを感じる。
試作だろうと失敗しようと勿論自分が一番に食べるつもりなので
返事は"Yes"しかない。

ごちそうさま、と手を合わせて、
やりたいことを早目にやろうと次はケーキボトル作り体験へ。]
(28) 2023/03/27(Mon) 21:41:07

【人】 グルメライター ヤワタ

――ケーキボトル――

[人気のコーナーなので早目に来て良かった。
待ち時間があるので少し散歩をしてお腹を落ち着かせつつ会場に戻る。

用意されているのはジャムの瓶に似たボトルと、搾るだけのホイップクリーム、土台のスポンジ、デコレーション用のカラースプレー。
いちごは自分たちが摘んだものを好きに使って良いらしい。]


 こーゆーのってセンスがいるよねぇ……


[と苦笑しつつ。
切り口を外側に向けて並べクリームを搾ると、外から見て綺麗に出来るらしい。
綺麗に飾り切りが出来るなら映えるものが出来るのだろうが、自分はそこまで器用ではない。
自炊して「食べられるものができる」のとは別の技能だ。]
(29) 2023/03/27(Mon) 21:41:23

【人】 グルメライター ヤワタ



 そこで取り出すのは〜とちあいか!


[摘んだものをパッケージに詰める時に、わかりやすくラップで仕切りを作って貰っている。
「とちあいか」といういちごを縦に切れば、ヘタ部分が凹んでいて、綺麗なハートが現れた。]


 初めて見たけどほんとにハートだ!
 見て見て!


[カップルで来てこんなにはしゃぐ彼氏も珍しいのではないだろうか。
楽しいのだから仕方がない。*]
(30) 2023/03/27(Mon) 21:41:37

【人】 マシロ

 

[ 自然と"家に帰ったら"という言葉が出てきていた。
  白い小物類や自分用のコスメセットを置いてあるとはいえ
  一応家主はまだ彼のまま、引っ越しはしていない。
  けれどあそこはすっかり自分の中で
  "帰る家"になっている。
  ──そろそろ自宅を引き払い、物件を探すべきか。

  とにかく、帰宅後のいちごパスタ試食は
  無事に(確信はあったが)了承を得られ、満足気な顔。
  失敗……は、しない、……つもり。なので。>>28
  適度に期待しつつ待っていて欲しいところ。 ]


  あー……夜綿さん、飾り切りは苦手ですっけ……。


[ デザートが作れなかった期間、その代わりにと
  学んだ飾り切りの技術が自分にはあるけれど。
  用意されたケーキボトルの材料たちを見ながら呟いた
  彼の苦笑へ、そういえば、とこちらも同じように笑う。

  とはいえ飾り切れば良いというものでもなさそうだ。
  薄切りにすると上から重さで潰れてしまうかも。 ]

 
(31) 2023/03/27(Mon) 22:23:35

【人】 マシロ

 


   …………むむ……。


[ あ、これ案外難しいやつ!
  とこちらが悩んでいるうちに、彼は必殺技か何かのように
  "とちあいか"を取り出し、縦へ切り、
  切るだけでハートになったいちごへはしゃいでいた。 ]


  …っふふ、あはは、夜綿さん可愛い。
  そっか、切るとハート型になるんですね。
  そんなにはしゃいでるの、初めて見たかも。


[ くすくすと堪えきれない笑みがこぼれる。
  彼女側がはしゃぐ様はよくあるけれど、
  彼氏側がハート型に切れてはしゃぐ光景は珍しそうだ。

  わざわざ"とちあいか"をラップで仕切って貰っていたから
  最初からこれを想定していたのだろうか。
  ならやっぱりかわいいな、と、頬を緩めながら。
  ──新しい顔が見れて 得をした気分だ。 ]

 
(32) 2023/03/27(Mon) 22:23:42

【人】 マシロ

 


  んー……じゃあ、私は……。


[ ボトルの一番下にスポンジを入れ、
  普通に切ったいちごの切り口を外側へ均等に並べて
  生クリームを絞り、もう一度同じ工程を。
  二層目のスポンジは、ボトルの上部に空白が出来るように
  敢えて薄く重ねるようにして。

  蓋をしても崩れない、かつ、外側からも見えるよう
  いちごを薔薇型に飾り切っててっぺんへ乗せる。
  ついでに余ったいちごをうさぎの耳っぽく切って
  クリームに差したが、…こっちは改良の余地ありだ。

  仕上げにカラースプレーを余白に振り、完成。 ]

 
(33) 2023/03/27(Mon) 22:23:51

【人】 マシロ

 

[ 蓋を閉めれば、なかなか良い出来ではないだろうか。
  よし、と満足げに頷いて、彼へ差し出す。 ]


  交換っこしましょう、夜綿さん!
  夜綿さんが切ったハートのいちごで出来た
  ケーキボトル、私にください。


[ 彼女側もしっかりちゃっかりはしゃいでいる。
  そう、何せ楽しいので!* ]

 
(34) 2023/03/27(Mon) 22:24:08

【人】 グルメライター ヤワタ

[「家」という言葉に違和感を抱かない程に自然と「神田家」を想像している。>>31
彼女の物が増えてからは特に、その方が店に近いのもあるし、
単に迎えに行ったら離したくなくなってしまう自分の堪え性のなさもある。

とはいえやはり手狭ではあるので、更新まで少し時間はあるけれど、
良い物件があれば二人で暮らし始めたい。
今の家だと特にキッチンが2人で一緒に料理をするには難しさを感じている。
なのでいちごパスタも出来上がってから全貌を見る形になりそうだ。

失敗しても、は言葉のアヤであり、実際には食べられないものは出てこないだろうと思っています。]
(35) 2023/03/28(Tue) 0:03:08

【人】 グルメライター ヤワタ



 普段はしないからねぇ。
 りんごも口の形にしか切れないし、
 ウインナーも脚を切る前の方が写真映えするレベル。


[出来上がったものは真白に捧げたいから、
あんまりぐちゃぐちゃなのは作りたくなくて、
それで考えた秘策が「とちあいか」だった訳だ。]


 そう!すごくない?
 半分に切るだけで可愛くできるの、
 不器用の味方って感じ。


[はしゃぐ自分の声を聞いたか、近くのカップルが持ち込んだいちごの中からとちあいかを探そうとしている。
切るまでは一見他のいちごと違いなく見えるから今から探すのは大変だろう。

ちょっと得意げになった顔も含めて真白の笑いを誘えたようだ。
彼氏がはしゃいでいて恥ずかしいと思うどころか笑ってくれる、
自分の彼女は実によくできた子だなぁと実感して、
一緒になって声を上げて笑った。]
(36) 2023/03/28(Tue) 0:03:34

【人】 グルメライター ヤワタ

[ハートで一周を彩った後、クリームで固定して、スポンジはボトルの口径に合わせて用意してあるのを千切って、潰したいちごの汁に浸けた。
ところどころ赤く染まったスポンジキューブをボトルに入れ、カラースプレーを散らす。
花形のシュガーは勿論、彼女の色である白を選んで。

敷き詰めた――が、欲張ってぎりぎりまで入れたものだから、肝心の花は蓋の側面に隠れてしまった。
やはり素人には中々難しい。

真白はと言うと、まずスポンジを敷いていた。なるほど。>>33
レイヤーが出来ていく様子に、心を通わせた日のブッラータのミルフィーユを思い出したり。]


 あーさすが、
 僕は考えなしに上まで詰めちゃったけど、
 上を空けてたら飾り切りも見えるよね。
 わ〜すごいな……薔薇だ……


[ホイップは市販の搾り袋入りのものだったから固さの調節が出来ず、耳に見立てたいちごのスライスは想定通りとはいかなかったようだ。
それでも意図はわかる。
可愛い、と言いながら早く写真を撮りたくてそわそわしていた。

体験の参加者はビニール手袋で作業をすることになっているので、
終わってこの手袋を取るまではカメラを触れない。
勝手に撮って良いものなのか、周りの様子を伺ってみたり。]
(37) 2023/03/28(Tue) 0:03:58

【人】 グルメライター ヤワタ

[出来上がったものを彼女に差し出そうとしたら、先に言われてしまった。>>34
どうにも自分はこういう時に出遅れる悪癖がある。]


 もちろん、どうぞ!
 もう写真撮って良いかな?良いよね!


[交換したら、自分の手袋と彼女の手袋を他のゴミと纏めて先に捨て、手洗いをしてから満を持してカメラを持つ。
どちらも横から撮って、隠れた白い花畑を彼女に見せる為に蓋を取ってから上からの写真も撮る。

衛生上、作ったものはその場で食べる決まりらしい。
先程のカレーもパスタも甘すぎないで良かったと思った。

味は市販のホイップとスポンジでは予想通りになるのだが。
いちごが摘みたてなのもあるし、何より彼女が作ってくれたものなので。]


 おいしい!


[と破顔一笑。]
(38) 2023/03/28(Tue) 0:04:22

【人】 グルメライター ヤワタ

[それにしても、一緒になってはしゃぐ彼女が可愛くて。
思わず彼女の笑顔も写真に撮る。
ガチのカメラを持っているからか、他の参加者からも「カメラマンさんですか?写真撮ってください!」とスマホを渡され、各テーブルを回る羽目になった。

彼女連れの彼氏に撮影を頼む女性客は、自分の身に置き換えて遠慮するということを知らないのだろうか?
空気を悪くするのが嫌で一応撮影には応じたけれど、
彼女と離れる時間を作ってしまったのが悔しいところだ。]


 ……ねぇマシロちゃん。
 この後どこか回りたいとこ、ある?

 一旦車戻っていい?
 さっきの人たち、香水キツくてさ……


[駐車場に停めた車はフロントに日除けのパネルを置いている。
そしてすべての席のウィンドウには遮光カーテンもある。**]
(39) 2023/03/28(Tue) 0:04:47

【人】 マシロ

 

[ 確かに、うさぎさんリンゴやタコさんウインナーなどを
  作っているのを見たことがない。>>36
  二人並ぶと少し手狭なキッチンで
  自分が先にさくっと飾り切りをしてしまうせいか、と
  思っていたけれど、単に不器用なだけの様子。 ]


  ふふっ……ね、かわいいですね。


[ いちごが、というより、はしゃぐ貴方が。

  切るだけでハート型になるイチゴを前もって準備し、
  綺麗に可愛く切れたらきらきらの笑顔で楽しんでくれる。
  出来上がったものの交換を互いに考えていたとは知らず
  一緒に声を上げて笑えるのが、幸せで、うれしい。 ]

 
(40) 2023/03/28(Tue) 13:06:30

【人】 マシロ

 


  上まで詰まってるのも贅沢で良いと思いますよ〜?
  こういうの、つい凝っちゃうだけなので……
  皆違って皆良し、…ですっ


[ うさぎはホイップの柔らかさの見立てが甘くて、
  ちょっと失敗してしまったけれど。
  かわいい、と言いながらそわそわと周囲を伺うのは
  写真を撮りたいがまだ撮れないことへのむず痒さか。

  ビニール手袋越しにカメラは触れないが、
  周囲のカップルや家族はスマホで写真を撮っているので
  写真撮影はフリーだろう。
  近頃はSNS映えが前提の時代、ここも自由にどうぞ、の
  姿勢を取っているようだ。


  交換の提案はこちらが先手を取った。ふふん。>>38 ]

 
(41) 2023/03/28(Tue) 13:06:35

【人】 マシロ

 

  えへ、やったぁ。ありがとうございます!
  いっぱい撮ってくださいっ


[ 後片付けが終わったら、彼が相棒のカメラを持ち
  色んな角度から思い出を残す時間だ。
  瞳越しでも頭へ記憶としてこのケーキボトルは残せるけど
  写真として残るのは、嬉しいもの。

  ────自分は"特に" それを知っている。
  身をもって。 ]


  一緒に作るだけで、
  こんなに美味しく感じるんですね。


[ 貴方がはしゃぎながら作ったのを見ていたから。
  ──大事な人が想いを込めたケーキを一緒に食べる。
  それが、一番の"美味しい"の魔法だ。

  同じようにふんにゃり笑うと、それも写真に撮られ
  気恥ずかしそうに微笑んだ。
  ────……そこまでは良かったのだけれど。 ]

 
(42) 2023/03/28(Tue) 13:06:42

【人】 マシロ

 


   …………。


[ いや、気持ちは分かる。分かりますよ?
  折角なら上手な人に撮って欲しい、みたいな感情は。
  恋人と一緒に楽しんで、ついはしゃいでしまって
  彼氏側が引っ張りだこの間彼女が放置される可能性も
  多分、見えていないんだろうことも。

  人柄良く応じ続ける彼を見送ったのは最初の方だけ。
  途中からはだんだんお餅が焼かれ始めて、
  ぷく、と僅かに頬を膨らませる。

  そのひと! 私の! 恋人なんですけど!
  ……とか言って奪い返すのは大人気ないし、空気を壊す。
  ので、ちゃんと我慢した。しました。えらいです私。 ]

 
(43) 2023/03/28(Tue) 13:06:55

【人】 マシロ

 

[ 彼が戻って来た頃には、
  白うさぎはすっかり拗ねてやや機嫌も降下気味。
  空気を悪くしたくないのだろう彼の気持ちを汲んで、
  あからさまにはしなかったけれど。 ]


  ……んーん。ないです。
  車戻りましょう。


     ────手、繋いでください。


[ 自分は職業柄もあって香水はつけない。
  だから、他の女性客から移った香水の匂いが
  余計に感じ取れてしまって、それがとても嫌で。

  手を繋ぐのみに留まらず、腕へ抱き着いた。
  やっぱり最初の牽制は止めるべきではなかったか。
  ぎゅうっと抱き締め、駐車場の方へ戻ろうと
  彼の手を引き、歩みを進めた。** ]

 
(44) 2023/03/28(Tue) 13:07:20

【人】 グルメライター ヤワタ

[お互いが作ったケーキボトルを見せ合って交換し、
写真を撮るところまでは真白の機嫌は最高潮だった。

可愛くて撮ったら恥ずかしそうに微笑んで>>42
それがまた可愛くて撮った。
調子に乗り過ぎたのが良くなかったのかもしれない。

ひとつのテーブルの依頼を受けたら、うちも、うちも、と呼ばれ。
一人待つ彼女のことも気にせずカメラのストラップまで引かれる始末。
此方としてもぐったりで、早く真白の元に帰りたかった。]
(45) 2023/03/28(Tue) 18:42:55

【人】 グルメライター ヤワタ



 ……うん。


[周りから見たら上手く平静を装っていると思う。
でも自分には彼女が相当もやついているのがわかるわけで。>>44

手を繋ごうと差し出した腕にぎゅうとしがみつかれる。
寄り添って駐車場に向かう早足。
残りのいちごを入れたビニールが跳ねてがさがさと音を立てた。**]
(46) 2023/03/28(Tue) 18:43:12

【人】 グルメライター ヤワタ

[薄目で時計を見る。
――二人はまだ楽しんでいるだろうか。

宿のチェックインは可能な時間になったけれど。*]
(47) 2023/03/28(Tue) 21:25:40

【人】 グルメライター ヤワタ

[二人から連絡があったなら、もう車内に戻っていることを伝える。
宿までは車で数分だ。

大浴場は男湯と女湯、
それと宿泊部屋に対応した家族風呂と部屋風呂。

大浴場から出たところにはマッサージチェアのコーナーやお土産物屋、リフレクソロジーの店舗が併設されている。

チェックアウトは明日の11時。
二人きりで過ごせる時間はまだたっぷりとある。*]
(48) 2023/03/28(Tue) 21:40:05
 




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