エドゥアルトは、誰かの下に付く生き方しか知らない。 (a33) 2021/12/17(Fri) 1:24:58 |
エドゥアルトは、せめて、身近なひとが幸せであればそれでいい。 (a34) 2021/12/17(Fri) 1:25:26 |
スカリオーネは、もう、昔のようには笑えない。 (a35) 2021/12/17(Fri) 2:33:54 |
スカリオーネは、死にぞこないだ。 (a36) 2021/12/17(Fri) 2:35:46 |
スカリオーネは、それでも動き続ける。 (a37) 2021/12/17(Fri) 2:36:12 |
スカリオーネは、……屍人と、何が違う? (a38) 2021/12/17(Fri) 2:36:46 |
エアハートは、「レモネードより中毒性がって何ですか!引き合いに出すとか許しませんよ!」と怒った。 (a39) 2021/12/17(Fri) 4:25:50 |
【人】 大道芸人 チェルシー表通りにて。 わあわあ、と人々の賑やかな声が上がっている。 出処は一人の少女。紙吹雪を散らす中で笑っている。 「さあさ──、そこから──」 蟹を模したバルーンアートを浮かべ、 色取り取りの風船達とぶつけ、語り、 終いにはパンと音を鳴らして割り、 鮮やかな光吹雪を散らしたり、何なり…… そんな一つの光景。 (36) 2021/12/17(Fri) 16:16:57 |
【人】 埃運び オーウェン「……いつも通りとは言ったが。 よく耳を澄ませりゃ静かだな、この酒場も」 変わらず、飲兵衛の野郎どもの笑い声や、依頼を物色する冒険者の相談は耳に届くのに。 いつの間にここまで寂れたんだか。 気配だけは感じるのに、その実みんなが内緒話。 これが……自分の望んだ景色だったっけな。 (37) 2021/12/17(Fri) 18:44:52 |
オーウェンは、浴場に出かけた。依頼受ける気分にはなれん。 (a40) 2021/12/17(Fri) 18:47:50 |
【人】 番犬 エドゥアルト「……………………」 エドゥアルトは、何度目かの御布令が張り出されているのを見ても、最近は興味が失せたみたいに、見向きもしなかった。 これまで何人か連れて行かれたが、何が変わったというのだろう。彼には理解できる頭がない。 エドゥアルトは、カウンター席に座っている。 酒場にいる時は端に突っ立って喧騒に耳を傾けているか ここにいるかどちらかだ。 いつもみたいに何を食うのか悩んでいる様子もなく ただ、ぼんやりとして静かにそこにいるだけだった。 (38) 2021/12/17(Fri) 20:11:55 |
エドゥアルトは、そのうちただ座ってるだけなら何か頼みな、と小言を言われた。 (a41) 2021/12/17(Fri) 20:12:55 |
エドゥアルトは、……………(悩む間)。 (a42) 2021/12/17(Fri) 20:13:18 |
レイは、お願いを断られても共犯者になるだろう。 (a43) 2021/12/17(Fri) 21:58:40 |
レイは、番犬の頭を撫でるでしょう。そうしたいと思いました。よしよしよしよし。 (a44) 2021/12/17(Fri) 23:48:38 |
エドゥアルトは、何故か最近よく撫でられるな……、と思っている。 (a45) 2021/12/18(Sat) 2:06:04 |
【人】 番犬 エドゥアルト「…………ミズチは最近みかけていないか? すこし、用があるのだが──大した用じゃない 一言、礼を……そうか…………」 しばし煙の魔女と話しながら、エドゥアルトは 誰かさんの助言なんかを思い出して、悩みに悩んで、注文されたチーズパンと──最近肉ばかり食べているのでついでに頼んだ──サラダを平らげた。 (39) 2021/12/18(Sat) 2:18:42 |
エドゥアルトは、カウンター席に置かれた花を、ほんの少しのあいだ見つめていた。 (a46) 2021/12/18(Sat) 2:19:24 |
スカリオーネは、望みたかった。 (a47) 2021/12/18(Sat) 13:55:57 |
スカリオーネは、しかしそんな望みは贅沢が過ぎるとも思っている。 (a48) 2021/12/18(Sat) 13:56:21 |
スカリオーネは、故に、スカリオーネである。 (a49) 2021/12/18(Sat) 13:57:26 |
【人】 骸狩り スカリオーネ「…………」 もう、幾らかの時間が経てば。 ここ数日そうされてきたように、 衛兵がやってきて男を連れていくのだろう。 その時間までは、せいぜいいつも通りに。 酒場の中の、窓際の。いつもの席で、過ごしている。 (40) 2021/12/18(Sat) 13:59:52 |
レイは、頭が入るぐらいの箱を受け取った。は? (a50) 2021/12/18(Sat) 14:41:23 |
【見】 吟遊詩人 フェリックス>>34 スカリオーネ 「かわらぬものなどないとは思うがな」 目を細めて、あなたの言葉に表情を無くす。 「歴史と同じ。同じように繰り返すことはあれど、 斯様に等しいものはない。 骸狩り、お前もわかっているのだろう?」 「船はもう帰っているだろうよ。 安い蟹が出回っていたからな。貴族どもは喜んで食べるものもあるが、 おぞましい巨大な怪物蟹のものでもあるまいな。ハッハッハ……。」 手にしていた楽器をなぜるようにかき鳴らすと、 旋律と共に、潮風がなだらかになり、 無風になった。 「聞いておきたいのだがな、骸狩りよ。」 「お主は、なぜ死者を討つのか?」 「そして――死者とは、人の域を超えて生きる、死んだはずのものが動けば、死者か?」 (@5) 2021/12/18(Sat) 16:31:44 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>@5 フェリックス 「…………」 また、肯定。 丘を下り、街へと足を向ける。 船の帰還報告に、ならまた騒がしくなるな、と 出かけて行った者達の顔ぶれを思い出しながら。 消えた風に何を思うか、語り口の違う詩人に視線をやって。 「誰だって、夜には静かに寝るべきだ」 墓場の土を踏みしめて、ひとつめの答え。 それから、すれ違っていく頃に、もうひとつ。 「人の域なんてものは、俺にはわからん。興味もない。 それに、お前の言い草だけでは判断は出来ん。 ……人だろうが、獣だろうが、ヒバリだろうが、 蘇り、他者の安寧を奪うなら、俺が出向いて再殺する。 俺が殺すのは、屍人であって、死者ではない。が、」 「自分を死者と思っているような奴は、 『死にぞこない』は、いずれ……もう一度死ぬだろうな」 それで、男は丘を後にした。 騒がしい街へ、帰っていく。 その背は人混みに混じるほど小さくはなかったが、 今日は幾分早く、街に呑み込まれて消えた。 (41) 2021/12/18(Sat) 17:10:17 |
スカリオーネは、居なくなっても仕事は止まらないよう部隊に通達済みだ。 (a51) 2021/12/18(Sat) 17:29:37 |
チェルシーは、大道芸を終えた後。 (a52) 2021/12/18(Sat) 19:13:50 |
チェルシーは、おひねりを受け取ってにこり!と一礼した。 (a53) 2021/12/18(Sat) 19:57:53 |
オーウェンは、自分のやってることが正しいことだとは思ったことはないが。 (a54) 2021/12/18(Sat) 20:09:39 |
オーウェンは、そろそろ疲れた。マジで疲れた。 (a55) 2021/12/18(Sat) 20:10:19 |
レイは、貴女がどちらだったとして、太陽にはなれない。 (a56) 2021/12/18(Sat) 20:12:33 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ―回想― #蟹討伐 巨大蟹の1匹の“脳”を破壊せしめたリーゼロッテが、ぐらりと傾いた巨体から馬を飛び退かせたところ。 その砂塵まじりの風にあおられているだろう二人分の人影を見つけて(>>4:31)、そのままかれらの元へと降り立った。 「チェールちゃん♡ 見てたぁー? お脳あそこだったみたいだねぇ! よっと!」 ときに、シュゼットから買い取ったとある薬。 巨大蟹の頭胸部すら削り取った破壊力は、リーゼロッテの膂力にその効果が乗ったことによる。 物理攻撃主体の面々には後ほど宣伝しておくとして、とにかく今はチェルシーと地割れに挟まれた人物を助けなくてはならない。 彼を掴むチェルシーの腰を掴んで、スポーン!と一発――― ―――とは、いったけれど。 「あ、 …そーなるよね〜〜〜♡ ごめえーん♡」二人をまとめて宙に投げ飛ばすこととなった。 それが狙撃手の邪魔にならなかったことは幸いだろう。 馬の背で二人をキャッチして、もう1体の蟹がひっくり返る様子を振り返り見た。まあ、あとは自分が行かなくても問題無いであろう。 (@6) 2021/12/18(Sat) 20:17:01 |
チェルシーは、きっと「あ〜〜れ〜〜!!」と空を舞っていたのだろう。スポーン。 (a57) 2021/12/18(Sat) 20:27:36 |
チェルシーは、なんとか空で体勢を整えてうまく馬キャッチされたのだろう…… (a58) 2021/12/18(Sat) 20:28:10 |
チェルシーは、カニ味噌を食べたり今日の大道芸でワンシーンを再現したりしていただろう…… (a59) 2021/12/18(Sat) 20:48:20 |
スカリオーネは、頬杖をついて大道芸を眺めていた。 (a60) 2021/12/18(Sat) 20:51:31 |
オーウェンは、エアハートに変わらず疲れた笑みを見せた。 (a61) 2021/12/18(Sat) 20:55:59 |
オーウェンは、「勘違いするな」と、呟いた。 (a62) 2021/12/18(Sat) 20:56:26 |
【人】 大道芸人 チェルシー──それから、あれから、時間と日が過ぎて、 蟹との戦いがあったあとの日。 模した大道芸を終えたその夜。 深夜。都市も眠りにつくかつかないかの頃。 一人の少女が、寂れ人気のない裏路地の廃材の上に。 こじんまりとして、派手な身を座らせていた。 ……すうと、息を深く吸う。 (42) 2021/12/18(Sat) 20:56:33 |
オーウェンは、最初から、自分のことしか考えてない。と思ってるつもりだったから。 (a63) 2021/12/18(Sat) 20:56:41 |
フェリックスは、エドゥアルトの耳をモフモフした。 (t1) 2021/12/18(Sat) 20:58:57 |
エドゥアルトは、貴方を想った。 (a64) 2021/12/18(Sat) 20:59:19 |
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