人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:


[アクセサリー作りの教室で。
様々な種類の金属に、俺は目を回しそうだけど……
大事な物にするから、きちんと選びたい。]


好きなのは金色だけど……
シルバーの方が良いなぁ。


[自分の頭の中にあった指輪のイメージ。
もろ結婚指輪だったんだけど。
バレバレかなぁ?
でもペアリングってそう言うものじゃないの?
知らないけど。だって作った事無いし。]

シルバーだと、どれがいい?

ボコボコしたのもかっこいいし。
マッド仕上げって言うのもかっこいいけど。
玲羅が着けやすいのが良い。

一番は、玲羅に何時も着けて欲しいから。
自分を魅せるのが上手な玲羅が。
自分が一番身に着けやすいのを選んで欲しい。

後刻印は絶対掘ってもらおうね。



[色々考えたら頭プスプスしてきながら。
自分の感想を話して、玲羅の意見を聞いてみた。**]

メモを貼った。

[ 「ただいま?」と語尾があがる挨拶に、
 うん、と頷いて少しの間はそうしていた。

 甘えるようにされたら、尚更腕に力が
 入ってしまったけれど、それもわずかの間。

 部屋の中へ通したら、並んだ]

 うん、間に合ったよ。
 どうぞ、

 まずは、それでダメになってる那岐くんが
 見たいな。

[ まずは、と銘打ったのは、
 
頭を過った言葉があるから、も本当なんだけど
 今日は泊まりなのでね、時間はたくさんある。
]

[ 自分の部屋で、
 ぐでん、とダメになってる恋人って、

 言葉にはできないけど、なんか、いいよなって。
 先日はそれをじっくり眺めるだけの余裕が
 こちらになかったのもある。

 ――というか先日の彼はダメではなく
 かなり出来た恋人の姿だったので。 ]

 お腹すいてる?
 今日はダメになる日だから、
 出前取っちゃおうとか思ってるんだけど

[ 聞いてテレビのリモコンを操作すると
 いくつか入っている配信サービスの画面が
 表示された。* ]

[怒っていてもあまり怖く見えない顔は、他の感情だって上手く隠せてしまえたら良いのに。
笑って余裕ぶるにはあと何年かかるかな、高野さん。
年の問題じゃないか……。

真白の無自覚攻撃がクリティカルヒットし、耳孔の奥まで熱くなった表情は、誰の目から見ても白うさぎに懸想していることは明らかで。
会話内容を聞いて砂を吐きそうな気持ちで退店した客がいたとかいなかったとか。

「なかよしだねぇ」

それを言う余裕がある人が近くで良かった。
隣席がリア充ばくはつ派の人だったら刺されていたかもしれない。]


 ……焦らし上手。


[だめ、と告げる声色が甘い。
獣性がはみ出てしまいそうな恋人を躾けるその声に従えない自分ではないし、
そもそもちゃんとここがまだ公共の場だという認識はある。

幸い桜カクテルも飲んでいないから素面だし。]


 ――あ、逃げた。

[窘めておいて、彼女自身が少しぽうっとなっていたようで、我に返って急に慌て始める。
ほらその「ぁぅ」が可愛いんだってば!!

クスクスと逃げる彼女を見遣った後、零す。
呟くというにはあまりに聞き取りやすい声量で。]

 ほんっとに可愛いな、僕の白うさぎさんは。

[聞いてくれたっていいよ。
これは自慢だからね!]

――閉店後――

[印、なんて言葉を聞いた後にオープンショルダーの服を見た時の男の気持ち、誰かわかって欲しい。

いや、可愛いんだよ?
正直言ってすごい好きな恰好なんだけど、その、首元がね??

煩悩塗れはそっと彼女の髪に触れた。
せめてその柔らかな毛先が自分の目から彼女の肌を守れるように。]

 裾がふわってなるスカート、元々好きだったんだけど、
 好きな子が好きな恰好が自分の好みと合ってると、
 毎回得した気分になっていいよね。

[そのワンピースと並んで歩く男、今日もいつもと変わらない何本も持っている黒のストレートパンツなのだけれど。
ファッションは専門外なので、温かくなってきてインナーが薄くなってもジャケットで誤魔化す癖が抜けきりません。

買い物デートに丸一日オフを貰えるなら、しっかりとその日にコーディネートして貰おう。]


 手、繋ご。


[手を伸ばす仕草からぎこちなさが取れても、彼女の魔法を解くように言葉をかける。
一度握ったなら指は滑り、彼女の指の間、水かきを擽って指と指とを交差させる繋ぎ方を促した。]



 うん、そこなら取材の予定は入ってないから
 原稿作成のスケジュール調整したら、
 僕も一日空けられそう。

 どこまで買いに行こっか。
 荷物が多くなるなら車の方が良いかもしれないけど、
 洋服のブランドって正直僕は詳しくなくって、
 いつもモールの同じブランドで買っちゃってる。

[スケジュールの擦り合わせが終われば次は場所。
駐車場もあるが電車の駅からも近いところにある大型ショッピングモールの名前を挙げれば、彼女のお眼鏡に適うショップは入っているだろうか。
ファストファッションの大型店舗もあれば、女性服のブランドも何件かあった筈。
自分が買うのはいつも決まった店で、幸いサイズがあまりに平凡なもので、サイズ合わせに苦労した経験がまるでない。

男女でお揃いのパジャマが購入できるショップがあったかどうかの記憶はないので、必要があればモールのアプリでショップリストを表示させながら検討する。]

[いつもなら、足は駅へと向かう。
電車はまだ動いている時間だ。]

 マシロちゃん、渡したいものがあるから、
 ちょっとうちに寄ってもらっても良い?

[渡したいもの、は実はひとつはもう持っているのだけれど。
渡す場所はやっぱりこんな路上じゃなくて改まりたくて。

こういう時、そう遠くない位置に自宅があって良かったと思う。
一度部屋に彼女を招いても、翌日に響かない時間には帰してあげられるから。]

[そうしてマンションの5階、自室の前に着いた時、いつものようにポケットから鍵を出す仕草をして。
小さな封筒を真白の前に差し出した。

中身は作っておいた、自室の合鍵だ。]

 迎えに行くことが多いからあんまり使うことはないかもしれないけどね。
 持ってて欲しくて。
 デートの日、これにつけるキーホルダーも買おう?

[マシロちゃんが開けて、と促す。
鍵穴にぴったり嵌る鍵がゆっくりと回って、ノブを引いたらいつもの自宅の狭い玄関が現れた。

先に身体を滑り込ませ、彼女に向かって手を広げる。]


 
おかえり!


[店でも聞く言葉だけれど。
これからはこの家で聞く頻度の方が高いといいな。**]

メモを貼った。

メモを貼った。

 黙っているのが正解だったかな。

[ 苦笑いを一つ。なにせ多分、
 彼氏しか知らないであろう一面を
 見てしまったので。

 しかし良く逃げるなぁ真白さん、俺から。
 高野さん怖くないよ。 ]

 微笑ましいね

[ この可愛いに返すべきは、
 そうだね、でも、可愛いね、でもない。
 愛らしいという意味では間違ってはいないし

 たぶん、俺の同意の意見は聞こえない
 くらい、夢中なのだろうけど。 ]

 いい顔になったようで、なにより。

[ マジでキレちゃう5秒前、よりそっちのほうが
 ずっといいよね。* ]

[擦り寄せた身体に応えてくれた腕に、
 機嫌が悪くなるはずもなく。
 
 彼の家に増えた一つ目に見つけた、
 『自分用』に宛てがわれたもの。

 どうぞ。と促されたなら。
 触れていた部分から一度、手を離して。
 膝を立ててソファの前に向き合ったら、
 ぽふんと、頭から行くようにダイブした。

 柔らかな弾力が押し返ってくる。
 その気持ち良さに思わず表情を緩めながら、
 ソファに埋もれたまま、振り返る。]


  ははっ、本当に駄目にしたいんだ?


[俯いたせいで流れた前髪が、
 さらりと、視界の端を横切っていく。]

[そんな姿を見たいなんて、どうして。
 そう思いながらも、甘やかされるような言葉の
 魅力には勝てなかったから。
 夕飯の誘いには。ああ。と軽く相槌を。


  そうですね、少し。

  でも……、いいんですか?出前で。
  ああでも、映画見るなら、ピザとコーラかな。


[前言撤回。
 海外映画の定番、それは今も変わらない。]

[クッション性の強いソファに顔を埋めて、
 少し息を吸い込んだら、新品の匂いがする。]


  ああ……、



[小さく、感嘆符を洩らしたら。
 ふと、なにか足りないと気づいて。
 並べられたソファの古い方に膝でずるずると移動して。]