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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[ 買い終えた必要なお泊りセット一式を手に、
  桜を眺めながら手を繋いで歩く帰り路。
  ポニーテールに纏めた髪がふわふわ揺れていくのも
  まるで少し浮かれた心を表しているみたいだ。

  それはきっと、貴方の家へ到着する間際。
  不意にちらりと伺うように瞳を見つめ、問いかける。 ]


  ……この家に泊まるの、何番目ですか?


[ 恋人として。と、付け加え。

  初めてなら満足したように笑うだろうし
  そうじゃないなら
  次からはちょっと、何か置いて帰ってやろう、なんて。* ]

 

メモを貼った。

―― うさぎのじゃれ合いは続く ――

[同僚になって三年、仲が悪いわけではない。
 たまには同僚同士で飲みに行くこともあれば、
 大咲とも店のグループチャットで
 やりとりすることもあっただろう。

 なんというか。
 時折、彼女から感じていたのは。
 背伸びをしたい妹のような。
 どこかに必死さと焦燥が見え隠れしていたけれど。

 複雑だと、珍しく素直に心情を吐露されれば。
 おや、と数度瞬いて彼女を見つめた。

 何の心境の変化があったのか。
 数週間前に慌てて早退して以降の大咲は、
 少し、雰囲気が柔らかくなったような気がする。]

[彼女の変化の元となったのが神田であることは、
 その時はまだ知らなかったので。

 神田が腹ごなしに歩いているのを横目に、
 大咲へと視線を戻す。

 
……やっぱり混ざりたかったんだろ?


 そんな言葉を飲み込んで、いつかのように。
 ぽんと、大咲の頭に手を置く。]

 
 
  大咲も、何かあったら
  オニイチャンを頼っていいよ。
  話を聞くぐらいしかできないけどさ。


[父子のような実際のつながりはなくても、
 三年紡いできた絆があるように。

 速崎からも話を聞いていたから
 彼女にも同じように。聞き役として。]

 
 
  まあ……、
  俺にもできることとできないことがあるけど。


[大咲につられるように流した視線の先、
 何やら店員の視線が新人のカクテルに集中しているが。

 俺はあまりカクテルには詳しくないので。
 そこは可愛い妹に頼るところ。**]
  

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

 

  寒くないようにって聞いたんで。
  春先にはちょっと、暑いかと思ったんですけど。


[私服を指摘されたら、何となく自身を見下ろした。
 パーカーはフリースとジャケットで二重になっている。
 持っている服は、大体、黒とか白とか、紺とか。

 トレードマークにした紺のキャスケットも。
 新しく新調した訳じゃない。
 自宅であまり使われずに埃を被りそうに
 なっていたものを使うようにしただけ。

 オシャレ、というより無難な感じ。
 一方、軽装でも着こなしている彼は、やはり。
 人の目を引いていただろうか。]

[カスタムはしていない。
 ということは、元から持っていたものか。
 あまり普段見慣れないものだから、
 新品かどうかも分からない。

 けれど。]


  ……俺と同じだ。


[偶然か、必然か分からないけれど。
 彼の持ち物の中にあるうさぎに、少し目を細めた。]

[二輪のバイクは四輪の車よりも
 バランスを取るのが難しい。
 今は彼の足が支えているけれど。

 叩かれた腰元に両手を回せば、自然と距離も近づいて。
 背中に身を寄せて、これでいいかというように、
 振り返る視線と目を見合わせた。

 体格はあまり変わらないだろうか。
 いや、背丈がある分、彼のほうが締まっているか。
 肉付きは、俺のほうがいいかもしれないけれど。
 
 ヘルメットを被った高野が前を向けば、
 ゆっくりとバイクが走り出す。


 風が、当たる。
 そよぐ風が、強くなり、駆けるように。]

[時折、かかる声は前と後ろの距離と。
 ヘルメットを被っているせいで少し大きい。
 
 最高、と零す声に、静かに笑った。

 同じように声を張ることはないけれど。
 緑が増えてきた風景を抜けていく中で、
 早咲きの桜を見つけたら。

 コン、とヘルメット同士をぶつける。

 腰に回した手を一瞬外して、桜の方を指せば。
 彼も気づくだろうか。

 そんな、やりとりを挟みながら。
 見慣れない道路を進んでいく。*]

[ドラッグストアの明るい光が眩しくて眇になる。
照らされてしまうと自分の姿も彼女の姿もはっきりして、歩いている内に落ち着き始めた心臓が忙しなくなる。

繋いだ手から伸びた指はきちんと収めた。
先程何気なく悪戯して返って来た反応に蹲りたくなる程の衝撃を受けたので、後は帰るまでの我慢です。]


 うん、それは本当、そうして。
 友達とお泊り会とかあったら違うパジャマにして。

[
寝る時のとか!


この子は僕の理性を試すのが本当に上手いなと脳がグラグラする。
彼女の友人関係は尊重したいから、今後泊りや旅行があっても反対はしない。
けれど、自分にだけ見せる姿を作ってくれるなら、違うパジャマを持って行くか旅先のホテルナイティにしておいて、自分の前で着るものとは別にして欲しい。]


 あー……
 うん、ゆっくり見ておいで。
 僕は入口で待ってるね。

[買い物につきあうのは好きだけれど、つきっきりで買いにくいものがあるかもしれないので見送った。
店内の照明に照らされた項を直視出来ないなんて、中学生かよ、と苦笑する。
ポニーテールが揺れて角を過ぎるのを待って、自分も簡単に買い物を済ませる。

別行動の流れになって良かったね僕!
]

[彼女の袋は彼女に持ってもらう。
タルトの箱で片手が埋まっているもので。
そうして手を繋いで歩く道には、既に桜が綺麗に咲いている。]

 あー……

[鍵を取り出したところで目が合う。
過去を気にしているのだなと知れば、誤魔化したり嘘を言ったりはしない。]

 ここに住んで1年くらいなんだよね。
 「彼女」が来てくれるのは、マシロちゃんが初めてです。

[「泊まり」ではなくその前段階の「来訪」も含めて。
1年くらいは相手がいないというのも伝わるか。

何でも置いて帰っていいよ。
引っ越す時には一緒に持って行くから。]

[散らかってるけど、と前置きをした。
私物がそうある訳ではないけれど、職業柄雑誌やアルバムの類は森のように大量に置かれた突っ張り本棚にびっしり詰まっている。

小さなテーブル、仕事に使うのでPCのスペックは高性能のもの。
デュアルモニター。

辛うじてバストイレは別だけれど狭い。

寝室は和室。
客間はない。]

 荷物、好きなとこに置いといて。
 タルトは一旦冷蔵庫、と。
 湯、沸かすね。

[自分のリュックも無造作にPC机前の椅子に投げ、ジャケットも背凭れにかける。]

[そうして、彼女の荷物の置き場所が決まったなら、腕を広げた。]

 ぎゅってしていいですか?

[今日、予定外に自分との夜を求めてくれた彼女の内心を思う。

言うか言わないかは彼女に任せる。

彼女が自分の腕を必要としているのはきっと読み違いではないと思うから、まずはその心が甘える場所をあげたくて。*]

 うん、ちょうどいいよ。
 走ると風浴びるからね。

 気温高くても、思ったより寒いから。

[ 柔らかそうなボアフリースに、ジャケットは
 は立ち止まっていれば暑いくらいだろうけど
 散策する際には脱げばいいだろうし。

 こちらも決して重装備ではないが、
 レザーパンツに、ロングTシャツ、
 黒のライダースジャケット。

 なので、防寒性は似たようなもの。
 人の目はどうだったかな。
 少なくとも声を掛けられることは、なかったけれど。 ]

 ソウダネ。
 気に入った?

[ 同じだと気づかれたら。
 いやそもそも気づかれるとは思ってたんだけども。

 どうしてだろうか、私服という見慣れない
 姿だからか、その表情に、どきっとしてしまって。
 声が少々ぶれてしまった。それが更に、
 動揺に拍車を掛けたが、出発前に
 長話をするのも、なんなので、
 誤魔化すように、微笑んで見せる。 ]

[ 一度振り返り、目を合わせる。
 頷いて、再び前を向き、ゆるやかに
 バイクを走らせる。

 たった一度だけ、人の運転する
 バイクの後ろに乗ったことが在るのだが
 後ろの方が、思いの外衝撃や揺れが
 ダイレクトに伝わるもので。

 不調が出るようなら、と気遣ったが
 今のところ、それらしい合図はない。

 背中に感じる体温に、表情が緩むのは
 どうしようもなく。

 いやだって、好きな人乗せてるんですよ。 ]

 あっちいくと、海の方に出る
 ここのラーメン、旨いよ、たまにいく

[ いつものルート。いつもの余暇が
 こんなにも、楽しい。 ]

[ コン、とヘルメットが鳴る、
 どうした、と問おうとすれば、

 指先が左前方を指差した。

 早咲きの桜を目に入れて、
 うなずくと、またヘルメットが触れ合い、
 コン、と音が鳴る。

 田園風景の緑に、その色は
 とても目立つ。春の訪れを知らせる
 色を横目に、田園地帯を抜け、
 山に向かう緩やかな上り坂を、バイクは駆ける。

 幸運にも、渋滞にも飲まれず、
 一つ目の目的地まで到着できそうだ。
 
 対抗道路から降りてくる、ライダーに
 知った顔が居れば、挨拶代わりに
 ピースサインを作って応える。

 ――どういう意味に捉えられるかは別として
 いつもしている、文化なもので。
 
あいつ中指立ててなかった?野蛮だな。
]

[ そうして走らせること、一時間程。

 大型トラックが数台止まっている、
 駐車場へと入り、エンジンを停止、

 とんとん、と腰に回った手に合図をし ]

 先に降りてね ゆっくり

[ 声を掛けた、無事彼が降りたのを確認してから
 自分もバイクを降り、ヘルメットを外す。 ]

 どうだった?初バイク。

[ 次の目的地まではあと三分の一程
 あるのだけれど、沢の音が心地よい
 このドライブインで、暫し、休息を取るつもり。

 どきどきしながら、聞いて。
 山の中でしか味わえない空気を、
 ぐっと吸い込んだ。* ]

メモを貼った。

【人】 客 クリス

[なんで幻滅するのか分からないけど。>>111
俺は笑ってた。]


いや。何で幻滅すんの?
俺だってあるよ。
皆あるでしょ。

ただそんな中でね……

貝沢さんは、自分の足で、一人で立ってる感じがする。

そんなとこがさ……


[ああ。なんでだろ。
何時もだったらさらっと出る言葉が、うまく出て来ない。
普段全く気にならない人目が気になるきがする。
本当に言いたい言葉は『素敵』では無かった。でも……]
(115) 2023/03/09(Thu) 23:22:37

【人】 客 クリス



貝沢さんは『乙女』って言うより、『良い女』て感じがする。


[俺は逃げました。ええ。逃げました。ごめんなさい。
でも今ここでは言いたく無かったんだ。少なくとも今はね。]


また誘うよ。


[だからそれだけ口にして。]
(117) 2023/03/09(Thu) 23:23:20

【人】 客 クリス

[メロンのカクテルに口をつける貝沢さんを見ながら。>>113
笑ってたら、質問された。>>114
なにそのポーズ。頬杖ついて。]


苺のショートケーキは……
俺が誕生日の時にだけ食べられた、特別なお菓子。

今日は別に誕生日じゃないけど。
3月のパーティーは『なんでもない日おめでとう』のパーティーだそうだから。
苺のショートケーキ。シェアしてくれたら嬉しいかな。


[笑って。笑ってね?ここで終わらせることも出来たんだよ。
実際誤解されてそうだし。このまま流す事もね。
でも俺はもう1回逃げたし、あんな顔>>110させたしな。]
(118) 2023/03/09(Thu) 23:24:18

【人】 客 クリス

[とりあえず。あの顔>>110をさせたいわけじゃなかった。
詫びになるかも分からないけど。
くっそ恥ずかしいなこれ。]


好きなお菓子を聞かれて…………
…………ポッキーを思い出しただけ。


[すいません。ごめんなさい。許してください。
俺は真っ赤になった顔を片手で覆って。
テーブルに肘を着いた。**]
(119) 2023/03/09(Thu) 23:25:33

【人】 客 クリス

[ちょっっっと今のこの顔、人に見られたく無いです。
でも全員にお通しくれるって。>>106
俺。お茶しか飲んで無いのに。
……美味しそう。]


ありがとうございます。遠藤さん。


[頑張れ俺。俺はなんとか持ち直した。
アレルギーは幸いありません。]


いただきます。


[手を合わせて。海老をお塩でいただいてたら、貝沢さんもお塩を選んでたから。『同じだね』と笑った。
ピーナッツ豆腐はもちもちで美味しくて。
思わず口元に笑顔が浮かんだことだろう。**]
(120) 2023/03/09(Thu) 23:30:52
[指先で紺のうさぎを撫でる。
 愛でるように優しく。

 そうしてヘルメットを被ろうとして
 気に入ったか、と聞かれたなら。
 被る前に応えただろう。]


   うん。


[店では使わない敬語の取れた頷き。
 気の緩みからか、春の空気がそうさせたのか。

 意識したものではなかったから、
 自分では気づけないまま、無自覚のうちに
 彼に気を許していることが一つ、増えていく。]

[風に流されながら交わす会話は、
 時折、聞き漏らしそうになりながら耳を傾けた。

 運転に慣れているからか、
 気を回してくれているのか、
 ときどき緩まるスピードが衝撃を和らげる。

 景色を通り過ぎていく度に、
 投げかけられる声に、声で応える代わりに
 頷いたり、首を振ったりすることで応えながら。

 彼のルーツを知っていくようで、面白い。]

[ヘルメットの合図は伝わったようで、
 彼の首が桜の方向に向いた。
 返すみたいに、コン、とまた一つ鳴ったから
 指し示した指先を下ろしていく。

 再び腰元に戻っていく腕は、
 彼の胴に周った後、先程より少しだけ。
 抱きつく腕に力を篭めた。]


  綺麗だ。


[遠くの桜を眺めながら、そう呟いた。
 こんな景色を彼は普段から知っているのか。

 顔見知りと交わす挨拶を横目に見ながら
 俺にも手を上げてくれるから。
 応えたいけれど、腕は腰に回したまま。

 また、頷くことで応えて。]

[やがて、辿り着いた目的地は話していたドライブイン。
 スピードが緩やかに落ちていく。

 腕を叩かれたなら、頷いて。
 バイクを倒さないように
 気をつけながら、足に地を着けた。

 ヘルメットを脱げば塞がっていた耳が
 解放されて外気にホッとする。
 少し、癖づいた前髪を弄りながら。]


  車や電車より、景色が近い感じがしますね。
  ……あと、思ったより寒かった。


[後者は我慢できない程じゃないけれど、
 そんな冗談も交えながら、固まった身体を伸ばす。]