人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[それから『
ちゅっ
』てキスをした。]

 

[愛おし気に目を細めて。玲羅を見詰めて。
怒られるかな?]


好き
だよ。



[怒られてもそうじゃなくても。
胸が満ち足りて幸せだった。]

[玲羅のお父さんとお母さんの話し。
聞いていて、目に浮かぶようだ。]


玲羅を心配したんだね。お父さん。
お母さんは、玲羅を信じてくれたんだね。
『玲羅なら大丈夫』って。

信じてもらえるくらい。
玲羅は頑張ってきたんだね。
俺の勝手な憶測だけど……

良いご両親だね。


[目を細めて。微笑みかけて。]

[お弁当を食べ終わったら。
そろそろ手作りアクセサリー教室に向かおうか。]


アクセサリー教室ってどんな事するんだろう?
どんな物が作れるのかなぁ?

ああ。そうだ。お弁当食べてる時に気付いたんだけどね?
玲羅。爪も綺麗だね。お姫様みたい。
玲羅はどんなアクセサリーが好き?


[屈託なく笑いかけながら。
軽くなったお弁当箱を、しまっていった。*]

[ 訪問客もほとんどなく、友人が遊びに来ることも
 あまりない。外で会うことのほうが多いのは、
 互いのため。

 故に面白いものは特にない自分の部屋だが
 羨むような言葉があれば。君の部屋にも
 興味が湧いた。

 調理具の数は比べ物にならないだろうし、
 日頃過ごす部屋の中には、趣味趣向が
 色濃く、出ているだろうから、まだ知らない
 相手の好き、が埋まっているような気がするから。 ]

[ 食器を増やしても、との打診に
 告げた言葉の意味については、
 正しく受け取られたようで。

 その内と返される。

 二人分の食器、それから服、部屋着、
 枕、洗面用品等、数え切れないくらい
 君の私物があればいいと思う。

 自分の家だと錯覚するくらい。 ]

 本当?嬉しいな

[ ささっと短時間で作ってくれた一品は、
 冷蔵庫にも保存されているらしい ]

[ プロの手に掛かれば、調理器具など
 数えるほどしかなくてもこれほどの料理が
 出来るということに、いちいち、感動してしまった。 ]

 さっぱりしてて、美味しそう。
 だし、俺でも出来そうだね。

[ 授けられた知識は、技術力を要さない
 簡単なもの。次に君がこの部屋を訪れる時には、
 使用頻度が増えている証拠に、キッチン台の
 手に取れる場所に、スチーマーはあるだろう。

 冷蔵庫の中にも、多くはなくとも
 食材は増えているはずだ。

 出来ることが少しずつでも増えていけば
 いつか、キッチンの中、狭いなんて言いながら
 共に立てる日もくるだろうか。 ]

[ 茶碗蒸しなんて、家で作るものとは
 思わなかったものだし、洋風の味付けが
 とても気に入って、瞬く間に空にしてしまった。

 表面の溶けたチーズと、コンソメの
 組み合わせが絶妙に食欲をそそったもので。

 好きだと以前言ったことを、
 覚えていてくれたからこそ、作ってくれたであろう
 スープも、スープ丼も。
 体を内側からあたためてくれた。

 加熱されて溶け出したネギの旨味が感じられる
 スープを吸った米が、また美味だった。 ]

 今日はさすがに冗談だけど、
 次は泊まってね。

[ もちろん、店に近いからという理由
 でもいい。君がここに居てくれるなら、
 理由なんて、なんでもいいので。 ]

[ それから食事を終えれば、
 片付けは自分がと申し出た。

 ほとんど食洗機が片付けて
 くれるし、君にもこの部屋で
 ゆっくりして欲しかったから。

 片付けを終え、コーヒーを手に
 戻れば、君は何をしてただろう。

 ダメになるソファに吸い込まれたり
 していたなら声を上げて笑ってしまって
 いただろう。

 深夜と呼ばれる時間になる前には、
 送りたいと言い、再びジャケットを羽織った。

 帰り際玄関で、頬を撫でながら
 いい?と問いかけた後、どうなったかは
 君の返答次第かな。* ]

メモを貼った。

―― 鴨の日 ――

[カウンターに響く蕎麦を啜る音が二つ。
 七味を振りかける神田と、
 そのままを楽しむ高野を交互に眺めながら、
 二人の水を注ぎ足しておく。

 神田からの問い掛けには。]


  はい、そうです。


[天ぷらは確か大咲が作ったと記憶している。
 ゆっくりと味わうように器を傾け味わう。
 そこから漏れた感想に、さすが、と微笑んだ。]


  厚削りの鰹を使ってるんです。


[だから、今日も一つ答え合わせを。]

 
  血合いの入った厚削りのものと、
  それから、香り付けに薄削りを後から。
  醤油は……何を使っているかは、秘密で。


[なんといっても店の特製なので。+109
 大体の回答は出したようなものだが、
 肝心なベースとなるものは伏せておいた。

 ネギも鴨も好評のようで、
 いつもの流水のように流れるような感想を楽しむように
 耳を傾けながら二品目を頼まれたなら。


  はい、かしこまりました。
  そうですね……、新じゃが使ってもいいですか。


[一言断りを入れて、作り出そう。*]

[二人の蕎麦を啜る音は、揚げる音と重なれば、
 いくらか相殺できただろうか。

 一方で口数の少ない高野に目を向けたところで、
 微細な感情の揺れまでは気づけなかったけれど。
 目が合ったなら、自然と細めて返していた。

 竜田揚げに彼が手を付ける頃、
 カウンターキッチンに戻れば、映画の話。

 邦画はあまり観ることがないから。
 説明されたものは欠片程度は聞いたことはあっても。
 観たことがないものだったけれど。

 一日では観られそうにない量に、
 思案するように伏した瞳を、ちら、と向けたなら。]


  配信なら、映画じゃなくてもいいんですよね。
  ……だったら、『戦隊モノ』とか観れます?


[タイトルまでは知らない。
 けれど、彼にならそれで何が観たいかは伝わるだろう。]



  観てみたいです。
  『ブラック』が活躍するところ。


[今はプライベートな時間を楽しんでいるだろうから。
 名前は伏せたまま、好きになったカラーを口にした。*]

[そんなリクエストを願った日だっただろうか。
 帰り道で、葉月の話題に触れた時。
 何故か顔を顰めたのを見たら、
 機嫌を取るように、絡めた指に少し力を篭めて。]

 
  葉月さんとは話してみたかったから、
  俺は構いませんが。


[構われるのが嫌なのだろうか?
 彼は純粋に高野のことが知りたそうに聞こえたけれど。
 お節介についてはまだ葉月の人となりを
 深く知らないから、微かに首が傾く程度。]

[指先から温度が伝わって、零れた笑いが見れたなら。
 心配する必要はなさそうだ。

 ねだるような問い掛けに返された応えは。
 期待通りの、いや、それ以上のものだったから。]


  『お父さん』の相手が『お父さん』だったら、
  ……驚くかな。


[少し崩れ始めた敬語には自分では気づかない。
 はにかむ姿につられるようにして、双眸を緩めた。*]

―― 二品目 ――

[新じゃがを手に取ったら、まずはよく洗う。
 皮がついたまま使いたいから念入りに。
 一口大ぐらいになるように、大きさは6等分ぐらい。
 手を入れた後は、
 キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取って。

 牡丹海老はお腹の殻を剥いてから尻尾へ。
 そうすると頭も尻尾もちぎれることなく綺麗に剥ける。
 頭と尻尾をそのままにするのは、
 見た目にも楽しんでもらいたいという思いから。
 こちらも下処理を済ませた後、水気を取って。

 彩りにはアスパラを。根本を切り落として。
 固い部分はピーラーで剥いて、5cm幅に。

 次に手にしたのはスキレット。オリーブオイル。
 勘のいい人ならばもう何を作るかは察せるだろう。]

[みじん切りにしたにんにくとアンチョビを
 アスパラと一緒に入れ、いい香りがしてきたら。
 新じゃがが柔らかくなるまでふつふつと。
 後から海老を入れたら、今度は赤く色づくまで。

 仕上げにパセリを少し散らして緑を深めたら。]

  
  海老と新じゃがのアヒージョ。
  こちらもお好みで、七味をかけてください。


[熱々のスキレットを木板に乗せてテーブルへ。
 食べれない海老の部分は、殻入れを一緒に添えて。*]

メモを貼った。


うん、楽しみにしてる!!

[また作るという彼に元気よく頷いてそう答えた。

ちなみに自分もお返し的なものを
したいという気持ちはちゃんとあるんだけども
それは今は心のうちに秘めて。


玄米茶を火傷しないよう飲み干し、
コップを彼に手渡した。]



  ――――、


[一瞬虚を突かれて、ぽかん、としたあと。
間近で微笑む彼の表情と台詞に
ドキリと大きく心臓が跳ねて。]

〜〜〜っっ、!! 


[ぶわわ、と頬が熱くなった。]


なっ、
も、……っっ、も〜〜!!
うーー……



[
だから不意打ちはずるいってば!!!

こんなところで、とか。誰かに見られたら、とか。
そんなことよりも愛おし気に目を細める彼と
うるさい鼓動の方に意識が持っていかれて。

赤い顔のまま、先程とは逆に
ジトッとむくれたような顔で
彼を見つめる玲羅だった。]




……私も好きだよ。



[拗ねたようにぽつ、と小さく返して。]

[そんな一幕を挟みながら両親の話を。]

うん、そうなんだと思う。

[色々あって迷惑も心配もかけたと思うけれど。
ずっと見守ってきてくれた、大事な両親だ。]

……そう、なのかな。そうかも。
ふふふ、ありがとー。

[頑張って来た――と、自分では
普段あまり意識することはないけれど。
なんだかしみじみとそう言われると
過去の色んな自分を肯定してもらえたようで。
胸に響く温かさに頷き。]

[そんな話をしながら弁当をたいらげて。
ごちそうさまでしたと手を合わせる。
後片付けを手伝いながら]

希望すれば結構色々作れるみたいよ。
ネックレスとか、ピアスとか。ブローチとか。

……えっ?あ、ありがとう。可愛いでしょ。
せっかくだから春っぽいネイルにしてみたんだー。

[爪を褒められて照れながら。
好きなアクセサリーを尋ねられば。]

私、髪伸ばしてるからさ。
髪飾りは色々集めるの好きだし、
ネックレスもイヤリングも時々するよ。

でも……

[少しだけ、間を置いて。]


あのさ。どうせ一緒に作るなら。
…ペアリングとか……欲しいな、って。

思ったりするんだけど……



[もじ、と少し気恥ずかしそうに申告してみたり。**]

[ 好きな食べ物。
 これまで何度も聞かれてきたことだ。
 
 日常生活に置いても、仕事上でも。
 当たり障りのない答えを要するものも。

 時にはスポンサーの顔色なんかも
 伺っていたかもしれない。

 何を食べても、おいしく感じられる
 味覚には感謝していたけれど。

 知らないものをここで食べる度、
 好きなものは、増える一方だったし

 ああ、これ好きだったんだな、と
 気づくこともまた、多い。 ]

[ 甘じょっぱいつゆには、
 鴨肉の風味が移り、より香り豊かに。

 肉厚な鴨肉は食べごたえも十分に
 ありながら、柔らかい。

 鴨なんてそんなに頻繁には
 食べないけれど、これもまた

 ああ、好きだったんだと、口に入れて
 気づいた

 そういう気付きを得る時、
 カウンターの中には、君がいる。

 本日もご機嫌麗しく筆舌に尽くす感想を、
 それに対する返答を、
 聞きながら、最後の一滴まで残さず
 鴨南蛮を平らげる頃には、

 鰹もいい具合に、揚がっていただろうか。 ]

 あぁ、……え、うわ、旨い

[ 鰹の竜田揚げ、下味をつけているであろうことは
 調理の過程を眺めていれば、知れた。

 ほんの少しわかるようになってきた
 とも言える。

 味の想像も僅かになら、想像できるように
 なってきたと思う。 ]

 この旨味、好きなやつだ
 にんにくと、醤油?
 あとはまだ、わかんないけど。

[ 続けて、二つ口にして咀嚼し飲み込んだ後の
 炭酸が、また美味しくて美味しくて。
 神田くん同様、そこそこ腹は膨れていたけど、
 もう一杯だけ、の酒は注文しただろうな。 ]

 うん、海外ドラマも結構あるよね

 え。
 ……観れる、けど

[ 以前続々と再生されるから見てしまったと
 言っていた海外ドラマは自分も見始めた所
 だったはずだが、『戦隊モノ』の言葉の
 指し示す所に気づいたら、わかりやすく
 照れるように片手で口元を隠した。

 だけどね、そう言われてしまうと、弱い。

 日曜朝ではない時間、若かりし頃の
 映像を君と、見る。その時、どんな顔を
 するか、想像に易かったな。* ]

[ 帰り道、今日はチャンスを掴めた日だった。
 こういう日、これから増えていけばいいと
 願っての来店時刻がうまく噛み合っての帰り道。

 面白くないという顔をした後に、
 絡まる指に力が伝わる。 ]

 ……そう

[ 反応は割に素直な方だとは思ってる、自覚ある。
 だけど、回りくどい言い方をすることが、
 あることにも、自覚はある。

 伝わっているかな、伝わっていないな。
 小さい男だと思われるかな。

 話してみたかったなら
 器の大きい男なら機会を作ることくらい
 なんでもないことのようにやってのけるのだろうか。 ]