104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】
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シオン・グレイヴズ → 人魚姫 透 静
楢崎大地 → 人魚姫 透 静(ランダム投票)
市川 夢助 → 人魚姫 透 静
御旗栄悠 → 人魚姫 透 静
透 静 → 人魚姫 透 静
若井匠海 → 人魚姫 透 静
鏡沼 創 → 鏡沼 創
笹原絵莉 → 人魚姫 透 静
白入 熊 → 人魚姫 透 静
柏倉陸玖 → 人魚姫 透 静
世良健人 → 人魚姫 透 静
牛丸紗優 → 人魚姫 透 静
尾関春歌 → 人魚姫 透 静
織田真宙 → 人魚姫 透 静
普川 尚久 → 人魚姫 透 静
処刑対象:透 静、結果:成功
本日の生存者:楢崎大地、御旗栄悠、若井匠海、鏡沼 創、白入 熊、柏倉陸玖、牛丸紗優、普川 尚久以上8名。
| 数刻、遅れて。歩いて学校に着く。
「はい、問題ありません。 ……いえ、仲間がいてくれたおかげですよ。 それより、今日は忙しくなりますから。はい、また」
どこかに連絡をかけながら、校門を通って。 流石にちょっと無理をしたので、今日は分厚い靴下。
「さて、と─── 今日は自習時間が多くなるだろうし。 やれるだけ体育祭の練習に詰め込むか」
少しだけ。ほんの少しだけ吹っ切れて、 悪い子になったみたいだ。
多分先輩はそれでも寄り添ってくれるし、 後輩の憧れの目もきっと向いたまま。 信頼には前向きで、今日も張り切っていく。
(0) 2021/11/04(Thu) 21:15:50 |
今日も自転車を漕いだ。息が白い。表情は、希望に溢れている。
朝方少しだけ早く、しかし普段通りに、
学校から歩いてすぐ近くで灰色の高級車が停まった。
「じゃあ、また夕方に迎え来て。今日もありがと、御爺」
前日と同じ車から降りた白髪の青年は、
もう一人降りるのを待ってからドアを閉めて、
走り去っていく車を軽く見送る。
ピンポンパンポーン
『おはようございます 朝の放送です
昨日は機材ミスにより、無音の放送だったみたいで
不安にさせてしまった方は申し訳ありません
それはさておき、今日はいくらか静かな朝になりました
休みがちな生徒も増えてきているようです
風邪や流行り病などに、十分に気を付けるよう
耳にタコだと思いますが、……無理をしないように
体育祭当日を盛り上げていきましょう
それでは朝のHRに遅刻しないように
今日も一日頑張りましょう』
ピンポンパンポーン
| >>+0 静 同じ様に車から降りて来たのは、何処にでも居る男だ。 「ありがとうございました」なんて、常よりは幾分か丁寧に 運転手に礼を言って、走り去る車を見送った。 「すっかりお世話になっちまいましたねぇ」 そう、傍らの透静に笑い掛けた。 (1) 2021/11/04(Thu) 21:25:09 |
| 「寒くなってきたからねぇ……皆風邪引かないといいな〜。 ぽかぽかしたいときはいつでも言ってね〜」
ふわふわの毛並みでのそのそ登校。 静かな朝にしょんもりしながら、 冷た〜い風で冷えた生徒を流れ作業で ハグしては学校の中につめつめしていく。 朝の放送が聞こえてうれしい。 (2) 2021/11/04(Thu) 21:27:29 |
「ん。広い家の、活用……」
ちょっと誇らしげにしている。
「練習始まるまで、ちょっと一人で散歩、する。
また、後で連絡、してもいい?」
次いで、首を傾げて貴方の方を見た。
| 聞こえてきた放送に安堵の笑みを浮かべ 今日も菓子パンをかじりながら登校した (3) 2021/11/04(Thu) 21:30:31 |
| >>2 白入先輩 「あ、俺も俺も〜!」 いつも通り列に並んでハグされにきた。 あったかいのは、大好き。 (4) 2021/11/04(Thu) 21:31:46 |
「…………」
今日も人目を避けて登校しようとした。
……なぜか周囲の人が少ない気がして、普通に登校する。
少し、落ち着かない。
| >>4 御旗くん 「おはよ〜。今日もがんばろね〜」 もふもふ、ぎゅっ。 常連さんにあったかいのお裾分け。 (5) 2021/11/04(Thu) 21:35:31 |
| (a0) 2021/11/04(Thu) 21:35:41 |
| >>1 白入 「先輩、今日もハグ活お疲れ様です」 穏やかに笑って、今日ももふもふだなぁと (6) 2021/11/04(Thu) 21:36:00 |
| (a1) 2021/11/04(Thu) 21:40:07 |
| >>2 白入 「ぽかぽかしたい……」 どさくさにまぎれて冷えた生徒たちの列に並んだ。 朝の放送もいつも通りだ。 今日もいつも通りだといいなあ。 (7) 2021/11/04(Thu) 21:45:04 |
| >>+2 透 「ええ、勿論でやがりますよ。 それじゃあ、また後で」 「ばいび」と、いつかのあなたの真似をして。 鏡沼は、登校する生徒達に溶け込んでいった。 (8) 2021/11/04(Thu) 21:47:01 |
| >>2 白入先輩 何処にでも居る男は、いつもの様に突然現れて あなたをぎゅっとハグするだろう。 「あー、今日もモフモフでやがりますねぇ」 (9) 2021/11/04(Thu) 21:50:43 |
朝方の車送迎からほんの少しだけ経ち。
登校する人が増えてくる頃、
廊下でぼんやりしている青年に、誰かが話しかけている。
「 ?
……うん、楽しかった」
「うん、そう。 ……これ、何? 栄養ドリンク?」
無記名のラベルが貼られた小瓶を手渡され、不思議そうに首を傾げた。
中にあるのは無色透明の液体のようにも見える。
「応援? 嬉しい。友達に分けてもいい? ……ん、わかった」
嬉しそうに受け取りつつ、
練習行く、と相手に声をかけてどこかへと歩いていく。
誰かに分けるかもしれないし、そのまま持っているかもしれないが。
"それ"を飲んで部活に向かうまでそう時間はかからない。
| >>6 >>7 >>9「おつかれありがと〜。 もふもふしてってね〜」 穏やかに笑う子をハグしたり、 順番待ちの子をハグしたり、 いつも居る子をハグしたり。 今日もぽかぽか、もふもふ、ふわふわだ。 (10) 2021/11/04(Thu) 21:58:05 |
――ぱしゃん、こぽ、こぽ、
プールへ着いて水着を纏えば、白く細いシルエットが水中へと沈む。
壁を蹴ると普段よりももっと長く、速く身体が動き、
その不可思議さに無言で首を傾げた。
ちらほらと泳いでいる他人の影を眺めながら、
僅かな息苦しさに呼吸をしようと口を開く。
がぽり、溜め込んでいた吐息だけが吐き出される。
『あれ」
息が吸えない。声が出ている。
「え、」
当たり前の事が出来ない。脚から細かな泡が出始める。
「くる、し、」
呼吸をしようと口を開けど、只々何かが出るだけで一向に肺へ入らない。
本能で身体が勝手に動いて、
知識のない頭は青年の頭部を水面から飛び出させた。
大きく咳き込み深呼吸を繰り返す異様さ、
明らかに溺れたような様子
に周囲の視線が向く。
「ッげほ、は、 ……なん、で……」
未だ水に入ったままの両足からは小さな泡が出続け、
漸くの呼吸に胸が大きく動き続ける。
身体が消えたりはしないけれど、泡になったりはしないけれども。
絵本の最後、それが人魚としては在れなかったように。
人魚姫が水中に居られない、ただの人間に成ったことは、
もしかすると一つの噂程度にはなるのかもしれない。
| (a2) 2021/11/04(Thu) 22:08:37 |
| ──稲生学園は。
今日も今日とて騒々しい朝だ。 そう、今日も。生徒会副会長は、 日々何処かで何かが起きている事を知っている。
あらゆる異能者が集まるこの稲生学園に於いて。 ちょっとした隠し事を拾う目や耳など、幾らでもある。 誰も知り得ないような事は"知らない"けれど。
ずっと前からそんな気はしていたのだ。 ここ数日間続いている、『噂』による曖昧な不安は 一介の生徒に抑え切れるようなものではないと。
ここまで大事になってしまえば。学園側としても 真偽の程には関わらず、白を切り続けるのは難しいだろう。
つまるところ、終わりは近いのだ。
であれば、生徒会副会長のすべき事は変わらない。 今日も、いつも通りの仕事を始めよう。 (11) 2021/11/04(Thu) 22:19:44 |
| (a3) 2021/11/04(Thu) 22:19:50 |
| (a4) 2021/11/04(Thu) 22:24:55 |
| (a5) 2021/11/04(Thu) 22:25:10 |
| (a6) 2021/11/04(Thu) 22:29:15 |
監視の目の一つが手がかりをつかんだ。かれこれ数日続けていた調査がやっと実を結ぶ達成感、後輩の身を案じる気持ち。募る疲労、貧血。万全とはいいがたい状況だった。そんな状況で、かかった罠を確認しに行けば──。
罠にかかるのは己の方だ。
背後から抑え込まれ、強引に薬を押し込まれる。意識は深い闇におちてゆく。
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