【人】 命灯癒光 リーディエ縋り付くように強く掴む今も自身の異能が発動し、苦しみを伴う。 それとは別に2人によって齎された傷がジクジクと痛んだ。 ノルが話す間、リディは熱のこもる吐息を吐き出すだけ。 彼は何を、言っているの……。分からない…。 ……痛い、 「………………い、で……」 突然の小さな呟きは、貴方達に聞こえるだろうか。聞こえずとも、もう一度繰り返される。 「……ふざけ、ない…………で、」 服を掴む力は更に増し、仮に二度三度と殴られようとも言葉を止めない。 生きてる間であれば、"ずっと一緒"に笑って頷けた。 でも。それは、それは……違う。 「…………わ、たし……は、………あなた、たちの……。 …おもちゃ、じゃ…………、ない……っ」 「わたし、たち………は、……おもちゃじゃ、ない……の…ッ」 始まりが何か、リディは知りはしない。 知った中で同じ言葉を言えるのか、と言われても。 そんなもしもは、今は必要ではない。 「…あなた、たちの……しあわせ、を……………! わた、し……に、…………押し付け、ないで………!!」 服を握っていた手を離し、叶うならその手でノルを突き飛ばす。 勿論支えを失えば、リディはその場に座り込むだろう。 少しずつ、天に昇る光の量は増えていく。 (23) 2022/07/27(Wed) 1:20:13 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>22 モノ 全てを内容を読み聞かせ……というよりはただのダダ漏れにして、 それから、錯乱のように居ない筈の相手に呼び掛けた後。 些か震えたままだけどもう一回、今度はちゃんと貴方が聞き取りやすいようにゆっくり読み上げる。 〔 ▙ ▜▓▗ _ モノ……〕貴方の落ち着きに、逆に冷静を取り戻して。 それから、出てきた名前に反応する。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ハグベリーが……?〕〔⿻▫__ 知ってたの? ……知ってるの?〕 (25) 2022/07/27(Wed) 1:53:28 |
【人】 ガラクタ モノオキ>>+2 >>24 〔▙ ▜▓▗_クロいるの?部屋の中じゃなくて?え?じゃああの石はクロじゃないの?あ、でも死体もクロじゃないってこと?〕 ユングフラウが話しかけいる間に、子供の興味はユングフラウの能力へ、その先にいる『人物』へ、そして石と死体へ。 思考の飛躍と整理はちょっとうるさいかもしれない。 もし通訳をしてくれたなら、はっきりと頷きながら話す。 〔▙ ▜▓▗_そう、掃除したときに見つけたの。だからハグベリーが言ってること本当だったみたいだね。でも死ぬのは嫌だから逃げてきちゃったけど……え?ハグベリーが……〕 ハグベリーの名を繰り返されると何を話してなかったっけ?と漏れながらも頷く。 〔▙ ▜▓▗_うん、主が殺されて集まった日、怪しかったから聞こうと思ったんだけどうまく聞けなくて、怖がらせちゃったけどハグベリーが主が悪いって言ってたよ。モノオキは信頼していなかったけど、主の文字の声も聞けたからこれで本当だね。〕 そう冷静に伝えたのだ。騒ぎの中では教えなかったというのに。 (26) 2022/07/27(Wed) 2:00:48 |
【人】 手探り ノル「……?」 おもちゃ、という意味がわからなくて、唖然とした顔でそれを聞く。 リディが殴られる間、入れていた力が抜ける。 「あ……っ…………?」 リディが地面に倒れないように、とばかり考えていたから、突き飛ばされることなんか考えてなくて。 僕も地面に尻餅をついて、座り込む。 「それ、それって……?」 押し付けないでって。押し付けないでって言った。 もう痛くならないよって、ずっと一緒にいられるって言ったのに。 「……リディは、ひとりでも生きていけるの?」 ばらばらになっても大丈夫な家族がいるとは考えつかなかった。 「いたくてもだいじょうぶなの?」 どうしよう。大丈夫なんだったら。 「おとうさんに……すきじゃないっていわれても?」 小さな声で、昇る光も傷も視界に入れて。 この箱庭の神様に愛されてないって知って、それで耐えられるわけないよ。ね? (28) 2022/07/27(Wed) 2:15:17 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>26 モノオキ 〔 ▙ ▜▓▗ _ あ、えっと……おばけ?〕なんで話せるのかとか、秘密にしといた方がいいかとか、とか。 〔⿻▫__ クロに、相談しようとして忘れてた……〕 挙句の果てに、分かりやすい説明をと思いついたのがオバケ呼ばわり。 それはそれとして。クロの声を伝えたり、貴方の饒舌も代弁したりして。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 僕達、もっと……話し合うべきだったね……皆で。〕その日のどのタイミングだったのかとか、それを言い出せない空気だったのかとかは知らないけど。 ただ、後悔に俯く。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ハグベリーと。探しに行こうか。他にどんな話したのか、教えてくれる?〕 続きは歩きながら、のつもりで片手をいつものように差し出す。 (30) 2022/07/27(Wed) 2:25:38 |
ユングフラウは、石……?って首を捻ったりしながらも、クロなら分かるかなってなるべく聞いた通りに伝えるだろう。 (a7) 2022/07/27(Wed) 2:35:15 |
【人】 骨頭 クローディオ>>29 モノオキ 「………もっとたくさん話せばよかった。通訳をユングに任せて」 そう、喋れなくてもユングフラウなら会話できる、というのがまるっきり頭になかったのだ。 だから死んで姿も見えなくなったクローディオが、通訳を挟んでまず最初に君に投げた言葉がこれだった。 「一気にたくさん石にできる?そうでないなら、一本道に誘い込む、1人ずつにならざるを得なくするしかない」 例えば狭い廊下とか、柵で挟まれた一本道でも作るとか。 ……人を殺していい理由なんてあるのか? 答えは、ない。そんなものはない。 でも、みすみすみんなが蹂躙されるくらいなら、クローディオは何も言わずに排除を手伝う。 害獣を追い払うのは俺の仕事だったから。 (31) 2022/07/27(Wed) 2:41:57 |
クローディオは、石にする、の詳しいことは何も分からないが、大事なのはそこではないから、流した。 (a8) 2022/07/27(Wed) 2:42:51 |
ユングフラウは、やっぱりクロは石にするについてわかってるんだぁ、って感心した。 (a9) 2022/07/27(Wed) 3:03:44 |
【人】 命灯癒光 リーディエ座り込んで俯けば、視界が真っ赤に染まる。 こんなに殴られても、生きてるのね。 あぁ、私……やっぱり、化け物なんだわ。 でも良かった。だからこそ、こうして。 「………わたし、たち……は、…たよりない、ですか………。 あなた、たち……が……、かかえる、もの………せおえない、ほど…」 「よわい、…………です、か?……どうし、て……………。 みんな、はなし………してくれな、……の」 誰かを疑うのではなく、もっとちゃんと話を出来たら。 こんな結末には、ならなかった。私はそう思っているわ。 こんな私でもね。皆がいるから、生きていけたんだもの。 「…それなら、………わたし、は…。ひとり、で……いい、です。 いたく、ても……つらくて、も………きらわれ、ても…………」 「……………かぞく、じゃ……………なくて、いい………ッ」 背中のナイフに手を回し、小さな呻きを零しながらそれを引き抜いた。 致死量にも満ちそうな程の血溜まりがあるのに、リディはまだ生きている。 どうせ死ぬのなら、こちらの方がより早く。 「ごほっ、……………」 込み上げてくる何かを手で押さえてみるが、全てが 真っ赤 で息をすることも苦しい。でも今は、そんなことはどうだっていいの。 もういいの。 砂で汚れた服は清潔ではないと理解しているけれど、構ってられない。 額の血を拭いとって、 それでも直ぐに真っ赤に染まるけど。 突き飛ばしたノルに向かって、最後の力で飛び込むように──抱きしめた。 (33) 2022/07/27(Wed) 3:17:38 |
リーディエは、異能の光が強くなり、それらは更に天へと昇る。 (a10) 2022/07/27(Wed) 3:19:04 |
リーディエは、きっとその光は屋敷の彼らにも届くのだろう。 (a11) 2022/07/27(Wed) 3:19:30 |
【人】 ガラクタ モノオキ>>30 ユングフラウ 「あーっ!」 〔▙ ▜▓▗_おばけ?見れないお化け?〕〔▙ ▜▓▗_ じゃあもしかしてモノオキのこと怖くない?〕 〔▙ ▜▓▗_ あっでも今石にするって言っちゃった、ユングフラウどうしよう、怖くない?〕 〔▙ ▜▓▗_あ、石はモノオキがやるの、いつもは怖い顔されるからやらない、でもゴミ掃除のときはたくさんやるし、ちゃんと片付けてるよ〕 〔▙ ▜▓▗_怖がらないでね。モノオキ死んでるよりも石が好きだけど、動いて撫でてくれるほうが好き〕 ちょっとだけノイズが重なって流れてくる。首をかしげたあなたに自分の伝えた思考に気づいた。声が漏れ、この中で姿が見えるあなたの表情を気にしている。 >>31 クローディオ 〔▙ ▜▓▗_ それは難しいよ、ユングフラウが好きで聞くわけじゃないし、それにすぐにしゃべれるよりも、モノオキ言葉に教えるほうが嬉しいでしょ。〕 〔▙ ▜▓▗_ ズルっていう?〕 介して首をかしげて見せる。これ見えているのかな? モノオキ的には、ズルらしい。そして言葉を教えてくれるのが、うれしかったこと、そして教えてくれる皆の顔が嬉しそうでうれしかったことを告げた。 〔▙ ▜▓▗_ 人はたくさんいるとゆっくりになっちゃう、虫は小さいから簡単だけど、少ないほうが早いよ。〕 嫌いな人は笑顔もいらないから砕いてごみにしてもいい。 子供はそう思っている。〔▙ ▜▓▗_ねえ怖くない?石いつも怖がられちゃう。石になったら殺されないのにおかしいね。ユングフラウも笑ってくれると好き、クロは笑ってるかどうかもう見れないけど、笑ってくれると好き〕 (34) 2022/07/27(Wed) 11:29:39 |
モノオキは、昇る光に気づいて「おあ!」と指さした。 (a12) 2022/07/27(Wed) 11:51:49 |
【人】 包帯 タンジーユングフラウが読んでしまった日記の内容は、 幸いにも 聞こえていなかった。近くじゃなくて、少し離れた屋敷の中に居たから。 代わりに届いたのは窓から射しこむ光。 太陽ではない、何か別の。 「……な、なに?」 見覚えがある気がする。いつ、見たんだっけ。 どうしようもなく不安になって、手をきつく握る。 もう何もかも終わっていて、自分に出来ることなんて、何も残ってないのかもしれない。 だけど、ここでじっとしているよりは、きっといい。 どこへ向かえばいいのかなんて、分からないけれど。 屋敷を出て木々の先、足が向く方へと進んでいくだろう。 (36) 2022/07/27(Wed) 19:44:40 |
【人】 命灯癒光 リーディエ抱き止められて、先程と同じように背に腕を回そうとしたけれど上手くいかなかった。 もうあまり、体が動かない。 全身が痛み、感覚も失っていく。 「はぁ、……はぁ………。………いわなきゃ、……つたわら、ない……です…………」 そうは思っていないことも、今ようやくリディは知ることが出来た。 「…あなたたち、が……そう、でも……。わたし、なら………、」 異なる考えを抱くかもしれない。知らなきゃそれも分からない。 「いや、です……いやです、よ………。みんなが、…なかよくないの、は……」 ずっと見てきた。皆が遊ぶ様子も、皆で眠る様子も。 触れられないからこそ、見ているだけだったけど。 「……だって、あなたたち……は、…ふれあえる、のに………。 あたりまえに、わらって……手を、つないで…………いきていける、のに……」 辛いことがあっても、皆でいればきっと生きていけた。 それしか方法がないと決めつけて、死んだ先が一緒だなんて。 そんなの、私は嬉しくない。短い命だからこそ、ずっと見ていたかった。 自分が死ぬその時まで、生きていく貴方達を。 「…『おとうさま』が、しんだ理由……いまもなぜか、わからない……。 でも、私きっと……あのひと…が……いなく、ても……よかったん、だわ…」 悲しかったけれど、何も無しにあんなことが起こるわけが無いかもって。 だからもしかしたら、原因があるのかもって……きっと、そちらを疑っていたの。 ぐったりと、ノルに体を預けて──目を閉じた。 か細い呼吸の音と、呼吸で上下する体は……ゆっくりと弱々しいものに変わりつつある。 (37) 2022/07/27(Wed) 20:31:29 |
【人】 骨頭 クローディオ>>34 モノオキ 「ずるいとは思わない。……俺はあんまり言葉教えなかったけど、それでも?」 バケツの頭が頷いたり横に振られたりするのがちゃんと分かるから、クローディオは大体ハイかイイエで答えられる会話ばっかりしていただろう。多分。 もし君をずるいって言うなら、クローディオだって十分ずるい。 「じゃあ1人ずつだ。……数を減らせるなら減らした方がいいな、……ご主人の死体を、屋敷に続く道にでも置いておく、とか。そうすれば、少なくとも相手側は『体質持ちの化け物たちに計画がバレた』って思ってくれるはず」 あれはもう生者でも死者でもない、ただの肉体。 そう思っているから、ユングフラウに通訳してもらうにはだいぶ衝撃的な案をさらっと述べたり。 「石になったらもう動けないからな。でも怖くない、別に。 ……生きてるときだって、笑顔かは分からなかっただろ?」 素っ気ない物言いは治らない。 そんな話をしながら、立ち上る光を見た。 あぁ、もうじきなのかな。 (38) 2022/07/27(Wed) 22:17:55 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>34 モノ 〔⿻▫__ あ、モノの体質って、そういう……?〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ 怖く? ううん、全然怖くないよ。 だって、モノはちゃんとそれをコントロールして、考えて使ってくれてるんでしょう?〕 〔⿻▫__ 僕と違って。〕 怖がられることが怖い、という気持ちは何となくわかる。 けど、この屋敷の皆は、迷惑がられることが怖い僕のことも、気にせず受け入れてくれてるから。 安心させようと、笑う。今だけは、前みたいに。 (39) 2022/07/27(Wed) 23:08:05 |
ユングフラウは、その光は、とても綺麗で、何故か胸騒ぎがした。 (a13) 2022/07/27(Wed) 23:15:29 |
ユングフラウは、駆け出す。モノが走りにくいなら、抱き上げもするつもり。 (a14) 2022/07/27(Wed) 23:15:58 |
【人】 ガラクタ モノオキ>>38 クローディオ 「うん。」〔▙ ▜▓▗_モノオキは喋れない子なの。でも誰かに教えてもらったら喋れるようになるでしょ。〕 声と、バケツと共に頷いた。あと、ちゃんと言葉を覚えたかったのも、本当。 〔▙ ▜▓▗_主、使うの?腐ってるけど大丈夫かな?〕 〔▙ ▜▓▗_まだ使えるかなあ?〕なんて首を傾げる。 〔▙ ▜▓▗_平穏を壊すのがモノオキの一番嫌いなことだから。少し、外で罰を受けてもらおうか〕 死体は死体だ。腐りゆくものだ。いくら石が残らなかった体とはいえ、何れ体が溶けてゴミと変わらなくなるのを知っている。 だから あなたの身体と同様、 さしたる興味はない。「うー」〔▙ ▜▓▗_そう、もう動かないの。だから腐らないし、怒らない!顔だけじゃないよ、笑顔はね、顔はわからないけど、クロも笑顔の感じのときはあるでしょ?穏やかなクロが好き〕 ノイズでは要領を得ないが、ようは全体の雰囲気を見ているようだ。 >>39 ユングフラウ 〔▙ ▜▓▗_そう、メデューサのカイブツ。前いたとこはみんな怖がってたよ、それでモノオキはこれで隠したの。……秘密ね、怖い顔嫌いなの。それだと石にしたくないから〕 バンバンと叩く。 容赦ない作戦にあなたの恐怖とは違う感情を与えているのはつゆ知らず。 「んふふ」 〔▙ ▜▓▗_よかった!〕 怖くないと言われて、見えない笑顔が見て取れるように笑った。 (40) 2022/07/27(Wed) 23:58:16 |
モノオキは、ユングフラウのあとに続いて駆け出す。ノイズが〔待って待って!〕と呼んでいるため、きっと抱きかかえられただろう。 (a15) 2022/07/27(Wed) 23:59:41 |
タンジーは、光に向かって進んでいったので、いずれ皆と合流するのかもしれない。 (a16) 2022/07/28(Thu) 0:05:16 |
【人】 手探り ノル赤い。全部リディのだけど、僕も。 まだ温かい体が、このあと冷たくなっちゃうのを知っている。 もうどうにもできないことが一番近くでわかる。 「あたりまえに、いきて……」 (いけないんだよ。邪魔しに来る人がいるの。おとうさんが呼んだの……、ただ生きてくだけでも僕ら大変なのに) 口には出さない、心の声だけ。 伝える気がないわけじゃなくて、口に出せなかっただけ。 リディがこのまま死んじゃったあとのこと考えなきゃ、ベリ兄になにか言わなきゃいけない。 のに。 右手が勝手に、抜けてどこかに落ちているはずのナイフを探す。 (僕は生きていたくないよ) (一緒に行っちゃ駄目?) リディは生きているから、言ったら返事がきてしまうから、口に出せなかった。駄目って言わるのが怖い。 近づく誰かには聞かれてしまうかもしれないけど。 (41) 2022/07/28(Thu) 0:36:06 |
クローディオは、モノオキとユングフラウと共に。死者にしか見えぬ身体を滑らせてついていく。 (a17) 2022/07/28(Thu) 0:40:21 |
【人】 無線通信 ユングフラウ走って、駆けつけた先。 神々しいくらいの光が立ち上っていて、赤く染まったリーディエと、抱きかかえるノルと、ふわと浮いたハグベリーが見えて。 それから、声が、声が…… 〔 ▙ ▜▓▗ _こらーーーーーッ! 〕止めなきゃって思って、何を言ったらいいのかわかんなくって、もう、咄嗟に出てきたのは悪戯を叱るような、そんな。 本当の声だったら、モノのバケツをビリビリさせてたかも。 (42) 2022/07/28(Thu) 0:54:33 |
【人】 命灯癒光 リーディエ>>41 あと、何を伝えるべき? 頭が回らないの。 言いたいことは沢山あるけれど、何だか眠いわ。 ノルにはあんなこと言ったけど… 独りはやっぱり嫌ね…… ねぇ、ノル。私ね、本音を言うと死にたい気持ちはあったの。 でも、教えてあげない。ノルだって教えてくれないことがあるんだもの。 ああでも 皆が傷付くなら独りでいいのは本当 だって 私、 「………あ、」 ちゃんと伝えなきゃ、この言葉。 預けた体を少しでも起こそうと地面に手をついて足掻く。 でも結局上手く出来なくて、またパタリとノルの腕の中。 「………兄様達…、 愛してる、わ ……」私、上手く言えた? ユン、モノ、タンジーも大好きよ。 勿論ワルゴも、クロもフィルも……。 愛してたわ、出会えて良かった。 …沢山頑張ったから もう眠ってもいいかしら、 (43) 2022/07/28(Thu) 1:19:53 |
リーディエは、聞こえた"声"に閉じた目を開けてみるけれど、真っ暗で何も見えない。 (a18) 2022/07/28(Thu) 1:22:07 |
リーディエは、指先を動かし弱々しくノルの服の端を掴んだ。 (a19) 2022/07/28(Thu) 1:25:14 |
リーディエは、皆と一緒に生きて、一緒に死にたかった。…内緒の話。 (a20) 2022/07/28(Thu) 1:39:37 |
【人】 電球 フィラメント「………――」 *電球の彼は、 *そこまでを見届けてから、その場から離れます。 *向かった先は、館の方向。 *自分の部屋へと、向かいしました。 (44) 2022/07/28(Thu) 1:40:29 |
【人】 包帯 タンジー光を頼りに辿り着いた先、視界に入ったのはノルとハグベリーと、それと真っ赤なリーディエと。 「……ぁ」 誰がやったのかは分からないけれど。 状況をみれば、すぐに分かりそうなものだけど、考えたくはなくて。 リディはノルの腕の中でぐったりとしていて、もう、間に合わないのだと一目で分かった。 声に出されない言葉には気付けない。 リディには、許されないままだと思っている。 「もう、誰も。置いていかないで、」 置いていかれる、くらいなら。 そんな事を考えた瞬間。びっくりするくらい大きな声が響いてきて、目をまんまるにして辺りを見回した。 (45) 2022/07/28(Thu) 1:57:34 |
【人】 無線通信 ユングフラウ凶器の所在とか、今近寄ったら自分たちもとか、そういうことは一切考えなかった。 それだけ、兄達が傷つけ合うっていうのは遠い話で。 〔 ▙ ▜▓▗ _ リディ、リディ……っ!〕3人に触れられる場所まで駆け寄って、リーディエの赤が濃い場所へ触れようとする。 遅すぎる、止血を。 〔 ▙ ▜▓▗ _ダメ 、リディ。居なくなっちゃ、ダメ。誰も、行っちゃ ダメ ……!〕 (46) 2022/07/28(Thu) 1:59:19 |
モノオキは、抱えられながら一生懸命バケツが取れないように抑えている。「おあ!」 (a21) 2022/07/28(Thu) 2:06:28 |
【人】 骨頭 クローディオ見ている。その場に来た全ての顔を、その場の光景の全てを。 いなくなった姿も、実体などない視界に収めて。 ただ少し離れた場所で動きを止めている。 この場では、もう誰も見ることができないであろう姿だから。 悔いのないように、見ておこうと思った。 ーーー誰か1人の味方とかできないよ。 全員同じように好きだから。 (47) 2022/07/28(Thu) 2:27:37 |
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