【人】 社会人 サモエドえぇ、なんとなくですが。 もし教えたら、また会ってくれますか? [ 多分それはないだろうなと思い、 ふっと笑いながら改めてポケットから 彼は名刺を取り出して 彼女に名前が書いたいないほうを見せてみた。 勿論、簡単に渡すつもりはないので 笑顔でそのまま戻したのだけれど。 ] (79) 2021/03/15(Mon) 21:00:55 |
【人】 社会人 サモエド美味しかったのならオーダーしてよかった。 私にも、一口くださいます? [ 美味しい、と言っていた彼女の真理はわからない。 けれども、ザッハトルテをいただきたいので ここは言わなければ。 デザートまでしっかり食べてしまえば、 時計にようやく目を向けるのだ。 既に13時は過ぎており、彼女との時間が どれほどあっという間だったのか、 その早すぎる時間経過に驚くのだった。 ]* (80) 2021/03/15(Mon) 21:02:09 |
【人】 公務員 不和 直継[自分の願望は自身にとっては取るに足らないものだが世間一般的にはメジャーでないことは理解していた。 一晩中、一日中、それこそ時間が許す限り優しく甘やかして共に快楽の坩堝にのめり込みたい。 そこに緊縛の意識が混ざったのは何時の頃からかは忘れてしまった。 束縛した上でたっぷりとエッチなことを受け入れてくれる子] ふぅ……。 [頬を擦り吐息を漏らす。 そんな子は今まで一人も居なかった。 学生の頃は建築科系、今は公務員だと伝えれば女に困ることは一度もなかった。 ただ部屋に連れ込みエッチをすると一晩明けた翌朝には頬に鮮やかな紅葉が出来て彼女らは去って行ってしまう。 高々一晩愛しただけで嫌がり逃げてしまうのだ。 先日、と言っても一月以上前の話だがその際も怒声と共に立ち去られた。 その声も、平手の音も、ひょっとすると夜の営みの声も>>29窓際やドアの付近であれば隣人に聞こえていたかもしれないが――] (81) 2021/03/15(Mon) 21:14:03 |
【人】 大学生 ローレライすっかり話し込んでしまいましたね。 楽しかったです。 また会える日を楽しみにしていますわ。 [と、適当なタイミングで 切り出してみたが。]* (83) 2021/03/15(Mon) 21:17:30 |
【人】 公務員 不和 直継[そう言えば隣人の子は見た目はとても好みだった。 朝、出かける際に挨拶したり帰りが稀に一緒になる程度の関係だから顔見知り程度の関係ではあるがあんな子を淫らな意味で甘やかせたらさぞ心が歓喜に震えるだろうと想像するだけで楽しくなれる。 ――そんな土木建築を生業とし山の中に職場を設ける公務員が不和 直継であった*] (84) 2021/03/15(Mon) 21:19:31 |
【人】 社会人 サモエドそんな無粋なものではありませんよ。 貴方との縁を感じるからこその、やりとりです。 だから、本当に次に会えたときは 私の名前をお教えします。 [ 釣り餌と言われると、苦笑いを見せた彼。 そんなつもりはないけれど、 彼女からしてみればそういう感じに取られたのかも。 100%ではないからこそ、 まだこの段階では渡したくなかった。 なんてひどい人間か。 また会いたいと思わせてくれた人だから、 そうしてしまったということにしよう。 ] (85) 2021/03/15(Mon) 21:45:30 |
【人】 社会人 サモエドそれでは…… とっても、甘い。 好きです、こういうのも。 [ ぺろりと軽く舌舐めずりをして、 唇についたチョコをとれば、満足そうに 彼は最後の一口になっていたコーヒーで 口の中の甘さをかき消した。 彼女とのこの時間が、 とっても甘かった。] (86) 2021/03/15(Mon) 21:47:50 |
【人】 社会人 サモエドあぁ………… もうこんな時間ですね。 今日は素敵な時間をありがとう。 これは私が頂くので、どうぞゆっくり。 [ 彼女の言葉に改めて時計を見直すと、 13時をとうにすぎていた。 名残惜しそうな声だったかもしれないと 心のどこかで思いつつ時計をつけ直し、 ジャケットのボタンを閉めれば テーブルに置いてあった伝票ホルダーを バッグを持った右手に持って、彼は席を立つだろう。 流石にこのタイミングでウィンクができるのは 自分に絶対的自信のある人間だけだから、 彼は空いた左手で小さく手を振って その席を離れていく。 運命は既にスタートしていたとも知らずに。 ]* (87) 2021/03/15(Mon) 21:50:16 |
【人】 大学生 ローレライ[>>85随分と縁を信じるものだ。 そこまで言うのなら、私も少しは信じても良いのかも知らない。 白金の髪の彼に会えるのは直ぐか それとも随分先になるのか。 顔ぐらいは頭の片隅に覚えておこう。] コーヒーとよく合いますよね。 [甘さを掻き消すコーヒーが 今の会話の心地よさを洗い流すよう。 短い時間、というには少し長かったかも知らないが それなりに楽しめた時間だった。] あぁ、そんな悪いです……! [>>87表面上は、奢ってもらうのを申し訳なくしながら その実、まぁこのぐらいはね、と心の中で思う。 建前と本音を使い分けるのにも十分慣れていた。 けれど今日ぐらいはお金を払っても 構わないと思う程度には会話に満足していたが 席を離れて行く男の背中を見送りつつ 私はソファに再び深く座り直した。] (88) 2021/03/15(Mon) 22:09:08 |
【人】 大学生 ローレライ今日のマッチング相手のハードルが上がったわね。 [ぽつり、と呟いた。 勿論、性格だけを求めていたわけではないけれど 去った男は及第点。 どうせなら夜も楽しんで見たかったけれど それも縁、と言う話かしら。]** (89) 2021/03/15(Mon) 22:09:30 |
【人】 社会人 サモエド1107号室、お願いします。 …………はい、これでよろしく。 [ 彼女との楽しい時間の後、 彼はそのままチェックインに向かった。 このホテルにあるスイートルームのひとつで 主催者にいつも頼んでいる場所が1107。 どうせなら、楽しい時間は素敵な部屋で なかなか味わえないようにしたい。 多少の手出しは要求されているが、 会社経費にするため全く問題ない。 ] 叔父にはうまく説明しているから、 本当楽させてもらってるなぁ…… (90) 2021/03/15(Mon) 23:11:31 |
【人】 社会人 サモエド[ ふふっとこぼれた笑みを、 多分フロントで対応してくれた彼には 見られてしまったかもしれないけれど それは気にせずに、部屋へと向かわなければ。 いつも彼は早めに部屋に入ってシャワーを浴びる。 そして夕方までにランドリーを預けて 次の日届けてもらうことで綺麗な服を着て そのまま仕事にだって向かえるから。 ] (91) 2021/03/15(Mon) 23:12:16 |
【人】 社会人 サモエド[ かちゃっと扉を開ければ見えるリビング。 入り口すぐにあるライティングデスクへ 自分の手荷物を置けば、 シャツと下着が入った袋とバスローブを 手に取ってシャワーへと。 ランドリーに出すためにジャケット、 ベスト、スラックスの3点は 先にランドリーバッグに入れ。 ] (92) 2021/03/15(Mon) 23:24:33 |
【人】 社会人 サモエドすみません、ランドリーバッグを もう2枚ほど持ってきてもらえますか? シャワー浴びてるので、 ライティングデスクに置いててください。 [ フロントへ電話を入れた彼は 受話器を置いてシャワールームへと。 近くに着ていたものを畳んで片付けると 開放感に溢れた姿でシャワーを浴び始める。 多分その間に誰かが入ってきても、 彼がいるシャワールームは 扉から離れているため気づかない。 もしベッドにいたならシャワーから出た後に ばったり会ってしまいそうな気もするけれど。 ]* (93) 2021/03/15(Mon) 23:24:44 |
【人】 室井 柊[ ICカードを押し当てた扉が、なぜかピピピッと 音を立ててエラーを示した昼前の廊下。 うーん、と間違っているはずのない 自分の社員証を確認して、首を捻る。 もう一度当てたら今度はきちんとロックが 解除されたから、ほ、と息を吐いて扉を開いた。 人も疎らな部屋の中に、すらりとした スーツ姿のその人が見えて、唇を結んだ。 背筋を伸ばしてスーツを正して、そそくさと 自分のデスクの方へと向かうけれど。 一度扉を開け損ねて悪目立ちしたものだから、 ちら、とそちらを一応視認して。 ] (94) 2021/03/15(Mon) 23:35:08 |
【人】 室井 柊おつかれさまです、課長。 今日はお休みと伺っていたような… [ と目を細め、笑みを浮かべて 課長不在のうちにすっかり散らかった デスクの上をぱぱっと雑に片す。 羽野ほどではないが、それなりに乱雑な 机の上は、おそらくそのうち潔癖症疑惑のある この人に注意されてしまうことだろう。 だってほら、今も机の上をわざわざ ウェットティッシュで拭いている。 1週間くらいではそんなに埃もたまらないのでは、 と思うのだけれど、潔癖症の人にとっては 本当なら1日だって欠かしたくはないのだろうか。 メガネのブリッジをくい、と中指で上げた。 課長がつい先程件の羽野に答えたように>>71 返事をくれたならば、「なるほど」と頷き ] (95) 2021/03/15(Mon) 23:35:51 |
【人】 室井 柊[ いや、思っていないわけではない。 思っていないわけではないのだけれど、 真面目で、潔癖で、仕事ができて、 整った顔と低い声、寡黙で、すらりと高い背。 部下に対しても丁寧な喋り口調。 なんというか、端的に言えば、苦手である。 悪い人ではない。 仕事はできるし、頼れるし。 ただ、堅苦しさを感じるし、なんというか、 何を考えているかよくわからないというか。 私生活も見えてこないし、 こう──ロボット、みたいな雰囲気すら感じる。 なんなら最近のAIのほうが表情が 豊かなんじゃないか、とか。 ───言えるわけないんだけど。 ] (97) 2021/03/15(Mon) 23:37:10 |
【人】 室井 柊あ、そうだこれ、メールでご連絡 いただいてた資料、まとめておきました。 [ そういってクリアホルダーにいれた 紙の束をメールをうっているのであろう 課長の机に持っていく。] あと僕、今日午後休いただいてるので、 お疲れのところ申し訳ないんですが、 これだけご確認いただいてもいいですか? [ 稟議書を別のファイルから差し出し またメガネのブリッジを上げた。]* (98) 2021/03/15(Mon) 23:37:33 |
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