![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
203 三月うさぎの不思議なテーブル
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![](./img/madparty/230r.png) | (優しいのは どっちだよ) [忙しいからスタッフ募集って、言ったくせに >>3:514。 しんどい仕事の負荷を分けたいって、言ったくせに >>6。 大丈夫、と全部引き取ろうとする。 こちらに負担をかけさせまいとして。 わかってる。今そうさせたのはボクだ。 ボクが今、線を引かせた。] (87) 2023/03/09(Thu) 21:04:28 |
![](./img/madparty/230b.png) | [ほんの数分前の、ぱっと咲くみたいに笑った顔 >>0を思い出す。 喜んでた。ボクが手伝おうとしたこと。力不足なんて、言ってなかった。 どころか、自己評価を叱られまでしたのに。 ……あんなに、ボクでいいって、伝えてくれたのに。] (ばかやろう。馬鹿。馬鹿チエ) [自分の浅はかさが、じくじくと全身を蝕んでいく気がした。 苛立ちと、後悔と、自虐が身体の中で渦巻いて、それからどんな風に仕事をしていたか記憶にない。 賄いでトマト煮は、出したんじゃないか。 だけど、何を、食べたんだっけ。] (88) 2023/03/09(Thu) 21:04:53 |
![](./img/madparty/230b.png) | [自分が人形になったみたいな錯覚。 何をしても空虚な、からっぽ野郎みたいだ。]
(89) 2023/03/09(Thu) 21:05:15 |
![](./img/madparty/230.png) | [ちゃんと帰ったかどうかの記憶もないけど、目が覚めたらベッドの上だったから、帰巣本能ってやつを褒めたい。 といっても、着替えも何もかも放り出して、そのままヤケで寝たっぽいけど。 夜シフトだけの日で助かった。 シャワー浴びて、着替えて、顔手入れして、トーストを焼く。 バター塗ってぼんやり齧りついて――……]
……
[はぁ。重めのため息をつく。 馬っ鹿じゃないの。昨日より少しは冷静になった自分が、昨日の自分に怒る。 パソコンを、つける。] (90) 2023/03/09(Thu) 21:05:29 |
![](./img/madparty/230r.png) | [いったい、何が違うというんだろう。 かわいいものが好きだからと、着たい服を着ているのと。 作り方も知らないで、やってみたいからと見様見真似でボア地に針を通すのと。
スタート地点は、それよりずっと前に出てこれているはずなのに。] (91) 2023/03/09(Thu) 21:05:43 |
―― サクラサク ――
[指定したのは自宅から徒歩で行ける公園の入り口。
入り口の防護柵に腰を掛けて待っていれば、
もうすぐ着くというメッセージが届いた。
寒くない格好で、と言われて結局選んだのは、
白地のトレーナーの上に、
オフホワイトのパーカー付きボアフリース。
更に紺のマウンテンパーカージャケットを着込んで。
下はよく分からなかったから、
いつものように黒のジーンズという出で立ち。
到着したというメッセージに腰を上げて
交通量の多い道の方へと向かっていく。
背丈からすぐにその姿は見つけられたので。
ゆっくりと、向かって。]
おはようございます。
そうですね、この時間に会うのは。
[いつもとは違う挨拶を交わして、
体調の確認には軽く頷いて応える。]
![](./img/madparty/155.png) | ―Madam March Hare 料理を待ちながら― [全部盛りをした翌日、体重計に乗って頭を抱えた。さすがに食べ過ぎたことを反省する。 その日から地獄の筋トレマシマシ期間を設け、なんとか撮影日までに体重を戻した。 まあ、そんなこともあったわけで、今日はセーブをしながら食べようと思う。 フラグではないです。でも鴨肉美味しそう……。] [なんだか今日は珍しいお客さんもいるようだ。 >>73 可愛らしくお洒落をした女の子と親らしき男性。お祝いだろうか。 こちらから声をかけることはしないが、もし目が合うようなら笑顔を返そうか。]** (92) 2023/03/09(Thu) 21:05:51 |
![](./img/madparty/230b.png) | [3日後に、店長に少し無理を言って、一日休みたいという話をした。 事前連絡だから、もしかするとうまく誰かと変われただろうか。 その場合、必ず埋め合わせはするからと再三頭は下げた。
三号機は型紙も決まっていたし、少し慣れも出てきて、まる一日あればひと通りの形を仕上げるくらいは、できるようになっていた。 でも、今回は店休日一日だけでは、足りなかった。] (93) 2023/03/09(Thu) 21:05:58 |
[彼が報告してくれていた通り、
天気は晴れやかな日が射していて、
着込んでいたら、少し暑いぐらいだ。
渡されたヘルメットとグローブ。
触れるのは初めてだが眼にしたことはあるから。]
ないですけど、見様見真似で。
[そうして視線を手元に落とせば、
ヘルメットにはうさぎのマーク。
カラーが眼についたのは、
自身がよく見ている色だからか。]
これ、元からですか?
[トン、と指でうさぎを指して、問いかけて。]
![](./img/madparty/230b.png) | [薄手の布をぐるり巻きつけて、大きさを確かめる。 それの大きさ違いを、あと2枚。 重ねて縫い合わせて、ボタン……はうまくいかなかったから、マジックテープ。 幅の広いレースリボンを折り畳んで、こっちも左右と後ろを縫い止める。 細長い端切れを、くるくる巻いて――
丸2日使って、うさぎ1羽。 神田さんに撮ってもらいたいくらいには気合を入れた仕上がりにはなったけれど、仕事休んで作りました、って雰囲気にしたくなかったから、まだこの子の話は誰にもしていない*] (94) 2023/03/09(Thu) 21:06:33 |
[グローブを装着して、帽子より窮屈なヘルメットを被る。
確かに外の音は、ぼわっとしていつもより聞き取りづらい。
先に慣れた仕草でバイクに跨るのを見て、
真似るように高野の肩に手を添え。
捕まるようにして後ろに跨る。
小さな声は聞き取れなくて、]
…………?
どこ、掴まったらいいですか?
[指定があるなら、その場所を。
ないのなら、腰元に手を回すつもりで。*]
| (a17) 2023/03/09(Thu) 21:10:18 |
| (n0) 2023/03/09(Thu) 21:13:43 |
| (n1) 2023/03/09(Thu) 21:14:02 |
| (n2) 2023/03/09(Thu) 21:14:14 |
| (n3) 2023/03/09(Thu) 21:14:27 |
![](./img/madparty/92.png) | [そこに疑問抱いちゃったんです。 >>77なんでか?] 俺の中の貝沢さんは、自分から声かけてくれて。 何時も朗らかに笑ってくれてたから。 ごめんね?甘えてたかな。 でもそういうとこ、すごく素敵だと思ってたから。 お金のことは気にしないでくれると嬉しい。 見栄をはらずに、無理な時は無理だと言うから。 ガンガン誘ってくれた方が >>33嬉しいよ。 [目を細めて首を傾げて。 お花見のお誘いに、俯きがちに頷く彼女 >>79に。 自分の胸にも、じんわり熱が灯るのを感じた。] (95) 2023/03/09(Thu) 21:15:45 |
| (a18) 2023/03/09(Thu) 21:15:59 |
![](./img/madparty/92.png) | [赤い顔は流してくれてよかった >>83。なんでもないの。 ショートケーキに快諾する。元気な声 >>84思わず小さな笑い声を零して貝沢さんを見た。 小さなアリスのバースデーソング >>74俺は自分の席に座ったまま。 スタッフさんと一緒に大きな声で歌って拍手した。 俺にとって今日はなんでもない日。 3月のパーティーは『なんでもない日おめでとう』のパーティーらしい。 >>2:293でも苺のショートケーキは、俺にとって特別なお菓子だ。] (96) 2023/03/09(Thu) 21:17:56 |
![](./img/madparty/92.png) | [元気よくオーダーする貝沢さん >>85に習って。] 俺も。お肉料理。店員さんのお勧めでもう1品お願いします! [貝沢さんを見て、笑いかけて。] お腹いっぱい食べるんでしょ? >>33[お金はもちろん。自分の注文分だけ払う心算だけど。 >>59それとは別に、俺がこの店でマジのガチで『お腹いっぱい』食べたら、どれくらいかかるか俺は知ってるからね。経験者は語る。前回一品に抑えた俺の行動は、経験に裏打ちされた行動なのだ。備えあれば患いなし! なんてね。*] (97) 2023/03/09(Thu) 21:18:14 |
![](./img/madparty/203.png) | いらっしゃいませ、ツユリさん あれ、今日は── [なんだかキラキラしているね? そう言おうとしたが その表情があまりキラキラではなかったので] ……雰囲気が違うね お腹すいてる? そうでもない? [今日は全部盛りはしない注文 >>81ににっこりする。 口元はたいてい、無表情にしていても笑みの形をしたままだけど] 今日の海老、大きくてぷりぷりで美味しそうだよ 少々お待ちくださいね、こちらサービスのお茶です [温かい梅昆布茶をどうぞ*] (98) 2023/03/09(Thu) 21:23:50 |
![](./img/madparty/191.png) | ――丸鶏のスープが芳しかった日――
ねえ、ちょっといい?
[何がどうしてそうなったのやら、ネイビーのキャスケットを被った速崎を、呼び止める。 当日その場で渡すのは、ちょっと酷かしら。 でも、そうね。 ひとつ言うなら、お客様の前で気もそぞろだったお叱りの代わり。 ちゃんと受け止めるのも、仕事のうちよ。]
これ、あなたに。
[その場で読む、読まないは自由だけれど。 一通の置き手紙を、折りたたんだまま渡す。] (99) 2023/03/09(Thu) 21:27:13 |
| (n4) 2023/03/09(Thu) 21:27:24 |
![](./img/madparty/202.png) | -回想/次の日の話- [意識が浮上して、最初に感じたのは締め付けるような頭の痛みだった] お゛っ……あー……。 [ベッドの上でこめかみを押さえながら丸くなる。 体が重い。お酒でふわふわした気持ちは反転し、なんだか俺の周りだけ重力が5倍くらいになってるみたいだ。 枕に顎を埋めながら、スマホを見遣る。 時間的にはまだ大丈夫だ。俺は寝過ごしていない。 LINEの通知は数件。仕事用と、送ってくれたのだろう友人からのメッセージ >>3:509] (100) 2023/03/09(Thu) 21:27:27 |
![](./img/madparty/202.png) | 『送ってくれてありがとう。マジごめん。 今度なんか奢らせてくれ』 [お察しの通り、酒の失敗は翌朝めちゃくちゃ引きずるタイプです。 >>3:484打ち込んだあと、送信。 溜め息を吐いて天井を仰ぐ。 これから先、確か一週間ほどはあの店に行けない。 取材に執筆。いくつかの仕事が重なって、食事はイコール栄養補給の手段でしかなくなることが確定している] (……あ、そうだ) [もう一度LINEを開き、ポッケの中をがさごそと探す。 LINEIDの書かれた紙を見つけて >>3:487片手で見ながらIDを打ち込んだ] (101) 2023/03/09(Thu) 21:28:13 |
![](./img/madparty/202.png) | 『昨日は迷惑かけてごめんね。 お酒の引き際は自分で見極めるべきだった。 せっかく作ってくれたのに申し訳ない。
ルームシェアの件、もしアレなら全然断ってくれて大丈夫なんで! またお店行ったときはよろしくね』
[実際まだお酒の経験もそんなにないだろうあの子に注文したのは俺なので、大体の責は俺にあります。
打ち込んで、送信。 重たい体に鞭を打って立ち上がる。 まずは鍵を取りに行って、次に仕事の準備だ。フリーランスに定休日はない。
またあの店で美味しいご飯を食べるためにも、仕事を頑張らないと**] (102) 2023/03/09(Thu) 21:28:35 |
| (a19) 2023/03/09(Thu) 21:30:41 |
| (a20) 2023/03/09(Thu) 21:31:26 |
私服、見るの初めてだ。
いいね
[ トレードマークの帽子はなく、
もちろん眼鏡もない。
いつもの姿を見慣れていても
近づく姿はすぐに見つけることが出来た。
天気良好、体調良し、を確認できれば
装着具を渡す。 ]
そんなに難しいものでもないから
大丈夫だと思う
[ 見様見真似、それが出来るのって
センスと能力でも在ると思う。
それなら、と見守るだけに留めて ]
……特にカスタムはしてないよ。
[ はしゃいで買いました、はちょっと
言いづらく。なので、その問いには
そう答えた。 ]
一応ベルトで留めるけど、
どこでもいいよ この辺とか。
[ 見様見真似にしては、まごつかず、
グローブとメットを被り、シートに乗り込む君に、
どこ>>と聞かれたら、腰のあたりを
叩いて教えた。 ]
[ ………自分の体に回される手に、
一瞬言葉を失うも、地面を軽く蹴り、
バイクは走り出す。
寒くないように、とそういったのは
立ち止まっているなら、暑く感じても
ずっと風を浴び続けるとそれなりに、
寒く感じるから。
理想的と言えるスタイルをしてくれたと思う。
目的地まで、危険な道はない。
山を一つ通るけど、行きも帰りも緩やかなものだ。
中心部を抜ければ、穏やかな田園地帯が続く。 ]
ああ、 最高
[ 故に信号もそれなりに少なくなる。
余暇にバイクを走らせることも、
それを共有できるのも。
思わず漏れた声は、漏れたにしては
それなりに大きな声。
本音を言うと、叫びたいくらいには、
そんな気持ちだったんだ。* ]
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