【人】 恋塚 暎史−過去の話・僕の知ってるエスコートの仕方? 玲さん慣れてそう、エスコートされるの。 変なことしても、怒らないでね。 [ 指を絡めて歩いている間は、 昔の恋人としていたような仕草だから、 そんなになんとも思わなかった。 けれど、流石に腕を絡められるのは、 慣れていなかったから、 ちょっと驚いた顔をしてしまったかも。 柔らかい女性特有の膨らみ。 別に、当てたくて当ててるわけではないだろう。 それでも、ワイシャツ越しでは 簡単に感じてしまう。 ] どんな男の人が好みとか、あるの? [ 恋人を作るような顔には見えないけれど、 こんなに整った体をしている人の 理想の相手は、さぞかし細かいのだろうと、 先入観ありきの質問が 口からこぼれていった。 ] (208) 2020/08/12(Wed) 21:32:23 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・ラウンジ オススメ…… 分かった。準備するから、目を離さないでね。 [ ふっと笑みが溢れて、 彼はシェイカーやグラスなどを準備し、 スロー・ジン、スイート・ベルモット、 そしてオレンジ・ビターズを取り出して、 彼女の前に並べると、 彼女にひとつひとつの動作を見せていく。 人差し指と薬指で挟んだ スタンダードメジャーカップに、 リキュールを注いで、シェイカーの中へ。 ごく単純な動作だけれど、 見せ方が大切。 そんなことをバーのマスターは言っていた。 彼女は、飽きずにシェイクするところを 見てくれるだろうか。 そんな気持ちが募って、ちらりと見てしまう ]* (209) 2020/08/12(Wed) 21:38:40 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a49) 2020/08/12(Wed) 21:40:07 |
【人】 木原 敦久── それはある日の ── 優しい? まさか [思いもよらない形容詞に、空から横に視線を移せば 初めてちゃんと彼女の顔を見た。 謝りながら、笑う顔。 中世的であまり気が強くなさそうな表情の割に 具体的にまとめられた解決策の意見は、ちぐはぐで。 彼女も何か思う所があるのだろう。 じっと黙って最後まで耳を傾けたところで 再び小さく吹き出した>>205] ふはっ……結局堂々巡りじゃないか まあ結局そういうもんなんだろうな ずっと同じで居ることは無理だし 変わってくもんは止められないから どこかで妥協しなきゃならない うん、ちょっとスッキリしたわ [電光掲示板の表示が代わり。 再びホームへ電車が入ってくる] (212) 2020/08/12(Wed) 22:32:43 |
【人】 木原 敦久[自分は座ったまま ポケットから出したミント飴を数個押しつけて] はい、これさっきの相談料 また寝て降りる駅乗り過ごすなよ [彼女が立ち上がるなら、手をひらひらと振ろう] ちなみに、俺が乗る電車は こっちだから [指差すのは、後ろ。 さっき話してる最中に、電車が通り過ぎた側。 なのでこれは実質、彼女に関係のない自主的サボりである] (213) 2020/08/12(Wed) 22:33:52 |
【人】 木原 敦久優しいのはあんただよ じゃあ今日はお互い、お疲れさん [人混みに紛れ電車に吸い込まれてく背を見送ったあと 自分も次に来た電車に乗り込んで会社へ向かおう。 その後、少し身の周りが慌ただしくなったのもあって すっかり記憶の底に沈んでしまった。 いつかの日常*] (214) 2020/08/12(Wed) 22:34:08 |
【人】 三谷 麗央――夜半前・廊下―― [心地好い疲労感と共に空腹を覚え、 ルームサービスの食事を注文した。 過去二回の訪れから、食事の手配が無駄になるケースもあると 知ってのこと。備え付けの露天風呂から上がった頃には 居間の座卓に盆が置かれていた。 オーダーはごく軽く、出汁巻き卵と梅茶漬けのみ。 一人切りになった室内を眺めれば広さを感じるも、 それは特段の感傷をもたらすようなものでも無かった。 出汁の風味香るふっくらとした玉子を先に食べ終え、 茶漬けをさらさらと胃に流し入れる。 人心地ついたところで館内へ歩み出ることにした。 着直した浴衣は床の間近くにもう一枚、備えられていたもの。 特にあてもなく進むうち、 中天にかかる美麗な月にふと足を止め、見上げていた。]* (215) 2020/08/12(Wed) 22:51:37 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・包容力たっぷりだね えっ、あ………多分? [ しくじったら、怒られそうな。 10センチちょっとの身長差の2人が 腕を絡めて歩くと、 彼女に歩幅を合わせるにプラスして、 ゆっくりと歩いていくことになる。 こういうやり取りをこの旅館ですることは そう高頻度であるものでは、 ないような気がする。 もっとも、彼の経験値として、ではあるが。 ] なんか、……僕見て適当に言った? [ 彼女は質問に答える前に、3ヶ所。 しかも全部上を見ていた。 どこか、そこから捻り出したような答え。 ] そうだ、いいこと思いついた。 僕と会うときにひとつずつ、 玲さんの好みを聞かせてください。 食べ物とか、服とか、なんでもいいから。 (216) 2020/08/12(Wed) 22:52:24 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・ラウンジ [ 視線が、合った。 口角を少しだけ上げて、 シェイカーの蓋を閉める。 ] 見ててね。 [ シェイカーの蓋を押さえ、 リキュールたちを混ざり合わせていく。 音に集中するため、 多分彼は瞳を閉じているだろう。 少しして、シェイクが終われば マティーニグラスへと注ごう。 ムーラン・ルージュ 『赤い風車』 彼女の目の前に、そっと差し出して、 笑みを浮かべようか ]* (217) 2020/08/12(Wed) 22:53:02 |
【人】 空閑 千秋─それは、ある日の─ 良くも悪くも変化ですからね。 現状維持がベストならそうですけど 今が悪ければ、変えなければ。 でも、それも押し付けあいは解決しないので どちらかが折れるか、妥協し合うか。 [もしくは裁判で人に決めて貰うか。 けれどそんなことになる前に自分たちで解決するのが 良いに決まっているのである。 正直に言えば、罪を犯したのでは無いのなら こちらの仕事を増やさないで欲しい。 いや、必要ならば是非使ってくれて構わないのだが。 そこもまた、堂々巡りの矛盾の突き合わせか。 そこのところは伏せて、わかった風な口ぶりで。] (218) 2020/08/12(Wed) 23:07:04 |
【人】 空閑 千秋すっきりしたなら何よりです。 あ、良いのに。 私は私で、目が覚めて無事に帰れそうですから。 [とは言え貰ったミント飴を返す事はせず、 電車が来たなら立ち上がって頭を下げた。 出来うるなら、この人と職場で会うことのない様に。 彼がどちらの立場であっても、だ。 そこには縁がない方が良いに決まってる。 まあ、お腹まであったなら致し方ないが。 と、反対方向の電車と聞けば目を見張ったあと ふふ、と小さく笑った。] (219) 2020/08/12(Wed) 23:07:24 |
【人】 空閑 千秋どうでしょうね? 私は私がずるいのを知ってますから。 此方こそ、起こしてくださって 有難う御座いました。 [頭を下げて、荷物を持って。 ミントの飴をポケットに入れてから電車に向かう。 がたんごとん、電車に揺られて もう一つ口に放り込んでみたその飴は、] ………〜〜〜っ、 [やっぱり、自分にはスウスウし過ぎて 普段から舐めるのは少し厳しそうだった。]* (220) 2020/08/12(Wed) 23:07:39 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・流石お姉さん素敵だね 7割……3割は、どういうことで怒るの? [ 3割は、怒るわけだろう。 年上に怒られるのは、あまり好きではない。 女性なら尚更。 昔の恋人とも、 ここまでゆっくり歩いただろうか。 そう思うほどに、今のこの空気は、 とても落ち着いている。 ] オッケー。 玲さんの好きな動物はキリン。 ……どうしてキリン? (223) 2020/08/13(Thu) 0:02:34 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・ラウンジ そんなこと言わずに、飲んでみて? 味を感じなくても、問題はないからさ。 一気に飲んだら、ふわふわするだろうから、 少しずつ、ね? [ 飲み終わっても次はある。 そう呟いて今度は、 ドライ・ジンとベルモットを取り出して、 マティーニを作り始めるだろう。 彼女が欲するなら、また差し出すし、 声がかからなければ、 彼が新しいグラスを持って、飲むだろう。 ]* (224) 2020/08/13(Thu) 0:03:16 |
木原 敦久は、メモを貼った。 (a50) 2020/08/13(Thu) 0:18:49 |
舞戸 黎哉は、メモを貼った。 (a51) 2020/08/13(Thu) 0:20:05 |
恋塚 暎史は、メモを貼った。 (a52) 2020/08/13(Thu) 0:26:32 |
【人】 卯月 侑紗 ー わたしの、先輩・起 ー [バックヤードから聞こえる怒鳴り声は かれこれ、二時間近く聞こえていたでしょうか。 新人くんがお皿を割ったことが そんなに許せないことでしょうか? 半年前にいらした新しい店長さんには とても許し難いことらしいのですが。 きっと、入って1ヶ月の新人くんも やめてしまうのでしょうか。 新しい店長さんに変わってから、もう5人。 定着もせず辞めていって、 今残っているのは、たった4人。 パート主婦のマキさんと、フリーターのシュンさん。 そして私と、先輩と。 のびのび働けるのが魅力の 駅前の小さな喫茶店は、たった半年で ひどく居心地の悪い場所へ変わってしまいました。 今すぐバックヤードに飛び込んでいって 新人くんと、あの閻魔様みたいな顔の 店長さんとの間に割って入れれば どれだけ良かったでしょう。 だけど、私は意気地無しで 黙って聞こえないふりをして 皿を磨き続ける他ないのです。] (227) 2020/08/13(Thu) 1:48:45 |
【人】 卯月 侑紗[結局、泣き腫らした顔で出てきた新人くんの 肩を叩いて、在り来りな言葉を投げ掛けるだけ。 私、素直で、なんでも口に出すような 明るい性格でもないですし。 励ましの言葉も、何も浮かばなくて。 泣いたまま、ロッカールームへと とぼとぼ歩いていく新人くんの背を 追い掛けていこうか、迷っていたら……] 「侑紗は新人くんフォローしたげて。 俺、店長の方どうにかしてくるから。」 [そう、後ろから背を叩いてくれるのは 困ったように笑う、先輩。 背が高くって、ちょっと丸顔。 アメフトをやっているから身体が大きくて 今、この店で唯一店長さんに、強く出れる人。] (228) 2020/08/13(Thu) 1:49:05 |
【人】 卯月 侑紗「今の状態の店長、侑紗でも怖いだろ? 俺なら大丈夫だから、 侑紗はメンタルケアの方、頼むよ。」 [そう言うと先輩は店の裏へ消えた店長さんを追って ぱたぱたと駆けて行ってしまうのです。 私はその背を見送ることしかできません。 怒り狂った店長さんは怖い。 怒ってなくても、 時々わざとらしく体を掠めるような手つきも 体調不良を伝えた時の「生理?」って台詞も 全部、全部、怖い。 先輩がいなかったら、このお店で 働き続けるのは無理だった、と思います。 優しくて、気が利いて、 困ったことを抱えた人を率先して 助けてあげられるような人。 年齢層も性別もバラバラなこの店の 誰が相手でもそつなく接することが出来て ……時々、余計なことを言うのが玉に瑕だけど。 でも、そこを含めて、だいすき。] (229) 2020/08/13(Thu) 1:50:29 |
【人】 卯月 侑紗 「侑紗は、もっと自分の思ってること ちゃんと口に出した方がいいよ。」 [そう言ってくれたから、 思ったこと、口に出すようになりました。] 「もう少し笑ってた方が、可愛いよ」 [だから、表情を出すようにしました。] 「……侑紗、なんか前より明るくなったね」 [あなたのおかげなんです。全部。 怯えて、役立たずな私はあなたのおかげで 今も少しずつ変わることが出来てます。 だから、もう少しお傍においてもらえませんか。] (230) 2020/08/13(Thu) 1:52:33 |
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