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![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[誰かさんのせいで火照った頬を鎮めるべく、 冷たくて気持ちのよい波打ち際へ。 水の冷たさに思わず一緒にはしゃいで、 浮き輪へ乗る流れになる。>>53 最初は自分が浮き輪を持っていたけど、 支えてくれるらしいので、 そこを目掛けて座るという話になった。 目標を見誤っても落ちるのは水の中だから大丈夫だよねと屈んで、ちょっと感じた視線>>54を振り払う様に、浮き輪に身を預けた。 客観的に見たら今の自分は 何だか愉快な格好な気がしたけれど、 水の気持ちよさと彼の楽しそうな声>>55でどうでもよくなる。 浮き輪を押されながら少し海の向こう側へ泳げば、 波に揺られる独特の感覚が心地よい。 波打ち際よりも人も少し減って、 彼の顔を近くで見つめれば、一瞬だけ、このきれいな青い世界の中で二人きりの様な気持ち。 そんな一瞬を何度も味わいつつも、 時に波を頭から被って現実に引き戻されるのも、 この上なく楽しかった] (65) 2023/04/25(Tue) 2:39:31 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠ふふっ、 はい。 楽しいですね。 [髪が乱れても口の中に海水が入っても笑い合って、 あぁ、来てよかったなと思う。 ちなみにこれまで泳ぐ機会があまりなかったが、 それなりに泳げたのは運動神経のなせる業だったと思う。 彼が浮き輪に乗った時は浅いところで浮き輪に重みを乗せて転覆させて、ちょっと羽目を外したりした] (66) 2023/04/25(Tue) 2:40:52 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[そうして帰って来た彼はにこにこしていたから、 おつかいに「ありがとうございます……」と頭を下げたが、 どうしても声のトーンも表情も暗くなってしまった。 後ろにいたきれいな人にナンパされてたんですか?と 単刀直入に聞いたら、 話した内容や彼女が自分のファンだという事を説明される。 今回は勘違いした自分が100%悪いので、 彼に謝ってもらう事はないし土下座なんてもってのほかだ。 泣きそうな顔でごめんなさい、と謝った] ……自分がこんなに嫉妬深いなんて、 思わなかったです。 翡翠さん、かっこいいから…… [彼が悪い訳ではないが、翡翠さんは素敵な人だし、 他の人だって放っておかないだろうと思ってしまう。 世の中の人はどうやってこの感情と付き合っているんだろう。 ちゅるちゅると焼きそばを啜りながら、 他のカップルを眺めて考えていた] (70) 2023/04/25(Tue) 2:51:02 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[お昼ご飯を食べてお腹が満たされれば、 少し元気になってまた海へ向かった。 今度はちょっと潜ってみて水中の景色を楽しんだり、 ビーチボールで打ち合いっこしていたら ダブルデートをしていたカップル四人が一緒にやろうとか言い出してあわあわしてたけど多分彼はOKして、 賑やかなひと時を過ごしたり、 その後はまたベッドで眠ったりして、 時間はあっという間に過ぎていった。>>59 たくさん遊んだという満足感のまま宿へ向かう準備をしていたら、丁度良い時間になっていた。 車を運転してくれる彼にまた「お願いします」と頭を下げて、 発進前にすごい音がしたから、 彼は笑ったけど自分はびっくりして きょろきょろあたりを見回した。 車が壊れたのかと思った、と言ったら、 笑われてしまったかもしれない] (71) 2023/04/25(Tue) 2:51:59 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[車が走り出してそう時間の経たない内に、旅館へ辿り着いた。>>60 日中は暑そうだけど、歩けない距離ではないから海まで散歩とかできそうだなと思った。 部屋に荷物を置いて早々に大浴場へ向かう。 明日も使える様に水着の手入れもしながら、 落とし切れなかった海の香りを浴場で洗い流す。 昼間は冷たい海水が気持ちよかったけれど、 ほどよい熱さの湯船が疲れた身体に心地よかった] あ、いちご牛乳、いいですね。 [お風呂から上がって休憩スペースへ赴くと、 彼が好きなピンクの飲み物を飲んでいた。 何か見つめられている気がしたけど、気にせず微笑みかける。 でも「いいですね」って言ったくせに自分はコーヒー牛乳を選びました。 水着も持って来た手提げに入れて部屋に戻って、 寛いでいたらほどなくして夕食が運ばれて来た] (72) 2023/04/25(Tue) 2:53:19 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[海の幸が美味しい夕食に舌鼓を打ちながら、 彼との会話も楽しんだ。 一日中一緒にいられるのは久々だから、 ついお酒を呑み過ぎてしまいそうになったけれど、 明日もあるからほどほどにしないとですね、と自制した。 でも二人きりで呑み交わすお酒は美味しかった] 大きいお布団みたいですね。 [夕食後に敷かれたお布団は二枚が寄り添う様に並んでいたから、 もうめちゃくちゃ大きな一枚のお布団に見えた。 いちゃいちゃごろごろできちゃうな…… なんて布団を眺めながら考えていたら、 椅子から立ち上がった彼が先に歯を磨きに行ってしまう。 少し経ってから追い掛けて洗面所に顔を出して] お隣、いいですか? [と、隣で仲良く歯を磨きたがっただろう] (73) 2023/04/25(Tue) 2:55:30 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 ![]() (a21) 2023/04/25(Tue) 3:06:32 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠― 回想:成人式後のお話 ― [朝方送った晴れ着姿の写真>>2:1に、 彼が返してくれたメッセージがあった。 (スタンプかわいい……)って思いながら えっとえっとと色々お返事したくて打って消してしてたら時間がなくなってきて「ありがとうございます」ってだけ送った。 帰る前に芽衣とのツーショットを送ったら またかわいいスタンプと共に返信をくれた。 ふふ、と笑って「ありがとう!」と目をきらきらさせているうさぎのスタンプを押して、母に急かされて帰路について、電車の中で改めて返事を打とうとしたけれど、時間が空いてしまった事で悩みに悩んでいたら、いつの間にか眠ってしまっていた。 そして学園に着いたその足で男子寮に向かって、 ノックをしたら彼が扉を開けてくれた>>2:32けど……] え? あ…… [慌てた様子で部屋に招かれて、中にルームメイトさんがいる事に驚いて声を上げてしまった。 そうか、もうみんな帰って来ているのか。 自分のルームメイトも帰って来ているし、授業も始まるからそれはそうなんだけど。疲れていたせいか、抜けていた。 男子寮も何だか静まり返っていて、 誰もいないと錯覚してしまっていた] (79) 2023/04/25(Tue) 19:26:17 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[失態を犯してしまった事にすみません、と彼に謝って、 奥に居るルームメイトさんとも目が合ってしまったので、 ぺこりと頭を下げる。 彼の口から紹介されたから「夜分にすみません」と挨拶をしたけれど、驚いて大声を上げたルームメイトさんがこっちに興味津々という感じで、ちょっとどうしたらいいか迷う。 用件を促されたから>>2:33、お土産を渡したけれど、 落ち着かない……。 このまますぐにお暇するべきかと思ったところで、 一度部屋の奥へ行ってしまった彼が、 「送ってくる」>>2:34、と……] ぇっと、一人でも…… ……いえ、 はい。 [申し訳ないから断ろうとしたけれど、 冬休み中毎回送ってくれた事を思い出す。 今日もそうしてくれる事、 それから、もう少し一緒にいられる事に、 素直に甘える事にした。 男子寮を足早に進んだせいで一緒にいられる時間はあっという間で会話も少なく、淋しいなと思っていたら、散歩に誘われた。 食い気味に頷いて、中庭に出る事にした。 少し寒いけれど、手を繋いだらあたたかかった。 心は既にぽかぽかしている] (80) 2023/04/25(Tue) 19:26:22 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[さっきの失態を忘れた訳ではないけれど、 誰もいない夜の中庭は静かで、 二人きりの時間に浸らせるには十分な環境だった] ありがとうございます…… 照れます…… [晴れ着姿の感想を直に伝えてくれて>>2:35、 照れくさそうな顔でそのまま照れるって言ってしまう。 主に芽衣と逢えてよかったという話をかいつまんで伝えた後、彼の一日の出来事も聞けば教えてもらえただろうか。それとも、行った場所ごと内緒にされた>>2:31だろうか。 どちらにせよ、「お疲れさま」と言ってくれる彼に、 同じ様に「お疲れ様でした」と伝える事はできただろう。 明日から逢いにくくなるという事は この時はまだわかっておらず、 いつもの調子で挨拶をしてから、 いつもの調子で別れようとした。 繋いだ手がぴくりと動いたから、 離れるのかと思った] (81) 2023/04/25(Tue) 19:26:25 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠[ちょっとおぼつかない足取りで女子寮に戻り、自室の扉をそっと開けたら電気がついていたので ルームメイトは起きているのかと思ったら スマホを握りしめたままベッドで眠っていた。 彼女も今日成人式だったっけな。 髪がきれいにセットされていて 外着のままだったから多分そう。 起こすべきか悩んでいたらむにゃむにゃと起き上がった彼女に、ただいまと言う前に、 「北神先輩のところ行った?」 と聞かれて、あからさまに動揺してしまった。 彼女は単に一番気になった事を聞いただけっぽくて、 まじまじとこちらの姿を見る。 出掛ける時に持っていた荷物を自分はそのまま持っていた訳なので、察した彼女がにこっとする。 「そうかあ、真っ先に行ったのね] そう言われて、押し黙るしかなかった。 でもひとしきり揶揄われた後は、 遅くなり過ぎない程度に成人式の話に花を咲かせただろう。*] (83) 2023/04/25(Tue) 19:26:39 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠― もうひとつ回想:進級してからのお話 ― [最上級生に進級してから、 下級生と一緒に合同で実習に向かう機会があった。 小さな林に現れると言われた魔の討伐。 どこかの先輩の進言のおかげか、 送迎車をちゃんと手配してくれたらしい。 だから安心して時間を気にせず任務に当たっていたけれど―――] !! しっかり……! [追い詰めた魔が暴れた時、 その衝撃を避けそびれてしまった女の子がいた。 次の瞬間には魔物は無事他の生徒に捕縛されたが、女の子は動けない様だった。 蹲ったままの女の子の傍に駆け寄って容態を確認する。 荒い息を繰り返して、寒そうに震えているけれど汗がすごい。 癒し手の生徒が治癒に当たるが、 手に負えない様だったから 数人が応援を呼びに行く事になったけれど、 「……北神先輩がいればな。」 と、残った生徒の一人がぼそりと呟いた] (84) 2023/04/25(Tue) 19:31:42 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠……!…………、 [自分も、思ってしまった事だった。 でも、彼はもう学園にはいない。 自分達で何とかしなければいけないのだ。 癒しの力がないからといって、 自分が何もできない訳では、ない筈だ。 荒く不規則な呼吸を繰り返す女の子の傍らで手を握り、 彼女の意識を繋ぐ] (85) 2023/04/25(Tue) 19:31:49 |
![]() | 【人】 瀬戸 海瑠声、聞こえる? 息を、吸って、吐いて…… できる? うん、そうだよ。 鼻から吸って、ゆっくりお腹に溜めて…… 口から吐いて……細く……うん、 [自らも受けた、北神に伝わる甘露。 あんな風に傷を癒したり、身体を楽にしたりといった力は自分にはないけれど。 彼に促されて自分でおこなった呼吸で、治癒を受けやすい心身になった事を覚えている。 応援が来たらすぐに彼女が回復できる様に、 彼女の呼吸を整える手助けをする。 震えそうになる自分の声を律して、何度も。 ……顔色が少しよくなって見えた時、 遠くに足跡が聞こえて、生徒が「こっちです!」と手を振る] (86) 2023/04/25(Tue) 19:32:09 |