人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  
…………う、う……。



[ 間もなく頭に手が伸びていた。
 この洋館に来てから、彼が僕の頭に
 手を乗せる時が来るとは思いもしなかった。
 不思議な感覚に変な声が漏れてしまう。

 
 恥ずかしいから止めろ、と言いたかったけれど
 これが本当のタナトスなんだ、って
 今まで知らなかった姿を見ることが、知ることが出来て。

 ──何だか。]



  ふ、ふふっ……。
  ……ありがとう。 


[ 照れ隠しの笑みが、零れた。

 七年と魂を凍結させていた氷は、静かに融け始めた。
 まだ歩み始めたばかりだけれど
 初めて彼のことを“普通の”“一人の人間として”
 見ることが出来た、記念すべき時。*]

 
(85) 2022/12/23(Fri) 1:09:32

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 僕は僕だ、と言いながらも、
 文献に残っている記録、胸に刻まれた証が
 『教皇』との繋がりを断ち切れない。

 だから、もし君が要らないと言っても
 過去のことは、いつの日か謝るつもりでいる。

 この証を背負った者のけじめとして。
 過去の、運命の精算として。
 新たな一歩を進む為に。
 それが終わった日がスタート地点リバースデイなのだろう。

 もしかしたら、菜園の手伝いをする未来があるかもしれない。
 おすそわけを貰う日が来るかもしれない。
 実現するかは別として、今までまず有り得なかった話が
 有り得るようになるのかもしれない。

 ……でも。
 
 世界が滅んでしまえば
 全てただの絵空事になってしまうけれど。

 最後に和解出来て、世界と共に心中するのも悪くは無い。*]

 
(86) 2022/12/23(Fri) 1:09:40

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 途中、ユグからの提案には>>4:157
 気遣ってくれているのだろう、と理解した上で]


  ふふ、気遣いありがとう。
  でも三つなら誰かがハズレを引いてしまうからね。
  誰が当たっても悲しいことになるから
  今回は普通のものにしようか。


[ 丁重に断ることにした。
 
僕の引きが悪いから逃げた訳ではない。
]


  そうだね。君が来た時には既に
  僕とタナトスは、お互い接触してはいけない、
  暗黙の了解があって。

  これでも、大分鎮静化した方だったんだよ。


[ ね、とタナトスの方を向き苦笑する。]
 
(87) 2022/12/23(Fri) 1:10:06

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  うん、僕も君と言葉を交わすのは好きだったよ。
  最初に来た時から、徐々に生き生きするようになって。
  本を読みたいと言ってくれて、色々知ろうとして。

  ……こうして、君にも嬉しく思って貰えるだなんて。

  ありがとう。
  君も、タナトスも優しいね。

  ずっと仲介しようとしてくれてありがとう。
  君が途中で諦めてしまったら、
  僕達は何も進展しないまま
  分かり合うこともなかっただろうから。


[ ユグはタナトスが主に世話をしているのを知っていながら
 僕自身も面倒を見ていたり、やはり弟子のような感覚で。
 
 本当に、何故もっと早く歩み寄らなかったのだろうと
 今になって思えてくる。
 きっと君も、喜んでくれているだろうから。]
 
(88) 2022/12/23(Fri) 1:10:29

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  随分遅くなってしまったね。
  時間取らせてごめん。

  改めて……ありがとう。
  君達と話せて良かったよ。


  …………おやすみ。また明日ね。


[ 明日、決断が下される日だが、最初に語った時以降、
 あえて話題も出さず、選択も聞かないことにした。
 
 水を差されたくなかったのが一番。
 気分の良いまま終わりたかったのが二番。

 何の変哲も無い日のように、二人にくすりと微笑んで
 手を振りその場を去っていった。*]    
 
(89) 2022/12/23(Fri) 1:10:40

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:恩人を思う人 ──

[ 倒れ伏したヴェルトを運び込み
 体温も呼吸も特段おかしくはないと確認し
 ほっと胸を撫で下ろした頃。

 少し経つとシンが部屋に入ってきた。
 ホールでは僕たちも必死だったので
 彼の姿は見えなかったが
 きっと、見たことのない様相だったのだろう。>>4:258

 今の表情もまた、いつもの笑顔は無いのかもしれない。]


  シンくん……。

  大丈夫だよ、きっとすぐに目を覚ますと思う。

 
( ──ああ、そうだ。
    シンくんは僕よりもずっと昔からの知り合いで。
    きっと、思うところもたくさんあるのだろうね。)



[ シンの肩にぽんと手を置き、何度か背中を優しく撫でる。
 先程僕を励ましてくれた時のお礼、とは違うけれども。]
 
(118) 2022/12/23(Fri) 19:06:39

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  僕達は一旦出るから、
  ヴェルトさんが目を覚ましたら教えてね。

  ……ふふ、久しぶりにたくさんお話が出来るんだろうね。


[ 大丈夫だよ、と彼を残しエーリクと共に部屋を出た。

 いつも明るく優しい彼が
 今にも泣きそうな表情をしていたのは、分かったから。
 僕はエーリクが隣にいたから堪えることが出来たけれど
 一人だったら、泣いていたかもしれない。

 

 僕も、エーリクにとって
 ヴェルトさんと同じような存在になれるのだろうか。>>4:245]

 
(119) 2022/12/23(Fri) 19:06:59

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 扉を閉めて廊下を歩き始めた頃
 聞き漏らしそうなほどに小さい嗚咽が耳に入った。>>4:263]



( ヴェルトさんが元気になったら
  皆で楽しく話したいね。
  今からその時が楽しみだよ。

  皆、あなたの帰りをずっと待っていたんだよ。
  僕も、あの時より少し大人に、立派になれたと思うから。

   ……その姿を、見て欲しいんだ。*)

 
(120) 2022/12/23(Fri) 19:07:19

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  好きじゃなかったのか。どうして?

  ……なるほど。
  気にしなくても、いつでも僕は君を選ぶから大丈夫だよ。
  昨日は心配してたんだよ、ずっと。


[ エーリクと二人になった廊下で語る。
 続く言葉を聞けば、嫉妬のようなものだろうか。>>29
 すぐに嬉しい、と出て来たので穏やかに微笑み返し]


  いや、何だか踏ん切りがついたように見えて。
  どうであれ、今日から世界が変わっていくだろうからね。
      

[ 話題が神とのふれあいの件になると
 逆に僕の方が苦い顔をするかもしれない。

 食事に関しては、昨日の帰りが遅くなったこと、
 目覚めも悪かったことから
 がつんと食べたい気分だった。>>30
 レストランに行くと聞けば歓迎、その足で歩き出す。]
 
(204) 2022/12/24(Sat) 3:27:30

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 街へと向かう道、幸いこの近辺は
 被害があまり出ていなかったのか大雨程度で済んだらしく、
 レストランも通常通り営業していた。
 運ばれたハンバーグ定食を堪能しながら
 昨日の出来事を、相槌を打ちながら聞く。]


  ……あの時、エーリクとシトラが一緒に居て
  一緒に泣いている姿、実は見えてたんだ。

  本当なら僕が手を差し伸べに行かなければいけないのに
  行けなくて、自分が情けなかった、と後悔してね。
  シトラがいてくれて良かったよ。
  シトラにとっても、エーリクがいてくれて良かった。
 
  優しいシトラが言いそうなことだね。 
  でも、良い結果、満足のいく結果を出せたなら良かった。 


[ 何も出来ずとも声だけでも掛けていれば>>31
 少しでも安心させられたのかもしれない、と未だ思う。
 この件については、シトラに会った時にも謝るつもりだ。]
 
(205) 2022/12/24(Sat) 3:27:47

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ チェレスタとの話を聞けば、表情や感情が
 普段より出ているような感じがして>>31>>32]

 
  ……チェレスタがそんなことを言っていたのか。
  でも、分かり合えたなら良かった。

  実は、僕も同じようなことをしてね。
  最後かもしれないから、と
  タナトスと腹を割って話をしてきたんだ。

  うん、僕も君も、もちろん皆も。
  降った雨もいつかは止むように
  生きていれば、きっと必ず良いことがあるから。
   

[ チェレスタにエーリクが綺麗だと言っていた、と
 伝えておくよと穏やかに笑う。

 彼と同様、昨日の出来事を語る姿は
 僕から見た彼の姿のように
 窓から覗く雨上がりの青空>>205の如く
 晴れやかに見えたかもしれない。>>33]
 
(206) 2022/12/24(Sat) 3:28:56

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ この先の話になると、表情に真剣さが戻り
 彼の顔をじっと見て、聞く]


  僕はそうは思わないかな。
  神がああ言った以上、暫くは僕達に干渉しないと思う。
  少なくとも、僕達の世代が生きている間には。


  僕達は人の親から生まれたただの人間なんだ。
  だから、自由に生きる権利はあると思う。

  ……いや、あるんだよ。 


[ 隔離されていた方が安全、には願望を込めた否定を。

 次の世代の証持ちがまた生まれることがあれば
 同じように苦しむ思いをすることは無くなって欲しい。

 それはこの代で証持ちとして生まれた使命であり
 解決を後回しにする者としての責務と考えているのは
 今も変わらない。>>2:137]
  
 
(207) 2022/12/24(Sat) 3:29:21

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  ……そうだね。 
  僕も小さい頃には、家族で旅行もよく行ってたから
  洋館に来てから世界の広さを実感できなくなっていた。

  世界は広いから、自分の足で回り目で見て知りたいし
  エーリクがまた役者に戻るなら、
  舞台に上がる時は必ず呼んでね。
  ……いや、絶対に行くよ。


[ 君が未来への願望、夢を語る姿は
 朝露を浴び芽吹いた植物のように瑞々しく>>36
 僕が今まで見た君の表情の中で、一番“生”を感じられた。]
 
(208) 2022/12/24(Sat) 3:29:48

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  もし、僕に手伝えることがあるなら何でもするから
  遠慮なく頼って欲しい。

  僕達は、そんな薄っぺらい関係じゃないだろう?

 
[ 君が在るべき場所で、有るべき姿で輝く時を見てみたい。
 穏やかで優しい月の光が放つ光を。

 もし君が黙って消えようとするならば
 君の光を支える影となり、
 帳となり覆い支えることが出来れば良い。

 魂に、痣に刻まれた絆は離れても消えはしないのだから。
 はいさようなら、で関係を切る心算は毛頭無い。*] 

 
(209) 2022/12/24(Sat) 3:30:09

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 休憩室 ──

[ 神が去った翌日、まず着手したのは祈祷室の模様替え。
 既に祈りを捧げることのない
 元倉庫元祈祷室は、ただの休憩室と名を変えた。
 信仰を止めた日から、宗教関係の品は
 必要が無くなった為取り払ったが、一部を除き
 資料として図書室にや展示室に寄贈した。

 とはいっても変わったのはこの程度。
 クロから貰った紫色の愛らしい羊のぬいぐるみも
 貰い物のドライフラワーも、ゼロの私物の一部もそのまま。


 神が現れ、去るまでの数日間は、文字通り驚天動地だった。

 この先、何をするべきか。

 考えたのは“証持ち”が平穏に過ごせる世界を作ること。
 後世、痣を持ち生まれる者が現れるかもしれない。
 その時に証持ちが、家族や周囲の人間が
 人間らしく暮らせる道筋を整えておきたいと願う。] 
 
(438) 2022/12/25(Sun) 20:45:22

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 神が去った影響か、理解し合えたからか。
 数日前までが嘘のように、
 タナトスへの苦手意識は消えてなくなった。

 エーリクを気に掛ける意識は勿論残ったまま。
 こちらは魂関係無く、何年も共に過ごしていたからだろう。]

 
(439) 2022/12/25(Sun) 20:46:10

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 茶葉類の補充を終え、帰り道に食堂近くを通りかかると
 チョコレートの甘い香りについふらりと扉を潜る。
 そこにシトラはいただろうか>>64]

  
  頑張ってるね、折角だからホットチョコレート一つ。


[ 少し前に端末で知らせがあったので、気に掛かっていたが
 元気な姿で出迎えてくれただろうか。]


  シトラ、君には謝らないといけないことがあるんだ。
  君が困って不安で泣いていた時、僕は何も出来ずにいた。
  声を掛けることも出来なかったんだ。
  
  ごめんね。声を掛けるだけでも
  少し安心させられていたかもしれないのに。


[ 彼女が落ち着いている頃合いを見て、
 数日前エーリクと共に泣いていた時のことを。
 その時に見ているだけで何も出来なかった
 不甲斐なさを詫びた。>>2:135]
 
(440) 2022/12/25(Sun) 20:46:20

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 湯気立つ熱々のホットチョコレートが届くと、
 甘さと共に温もり、日常が帰ってきた安堵を流し込む。]


  たまには甘いものも良いね、美味しい。
  また飲みに来るよ。

  この先、色々大変かもしれないけれど頑張ろうね。
  皆がいるから大丈夫。


[ 男は皆が箱庭に行かないものだと自然に思い込んでいた。
 故に、出会った者達にも、これからの話をしていたのだが。*]

 
(442) 2022/12/25(Sun) 20:48:12

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ その日だったか、それとも翌日以降だったか。
 部屋に戻ると、一通の手紙が届いていた。

 この時期に誰からだ、と疑問を抱きながら開けると>>216]


  …………。


[ 差出人はクロからの、
別れの手紙。

 休憩室の紫の羊に目を遣り、彼の姿を思う。
 自室には彼が来て一年目の誕生日に貰った
 黒い羊のぬいぐるみが
 翌年にも希望を聞いてくれるものだから、
 色違いの紫が欲しいと頼み、一つずつ置かせて貰っていた。

 この部屋で昼寝をしていた姿、珍しいお菓子があるから
 どうぞ、と渡した時、彼は喜んで食べてくれたかな。]
 
(452) 2022/12/25(Sun) 21:28:00

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 

  ……君なら、本当に神様とも
  友達になれるかもしれないね。
  きっと神様、本心では寂しがっているだろうから。
  

  ……僕が分かり合えなかった分まで
  神様と楽しく過ごしてほしい。よろしく頼むよ。


[ 神に神経を逆撫ですることを言ってしまったが
 きっと神も寂しかったのだろう。

 僕達を愛しているという言葉にも
 嘘は無かったのだろう。
 それを否定され、子供のように拗ねた姿を見て
 当時の僕は頭に血が上っていたのもあったが
 結果、悪態が最後の別れの言葉となってしまった。]

 
(453) 2022/12/25(Sun) 21:28:13

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 今は未だ実感が沸かないけど
 きっと数日、数週間、数か月と日が経つに連れ
 現実を感じていくのだろう。

 尤も、この洋館から出る者も居るかもしれない。
 僕自身、数か月後のことなど未だ分からない。

 それでも────……。]


  困ったな、君がいないと
  洋館が随分と寂しくなってしまうだろうね。

  
  そして……今も存在するはずの神よ。
  
  僕達の大事な仲間をよろしく頼みますよ。 
  僕達は、君達の分までこの地上で生きるから。
 
  ……と、よろしければお伝え下さい。


[ やがて、箱庭に行く者が他にもいることを
 知ることになるだろう>>225

 ──真っ直ぐで真面目で、見てて心地良い『正義』。
 彼もまた、信念の為に箱庭へと向かったのだろうか。]
 
(454) 2022/12/25(Sun) 21:28:29

【人】 X『教皇』 カルクドラ


[ 既に届かない声。
 それでも神が居るのなら
 もしかしたら聞こえているのかもしれない。
 様子を見に来ているかもしれない。

 信仰心を捨てた傍から愚痴と願い事。
 神に対する最後の祈りにしては、酷いものである。

 それでも、彼らをお願いします、との思いは
 心からの願いであることは、間違いない。*]
 
 
(455) 2022/12/25(Sun) 21:29:23

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 懐かしい客が訪れたのは>>396
 部屋の改装も順調に過ぎた頃だったか。]


  やあゼロ久しぶり。
  ちょっと整理中だから汚れてるけど
  物を避けて好きな場所に座ってくれるといいよ。


[ 他の人に対しての対応より、
 明らかに扱いが雑に見えるかもしれない。
 しかし表情は穏やかで、嬉しさが滲み出ていただろう。
 これも気を許した者──悪友への対応。]


  そうなんだ……君が居なくなると寂しくなるね。
  普段には行かない場所に遊びに行くの、楽しかったよ。
 
  ふふ、外の世界では悪いこともイカサマも出来ないから
  気を付けるんだよ。

  ……まあ、大丈夫だろうけどね。


[ ベルと共に行く話は聞くことが出来ただろう。
 彼女と行くならば、悪いことはしないのは分かりつつも
 過去、共に賭場へ行った時のことを思い出し、
 癖になっているかもだから気を付けて、と笑う。>>389]
 
(498) 2022/12/25(Sun) 22:37:08

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  もしスティド教会行くことがあれば……。
  司教にこれを渡してくれるかな。

  勿論、無理に行けとは言わないし
  ……もしかしたら、例の崩壊時に
  何かあったかもしれないから。


[ 南、更には実家の教会の話になれば
 白い封筒に入った手紙を渡す。
 もし渡せなければ破棄してくれても良いから、と言付けて。

 他にも、南地域の観光名所や土産等も教えておいた。
 田舎だから交通が不便やら、様々なアドバイスを添えて]
 
(500) 2022/12/25(Sun) 22:37:31

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  
  これは……。 うん、ありがとう。
  役立つ時が来るかもしれないね。


[ 餞別のカードを受け取れば、まじまじと眺めて受け取った。
 ──彼が去っていくならば、
 馴染みの店にも挨拶に行かなければ、と脳裏に浮かぶ。]


  じゃ、気を付けてね。
  君達の人生に、幸多きことを──。


[ そして悪友の旅立ちを見送った。
 部屋には変わらず、置きっぱなしの彼の私物が
 幾つか残ったまま。

 今更だから中身を開けてみるか。
 面白いものもあるかもしれないし
 大事なものが残ってて、
 慌てて取りに戻ってくるかもしれないからね。*]
 
(503) 2022/12/25(Sun) 22:38:00

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:街のレストラン ───

[ 母親を取られた長兄、と聞くと笑う。>>433
 父親じゃないのか、と。
 でも母親という表現も分からなくもない。

 僕にとっては、エーリクはずっと守るべき対象であり
 実際、彼が泣きながら部屋の扉を叩くことが減れば
 ほんの少し寂しさを感じたのも事実だったから。

 
──本当に母親じゃないか、


 彼はまだ若く、人生も長いのだから
 巣立ちは喜ぶべきなのに。]


  なるほど。結果的には良かったということかな。
  でも、僕としては力になれず何も出来ず
  申し訳なかった、って思ったのも事実なんだ。

  ……そうだね。世界は広いから。
  色々な場所を見て回るだけでも面白いだろうし
  これから、僕達が自由に出回れる日も、きっと来るよ。


[ 洋館から自由に出て、普通の人として過ごせるように。
 答えを出せたかと呟いた君の疑問には、肯定で答えよう。
 
 「だからこそ今の君が居るんだよ」と。]  
 
(518) 2022/12/25(Sun) 23:30:49

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  僕も、君の役者としての姿を見てみたいからね。
  母親に見られると恥ずかしいかもしれないけど、
  そこは保護者参観のような気で、ね。

  じゃあ、今度見に行こうか。
  もし許しが出なければ、
  またこっそりと抜け出す手もあるからね。


[ 君の夢は僕の夢でもあるから。

 それに、観劇を見る君は、
 普段とは違う姿を見せてくれる気がして。

 思えば彼を守ると決めた初対面の時から、時も経ったもの。]
  
(519) 2022/12/25(Sun) 23:30:58

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ いつの日か、君は立派に成長し
 僕が守る必要はが無くなる時が来るのかもしれない。

 その時は──そこから対等な関係が始まるだけ。

 形が変われど、君を大切に思っていることには違い無く
 この先、変わることも無いだろう。*]

 
(520) 2022/12/25(Sun) 23:31:43

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 少し先のこと ──

[ 22人だった証持ちも少しずつ減っていき
 洋館が広く感じることにも慣れ始めた頃。

 僕もいつの日か、洋館を離れることになるだろう。
 ただし、完全に関係を断つのでは無く
 仕事、では無いけれど用事で出入りする程度なので
 自室も、元祈祷室の談話室も
 そのまま置いて貰ったままではあるけれど。]
 
(524) 2022/12/25(Sun) 23:47:04

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ その時に、もう一度実家の教会へと戻り
 数年ぶりに、家族との再会も果たせているかもしれない。


    僕達は生まれた時から人間で
    人間として生きて行く権利があるのだから。

    その当たり前を実現できるように。
    未来に同じ悲劇が起きないように。


 ──きっと、まだ楽は出来なさそうだ。*]

 
(525) 2022/12/25(Sun) 23:47:18
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:カルクドラ 解除する

生存者 (18)

アリア
44回 残----pt

 

フォルス
47回 残----pt

オフ

クロ
17回 残----pt

君と箱庭に

カルクドラ
34回 残----pt

道を創る途中

クリスタベル
47回 残----pt

夜と生きる

チェレスタ
29回 残----pt

|∀・…

タナトス
27回 残----pt

生きて

シャルレーヌ
11回 残----pt

明日へ行こう

ユグ
41回 残----pt

いるときにいる

マドカ
22回 残----pt

もぞ……すや……

シトラ
67回 残----pt

生きてく

エト
21回 残----pt

|・ロ・)ヒャー

シン
18回 残----pt

にこ!

ヒナギク
39回 残----pt

あなたに光あれ

プロセラ
22回 残----pt

│ε:)

ゼロ
33回 残----pt

ゆっくり

キュリア
2回 残----pt

自室にいます

エーリク
28回 残----pt

いつかの壇上より

犠牲者 (1)

とある物語(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

ヴェルト(5d)
13回 残----pt

みんなありがとう

突然死者 (0)

舞台 (3)

アリス
0回 残----pt

 

シール
0回 残----pt

 

トリス
0回 残----pt

 

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.24 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa