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【人】 ウイエ[大して親しいわけでもない女に こんな話されても困るんじゃないかなあとは自分でも思った。 それでも口にしてしまったのは 誰かに聞いてほしかったのかもしれない。] ありがとー。 まあそんな感じでね。 暫くちょっと充電中なのさ。 [力なく笑い、話を打ち切ろうとする。 オーブンの方に視線を向けて。] (1) 2021/12/22(Wed) 0:00:54 |
【人】 ウイエーーー............、 [いつの間にか距離が近くなっていて、 後ろから聞こえた声に一瞬ぎくっとした。 振り返らずに少しだけ間を置いて。] ......、そう......だね。 寂しかったからきみを呼んだの。 誰かと一緒に食卓を囲みたくてさ。 [寂しかった。人恋しかった。 言葉はなんでもいいけれど、 つまりはそういうことなんだと思う。] (2) 2021/12/22(Wed) 0:02:11 |
【人】 ヒトシ[また、そんな声、その言葉が本当のことだってわかる。 そんな寂しそうな姿が放っておけなくて、ランチに誘ったんだ。] 寂しさ……紛れました? [誰でもよかったわけじゃないだろう。それぐらいは自惚れてもいいはずだ。だけど誰か≠ナしかない。] 俺は楽しかった。 羽衣恵さんとランチにいけて。 嬉しかったっすよ。 ご飯、ご馳走してくれて。 [きっと自分じゃなくてもよかった。 だけど、今日、今ここにいるのは自分だから、少し付け込むように言う。] (3) 2021/12/22(Wed) 7:29:24 |
【人】 ウイエ......うん。 [小さく頷く。] あたしも、 一緒にランチして楽しかった。 ご飯、美味しそうに 食べてくれて嬉しかった。 [確かに彼は偶然出会った 「誰か」でしかないかもしれないけど。 この時間が終わってしまうのが 寂しいなとも思った。] 今日会ったのが 仁志くんでよかったなって思ったよ。 [それも本当。] (5) 2021/12/22(Wed) 9:03:23 |
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