人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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僕には、『塔』しか居なかった
君が関わりを持っている人が他にもいると知らなかった

君には僕以外にも居て、1人ではなかった
君の最期の言葉は、そこも関係しているのではないか
……分からない、想像するでしか分からない
君を見ているようで、結局自分の周囲以外を見ていなかった
独りよがりだった僕には分からない、分からなかった

僕が居なくとも1人ではない事への安心のような
僕が自分の事しか見えていなかった負い目のような

君を友として気にかけているのも嘘ではなかった
でも、自分が1人になりたくなくて縋っていた
そのくせ、助けなければ処刑されるというのに
君の願いを跳ね除けられず、見届けるに終わった
よりによって君の願いを聞き入れないなんて
自分が許さなくなりそうだったから

君に嫌われてしまうと思ったから

 



自分の事や周りしか見えていない
こんなにも独りよがりな情けない自分の姿

……気付いていたさ、自分の事だもの
『塔』という希望と共に在る為、蓋をしていただけだ
 
命ある間に、その蓋を開けられなかっただけ

 
 

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[どうしよう
                   いかないで


        突き放したのは僕だけど


あなたを悲しませたいわけでも
          あなたに捨てられたいわけでもなかった]
(44) 2022/12/22(Thu) 15:36:18

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[我儘だろうか

           
そうかもしれない


覚悟が足りない

           
そうかもしれない
]
(45) 2022/12/22(Thu) 15:36:49

【人】 XII『吊された男』 ユグ


[でも どう覚悟すればよかったの


        こんなに苦しいとは 思わなく て]
 
(46) 2022/12/22(Thu) 15:37:22

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[いつか、海で溺れた時のことを思い出す。
 息をしようとするほど、水が詰まっていく。
 そんな苦しさに似ていた。

 自分が選んだ道が、ひとを深く傷つけること。
 ひどく失望させること。
 その事実が、肺に水を溜め込んでいく。]
(47) 2022/12/22(Thu) 15:37:52

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――っ、は  ぁ

[それを、優しく掬い上げてくれる手が、あった>>41
 釘付けになるように、かみさまあのひとを見ていた、動けずにいた、後悔と拒絶と不安と崩壊と罪悪感の世界に、星が瞬く。]

エト、

[声だけで、その主を判別する。
 背中を叩いてくれるそのリズムに、少しずつ昏い感情が解けていく。]
(48) 2022/12/22(Thu) 15:38:23

【人】 XII『吊された男』 ユグ

ごめ、なさい、
ありがとう……

[膝から力が抜けて、くたり、その場に座り込む。
 なお荒い呼吸を繰り返し、ぎゅうと強くエトの服を掴んで縋ってはいるが、意識を失ったり、倒れてしまうような状況からは脱していた。

 何度も何度も息を詰めるうち、はたり、はたり、堪えきれなかった雫がエトの服や自らの手を濡らす。
 落ち着くまでの間、エトが離れていかない限りは、しばらくそうしていた*]
(49) 2022/12/22(Thu) 15:38:44
 
 
   ――おおい! 『神様』

   今から『正義』と一手仕合うんだが
   立ち会ってくれないかい?

   見ているだけより楽しいかもしれない
   なーに、どうせ暇でしょ

      ホラ おいで。
 
 

 
 
  『神様』もやってみる?

  持ち方にもこう、コツがあってね
  気になるかい? 気になるだろう
  そうかそうか気になるか〜

  なら手取り足取り教えよう――『正義』が!
 
 


 
  実は向こうに新しい花が咲いてね。
  そこでのんびりしようと思うんだ――が

  お供に膝まくらが欲しい気分になった

  どうだい?
  『女帝』様も一緒に、あちらまで
 
 

 
 
  知っているかい『女帝』様
  この花、紫苑と名をつけたらしい


   ふーむ……

     へえ 少し甘―――いや? 
           なん だ これ

    苦 ……ぐ ぇ
  
 

 
 
   お前が平等を追い求める『正義』なら
   俺は不平等を司る『悪』にでもなろうか

   なんてね。
 
 

 
  
   お前なりの平等を俺は否定しない
   お前の平等は俺が保ってやる

   だから 自分を見失ってくれるな

        ――振り回されるなよ 『正義』
     
 

 
 
  不思議だな

  こうして空を見上げていると
  まるで全部 夢にさえ思える

  『女帝』様を横に転がすというのも
  風情があって 悪くない
                  ――ふふ
 
  

 
 
 
   ここがいつか崩れ去るとしても 
   俺は最期まで貴女の傍に居るよ

              ――― "約束" だ 
 
 

 
 
   ……。
   今ほどお前を哀れに思った事は無い

          ――…馬鹿だね、『正義』
 
 

 
 
 
      
――――…餓 鬼  



 
[ こんな所で 使ってやれる命ではなかったのに ]

 

 
 
    
  ご  めん、     な

 
  

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[あれから。
 不調は見られないが、急のことで混乱があったのだろうとなり。薬をもらって少しだけ、眠らせてもらった。
 その眠りから目覚めての話だ。]

……結局。
僕の考えは机上の空論で、夢物語で、甘いのでしょうか。
22人揃って、世界も滅びなくて、このままこの洋館で静かに、暮らしていきたかった。

でも、かみさまは僕らを捨てて、この洋館を出たい人もいて。
叶わないんでしょうか。……22人、いえ、23人揃って、世界が僕らを危険視しなくなって、脅かされない立場で、皆と過ごしたいなんて、贅沢なんでしょうか。

[今は、シトラのお手製のホットチョコレート片手に、俯いている。
 あたたかくて甘くてほろ苦いショコラは、心の弱いところに簡単に染み込んで、ほろほろと本音を零させる*]
(121) 2022/12/23(Fri) 19:36:19

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――シトラと>>136――

……そう、ですね。
改めて言うのは、何だか変な気持ち、ですが。
大切です。大好きです。本当は増えるばかりで、誰にも欠けてほしくなんかない。

[でも、とつなぐ>>137。]
(156) 2022/12/23(Fri) 23:53:08

【人】 XII『吊された男』 ユグ

そう、です。
今回のことで、皆ひとつにはならないことを、実感していて。
僕の思う幸せが幸せじゃない人がいると、そう思ったからこそ、今があるんです。
僕は、箱庭にいって皆と暮らせるのなら、世界はなくなってしまってもいいと、思っていましたから。

そういう僕にとっての一番の理想は、あんまりにも多くの人を僕の理想の中に押し込める、ことで。
きっとそれは……全員に歓迎されることじゃない。
そうしたらやっぱり、僕も幸せじゃないんです。

[瞳を覗かれれば、ややばつが悪そうに少し陰っている。
 チョコレートのカップを両手で持ったまま、しばらくそうしていて。]
(157) 2022/12/23(Fri) 23:53:17

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……シトラは、この時間を贅沢だと思うのですか。

[>>138もうこんなことはそうそうない、と思うのか。
 薄暗いこころは、シトラもこの洋館を出たいのかと読み取る。]

願うことは……やめたくないです。
だけど、叶わないとわかっている願いを持ち続けるのも少し、苦しい。

[世界の何処かに散ってしまうとか、旅に出るだけならいいけれど。
 たとえば、還らぬ人になるだとか。この世界を後にして、神とともにあることを選ぶとか。
 選択肢は多くあり――ユグ自身、それらを選ぶ気持ちも理解できるから、わかってしまうのだ。
 自分の理想は、証持ちが、ではなく、今いる22人が一同に介して暮らすことは、きっともうないのだと。

 チョコレートに砂糖は入れない。
 今の気分には、ほろ苦いくらいがちょうどいい*]
(158) 2022/12/23(Fri) 23:53:37
 
[ ――――
 『魔術師』が『恋人』の
 最期の表情を見ることはなかった
 目に入っていなかったというのが正しいのかもしれない。

 ――有り得ない、と否定して、
 『恋人』のことを見ようともしなかった。
 最初から理解などしようとしなかった。
 本質的な不快で遠ざけるのではなく、
 智慧者として、もっと深く突き詰めても良かったのだ。
 不快を我慢してでも、先に進むという手もあったはずだ。

 『魔術師』はその時に既に思考を止めていた。
 『魔術師』はそれに気付くこともなかった。]
 


 ………僕には分かる

 最期の言葉を告げた時の君の表情
 抵抗しない『塔』を見ていた時の僕の表情
 
 そういう時の表情に、それぞれ似ていた

 似ていて、同じ匂いを感じる
 そんな表情だって、それだけだったけど
 あまりにも、似ているように感じて

 『塔』、君はまさか
 また……
逝こうとしているのか?

 

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――エトと:玄関ホールで>>186――

大、けほっ、丈夫、です……

[まだ完全には呼吸が整わないが、エトにあまり迷惑をかけるわけにもいかない。
 そう思うのに、立ち上がれはしないし縋ってしまうし、大丈夫でないのは伝わってしまったろうか。

 背中に触れる手が温かい、と感じるくらいには身体が冷えている。
 酸素も血もうまく巡らず、ひぅひぅと喘いで。]
(210) 2022/12/24(Sat) 4:54:15

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[落ちた涙は、心が揺れているのか呼吸の乱れによる生理的なものなのか、自分でもわからない。
 ただ苦しくて、苦しくて、気づけばエトの服を濡らしていた。
 心配させてしまったのか、大丈夫、ちょっと悲しくなっただけ、とこちらを落ち着けるような言葉が並ぶ。
 それにまた目元が熱くなるのだから、やっぱり感情が壊れてしまったような感覚がある。

 暫く、そのままーー背を撫でる手の優しさに甘えて、その場に蹲っていた。
 しっかり生きている姿を見せないといけないのにこんなことではだめだと思いつつ、穏やかに話すエトの言葉に、次第呼吸も静かになっていく。]
(211) 2022/12/24(Sat) 4:54:56

【人】 XII『吊された男』 ユグ

ありがとう、だいじょうぶ、です、

[>>192気がかりがあるからと離れるエトに、今度こそ先より穏やかな『大丈夫』を返す。
 呼んでもらった職員は驚いた様子だったけれど、すぐに水をグラスに汲み持ってきてくれたこともあって、ようやく深く息をした。

 約束ひとつ別れたエトのことを視線で追いながら、職員の補助を受け自室に戻る。
 少し眠りましょう、と言われれば、頷く以外の選択肢は許されていなかった*]
(212) 2022/12/24(Sat) 4:56:14
[それは『箱庭』が平穏だった頃の記憶─]

 新しい花…?

 良いでしょう。
 付き合いましょう。