人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:


【人】 かくれたあるじ ???

[ 再度鳴る鐘の音。

  客人達にとっては四度目の、そして最後の鐘。
  少女にとっては、どれくらいだろう。
  何百、何千はくだらない。

  …何せ百年近くもこの地を彷徨っていたのだから]
(0) 2021/02/08(Mon) 0:01:18

【人】 かくれたあるじ ???


[ タロットを発動した"客人"達は、
  午前零時の鐘とともに
  "辺りが光に包まれたように錯覚"したのち
  再び気を失うだろう。

  …その時、目敏い者は自分の去ろうとする空間が
  ぼろぼろと崩れ、所々黒黒とした穴が開くのを
  見たかも知れない。


  少女は既に限界だった。

  "客人"達が去った後のがらんどうの空間を見て
  まだ客人は残っていないのか、と
  今度は自分自身の足を動かし、
  校舎内を駆けずり回りながら
  生ける人の姿を探すだろう。]*
(2) 2021/02/08(Mon) 0:05:51
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少女ちゃんサイドは時間が許せず書けませんでしたね。

設定としては、少女は100年ほど前に死んだ良いとこの娘(小春、という名前を付けていた)の地縛霊です。放送室に居ついているのは、その場所が丁度少女が住んでいた屋敷の中の自室にあたる場所、かつ死亡した場所だったから。
隣に置かれた柱時計は生前の少女の宝物です。(「空間内でこれだけ違和感」はそのせい)

生前は文学少女かつ空想好きで、よく架空の登場人物を架空の城に招いて、もてなすという遊びをしていました。

想像力と空間認識力が人一倍あり、それと+死亡した要因(お家騒動のようなゴタツキがあり、結果死に至らしめられたというような想定だった。でも言ってますがの推理は遠からずです。)への恨み、家庭事情から来る孤独感という相乗効果で、地縛霊としてその場所に残り、
構築した夢世界に、生きた人間を招くようになります。


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当初、"客人へのもてなし"は豪華な城みたいな場所で、客人達もそれなりに楽しんでいました。がタロットを使わずに場に残りたいと言う者は1人もおらず、結局現世に帰る人々を見送りまた1人になる、の繰り返し。
(良い子だからタロットを用意ないで無理矢理夢世界に引き止める、ということはしないです。最低限のエサを与えつつ、本心では夢世界に残って欲しいという遠回しな構ってちゃん)


次第に少女は生きた人間だった頃の感覚を失ってきて、
夢空間にも段々とガタが生じます。壁が一部崩れたり、街ゆくNPCが生気のない動きになったり、文字がこの世のものではない形態になったり。

"廃校舎"は実は実在の高校で、今回の舞台から30年ほど前に閉校した学校です。
全て自分の力だけで空間を創造できなくなったため、現実にあるイメージを借用するしかなくなったという訳です。コンビニや街並みは現代のイメージを借用してます。
そのイメージも、空が灰色だったりとボロさが出てしまってるんですが。

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結局、少女の能力のガタは今回の客人招聘で限界に達しました。客人が去った後自分の足で空間内を走り回ってますが()空間全体を把握する能力が消えかかってたって訳です。

客人が全て去れば、少女も空間もろとも消滅する予定でした。