人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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エルナト! 今日がお前の命日だ!

青年はその日の朝、いつかのように食堂に現れた。
未だジャステシア、彼女の姿がないのなら小等部の整列には貢献したが、
それでもやはりあまり多くは、小さな子どもたちには触れ合わなかっただろう。

その日は食事を選ぶ列にはあまり長く並ばず、少しの食事だけを取り。
誰のものでもない一人部屋へと、誰にも告げずにそっと身を隠した。

【人】 司書 エルナト

「…………いない。」

いつも穏やかに微笑んでいる少年も。
今日、この朝ばかりは沈んだ面持ち。
朝起きた時から、姿の見えないルームメイト。
どこへ行ったのかと、探して回っていたら、
いつもより食堂に来るのまで遅くなってしまった。

「………………。」

いつものように、皆の食事の風景を眺める事もなく。
椅子に座って、窓の外をぼんやり眺めた。
(0) 2022/05/04(Wed) 21:08:03
/*
祭か?

食堂から姿を消した当日から暫く経って。
どこにも姿を見かけなかった男は、
次に別の人が姿が消えた日、唐突に食堂に姿を現した。

最も、元々仏頂面だった男は顔色は常に悪いまま、
随分と落ち着かない所か、手が震えて食器すら持てない。
何かに怯えるように結局食事にも手を付ける事もなかった。

/*
ああああ〜〜〜更新 ああああ〜〜やだ〜〜〜
泣き言をこぼしていられませんの………………
っていうかそこやっぱ天然誑だったんだ………かわいいね
トットくん………アアア whoを振らねば

イシュカ
食堂からの去り際、普段と様子の違う貴方を見かけて。
青年は少しだけその傍で立ち止まったかもしれない。
けれども結局掛ける言葉は見つからず、固い靴が歩き去る音だけが残った。

【人】 司書 エルナト

>>2 シャルロッテ

少年は、その声を聴いても、少しの間だけ、窓を見続けた。
それから、酷く緩慢な動作で、振り返る。

「………………。」

口を開いて。
閉じて。
君を見て。




「………朝からいない。」
「…多分、昨日の夜からいない。」
「………彼の布団が冷たかったから。」


君の心をすり減らす現実を、口に出した。
(5) 2022/05/04(Wed) 21:18:14
/*
運命の狼ダイス <<バレンタイン>>who

いつものように皆が揃っていることを確認する声も。
見えなくなってしまった者の代わりとして働く姿も。

今まで朝食に欠くことのなかった明朗快活な少年の姿はどこにもない。

ともすれば喧しいとも称された少年のいない空間は、
不気味なほどに静けさに包まれているように感じられるか。

誰かに教えられた誰のものでもない部屋で、一人で食事をする。

/*
スゥ……… 天然誑がわかった今 崩れ星が残っていた場合引き当てると死ぬんですけど 死んだらクロノちゃん頑張ってください(丁寧なフラグ)

/*
wow〜〜〜〜wow wow wow おお ウン ウン〜〜〜〜〜〜 イ〜〜〜ン(苦しみ)

【人】 司書 エルナト

>>6 シャルロッテ

口に出せば現実になってしまうと思ったのが、一つ。
君に告げるべきではないと思ったのが、一つ。

二つが少年の口を塞いだが、君が三つ、要求したので
渋々と言った様子で口にした。


「あっ………シャルロッテさん!」

そうして、駆け出す背中を。
手を伸ばしこそすれど、追いかけることなどできず。
小さく息をつくのだった。
(8) 2022/05/04(Wed) 21:27:56
*テラはこの日も姿を表しませんでした
*かわりに
*校舎裏の隅にひっそりと

*少年が使っていた防護服が一式

*疲れ果てて座り込んだ人のように
*打ち捨てられていました
*ひっそりと、ひっそりと

【人】 司書 エルナト

「…………はぁ。」

家族のように思っていた者たちが、どんどんと消えていく。
しゃんとしないとな、とは思うものの。
中々心というものは切り替わらないもので。

「…………。」

がたり、と椅子を鳴らして立って。
いつもより少し早く、図書室に向けて歩いて行った。
あそこが一番落ち着くから。
(11) 2022/05/04(Wed) 21:34:33
エルナトは、図書室で本を読んでいる。『揚羽が番を食い殺す物語』
(a3) 2022/05/04(Wed) 21:43:10

かつ、かつ、かつ。
黒板を叩いて、合図を響かせる。

「………」

今日は、どうやら"いつもと違う"らしい。
エルナトは普段通り食堂に現れた。

さて、これからどうするべきだろうか。

──いつもより慌ただしく教室に入ってきた。
この状況がいつもと違うこと。それはトットも認識している。
どういう事なのか話し合いしたくて、半ば躓きかけるようにして机の前に止まった。

「お」
「おはよ! あの、……うーん?」


人を  さずに 生きられる なら?

『こんにちは』

そんな文字がまたトットを迎える。
まだ現れないもう一人のことを思って、机を指先が数度叩いた。

/*
ひとまず順番としてはラピスの番なので、襲撃先のバレンタインくんには先行して秘話を投げておきますわ………
wow wow wow.......

同室のラピスは、昨日連行≠ノ向かった後の
クロノの様子が、どこか落ち着きが無かった事を
見ていたかもしれない。
ばつが悪げにあなたから視線を逸らしたり、
いつもより早めに布団に入ったり、など。

合図の音に、いつもより遅れて
教室へと顔を覗かせる。

「…………、」

「ご、…………ごめん、
 その、…………うまく、いかな、くて」


顔をうつむけて、落ち着きなさげに両手を合わせている。

/*
トットくん吊り?!?ウワ…………イヤ……………………。
うっかり寝て起きてましたわ。
天然誑に引っかかりました……。

こんにちはの文字に頷いて。
クロノが来れば、心配そうに駆け寄った。

「クロノ!」
「あの、その、えと、う、うまくいかないときもある、とおもう」

「けど、けど、だいじょーぶ……?」

/*
アア〜襲撃よろしくお願いします……!!
トットは……今回で……吊られますわよ ウッ ウッ ウッ
引き当てちまいましたわね 天然誑……

「う、…………うん、
 わたしは大丈夫……
だけど……


駆け寄って来たトットの事をちらとみて、
けれども俯いたまま。

「だいじょ……うん……、
 
あの、エルナトくん、に、……その…………、

 すごい、
……触られ、……その……。」

「ご、めん……あの、うまくできな…………くて、」

「…………え、エルナトくんが、その……」


まだ気持ちの整理がついていないのか、
あったことと、結果役に立てなかったという事実に、
取り返しのつかない事をしたんじゃないか、と
暗い影を感じて、自分の身体をぎゅっと抱く。

「わたし、うまくできなかった…………」

きっと落ち着きのない昨夜の姿をこの上級生は捉えていた。

「………………」

沈黙がクロノへと与えられる。
そこに含まれている感情が、心配なのかはたまた別の感情なのか。
幼い少女には伝わっただろうか。

『計算通りにいかないこともあります』
『エルナトくんは、以降は除外した方がよいでしょう』

『怪我がないのであれば、それで構いません』
『少し休んだ方が良いです』
『後でトットくんがくれたお花をお茶にしましょう』

休、
……で、でも……その……、
 わたし。
どう、どうしよ……どうしよう、わたし……」


「ごめんなさい、どうしよう、
 ふたりに、迷惑かかったら……」


泣きそうな声で、でも泣くのは堪えて
かれが好きなものだから、
ここで零すのはもったいない。

手で目元を押さえて、唇を引き結ぶ。

……話し合いも、事情の説明も、出来る様子では無いだろう。
ラピスの言う通り、休息が必要なのは間違いない。

「………………」

ピタ、と動きを止めて 包帯の巻かれた腕を擦った。
その一瞬だけ表情も抜け落ちて。

「あ!おれのはなのおちゃのむ!?」
「あれねー おちつくからいいよ おいしいし」

それからパッとまたいつもの笑顔だ。

「いーの!!クロノがだいじょぶならいーの」
「ラピスのゆーとおりだよ ちょっとくらいやすんでもいいって」
「おにーちゃんたちにまかしといて!」

「……」

様子のおかしい同室者に、どうしたものかと思案する。
トットを見て、クロノを見て。

本格的に心を落ち着けてあげた方が良いようだ。

『今日は持ち回り通り、私が担当します』
『お兄さんお姉さんに頼ることも大切ですよ』

トットに便乗するように言葉を続ける。