人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[先ほどは抑えられていた歌声は
その縛りが解き放たれ、遺憾無く声質と曲が
ぴったり合わさったせいで迫力と空気の振動を
1000を超える人間が入れそうな大ホールへと響かせた。]



   (いい、いい!
    やはりこちらの方が素晴らしい!!)




[先ほどの窮屈な服を着た人間のような
ちぐはぐな印象は見事に吹き飛んだ。


今、舞台にいるのは1頭の獰猛な獅子。
血走るような瞳孔と犬歯の目立つ口を
これでもかと開き……先程手に当てていた腕は
大きく振り被り、動きにも躍動感を与えている。]
(105) 2020/09/25(Fri) 8:45:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[やがて、空間を切り裂くように伴奏が止まれば。]


  そう、これよ!

  声の質に曲を合わせただけで
  周囲の評価もガラリと変わるの!!


[歓声も最初の時と比べ明らかに違う。
見れば聴衆も今の声を絶賛している。]


  あなたはまず自分を卑下するのをおやめなさい?
  胸を張って、堂々と前を向いて
  観客へ牙を剥くような気概ぐらいが
  あなたの声には丁度良い。
(106) 2020/09/25(Fri) 8:45:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  あなたの喉と心には雄々しい勇敢な獅子がいるわ。
  獅子が猫にならないよう、
  懸命に育ててくれることを期待します。


[目の前の彼に、そう告げて。]
(107) 2020/09/25(Fri) 8:46:18

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その後はフルート奏者の娘に]



  腕の位置については他の審査員が
  散々指摘した通り。

  あとはドレスの見た目を合わせることね。
  服の色は鮮やかなものよりも
  もう少し霞のような風合いがあなたには合う。

  演奏の際見た目が与える印象にも気を配れたら
  あなたはもっと上に行けるわよ。



[と、助言を加え次に挑戦するよう伝え]
(108) 2020/09/25(Fri) 8:46:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[次の木琴・鉄琴奏者3人組には]


  一番左、木琴のあなたは焦りすぎ。
  一番右、木琴あなたは緊張に飲まれすぎ。
  中央、鉄琴のあなたは一人でもやっていけるわね。

  それぞれの得意分野曲がバラバラなら
  曲節の担当を得意箇所で分けて、
  主旋律と副旋律を入れ替え続けるように
  演奏した方が伸び代がある。


[選曲自体は正しかったわ、とそこを褒めて
次の奏者を呼び出す、これを繰り返し。]
(109) 2020/09/25(Fri) 8:47:15

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (気付けばもう、夕方ね…………)


[とうとう夕方の演奏も終わりに近づき、
残り2人に────]**
(110) 2020/09/25(Fri) 8:50:07
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a25) 2020/09/25(Fri) 8:55:26

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[余談、自身と同じ平台奏者には]



  素晴らしいわね、平台は手が大きくないと
  演奏に向かないというのが世間の持論だけど、
  全くそんなことは無いのよ?


  手が大きいものは和音を多用した演奏に向いてるし
  小さいものは指を細かく動かす運指を多用した、
  そんな曲が向いてるの。



[手の小ささをバネに頑張る奏者へ微笑むように
手の甲へ筋肉が着いた自身の手を見せて>>1:85]
(113) 2020/09/25(Fri) 9:13:51

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  私は女にしては指が長くて大きいけど、
  その分手や指が鍵盤を飛び越えやすいから
  細かい運指が多い曲……実は苦手なの。
  手が大きければ良いとは必ずしも限らないわ。



[そう言って子供のようにクスクス笑い
「今の内緒ね?」と、唇付近に
人差し指を当てて片目を瞑る。]



    勿論研鑽次第では指の長さに不向きな曲でも
    素晴らしい演奏を奏でられる可能性は十分にある。
    諦めず研鑽を重ねなさい、


 あなたみたいに常識を打ち破ってくれる
 挑戦者はね────私、大好きよ?
(114) 2020/09/25(Fri) 9:16:10

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[余りにも嬉しかったものだから、
ついクスクスと愉しそうに笑って。]


  精進なさい。
  楓のように小さな愛らしい手でも、
  その手中に世界を収めることは十分可能なのだから。


[こう言った者達が音楽の常識と世界を作り変え、
より高みと限界に挑戦してくれることを期待しながら]**
(115) 2020/09/25(Fri) 9:17:21
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a26) 2020/09/25(Fri) 9:33:34

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─回想・ハイアーム家の御令嬢と一つの御約束─



  ええ、ゆっくりとした拍節を保つ楽曲も
  幾つかございますし
  取り合わせや工夫次第で
  幾らでも音楽に出来ますの。


[ゆっくり叩いても音楽になるのか、という
意味合いのような問いには
ハッキリと力強く頷いて>>@23]
(122) 2020/09/25(Fri) 13:29:48

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  かしこまりました。
  それでは私から講師に相応しい楽士へ
  お話を通しておきましょう。

  近く本人から伯爵家へ
  日程に関する打診の手紙が
  届く手筈になるかと存じますわ。



[私以上にあの楽器へ嵌った
元ボーリス子爵のオーケストラ所属の
スネアドラム・コンサートバスドラムの楽士。


   年は20後半と若くはあるが、
   御令嬢と同じ女性で
   年も私と比べれば十分に近い。


それに、何より人へ教えるのが上手な彼女だから
御令嬢の希望と技術に合わせた適切な指導を
行ってくれるでしょうと信じて。]
(123) 2020/09/25(Fri) 13:30:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[白い頬を赤らめ、期待に胸を膨らませたご様子の
御令嬢ににっこりと微笑む。>>@23
そして、次の御言葉には>>@24]



  ……勿論でございますとも。
  その時は私に直接お知らせいただくか、
  私の名を宮廷に要請していただけたなら。

  私──喜んでアメリア様の元へ馳せ参じますわ。



[御令嬢との再会のお約束。>>@24
私と御令嬢の寿命と体が願わくば、
それまで保たれますように。]
(124) 2020/09/25(Fri) 13:31:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[己に驕りがあるのでは無いかと、>>95
初めはすべてお断りしようとした慰問を
“直接指名された時のみ”お応えするようにしたのは。



   御令嬢との御約束を果たしたいと願う私と、
   「電子どらむ」を演奏する御令嬢の御姿を
   心待ちにしていた自分が居たのですから。>>@24]
(125) 2020/09/25(Fri) 13:31:46

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私に自分でも扱える楽器は無いかと
お尋ねになった御令嬢。>>1:@2


  宮廷楽士として己が言葉の責任と
  その行く末を見守りたいといのもございましたが。


目を輝かせた御様子であった御令嬢の御顔。
その先に見える表情と成長の過程、
次にお目見えする時には
どんな表情で演奏されるのか。


それが非常に興味深く、>>@8
反応から一種の可能性を感じていたのですから。>>@7]
(126) 2020/09/25(Fri) 13:32:18

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[この未来がどうなるかは
私もハッキリとは分かりませんが────


願わくば、御約束が実りますように
と。
その日の夜……窓から眺めた一筋の流星に
私はそっと、祈りを捧げて過ごしたのでございました。]**
(127) 2020/09/25(Fri) 13:33:07
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a29) 2020/09/25(Fri) 13:42:43

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞踏用大ホール 審査員席(夕)─



[従者の……いいえ、元従者の方と言うべきでしょうか。
(そのことすら、私は知り得ていないのですが)



     ご自身の目的により、
     張り詰めたようなお覚悟を
     その胸中に抱いたご様子で。
     >>117>>118>>119



あの方がコンペ会場へと赴き、>>58
遠目から私の姿を>>119>>128
推測されたらしいことも今は露知らず。]
(132) 2020/09/25(Fri) 16:54:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[舞台に向き合うように座る私と>>3
或る者を討つ為にこちらへいらしたあのお方。>>118



   新たな才能を求め、舞台を見つめる私。



      獲物

   才能
を放置し、逃すのは許さないという
   私の性分が目にもギラつきを宿していることなど
   どうして私自身が気付けましょう。>>102



       神父

聖職者を語る下衆の首
を刎ねんと>>59>>60
外が茜色に染まり始め、コンペ終焉に近付きし時。




          獲物

     神父
を見つけ出さんとでも言わんばかりの
     鋭い視線を彷徨わせている、かのお方。>>128]
 
(133) 2020/09/25(Fri) 16:54:59

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

   [似てるようで、しかし対極でもありそうな私達が





同じ所へ集うというのは
偶然
か、それとも
必然
か。





   その場に佇む
を────私は、知らない。>>129]**
(134) 2020/09/25(Fri) 16:55:17
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a34) 2020/09/25(Fri) 17:07:20

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a35) 2020/09/25(Fri) 17:09:05

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─幕間・何気ない朝食風景─


[これは何気ない日常のお話。
平台の演奏がある日のお話。


平台の演奏がある日には、練習と
手の筋肉……特に薬指と小指の関節は
入念にほぐす必要がある為
本番が早い日は必然と早起きする形となりました。]
(159) 2020/09/25(Fri) 22:44:42

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  お行儀悪かもしれないけど、
  これが美味しいのよね。



[台所でファラリスが野菜を切ってる間、
私はフライパンで2人分の卵とベーコンを焼き、
ヤギのチーズを温める。



  貴族令嬢が料理なんて驚かれるかもしれませんけど、
  何せ実家には使用人が10人もいなかった貧乏時代。



        屋敷の料理人だけでは追いつかず
        私も簡単な手伝いをするうち、
        料理を教えて貰い覚えたのです。



それもあり、朝はファラリスと共に
料理をするのも最早日常茶飯事。]
(160) 2020/09/25(Fri) 22:46:08

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ライ麦のパンを厚めに切って
上に温めたチーズを乗せ、
皿に目玉焼きとベーコンを……

何てお上品なことはせず
パンにチーズと焼いたベーコン、
目玉焼きを乗せて塩胡椒を轢いたら
そのまま豪快にガブリ!が
私達の通常運転でございます。]



  あ、今日はお給料が出たから
  上にパンをもう一枚乗せて
  挟んで食べちゃいましょうか。



[贅沢だわー、とご機嫌に鼻歌を歌いながら
食べる前にもう一枚パンを切って。
ファラリスの分も追加で切っておきました。

安定した収入を得て、メニュレーが豊かになってからも
貧乏根性というのは案外染み付いたままのようですわ。

一応男爵令嬢の端くれではありますが、
まるで らしからぬこの行為。
人前に見せない二人きりの食事くらい

楽に食べて良いかと思ってる訳ではございませんよ?
]
(161) 2020/09/25(Fri) 22:47:49

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[後は白インゲン豆と野菜、ハーブのスープと
ファラリスが切った季節野菜と
無花果のサラダを果実酢のドレッシング。

デザートはフライパンで薄く焼いた
林檎のパンケーキを添えて。]



  今日は演奏があるから
  しっかり食べておかなきゃね。



[平台の演奏は代謝を消費するから
食べる量が少ないと途中でバテてしまいますもの。
しっかり食べて、しっかり練習しなければ
演奏の質にも差し障ってしまうから。

食材を生み出してくれた各々の恵みに感謝して。
楽士ご飯の小噺────これにておしまい。]**
(162) 2020/09/25(Fri) 22:48:21
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a42) 2020/09/25(Fri) 22:56:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[余談ですが、宮廷内で子供を連れての入場は
目を離さないように・はぐれないようにと>>164
裏方に注意を受ければ問題なく入れることでしょう。


審査員達の考えは、老若男女関係なく
音楽に触れる機会を奪ってはならないと
いうものなのですから。]
(165) 2020/09/25(Fri) 23:21:37

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞踏用大ホール 審査員席(夕)─



[夕方の演奏はもう残り二人。>>110
後は暫定夜枠の挑戦者を残すのみ。


夜枠の彼らの準備は大丈夫かと
少しばかり案じながら。


向こうからの要請や変更が無ければ
残り2人の演奏後、司会の発表により
30分の休憩時間が挟まれることでしょう。]**
(166) 2020/09/25(Fri) 23:22:43
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a44) 2020/09/25(Fri) 23:27:37

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[屋内である舞踏用大ホールは>>0>>1>>2
昨日の会場であった>>1:1>>1:2
舞台付き第庭園に比べれば、
例年飛び入りの参加希望者は少ない状態。

今年に至っては報告すら届いておらず
言うなれば今現在、飛び入りの数は
──0でございました。]



   ( ────── 。)



[本日、全ての演奏が終われば。
私を含めた審査員達は協議の末、
最優秀者……審査員特別賞に至るまで
入賞者を裁定するのだと。]
(184) 2020/09/26(Sat) 10:23:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[最優秀者は宮廷楽士となる権利を得られる>>0:n0
この国でも特に誉れ高い賞だと、私は認識するこの栄光。

それとは別に、
各審査員によって選出される審査員特別賞。

宮廷楽士になる権利こそないものの
褒賞として各審査員から幾つか褒賞の選択肢を出され、
その中から好きなものを選択出来るというもの。]




    (私、は)



[未来の音楽のため、この国のために
誰へ一票を投じるべきか。
どの才能へ、手を差し伸べるべきなのか。

その精神的重圧は10年経とうが慣れぬものです。]
(185) 2020/09/26(Sat) 10:24:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その一方で、一報を聞かされ>>179
憎悪に満ちた心が虚無に摩り替わった様子の彼。
>>181>>182


この場に殺意と憎しみという感情を
もたらした自分が咎人と考えているらしい彼。]
(186) 2020/09/26(Sat) 10:24:54

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ふ、と視線を感じ「はてな?」といった
小首を傾げた時の不思議気な表情で
彼の方向へ一瞬顔をやったものの>>183

残念ながらその顔と正体にまで>>183
気付き及ぶこともなく>>128]



  (……気のせいかしら)



[感じた視線と気配は害意というよりも、
私にはどこか懐かしいもののように思えて。
>>1:116>>1:117


それでもその正体が分からぬまま、
再度私は舞台の方向に向き直ってしまったのでございました。
ですが────もしも 気付けていたならば?]**
(187) 2020/09/26(Sat) 10:25:56
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a48) 2020/09/26(Sat) 10:31:01

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞踏用大ホール─


[彼と逸れてしまった私の瞳。
まさか私に裁いて欲しかったというその心中を
察することも今は出来ないままに。>>188



  その心を知れていたら一体誰が怒りましょう?
  一体誰が裁きましょう?>>188



確かに悪意を持ち込んだやも知れません、
ですがそれで会場の人々を
直接傷付けたわけでは恐らく無いのでしょう?



         奏者の邪魔をしたわけでもなく、
         貴方が抱いた心、そのものを
         どうして私が裁けましょう?]
(198) 2020/09/26(Sat) 13:37:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ですが──この考えですら。



   貴方には、酷なのでしょうか?>>188>>189
   私には、例え貴方の心が知れようと
   咎人にも冒涜者にすらも思えないのです。



貴方は、才能を環境や貴方自身の手で
潰した方だとは……到底思えませんもの。]
(199) 2020/09/26(Sat) 13:38:14