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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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 紫苑…、良い名ですね。

 
………『力』!! 大丈夫ですか?

 無茶は、しないでください。

………横になるのも悪くはないですね。

 空が遠く、花が近くみえます。
そうして、あなたが近くに感じられます。


 夢…なら、誰の夢かしら?…神様?

 …あなたはいつも楽しそうね。
ふふ…もちろん私も……。



[ ずっとこんな日々が続くと信じていました。]


[ 神さまは私たちを愛してくださいました。
 私たちも神さまを愛していました。
 いえ、他の人のことはよくわかりませんが、
 少なくとも私は。

 与えられた幸せに満足していました。

 微かな不協和音に気づかない振りをして、
 小さな綻びがやがて崩壊へと広がっていくのを、
 為す術もなく見守るばかりで。

 諌めはしました。
 でも、私の声は届かなかったのです。]

不吉なことを言わないで。

 でも、ありがとう。……約束、ね。

[ どうして、どうして、どうして。
 あなたが死ななければならなかったの。

 誰かが『正義』を止めなくてはならなかったとしても、なぜあなたでなくてはならなかったの?]

 …約束、したのに。

[ 止められなかった、護れなかった、
 もう一緒にいられないなんて……!]






 ………『星』、あなた、なの?

[『力』が『正義』と相打ちをして果ててからは、
 打ちひしがれる日々を過ごした。
 
 眼の前で起こる出来事は何も目に入らず、
 俯いて、悲しみにくれるばかりで。

 そんなある日、後頭部に衝撃が走った
 不自然に跳ね、地に倒れ伏した。
 霞む視界に、見慣れた姿を認識した。]


( あなたが私を嫌っているのはわかっていました。
  ここまでするほど憎まれていたのですね…)

 ああ、でも、もう彼のいない世界で、
 泣いて暮らさなくていいのね。よかっ……**

 
  きみが深刻な時はだいたい深刻なほどおかしくって
  堪え切れずに笑いだすわたしにきみが拗ねて怒って
  おさまらない笑いに滲む涙を拭いながら
  心にもない「ごめん」をくりかえせば
  余計怒ったきみがつかみかかってきて
  よろけて一緒に転げて、いつの間にか一緒に笑って

  わたしたちの過ごした時間は
  話せない秘密を抱えた苦悩の時や
  別れの瞬間だけじゃない。
  そんな風に二人笑いあった時間の方が圧倒的に多かった。
  そんな暖かで幸せでなんでもない記憶を
  ふたり、幾つも積み重ねた。

  お互いに言葉にした事は無かったけれど
  わたしたちはきっと親友だったから。
 

 
  きみにだけは知られたくなかった。
  知られる訳にはいかなかった。

  けどほんとうは

  無理矢理にでも問い詰めて欲しかった。
  きみになら暴かれたってよかったんだ。

  そんなの甘えた我儘だってわかってたから
  きみに甘え過ぎだったわたしがこれ以上、って
  最期まで言えなかったけど。
 

 

  『神様』に向かって、暇でしょなんて、
   なんてことを言うんだ『力』……

   って、ちょっと待って、
   僕?僕なの???
   僕が『神様』に教えるの??

   あ、こら、逃げるなって、
   あ〜〜〜〜もう。

   ……すみません、『神様』、
   『力』に逃げられましたので……

   お付き合い願えますか?

 
   ねぇ、『運命の輪』。
   頼むから、あんまり危険なことはしないで。

   予定通りにいかない、
   運頼りのことがこの世にたくさんあるからこそ、
   それを司る君が居るんでしょう?

   ……心配なんだ、君のことが。
   
   せめて、何かあったら
   僕のことを呼ぶんだよ……

   手遅れになる前に。
 



……貴方のこと、もっと沢山呼べばよかったねぇ。

喋れなくなってから、気づくなんて……

  

【人】 ][『月』 エーリク

―― カルクドラと ――

[ どうしてと問われると>>204
 わからないのか、と苦笑いを浮かべて ]

 母親を取られた長兄の気持ちといえば
 伝わる?

[ 話せばつづけて、いつでも君を選ぶと
 彼は言う。満足するような気持ちと共に、
 いつまでそうして貰えるのだろうと考えた。

 来年には成人と呼ばれる年になる。
 同じ年でも立派に一人で生きている人も
 大勢居るだろう。

 親元を離れているといえば聞こえは良いが
 結局あなたに、保護を、親心を求めているだけなのだ。

 彼が言うように、踏ん切りがついていたとしたら、

 この手もきっと喜んで離すべきだったのに――。 ]
(433) 2022/12/25(Sun) 20:37:17

【人】 ][『月』 エーリク

 もしもその時、手を差し伸べられていたら
 僕の答えは変わっていたかもしれないな。

[ 例えば。世界が壊れたとしても、
 貴方さえいればいい、だとか。悲観的に、
 且つ閉鎖的に、考えいたかもしれない。 ]

 貴方は、いつだって僕の側にいてくれたけど
 昨日だけは、そうじゃなくてよかったと思う。

 このお店のフルーツタルトもおいしいし
 世界はあの人が言うほどは、つまらなくないと
 思うから。


 ――僕は、きちんと考えることができたかな。
 自分のためだけじゃなく、貴方や皆のことを
 考慮して、答えを出すことができたかな。
(434) 2022/12/25(Sun) 20:37:35

【人】 ][『月』 エーリク

[ つやつやと輝く果物を口に運ぶのをやめ
 問いかけのような独り言をこぼすこともあった。

 自分がチェレスタとの因縁を、紐解いたように、
 彼はタナトスと腹を割って来たらしい>>206

 生きていれば、きっと必ず良いことがある、
 と彼は言う。

 彼にもまた、ああならなければ気づかなかった
 ことや、知り得なかった誰かの表情があったのだろう。 ]
(435) 2022/12/25(Sun) 20:37:45

【人】 ][『月』 エーリク

[ 少し遠くへ――……永遠に近いくらいの
 暇を。

 そんな風に考えていたことを見抜かれたのだろうか。

 必ず呼んで、絶対に行く>>208
 遠慮なく頼ってほしい>>209と言葉を重ねられて

 薄っぺらい関係じゃないだろうと問いかけられたなら
 小さく声を出して、笑った。

 貴方は信じているんだ。
 そうやって言葉を重ねれば、僕が黙って
 消えるようなことはないだろうと。

 旅立つにしても、自分には声を掛けてくれるだろうと。 ]
(436) 2022/12/25(Sun) 20:38:01

【人】 ][『月』 エーリク

 役者に戻るまでは、まだ――。
 
[ 言葉を詰まらせるのは、やはりまだ
 壇上に上がる勇気までは持てないから。
 だけど、 ]

 じゃあどこかで観劇をしたいな
 もしかしたら体が疼いてくるかもしれないから。


[ ――結局僕は貴方の手を離すことはできなくて、
 もしかしたら貴方もまた僕の手を離すことを
 惜しいと思っているのかも知れず。


 魂の記憶という不確かななにかに
 支配されることがなくとも、

 きっと僕はずっと、貴方を大事に思うのだろう。
 その大事な貴方が気を揉むことがないように、
 程々にはわがままをいい、甘えて、を繰り返す。

 変わったものもいとおしく、
 変わらないものもまた、尊いものだから――。* ]
(437) 2022/12/25(Sun) 20:38:14
 

 
[ 正しき道を示し、その道程を作ることが『教皇』の役目。]

 
 

【人】 ][『月』 エーリク

―― 月夜の晩に ――

[ 夜半、僕は貴方の部屋の扉を叩く。
 わずかに震える指先は、あの時のように
 恐怖からではなく、緊張から。

 ――もしも、嫉妬した所以を話していたとしたら
 なおのこと。

 居ないなら居ないでそれでもいいと
 弱気な心が泣くけれど、貴方が部屋から
 顔を出したなら、 ]
(441) 2022/12/25(Sun) 20:48:07

【人】 ][『月』 エーリク

 ………いってくる、


 帰ってきたら、貴方となにかしたいと思って。
 歌でも、踊りでも、大道芸でも。

 僕が戻るまで、どこにもいったりしないでね


[ それだけ告げて、おもむろに硝子のオルゴールを
 押し付けると、 ]

 預かっていて、取りにきっともどるから。

[ 背を向けていく。何か喋り掛けられたとしても
 引き止められることはない。 ]
(443) 2022/12/25(Sun) 20:48:21

【人】 ][『月』 エーリク

[ 世話になった仲間、住人たちには
 手紙で、顔を合わせて、話をしたはずだ。

 ――チェレスタを除いては。

 貴方が最後のひとり。

 挨拶を済ませたなら、散歩するくらいの
 心持ちで洋館を出た。 ]
(444) 2022/12/25(Sun) 20:48:37

【人】 ][『月』 エーリク

[ いつの日か、手紙よりも先に、

 あなた達は知ることだろう。

 雑用から始めたと語り草になっている。
 とある役者が、街で凱旋公演をするということを。 ]
(445) 2022/12/25(Sun) 20:48:50

【人】 ][『月』 エーリク

[ その場で悲劇が繰り返された――かどうかは、
 神と、彼らのみが知る。 ]


 さぁ幕を上げよう。

 涙あり、笑いあり、胸躍る展開だらけ、
 ミーシアという男の半生を――ご覧あれ。

[ 舞台の中央、まばゆい光を浴びて
 舞い降りた役者の名は――………。* ]
(446) 2022/12/25(Sun) 20:49:05

【人】 ][『月』 エーリク

―― 悪魔の来店 ――

[ ほんの一瞬。大きく眉をしかめたのを
 店長に気づかれて、いえ、大きな蜂がいまして
 とごまかした後のこと。 ]

 ――いらっしゃいませ!わあようこそ!
 かしこまりました、窓際のお席人気なんですけど
 今は満席でして。カウンターでよろしいですか?

 はじめてなら珈琲とケーキのセットがおすすめですよ!
 軽食は日替わりで今日は燻製サーモンのサンドイッチ
 なんですけど、ケーキもできたてですから。

[ その後は特に別人の仮面が剥がれることはなかったはずだ。
 顔見知りが突然やってきたら>>387
 さすがの僕も、動揺する。している。今も。
 とはいえ、彼もまだ別人を疑っているのか、
 特別態度は変えることなくおとなしく案内され
 注文品を届けたときも、別段気にした様子はなかったのだが。 ]
(447) 2022/12/25(Sun) 21:02:43

【人】 ][『月』 エーリク

 ……それはどうも
 ……お兄さん、一杯おごります。

[ 口止めする方法など、思いつかなかったものだから。
 にっこりと笑う貴方>>388にならい、僕も笑顔を浮かべよう。 ]
(448) 2022/12/25(Sun) 21:02:54

【人】 ][『月』 エーリク

[ 尚その後洋館にて、

 なにか問われることがあるなら
 へぇ夢でも見たんですか

 夢ならもっと素敵なものを、
 みたらいかがです

 などと、あからさまに
 噛みつくような顔をしていたことだろう。

 更にその後も店で見かけることが在るたびに、
 洋館で会うことがあれば、嫌味のひとつも
 飽きずにぶつけていたんだとか。* ]
(449) 2022/12/25(Sun) 21:03:05

【人】 ][『月』 エーリク

[ 好きも、嫌いもよくわからない。
 面倒か、面倒じゃないかなら少しわかる。

 そして彼は面倒な方に分類された。
 それまでどうだったか、は別としてもだ。

 少なくとも、別人だと誤魔化せているとは
 思えなかった。知った上でそうしているのだと
 思えば思うほど、面倒くさい、とばかりに、
 洋館ホームで会う時は
 顰め面ばかり見せていた気がする。 ]
(476) 2022/12/25(Sun) 22:07:11