人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

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守屋陽菜に異能抑制剤を呑ませた。

 柏倉

「先輩は……、あの。
 もっと遠い人かと、思っていました」

神谷は右手……特に運動もしてないし武道の経験もなく、喧嘩もしてなれば事故にも遭っていない、料理などの経験もない細くやわらかな手で柏倉の手を握りながら、語る。

「さっきのだって、別に流して良かったのに。
 わざわざ、こうしてまで……。
 ……先輩、女子にモテるんじゃないですか。
 ぼくが女だったらホレてましたよ。確実に」

そこまで言ってから手を解こうとする。
長く手を握り続けるのも失礼かな、と考えてのことだ。

鏡沼 創を認識している。その気配は消えない。

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>+34 神谷
「ははは。まあ、強ち違わないかもしれません。
 俺にとっても、君達は遠いものですよ。」

今はこうして、すぐ近くにあるとしても。

自身の異能を未だ扱いかねているだとか。
詳細な性質がまだ明らかになっていない、という事は。
裏を返せばそれだけ成長の余地があるという事にもなる。

自分は、いつかはあなた達の背を見送る側になるのだと。
柏倉はそう思っている。きっとそれで良いのだろうとも。

「さあ、どうでしょうね?
 俺はただ、君が勇気を出した事に応えただけですし。
 そもそもの話になりますが。
 俺みたいな人間に入れ揚げるような人は願い下げ、です。」

へらっと冗談めかしてそう笑う。

手を解こうとすれば、握った手は呆気無く離れて行った。
柏倉は、元は選手側に立っていた人間だ。
それ故に、その手は存外に硬くて大きなものだっただろう。
(46) 2021/11/03(Wed) 20:08:30
/* そういや今日、この窓まだ使ってなかったね
  もう喫煙してる暇もありゃしねぇ
  この先も地獄しかねぇからよろしくお願い致しますわ!
  あまり言えませんが、なんでこんな地獄になった……?
  全部、鏡沼創って奴が悪い。それはそう。

世界に色が戻ったあと。鏡沼 創のことを、もう認識できなくなる。

4日目談話室 世良
「バカですよね。意識を削いだり頑張りすぎて、結局棒に振るのって。そういうのがないようにしたいのに。
 異能の暴走騒ぎとか薬とか、そういうのばっかで……。
 
 私は……良いです」

楽し気な空気も、遠くから見ている方が良い。自分はそういう性質じゃない。

「怪我したくないし、こうしている方が落ち着くので」

そう締めくくって、しばらく飽きるまでここでぼうっとしていた。

まだ目を覚まさない。だけど放送室に居る。

4日目 笹原
「そういえばアレがあったせいでポシャったんだ。
 じゃあ笹原クンの手腕に期待しておくね。頼むよダーリン」

世界が色づくのを見た。放送室に、戻ってくる。

>>放送室

「……薬、効いたみたいだな」

よかった、と僕は呟く。
僕の視界に映るのは、眠る守屋先輩と、3時限目終わりのこの時間まで待っていてくれたなら楢崎。
あとは、風紀委員の先輩だろうか。

それ以外が見当たらないこと
に、前髪の向こうで目を伏せた。
まあ、でも。仕方がないよね。

垂れた
すら、その言葉すら、僕にはもう届かない。

自分にとって、鏡沼 創がもう何処にも居ないことを知った。

>>放送室

憂いている場合ではない。
先輩を連れ戻せたことを、今は喜ぶべきなのだ。

繋いでいた手を先輩から離し、立ち上がった僕は酷い頭痛と眩暈に襲われる。
そりゃ、そうだな。大分無理をした自覚はある。

「先輩のこと、頼みます。
 僕は1人でなら何とか歩けますけど、流石に先輩を運ぶのは力になれそうにないから」

その場にいる面々に告げる。
ふらつく足取りで、放送室を出た。

/* スプシの苦手なもの欄に『見つけてもらえない事』って書いた時に
  こういう事を両親にしてしまったから、っていうのは考えてたけど
  まさか学友にやってしまう展開になるとは思ってなかったよ……。

重い足取りで保健室へ向かった。

「俺地球温暖化も止めないとだし月面着陸もしなきゃじゃん。ウケる。足跡残して来るわ」
ウェイには にが おもい!

「あそぉ?そりゃどーも💛投げキッス要る💛?まぁ何か言われても俺はこのとーりテキトーにかわすしネッ。
フリーハグの代わりにフリー異能薬するぜ!」
しないぜ!

 柏倉

「あの」

自分は薬を手に入れた。
彼と仲良くしておけば、その薬も継続的に手に入る。
そしてその状況を維持できれば、これまでのように見間違えに苛まされることもない。

「なんですか、それ」


だから波風を立てることは何一つ自分にメリットがない行為。
分かってはいるのに手が伸びた。
あらゆる意味で勝ち目がない相手に対して、事もあろうにケンカを売るような真似をした。腕でも首根っこでも、とにかく掴もうとした。

自分に光明を見せた人間が、
自分に惚れる人間など願い下げだと言う。
その言葉が酷く、悲しくて。

 
「おや、随分ロマンティックな手紙を頂けるんですね」

勿論、そんな手紙が来ても当然の様にすっぽかすが。

「作品に対しても他人事感が凄い。何で実行犯に若井後輩が選ばれたか、ここで会話する度に“適性”ってやつを思い知らされてヒシヒシしますね。良い事ですけど」

「別に俺も毎回何本も持ってはないですよ。保険用の分を渡して補給しているだけです。サンプルが増えるに越した事はないでしょうから、機会を減らすの勿体ないでしょうし」

「風紀委員なので持ち物検査される心配もないですしね?」

最も“持ち物検査”程度なんとでもできるだろうが。
万が一出来なくても、どうせ後で許可が出る。生徒会と風紀委員が両方揃って関わっているのは、共犯者の2人は知っているだろうし、本当に些細なことだ。

 
「ただ……フリー薬はパスですかね……
守屋一人の対処で酷い目に遭ったので、せめて「誰が」「誰に渡した」くらいは把握しとかないと地獄になりますよこれ」

学園に大規模な被害が、というタイプではなかったが、彼女の異能へ与えた影響はどう考えても厄介な類だ。自分が渡すのを担当してなければ、話を聞けない限り絶対知れないままだっただろう。

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>+39 神谷
「何、と言われましても。」

いつも通り、穏やかで飄々とした態度。
少々食って掛かられた所でそれは変わらない。
何も、歯牙にも掛けていないという事は無いのだけど。

「まあ、こう言っては何ですが。
 俺も決して品行方正なだけの人間ではありません。
 寧ろさっきのように、立場は最大限利用する方です。」

つい先ほどの事。いつも通りに笑みを浮かべる副会長の姿が
少しだけ恐ろしげに思えたのは、何も間違いではない。
今のあなたは、少しだけそれに相対する勇気が出ただけ。

「その事をどうかお忘れなく、というだけの話ですよ。
 人の一側面だけを見てのめり込んでしまうというのは。
 少しだけ、気の早い話だとは思いませんか?」

腕でも首根っこでも、掴もうと思えば掴めるのだろうけど。
こちらの距離感は付かず離れずのままだ。

とはいえ、相手は三年生で、あなたは一年生。
そして季節は秋を過ぎ、冬になろうとしている。
こちらの勝ち逃げとなってしまうのは見え透いているのだけど。
(58) 2021/11/03(Wed) 23:36:21
柏倉陸玖は、あのクリオネはどうなったのだろう、とふと思った。
(a54) 2021/11/03(Wed) 23:39:50

柏倉陸玖は、上手く怒られないようサボるなら目を瞑ります。
(a61) 2021/11/04(Thu) 0:07:42

 柏倉

「………………。そうですね。
 分かりました。先輩の言う通りです。
けど


手を離す。次いで身体も離す。
やっぱり彼の言うことは正論で、こちらの感情の方が筋が通らない。それは分かった。
けど。そう、『けど』だ。

「それはそれとして。
 薬は今後も貰いに行きます。先輩が卒業した後も。
 でないとぼくが困りますから」


人の一面だけを見て判断するのは良くないと言うのなら、何度も会ってようく観察してやる。
タチが良くない人間なのはこっちだって同じだ。
立場的には圧倒的に自分の方が弱者なのにこんなことを言うのもおかしな話なのだけど、言ってしまった言葉を飲み込むことはできないし。

ともかく。
神谷 恵太は、話は終わった、とばかりに背を向ける。
何か手出しされたり呼び止められたりしない限りは、そのまま去っていくだろう。

/* 昨日は普通に授業サボったけどね。
  ……待って?
  昨日サボって、今日は朝から三限終了まで消えててからの保健室でしょ?
  コイツ、いつもこんななの? 出席日数大丈夫?
  学校側は多分、GPSの座標で出欠確認取ってるよ?

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>+40 神谷
「………なら、今度ちゃんと連絡先聞いてくださいね?」

向けられた背中に、そんな締まらない言葉を一つ投げ掛けて。

あなたの気質は、抱える異能の事もあってか
どちらかと言うと内向的な質に思えるから。
そんなあなたが食い下がる意地を見せる事は喜ばしいもの。

だからちゃんとそれに付き合う気はあるのだ。
あなたが食い下がり続ける限りは、多分、きっと。
ボロを出してやる気があるかどうかはノーコメントで。

そんな事を考えながら、立ち去る背に軽く手を振り見送った。
(60) 2021/11/04(Thu) 1:15:44
普川たちに運ばれて、保健室へと。思ってたより大変だったかもしれない。

「────……ぅ、…………ん……」

見慣れない天井。
まだ怠い頭で、そんなふざけたことを思いつく。
どうやら、良くなってはきてるらしい。

上体を起こし、辺りを確認……しようとしてずきりと軋む。
頭を押さえるとガーゼ。
切れた額を、処置してくれたらしい。

「……あぁ〜…………」

視線だけで、部屋を確認する。
場所は、わかる。保健室だろう。
誰が居る?

/* 本体の状況が状況だったんで、イマジナリー鏡沼全然出てないね今日
  でも、今の状況で出したら4敗目が見えてる……。

まず考えたのは例の二人。
それぞれベッドに横になっていて、休んでいる?

あ、鏡沼クンは起きてるみたいだ。

それから、もう一人。
僅かな時間ではあったが、誰かがいたような気がする。
……とても確認できるような状態ではなかったが。
多分、男子生徒。

/* 青窓ばっかと話してない? 大丈夫?
  そりゃ地獄にもなるよ……。

 鏡沼
「…………あぁ……今、ね」

声を掛けられた方を、しっかりと向き、返す。
多少の鈍さはあるものの、それは体調からだろうか。
少なくとも、あなたは視えるし聴こえるのは確かだ。

 鏡沼
「気分、かい……?
 ……よろしくないね、最悪と言っていい」

わざとらしく、大きく溜息。
薬なんて使うもんじゃないなと。
ごろりと、寝返りを打つ。
横ではあるものの、あなたを真正面に捉えて。

「…………鏡、か……
 うん、だらしない女の顔でも見てやろう
 ……こうなるのだと、無様な姿を焼き付けてやろうか
 ついでに、写真でも撮っておくかい?」

あなたの手元にあったスマホを見つけて。

 鏡沼
「薬は、まぁ……
 異能の強化とか、そういうつもりじゃなかったんだ
 ……ただの最後の踏ん切りだよ
 どこかで、セーブをかけてしまうかもと思ってね」

事実、あそこまでの孤独な世界は初めてだった。
その点で言えば、狙い通りの効果を得たということだろう。

言い訳のようなものを並べたてるが、幾分かは殊勝な態度。
屋上での一時と比べれば、とてもしおらしい。
咎めるような言葉に困ったように眉を寄せて、
控えめに笑う。

「身嗜みを整えたら意味がないだろう?
 かの家康公と、同じことだよ
 ……見苦しいものを撮らせるなというなら、
 少しばかりは整えるが……」

焼け石に水くらいにしかならんよと。
あなたが気を遣ったというのに、
恥じらいなどという乙女なものは持ち合わせてなかった。

 鏡沼普川
「ひっどい顔」


けらけらとスマホに送られてきた写真を見て笑う。
自分のことだからこそ、遠慮はない。
……ん、他にも通知があるな?
メッセージを確認して、苦笑。

さらに、扉からの声。

「────ぶふっ……!」

噴き出した。そのままくつくつと、喉で笑う。
風紀委員様に対して、生意気な態度だ。

「ひぃ〜…………後で、また話してやるよ
 ……いやいや、そこまで酷くはなかっただろ?」

精々、吐いて、流血して……うん、大丈夫だろ!
扉や機材を壊すより幾分かましだ。

 鏡沼普川
「……はいはい、また後でなぁ」

凄む風紀委員に、目をぱちくりとしながらも。
去っていく姿に手を振ろう。

割と、考えたつもりだったんだけどなぁ。

「さぁて、しばらくはこの画像を背景にしておきますか
 こう、自責の念を込めてね
 ……そういえば君たち二人がここに運んだのかい?」

重くなかった?
そんな様子で、鏡沼創と、朝日元親を交互に見る。

/* これね、今日イマジナリー鏡沼ほとんど出してないんです
  もう、ほぼ全部本体なんですよ
  寮で見掛けられてるのくらいじゃないですかね? イマジナリー鏡沼なのは。
  時系列は後で纏めて書きます。

 鏡沼
「へぇ〜……ふ〜ん、はぁ〜…………」

既に去って行ったであろう扉を見やる。
また缶コーヒーでも押しつけてやろうか。

「私が言うのもなんだがねぇ、あんまり無理しちゃいかんよ
 誰かに害が及ぶものでもなかったんだ
 どこに居るのかも明示したしね
 ……いや、音が入ってなかったとは思わなかったけど」

つい先ほど知った事実。
そりゃ不安にもなるわな! 私だって心配する!
笑い事ではないので、口には出さないが。

「…………よくもまぁ、見つけてくれたもんだ
 ……大した後輩だよ」

君と、寝ているのだろうか朝日と。

「……君は、今度は自分から探しにきてくれたんだろう?
 何かお礼をしなくてはな」

私が出来るものなら、一つ、なんでもしてあげよう。

/* 一つ弁明させてもらうなら、地獄に進んで関わっている訳ではなく
  鏡沼の関わる先が片っ端から地獄と化しているだけなんです
  透くんとの関係も、別に吊られるってなったから急に生やした訳ではないんです
  実は、初日の持ち物検査から繋がってますホントダヨ

/* ちゃんと纏めたら、初っ端はイマジナリー鏡沼でしたね
  本日の本体時系列です
  授業出てないけど、
君何しに学校来てんの?


守屋先輩との繋がりを追う
(結果として、イマジナリー鏡沼が放送室に発生する)
→放送室へ。イマジナリー鏡沼とタッチ交代
→異能解放。守屋ちゃんにのみ認識出来る状態に。
(イマジナリー鏡沼が全員消える)
→守屋ちゃん・朝日くん両名と共に、白へ飲み込まれる
→朝日くんにも認識出来る様になったり、朝日くんにしか認識出来なくなったり
→三限終了と同時に、白から脱出。(ここまで放送室)
(イマジナリー鏡沼復活。同時に、朝日くんに鏡沼が認識されなくなる)
→保健室へ。あちこちとメッセージやり取り
→守屋ちゃんや普川くんとのやり取り(ここまで保健室)
→普川くんに呼び出されて事情聴取
→透くんと車に乗る