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【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[――夢を見ていた。 アリスと同じ布団の中で、 二十二人が全員揃ったらどうなるかな?って。 わくわくそわそわしながら話していた夢。 チェレスタが居て、お話を聞かせてくれて。 シトラやアリアと女子会をして、 マドカ先生から新しい本をもらって、 カルクドラの祈祷室でお茶をもらって、 ユグとはちゃんと話せなかったから、 会えたら彼と未来の話をして。 たまにフォルスのお店で秘密の会議をする。 他のみんなともいっぱいいっぱいお話をして……、 そして一日の最後にプロセラの隣で、 今日あったことを話すの。 『世界』ってどんな人かな? まだ見ぬ彼を想像して肩を寄せ合って話して。 全員が集まれば、 誕生日パーティももっと賑やかになるね。って。 これからのことに胸を膨らませながら。] (65) 2022/12/22(Thu) 22:44:16 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[くしゅん、と自分のくしゃみで目が覚めた。 辺りはまだ暗くて、視界が悪い。 目を開けても真っ暗で。 目の前に薄暗い壁があるみたいだった。 夢と現実がごっちゃになったような。 今も昨日遭ったことは夢なんじゃないかって、 まだ思えるくらいに、ぼんやりとしていた。 肩口に重みを感じて、次第に目が慣れてくる。 眼の前の壁が僅かに身じろいだ気がして、 それがようやく人型のものだと分かれば、 ゆっくりと昨夜の出来事を思い出してきた。 重みがプロセラの腕だと気づいて、 そろりと視線を上げた。 かすかな吐息で髪が揺れる。 生きていると感じられる、呼吸。 しとりと伝わってくる体温にほっとする。] (66) 2022/12/22(Thu) 22:44:36 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[起きなきゃと思うけれど、 もう少しだけ体温を感じていたくて、 きゅ、と彼の服の裾を掴んだ。 高い位置にあるから彼の表情は見えない。 代わりに聞こえる鼓動と、 じわりと伝わってくる温度に再び擦り寄ってみる。 身動ぎしている間に、起こしてしまうかもしれない。 私はあまりじっとしてられないから。 あなたは割りと、私の動きを見ているから。] (67) 2022/12/22(Thu) 22:45:00 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[朝焼けがだんだん眩しくなってきて、 『太陽』が顔を見せ始める。 一日の始まりを告げる。 もう少ししたら、起こしてみようか。] ……おはよう、プロセラ。 [目があったらなら、見合わせて。微笑って。 彼にこうして挨拶できる朝を、愛おしく思う。*] (68) 2022/12/22(Thu) 22:45:23 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク―― 決断の時 ―― [手を離したらどこか逃げてしまいそうな気配に。 ずっと彼の手を握り込んだまま。 呼び集められたホールへと向かった。 なんだか珍しく目も合わなかったような気もするし。 どうして隠れるみたいにあんな場所にいたの?とか、 プロセラはどう応えた?とか、 聞きたいことはそれはもうたくさんあったけど。 彼の口から応えが返ってこないことは、 度々あることだから、追求もしなかった。 ただ、世界がどうなるかは知っていてもらいたくて。 プロセラと並んで『神』の話を聞いていた。>>0] (69) 2022/12/22(Thu) 22:45:40 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[世界を滅ぼさないと言ってくれた。>>4:3 良かった、と思わず吐息と同時に口から零れた。 分からないとあの人は言う。 不幸せかどうかと言われたら。 証持ちへの偏見もある世界では、 確かに生きづらいこともあるかもしれないけれど。 幸せなことばかりではないかもしれないけれど。 それでも、世界を諦めることはしたくなかった。 生まれてきた世界を、愛したかった。 ] (70) 2022/12/22(Thu) 22:46:00 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[『神』がさようならを告げた時。 繋いだ手の先が揺らいだ気がした。>>1 手の先を追って、プロセラの顔を見上げる。 相変わらず表情は何一つ変わっていないように見えた。 けれど、『神』が告げた言葉に反応したあなたが。 言葉が妙に引っかかって、 繋いだ手の力を、ぎゅっと強めた。 この場に引き止めるように。強く。] だめだよ。 ……プロセラは、行っちゃだめ。 [妙な胸騒ぎがして。 何がだめなのか。どこに行ってはいけないのか。 自分でもわからないけれど、そんな言葉が口をついた。] (71) 2022/12/22(Thu) 22:46:22 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[不安に揺れる瞳を、彼に向ける。 視線からも訴えるように。] いかないで。 [私の手を引いたあなたを、失ったら。 私は――――。 **] (72) 2022/12/22(Thu) 22:47:00 |
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