【人】 3年生 武藤景虎────徹っちんのお見舞い──── [手をあげるだけでもきつそうな様子に、無理して動かんで良いからと手の平を向けて伝えて。>>22 近寄ってみると痛々しい怪我があちらこちらにできているだろうことがよくわかった。 いつもみたいにきっちりセットされてはない髪の毛を手でわしゃわしゃ乱すと、徹っちんは文句を言いつつもどこか切なそうに瞼を落とす。>>23] ありがとな。 ……、先輩のこと送ってくれて。 [瞼の裏で誰のことを思い出していたかは知らなくても、自然と出たのはこうして目覚めるまでに徹っちんがいた、おいてきてしまった場所のことで。 最後に残った二人が何を話して、何を想ったのかはわからないことだけど。 徹っちんならきっと先輩の最後の時間をより有意義なものにしたって信頼してるから。 「先輩オレになんか言ってなかった?」って聞いてみたのは、バスの中で約束したバイト先教えてもらうこと、先輩のことだから覚えててくれてたんじゃないかと思って。]* (28) 2022/09/16(Fri) 16:09:29 |
【人】 3年生 武藤景虎[なんかくっきーが徹っちんの顔見て驚いてるけど、なんでだろうと思ったら化粧したりの身だしなみあれこれがされてないことが理由だったっぽい。>>13] 徹っちんはすっぴんでもかわいいから問題ないぞ? [とかなんとなく恥ずかしそうに説明してるとこに多分明後日なこと言ったけど、いろいろやってんだなとは感心した。 その後にくっきーが指導鞭撻受けることになるのは知らない話だけど。 髪のセットくらいはまあまあ時間かけるけど30分はさすがにかからんし。 髪の毛ぐしゃぐしゃにされるのは嫌かもしれないけど撫でられるの嫌いじゃなさそうなのは知ってるから、悪態つくのは笑って見てた。]* (29) 2022/09/16(Fri) 16:10:58 |
【人】 3年生 武藤景虎────徹っちんのお見舞い>>30──── そうそう、虎型のパンがある優秀な店なんだ。 先輩に教えてもらう約束してたからさ。 徹っちんにも買ってきてやろう。 病院の飯って飽きるし。 [教えてもらう約束はパン屋の場所とシフト。 先輩からシフトが伝えられていない理由は明白で、その店にもう先輩は立つことがないからだ。 そんな事実ひとつひとつに胸が刺されるような思いはこれからも続いていくのだろう。 夢の中を覗けることを徹っちんが知らないことは失念していた。 少し考えればわかることなのだが、先に還った奴はおそらく皆夢の中に行けていたから何か当たり前のことのように思っていて。] そこは素直に喜んでおいていいぞ。 褒めてる。 [かわいいへの感想には、絆創膏を避けて無事そうな部分を指先でつつくことで返す。 また見舞いに来るから等告げてくっきーと帰ろうとした時、問いかけに、あ、ってなった。] (37) 2022/09/16(Fri) 19:31:00 |
【人】 3年生 武藤景虎[事前に告白することを伝えていた徹っちんへの"報告"の意味合いが大きいのもあったので、「脈はない」とか「ハードル高い」と言ってたし。 実際すんなりうまくいったわけでもないので、男友達とそういう話をする時の感覚とノリそのままで答えたのだが。 なんか怒らせたな…、とは口調とか表情から判断はできた。>>40 で、怒ってる原因を考えてみるとわざわざ被せてきた台詞がオレのさっき言ったものとまるで同じことから、オレの言い回しが気に入らなかったんだろうなとは。 物みたいな風に聞こえたのか、二人のことを聞かれたのにオレ中心の回答だったからか。 女心は難しい。 とか考えてたら徹っちんが気を回してきたのがわかって>>41、頼み事には了解してとりあえず病室から出た。] (42) 2022/09/16(Fri) 20:30:39 |
【人】 3年生 武藤景虎 えーと…、 言い回しが悪かったなら謝る。 くっきーの立場?というか気持ち?を無視してああ言ったわけではない、ので 二人のことを報告するにはそぐわないことを言ったと思う。 別にオレの力だけで手に入れたとは思ってない。 が、傷つけたならごめん。 [まあ、オレの言葉が足りなくて傷ついたなら腹パンくらいは受けよう。]* (43) 2022/09/16(Fri) 20:31:40 |
【人】 3年生 武藤景虎[かけた言葉に無言で背を向ける様子に腹パンとは言わなくてもビンタくらいは飛んでくるかもしれない、とは思った。>>45 嫌だったと言ってこちらに向けた顔を見て、言葉に詰まる。 泣かせたくない等とはどの口が言ったのかと自分に思うし。 しかもあの時のように不可抗力ではなくて、泣かせたのはオレの言葉が原因なわけで。] ……、ほんとに悪かった。 なんで嫌だったかはちゃんと知っときたいので、聞かせてほしい。 今後のためにも。 [そうして、嫌だったという理由を話し終わるまでは黙って聞いていた。>>44 考えが似ているところがあっても認識の相違はどうしてもあるし、傷つくポイントもそれぞれあるのは当たり前の話で。 でもそれはこうして話さないとわからないことだから。] (51) 2022/09/16(Fri) 21:42:13 |
【人】 3年生 武藤景虎んー…、まず、落としたという表現が傷ついたのはわかった。 それはオレが悪い。ごめん。 ここからはオレの思ってることなんだが、 落とそうとした、というのは言い換えれば、オレを受け入れてほしかった、って感じになる。 で、それでくっきーにかけた言葉が全部"落とす手段"と客観的に言われると、 確かに傷つくな…、うん、今聞いてて普通に傷ついたわ。 実際そんなつもりはないし、受け入れて信頼してほしかった、伸ばした手を掴んで欲しかった、というのが今できる言語化なんだが。 そういういろいろがオレにもあるし、それを落としたの軽い一言で済ませるのが嫌なのは、言われて初めてやだなと思った。 こうやって話さないとわからないくらいに想像力が足りなくてすまん。 だから、嫌だと思うことはこれからも話してくれると助かる。 [話し終わってから、まだ泣いているだからろうかと顔を覗き込んで赤くなった眦を指で拭った。 泣かせたくはないこと、少しでも伝われば良いのだが。]* (52) 2022/09/16(Fri) 21:46:40 |
【人】 3年生 武藤景虎ん…、大丈夫だ。 それはちゃんと伝わってるし、好きだと思ってくれてるからこそ嫌だったんだな、とも。 こう、オレばっかが好きで頼み込んだと思ってるわけではないし、 くっきーがオレのことを考えて、変わろうとしてくれた気持ちはすごく嬉しいと思ってる。 だから、そういうの無視したみたいになったのは、ほんとに、 あーー…、マジで、ごめん。 [項垂れる形から深く頭を下げる。 泣かせてる状態だし傷つけてしまったことにすごく自己嫌悪になっているのは本当だけど。 でも、こうしてぽつぽつ話される傷ついた理由が、オレのことを好きだと思ってくれてるからと伝えてくる言葉自体は嬉しいし、愛おしいなと思ってしまう。>>60] (77) 2022/09/17(Sat) 0:14:29 |
【人】 3年生 武藤景虎[あまり考えて話す方じゃないし、この先も意図せず傷つけたりすることはあるかもしれない。 それを恐れて口数少なくなるというのは、多分、嫌われたくないから距離を置くのと同じだ。 くっきー相手にそれはしたくないし、彼女の方もそう思ってるからこうして嫌なこともその理由も伝えてくれてるんだとわかるから。 その度に傷ついたり傷つけられたりしても、ひとつずつ解消していければ良いと思う。 「帰ったら」の言葉に顔を上げると、手打ちの品らしいケーキの名前を告げる顔は微かに笑っていたから] わかった、売ってるとこ教えて。 [少し眉を下げて笑ったのは値段を知ってて困ったわけではなくて。 安堵半分、あとは今回の反省の分が混ざったみたいな表情だったと思う。]** (78) 2022/09/17(Sat) 0:14:45 |
【人】 3年生 武藤景虎────後日・徹っちんのお見舞い──── [それから、あまり時間は経たずに退院した後、徹っちんのとこには頼まれてたワイヤレスのイヤホンを買って会いに行った。>>41 とりあえず早めに渡しときたいと思ったから虎型のパンはまだ買っていけなかったけど、きのことたけのこの形の菓子を1箱ずつ。] なるべく音良さそうなのにしといたわ。 [イヤホン取り出したりするのも大変かなと思って微妙に取り出しづらいパッケージをベリベリ開けてから中身を渡した。 手を上げるの大変そうだったから設定と耳に挿すとこまでしたけど、すぐ使わないなら余計な世話だったかもしれない。] (79) 2022/09/17(Sat) 0:15:39 |
【人】 3年生 武藤景虎この前はなんか、悪かったな…。 いや、あれはオレが全面的に悪かったので徹ちんが気にしてたら嫌だなと。 [気を使ってくれたのはわかってるので、それは伝えておきたくて。] あと、えーと…、そう、 くっきーとは付き合ってるよ。 [なんでこないだ答えたことをもう一回言ってくるんだと思われただろうけど、改めて報告しておく。 この間のことで険悪とかなってないかも気にしてるかもしれないし。 いや、次3人で会う時は気にして欲しくないなというオレの勝手な希望なのだけど。]** (80) 2022/09/17(Sat) 0:15:46 |
【人】 3年生 武藤景虎────退院から少し後──── [失言に対する手打ちの品として4000円のケーキは高いのか安いのか。 少なくとも一人暮らしの大学生には懐に優しい値段とは言えない。 それでも好きな女を泣かせて傷つけたお詫びになるなら多分安い物なんだろう。 それにあの場の話の落とし所として、手打ちという形をとったのは心底狼狽していたオレへの気遣いもあったんだと思うし。 そんなことを考えながら、普段まず立ち寄らないホテルのパティスリーという場違いな店に来ているわけで。 件のスーパーモンブランは店頭に並んだ普通のモンブランよりメインの栗から生地とかクリームに至るまで特別らしくて重量感も違っていた。 あとなんか上にいかにも特別な品ですよと主張したげな三日月を模した飾りが乗っていて。 それは普通のやつの4倍してもおかしくないですよって見た目だ。 美味そうだなとは思うけどこんな機会でもなかったら買うことなさそうだな、とか、ケーキひとつだけ買うのってどうなんだとは思いつつ。 他のものを買ったり、ましてや2個買うのはちょっと、いや、まあまあ財布に優しくないので、結局目的の品だけ入った箱を受け取った。] (89) 2022/09/17(Sat) 9:24:41 |
【人】 3年生 武藤景虎崩れそうでこわいな…。 [小さく独り言をこぼしてなるべく揺らさないように持って帰る。 飲み物とかいろいろ買っときたいものがあったからコンビニに寄りたかったけどケーキの箱持ったままで店内物色するのも、どっかで傾いたりしそうだし。 一回家に帰って冷蔵庫にもそれなり慎重に入れてからまた出かけないといけなかった。 部屋を出る前にちょっと考えて、何度目か自室を見渡す。 学生の身に相応のワンルームはすごい整理整頓されてるとは言わないけど、それなりに片付けはしたので汚くはない、と思う。 壁側に寄せて配置されたベッドが部屋の面積をそこそこ潰してるし、レポート作業したり食事したりで雑多な使われ方をしている部屋中央の座卓は大きくないとはいえ、部屋を狭くする一端は担っていた。] 変なもの落ちてない、大丈夫…。 [適当に積んだ雑誌とか目に見える範囲におかしなものはないし。多分。 見慣れすぎてて変なとこないかがいまいちわからない自室の確認作業は不毛な気がしてきたので、改めて再度玄関から外へ出た。] (90) 2022/09/17(Sat) 9:25:01 |
【人】 3年生 武藤景虎………、 [近くのコンビニで飲み物や菓子を籠に放って、しばらく小難しい顔をしたまま棚の一角で止まっていたと思う。 どれくらいか逡巡してから籠の中にあまり見ないようにしながら取った商品を紛れ込ませて、会計だけはさっさと済ませた。] (91) 2022/09/17(Sat) 9:25:54 |
【人】 3年生 武藤景虎[それから、スマホを取り出してくっきーに通話をかける。] スーパーモンブラン買った。 とりあえず冷蔵庫に保管してあるんだが、持ち歩くと崩れそうなので食いに来てくれると助かる。 日本酒一升は準備してないが、茶くらいは出す。 [最寄りの駅を伝えて通話を切れば、迎えに行くつもりで駅の方に向かった。 準備にやたら時間かかったとしても、ちゃんと待ってると思う。]* (92) 2022/09/17(Sat) 9:26:04 |
【人】 3年生 武藤景虎[駅の改札前で待っていると、くっきーの姿が見えたので手を振って居場所を知らせる。 そこまで長い日数会わなかったわけじゃないのにすごく久々な気がするなと思いながら。 いや、実際会えない時間が何とも落ち着かないというか寂しいというのはあったので約束をとりつけたわけだけど。>>93 服装はそんな変わらないように見えたものの、何だかいつもと少し雰囲気が違うような気がして。] ん? へんって何が……、 [妙なことを問いかける顔を見ようとしたら俯いてて、よく顔が見えない。 続けて出てきた“顔面改造”って単語に目を瞬かせたけど、徹っちんに教えてもらったっていうのを合わせたらお見舞いの時に言ってたオシャレ男子の顔のお手入れ諸々を思い出した。 化粧とか無理と言ってたこともあったし、徹っちんに聞くのも勇気いるこただったんじゃないかなと思う。 それをしてきてくれたのは多分、いや多分じゃなくてオレに会うからオレのためなんだとわかって胸の辺りがぎゅっとなる感じがした。] (99) 2022/09/17(Sat) 11:42:54 |
【人】 3年生 武藤景虎んー…、よく見えないから、 ちゃんと見せて。 [メイクしてるならあんまり触らない方がよいのかなと思いつつ、指先だけで軽く頬に触れると顔を上げるように促して。 同じ目線、視線の先に映った顔に息を飲んだ。 元々端正だと思うけど、整えられた眉からどこか表情の印象が柔らかく見えて、薄く塗られた肌のためか全体的に明るく…、という諸々細かいところはすっ飛ばしても綺麗だと思った。 よく見たかったけど、薄く色づいた唇に目をやったところで気恥ずかしくなって視線の置き所に迷う。] 変とかないし、かわいいが? あと、……綺麗だと、思うぞ。 [それを伝えるのは目を見て言えたと思うけど、すぐに目線を外して手を差し出した。] (100) 2022/09/17(Sat) 11:43:19 |
【人】 3年生 武藤景虎あー…、どっか寄りたいとこある? うちまではそんな遠くないから、あれば。 [手を取って貰えたら繋いで歩き出そうと思うけど、念のため聞いておく。 家に呼んだのは自分だけどなんとなくどうしても緊張していた。] [どこか寄るところがあるなら寄ったし、なければそのままアパートの部屋に案内して。 玄関の扉を開けると、散らかってるけどという定型文を言いつつ。 昨日の晩くらいから何度も確認した程度には片付けてはいるけど。] 適当に座って。 [来客用座布団とかはさすがに持ってないから、普段使ってるクッションを渡して言うと、自分も適当に座卓の前に腰を下ろす。 何となく何を話すか迷って、なんか飲むとか最近どうだったとかそんな話題を振った。]* (101) 2022/09/17(Sat) 11:43:37 |
【人】 3年生 武藤景虎[本人曰く改造したらしい顔面への評価に対する反応は薄かった気がするけど、不服とか困惑はなさそうだった。>>102 前みたいに動揺が特にないのは既にかわいいと思ってることは知られているので慣れたのかな、くらいに思う。 手を繋ぎづらそうにしたのは人前だとそういうの嫌なタイプ…かはしれないけど屋上で言ってたようなことを気にしてるんだろうなとは察して。 歩きながら指を絡めると少し強く握った。 道中、休日なのもあり見知った顔を見かけたりもしたけど、普段通り空いてる方の手を軽く振って行き違う。 「デートか?」って軽口を言われても、そこに他意はないようにオレには聞こえたし、「そーだよ」くらいの反応を返した。] (106) 2022/09/17(Sat) 13:56:58 |
【人】 3年生 武藤景虎梨良いな、秋っぽい。 [飾り切りするのかな、そも梨の皮でも飾り切りはできるのかもよくわからんが似たようなものだしと思いながら。>>103 包丁くらいはうちにもあるので(引っ越しの時にとりあえず持ってきたまま使ってないが)、買い物の必要もなければそのままアパートに着いた。] 匂いは自分だとよくわからんが… [ひとんちの匂いってなんか違うしなと言いつつ、短い廊下を抜けて部屋の方に入ると、汚いとは思われなかったみたいで安心した。 弟君の部屋の状態には、まあそんなもんだよ男子はと返して。>>104 近況報告はお互い似たようなもので、当たり前だけどまだ日常に戻りきれないよなと思う。] (107) 2022/09/17(Sat) 13:57:14 |
【人】 3年生 武藤景虎はい、礼のやつ…、 [冷蔵庫から取り出してきたケーキの箱の中身を慎重に出して、皿に乗せると低いテーブルの上に差し出した。 美味そうだし食べては見たいけど、分けようというありがたい提案には頷くのが憚られる。 くっきーのために買ってきたものだし、手打ちの品ならオレが食うのはなんか違うと思って。 二本ペットボトルの紅茶を並べて、一本取るとそれを飲みながら食べてるとこを見てた。] 美味いならよかった。 そう頻繁には奢れない代物だから存分に味わってくれ。 [本当に美味しそうに食べるから、それだけで満足だったし、微笑ましくその様子を見ていたわけだけど。 差し出されたフォークと言葉に、え、と微妙に固まった。 くっきーの方は今更というのがあるかもしれないけど、忘れかけてた緊張が戻ってきてしまった。 いらないと言った手前とか、変な意地も少し。 食べさせるのは多分抵抗ないけど食べさせて貰うのはそれなり照れる、けど] ……ありがと、もらう。 [結局誘惑に負けて、フォークに乗った甘そうなやつに顔を寄せると口の中に入れた。] (108) 2022/09/17(Sat) 13:58:34 |
【人】 3年生 武藤景虎やば、めっちゃ美味いな。 [さすがスーパーだとかなんとか頭悪そうな感想を言いつつ。 いくらか分けては貰ってしまったけど手打ちの品はちゃんと受け取って貰えたかな、と少しだけ安心はした。 食べ終われば食器だけキッチンに置くために立ち上がって。 戻って座る位置になんとなく迷う。 ケーキを食べる間は座卓を挟んで向いにいたけど、ちょっと逡巡してから隣に座った。 スーパーなモンブランを渡すのが目的で呼んだというのが名目にしても。 単純に会いたかったからがやはり大きいし、いろいろ話したいこともあった気がするんだけど。] ……もっかい顔ちゃんと見ても良い? [そう聞いて頬に片手を添えると改めていつもとは少し違う雰囲気でも覚える感想は同じ顔を見つめて。 さっきから顔を見てはいるのだが、そんなことをわざわざ聞いた理由は一個しかなくて。顔を寄せると軽く口付けた。]* (109) 2022/09/17(Sat) 14:05:30 |
【人】 3年生 武藤景虎[ベッドを背にして隣に座っても、特に気にした様子もなければ、居住まいを正すついでに場所開けるみたいなこともないのを視界の端で窺って。 見慣れた自分の部屋に好きな女がいて。 こうして隣に座ってると何だか知らない場所みたいな気がして変な感じがした。 顔を見合わせても気にしてるのはメイクの出来の方らしい反応に少し複雑な気持ちにはなる。 数瞬触れた甘い残り香のする唇から顔を離すと、少し困惑したような問いかけを投げられた。] 警戒した方がよかったかは知らないが、注意喚起はした。 [されてたらされたで意識して余計に緊張してたかもしれないけど。 この警戒心のなさが謎の信頼の上に成り立ってるのだとしたら、裏切るのが病室の時と今回で2回目になるわけだが、とあの時のことを思い出して。 頬に添えたままの指で幾分明るいトーンになっている肌を撫でる。] (116) 2022/09/17(Sat) 17:25:44 |
【人】 3年生 武藤景虎……約束、もしかして忘れた? [経緯を考えたら忘れてくれと思う部分がないとは言わないにしても、忘れてたら結構、いや、かなりショックなのだが。 あの時告げられた“今度は"に続く言葉はオレとしては忘れたことなかったし、思い返すだけで脈拍が上がるので結構しんどい話なわけで。 あれ買いに行くとか食べに行くとか約束はいろいろしたのでどれのことかわからない、とはさすがに今の話の流れで言わないと思うけど。 頬から首の後ろに手を回して抱き寄せると、首筋を軽く噛んだ。 万が一思い当たってなかったら思い出させる意図を込めて。]* (117) 2022/09/17(Sat) 17:30:51 |
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