【人】 「義」の神 ナハト揺らぐ視界、広がる暗闇。 触れ得るそれは柔らかく、 けれど決して逃しはしない檻のようなもの。 けれど、その景色はまるで ────地上の星空のよう、だった (5) syuo 2019/10/05(Sat) 1:32:09 |
【人】 「義」の神 ナハト[………。ぱちり。目を開ける。 何かが揺らめく気配がした。視界にはさまざまな種類の魚が見える。 ああ、ここはどうやら海の底のようだ。転移などした覚えもないから、夢でも見ているのかもしれない] [頭を振って、眠気を飛ばす。 夢の中で再度寝たらどこにいきついてしまうのか、まったくもって予想がつかないからだ。 それに、せっかくの夢の海。 少しばかり探索も、してみたいじゃないか?] [自身が歩くたび、砂が舞い上がり、そして落ちていく。 その感覚を面白がりながらしばらく歩けば、……そこにいたのは、] おや、ペノル [声をかければ、彼は振り返ってくれただろうか。 彼の夢に私が入ってきてしまったのか、それとも逆に私の夢に彼を招き寄せてしまったか。 それは定かではないものの、"偶然"の出会いに私は小さく笑みを浮かべた。 ……ふふ、神にもね。偶然、というものはあるだろう。…たぶんね] (6) syuo 2019/10/05(Sat) 1:32:49 |
【人】 「義」の神 ナハトそういえばペノルは海を見たことがあるかい? 私はそういう場に滅多に呼ばれなくてね、 あまり見たことがないんだ。 ゼノン様が作りたもうた世界だ。きっと美しいのだろうな [そんな他愛もない話を振って、…少しだけ黙る。 彼の穏やかな精神は、貴ぶべきだ。 信念はちがえど、彼はアネーシャとは違い"はっきり"しているから比較的わかりやすい、と思うのだけど…] …ねえ。ペノル。 例えば、例えばの話だ。 君だったら、どんな世界をつくる? [そんなことを口にするなんて、次代の最高神を決める中ではあるものの不敬に当たる、だろうか。 それでも、…そう、それでもだ。 一つ、彼の語る"世界"を聞いてみたくなったのだ] (7) syuo 2019/10/05(Sat) 1:33:34 |
【人】 「義」の神 ナハト君は、ひどく美しい。 君は、ひどく穏やかだ。 そんな君の思い描く世界を聞いて、 そんな君の心を覗いて、 ────どうしようもない、話だな (8) syuo 2019/10/05(Sat) 1:33:56 |
【人】 「義」の神 ナハトいいかい、これは内緒だけど、……。 君に、"負けたくない"、なんて思う自分がいるんだ。 ─────本当に、秘密だよ? (9) syuo 2019/10/05(Sat) 1:34:17 |
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