![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
「やぁだ。真剣になっちゃって。
なに? 幼女趣味だったの?
手を出されてたらちょっと困るんだけど?」
ふざけんな!!!
[怒りで頭が沸いた。
あの子をそんな目で見るのが許せなかった。]
「人って変われば変わるのね。
ふふ、でももう貴方は父親じゃない
[避ける体力すらなくて
握ったままの薬も手から零れる。
最期の力で彼女に火の魔法を向けた。
それは、服を僅かに焦がしただけ。
哀しい程、現実は、無情で
胸に剣を受けた。
薬草も取られたのは見た
空っぽの手のまま
ユスターシュは この世から 去った ]
(あぁ……悔しい、悔しい悔しい
あの子が苦しんでいるのに
俺を待っていてくれているのに
死にたくなんてねぇよ!!!
俺は、何も、出来ないまま
[そうして、この世に未練を抱えたゴーストがまた一人
現れることになった──── ]**
―― ――
セシリーは誰にでも好かれる魅力的な人。
それは里の外でも、同じだったらしくて。
とある小さな国に遊びに行った彼女は
忍んで出かけていた王子に見初められた。
彼女も何度か会ううちに惹かれていった。
想いあう二人は一緒になりたい、と思うようになる。
でも、それは叶えてはいけないことだった。
王子には婚約者が、既にいたから。
そもそも、貴族でもない女性と一国の王子…
しかも、将来王になる人が。
釣り合うと言ってもらえるわけがない。
周りは許すはずもなかった。
どんなに優秀でも、持って生まれたものは
覆せないのだ、と。
ほぼすべてを持っていたセシリーと
欲しくもない力だけを持っていた私のように。
二人は、周りの説得を諦めて
駆け落ちしようとした。
地位も何もかも捨てて。
それでも一緒に生きたいと願ったから。
私は―――――。
それが上手くいかないことを、知っていた。
当然、伝えようか悩んだ。
悩んで、悩んで―――――。
セシリーは……
王子を誑かした魔女として
殺
された。
未来なんて知らなければ
ただの被害者として私は生きて行けたのに。
姑息な考えになる自分自身がたまらなく嫌いで
何より、知っていたが故の罪悪感が
私を苦しめ続けていたの。
知っていたのに止めなかった。
それが里の皆にバレたら……
怖かった。逃げよう、と思った。
預言者としてのフィアンメッタなんて捨てて
どこか遠くへ行ってしまおう、と。
誰も、私を知る人が誰もいない場所へ行こうと。
何もかも、捨てたかったのに
セシリーから貰ったブレスレットだけは
―――――捨てられないまま。
[ 生きは良い良い、かえりはこわい?
此処から帰りたくなくなれば
ずっとここにいられるぜ?
そんな甘言は必要か? ]**
[再びメニュー表や店内を眺めながらも
キンウと彼の会話は耳に入っていた。
何処か忠告のようにも聞こえる言葉。
やはりゴーストが経営するだけの酒場ではないのか。
ともあれ、入口の青い薔薇の青年が
言っていたように。
来ることを選んだのは自分自身だ。
![](./img/jokamachi/53.png) | ふむ…
[暫く無言でビールとブイヤベースを貪る。 普通に夕飯を食べていないため、ブイヤベースの具がどんどん減っていく。
そして暫くの後、スープだけが残った。]
…パンが欲しい
[メニューを開く前に、まずはパンだ。 パンを浸して出汁を余すところなく味わわなければ。]
すいません、パンって貰えますか?
[空いている店員は居ただろうか。 また誰へともなく声を掛けた。]** (258) 2022/05/24(Tue) 21:59:04 |
![](./img/jokamachi/53.png) | ありがとう [全力で祈る!と言ってくれた少年 >>264に笑って礼を言う。 その前にもどこか大人びた言葉で自分を励ましてくれた彼 >>263は、もしかしたら「この世界に存在している時間」が、自分より余程長かったりするのだろうか。 それとも自分が子どもみたいに屁理屈をこねているだけか。 崩れることなく席を離れるまで店員然としたその様子 >>265も立派で、触れられるものならいい奴だと背中を叩いてやりたいくらいだ。 触れることが出来ないのが、もどかしい。] 不思議だな。 料理は、こんなにも普通に温かく食べられるのに。 [独り言をつぶやく。 上手くいかないものだ。 彼は少なくとも今この時は見た目も全く人間と変わらない。 街に居たって、それこそセーラー服の通り港に居たってなんら違和感がないのに、それでもこんな酒場に居るということはそれは叶わないのか。 どうして彼は死んでしまったのだろう。 ふと、知ったところで詮無きことを考えつつも、ブイヤベースを口に運んだ。]** (269) 2022/05/24(Tue) 23:31:20 |
| (a37) 2022/05/24(Tue) 23:34:54 |
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る