人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【人】 武藤景虎


 いろいろあるけど知らなくていいよ……?

[そんな純粋に不思議そうな顔をして聞かないでくれ、オレだけなんか恥ずかしい感じになってくる。>>35

他の奴に聞こうとしだしたら困るので、そういうことだよ、とは頷いてはおくけど。]

 …………っ、

[重ねて問われた言葉に今度は持ってた缶が潰れかけたし殆ど中身残ってなくてよかったな、とは。

知られたくないから徹底的に隠してるわけだし、うちでそういうもの見つけたことは一度もないと思う。

むしろ堂々と見える範囲に置いたりしとけばよかったのだろうか。
いや、今もう手元に一切ないんだけど。]
(41) 2023/03/11(Sat) 22:58:07

【人】 武藤景虎


 だから普通の……?何の変哲もないやつ……?
 
 あーーー……あれ、クリスマスの時の、
 夢の、あんなようなもん……

[そう言えば伝わるだろうか。
言ってて恥ずかしくなってきた。

つーか今はもうガチで所有も保存もしてないし見ることもないから!とは、言い訳や誤魔化しではなく、本当に。

持ってようが持ってまいが“男の人はそういうの見るもの“だと思ってそうだし柚樹は気にしないと思うけど。]
(42) 2023/03/11(Sat) 22:58:32

【人】 武藤景虎

[おかげで(?)不穏な会話もそういう空気になる感じでもなかったし、逆に寝る時にはいくらか平静ではいられたような気もする。

朝もちゃんと起こしてもらったからそんなに柚樹を煩わせることもなかった、と思うし。

仔犬でもないから歯固めではないよ?>>36

でも朝の挙動はなんとなくすぐ飛びついてくる実家の犬に似ている気はしないでもない。
あまり認めたくはないが。

頭を撫でられるのは心地が良いのもあるし、重ねにいった唇に顔を寄せられれば気分よく目覚めもするので、寝起きの情緒が不安定なことがままあるせいか甘やかされている気はする。]

 そっか、オレも三角のやつのが馴染みがあるかな。

[おにぎり食べてる感があるし、空気の入り方?の問題で美味しく感じる気がする。

そんな変なこと聞いたかなとは首を傾げつつ、寝ぼけ半分にリクエストした具は2号種類とも応えてもらえるらしいと顔を綻ばせた。

焼きたらこも好きだからと答えて、鮭とたらこの焼ける匂いに空腹感を覚えると、規則正しい生活してる感じがしてくる。>>37

豚汁は柚樹の作ったやつ好きだから嬉しいし、ネギは後からたっぷり入れて食べるのも、今や馴染みのある食べ方だ。]
(43) 2023/03/11(Sat) 22:59:25

【人】 武藤景虎


 んー?そうだな、ずっと二人きりだし。

[うちに泊まりに来る時も連泊したのはクリスマスの時くらいだったし、うちの台所はこんなに広くもないから料理もしづらいし。

いつかこんな感じに暮らすようになるのかなとはぼんやり思ってしまう。>>38
あ、でも風呂はちゃんとユニットバスじゃなくて浸かれるやつがいいけど。]

 うーん、それな……、半年の記憶飛んでたくらいだし直近の記憶が曖昧なんだよな。

[直近というのは現実の“今“がどこで寝てるのかってことで。
柚樹と遊ぶ約束してたらうちに来てんのかもれないし、特に約束もない日でお互い自分の部屋で寝てるのかもしれない。]

 うん、必殺技みたいな名前のケーキね。
 あと帰ったらあれも渡しとかないと。
 挑戦券、使ったし。

[柚樹が忘れてても誤魔化さずに渡すから安心してほしい。
出来れば起きた時にはそばにいたいけどね。
もしそうじゃなかったらすぐ会いに行くよ、とは。]
(44) 2023/03/11(Sat) 23:00:05

【人】 武藤景虎


 まあ、今は帰るまでにいっぱい遊んどこ。

[朝飯食ったら外行ってみよう、まずはボートかな、とやりたいことを挙げてるうちに朝ごはんは完成したかな。

そのうち作って貰えたらいいなと思っていたおにぎりが早々に食べられることになったし、豚汁も既に美味いと知ってるから、機嫌良く食卓についた。

いただきますと手を合わせる時もニコニコはしていたと思う。大体いつも飯の時には機嫌良くはある。]

 ん、人の作ったおにぎりはやっぱ好きだな。
 それになんか特に美味い気がする。

[もしかしたら柚樹がおにぎり職人並かに握るのがうまいのかもしれないし、気分的な問題かもしれない。
人の作ったおにぎりが好きとか謎のこと言ってても、誰彼構わず作って欲しいわけではないし。まあ、手料理全般そんな感じなんだが。

柚樹に倣って豚汁にはバサバサとネギを入れて、お椀に口をつけると、いつも食べてる味だなって安心感を覚える。

そのうちこういう感覚が増えてくのかなと思えば、柚樹にとってはご飯がおにぎりの形になってるくらいの違いかもだけど、いつも以上に美味く感じた。]*
(47) 2023/03/11(Sat) 23:01:41
[そうなん。と彼のこだわりに従おう。
シャッターを押す音ともに自分が彼のカメラに収まる。こんな姿を晒すのは彼の前でだけ、だから必然的に写真を撮るのは彼だけだ。そして、自分より彼の方がどうすれば綺麗に映るかを知っている。レンズ越しの魅力を知る彼の言う通り。

彼の言葉の通り手錠に口づけ。
じっと上目で見て、触れた唇で軽く手錠の先を噛んでみた。綺麗に撮る方法を知っている彼ならきっと上手く自分を撮ってくれる。微笑みを浮かべて、口に手錠を咥えたまま、片手はボンテージスーツの紐をなぞった。『何』を意識しているかなんて、きっと彼は分かっている。やってそのレンズ越しの目が物語っているやん。灯りの色とは異なる色が肌に少し灯る。

女王様みたいと口から手錠の先を離し。
揶揄う悪戯っ子を覗かせて]



 …やぁ、悪くないん?
 ふふふっ、どっちでも守ってくれるもんな。


[寿なら、僕を守ってくれるやろ。と
違う意味を浮かべる彼に乗って、自らが噛んだ手錠をなぞった。捕まったお姫様、とらえられた女王様。どちらにしろ、傍にいるのは決まっている。ただ一人。目の前の存在だけ。ボンテージに身を包み、彼のレンズ越しの視線を受け居ていたが、ふと彼が証明の方に視線をずらしたのを見て、何か思いついたんかな。と少し好奇心を覗かせ気味に伺っていれば]



 …んー?何?


[一生のお願いって。
何やら大ごとのようだが、その願いが不純なものなのは何となく想像がついていたから浮かべる笑みは深いものになっていた。囁きの続き、その言葉を聞いて、一瞬きょとんとすれば]


 ……すけべぇ


[やらしい子。と笑う舌をだし。
上目で見上げ、手首に嵌る手錠をなぞった。それが一生のお願いやなんて可愛いやん。きゅんきゅんするとばかり眼差しを柔らかくして、そのまま彼に近づけばカメラをどけ。

ちゅっと唇にキスをした]

 僕がフェラしている写真なんて
  何に使うん?

 ふふっ、……ええよ。


[大事にしてな。と自らの右手を彼の目の前に見せ。
そのまま手首にパチリと嵌めれば、自分の手は自由が利かなくなった。鎖の長さを確かめるように、彼に見せるように両腕の不自由さを見せつけ。それから、彼の前、膝をつこう。]


 は…… ぁ… ん


[彼の緊縛フェチを知っているから。
手錠が見えやすいように手を見せて、それから逸物の形を確認するようにズボン越しにそこを舐めた。べろっと肉厚な舌腹が布の繊維に触れる。零れる吐息は熱く、見上げる目は艶を見せて瞬き。舌腹は彼の刀身を意識するように形を辿り]

[アスルの腕の中におさまる。
自分を導いてくれていた風がふわりと舞った。

抱きしめる手の強さ。あたたかさ。
数日離れていただけで数年にも感じた。
アスルはまだおじいさんになってなかった、と涙の浮かぶ目尻を下げて笑むと、愛おしげに頬擦りをした。
滑らかな肌に涙が触れて、あっ、とした顔。]

 もう、離れないから、離さないで。

[そして、再び誓うように、そっと頬に口付けて。]

 ここに来てくれたのね。
 アスルを信じてたの……ありがとう。

[彼にとっても自分にとっても様々な記憶の残る場所だった。
痛みを残してしまったはずのアスルの瞳を覗き込み、巫女のようにではなく、ただのペルラは明るく笑みを咲かせる。

消えた日から季節が過ぎて。
湖の周りにはたくさんの花が風に揺れていた。*]


 …お願い …騎士様

       はしたない姫に
              
お恵みをください。



[此処、開けて。とチャックを歯で噛み。
彼に懇願をしただろう。縋るような声音と瞳で、囁き。そのまま舌腹でチャックの部分を舐めた。此処を開けてと懇願の指が動き、ボンテージに包まれた肉体がもぞっと動く。

口で開けて、取り出しスルのではなく
彼の慈悲に縋るように。
唇を震わせて、彼を呼ぶように布越しの逸物にキスをした*]

[誓うように頬に口づけるペルラへと応えるように、自分も流す涙を拭うように頬に口づけを返す]

 そんなの当然だろう…何度も…何度もここに着てたんだからな。

[頬に触れた唇をそのままゆっくりと耳元へと運ぶ。]

 お前のアスルだからな。

[信じてたという言葉に自信満々に応え、瞳を覗き込むペルラを見つめて笑みを浮かべるペルラ。消えたと思ってから、二度とみることのないと想っていた姿をしっかりと一つ一つ確認するように、背中を髪をなでて、額にもそっと口付けをする。
月色の美しい髪、空からみた湖のような清廉とした青。愛した人の姿だ。]

 それにな…ほら…

[飛行機のハンドル隣、ペルラのお気に入りの場所へと座らせる。
もっと触れていたい気持ちもあるが、全身をしっかりみたい気持ちもあったのだ。
それに受け取ったものを元に戻すために……手の中におさまっていた今や力を使い光を宿さなくなった真珠の耳飾り]

 美女のそばじゃないと真珠も輝かないんだぞ。

[空いている耳のほうに指を這わせっと、もう一つの真珠を着けて]

 それに…もうずっと俺の傍にいるんだしな。
 ペルラが幸せをくれるなら、渡しておく必要はないよな?

[悪戯気に囁いた*]

【人】 武藤景虎


 挨拶?

[食卓について、まず豚汁に伸ばしていた箸で人参とネギを摘みながら首を傾げる。>>72

続けられた言葉に、さっき言ったいただきますのことだとわかれば、普通では?と返しながら箸を口に運んだ。]

 ん……、大袈裟だとは思うが、褒められてるのは嬉しい。

[まあ、オレは良い子なので?とは何だか照れくさくなって付け加えつつ。

黒崎家の面々、柚樹の母親と弟には割と気に入って貰えているとは思っているので、そのことは本当にありがたいと思う。

美術館から現実に還ってきた時、後輩の病室もまわったのだが、お堅めの家の後輩女子の親には顔を見るなり嫌そうな顔をされたし本人には会わせてもらえなかった。

それも慣れているので特に気にしてもなかったのだが、さすがに彼女の家でも似たような対応をされたら後々のこと考えるとつらいものがあるので。

図々しいかなと思いながら連泊させてもらった年越しの期間も嫌な顔ひとつされなかった、どころか良い酒をたくさん飲ませてもらったりしたなって。]
(75) 2023/03/12(Sun) 8:43:03

【人】 武藤景虎


 んー、柚樹のごはんは特別美味いよ?

[そうでない所謂“普通で何の変哲もないもの“も、一緒に食べてれば美味いと思うと言ったら、何でも美味いと言うみたいであれだろうか。

でもうん、やっぱり手料理が一番美味くはあるけどね、と天辺の部分を大きめに齧ったたらこのおにぎりを咀嚼して。

当然のようにつまみ食いさせてもらった鮭の皮も香ばしくて美味かったし。>>70

小さめに作られたおまけの葱味噌おにぎりも好きな味だったよ。
こういう、ついでに思いついて作ったみたいなのがあるのも何か得した気分になる。]
(76) 2023/03/12(Sun) 8:43:52

【人】 武藤景虎

[何か聞き覚えのある言葉だなとは>>73、豚汁のお椀に口をつけて傾けながら思った後、ああ、昨日の夜のやたら気にしてたやつ……?

多分知っても何の面白味もないんだけどな。
不満そうにされたのは覚えているから、もし今度聞かれたら具体例でも見せれば納得するだろうか、とは。

そういうの見ても特に恥ずかしいとかないらしいのを知ってはいるから、変な感じにもならんだろうし。
口頭で説明はほんとに“普通“以外に言いようがないので。

挨拶にしろ嗜好にしろ、基本的にオレは“普通“だと思う。

自分の感覚でしかないからわからんが。
つまらない人間だと気にしていたこともあるけど、今はそれもそんなに悪いことでもないかなと思ってはいる。]
(77) 2023/03/12(Sun) 8:44:17

【人】 武藤景虎


 先にあひるのやつかな、記録のためにも。

[記録はつけない(つける手段がない)が。

どんだけスピード出るんだろうということに興味があるのと楽しそうなので、先にスワンボートの方で湖を走って(?)から、手漕ぎのボートはのんびりめに乗った方がいいかなって。

手漕ぎの方は柚樹が一人でやりたいと言わない限りは交代は勿論するつもりだった。>>74

筋トレに良いんだっけ?
夢だから筋トレしてもあんまり意味はないのかとは思いつつ、経験として楽しそうなのはわかるので。

一緒に乗ってたら湖爆走しててもジムのマシンみたいで面白いと思っててもデートには変わらないんじゃないかな、と雑なことを考えつつ、船着場のスワンボートに乗り込んだ。]
(78) 2023/03/12(Sun) 8:44:40

【人】 武藤景虎


 このペダルを漕げばいいのかな、チャリみたいなもん?

[舵はオレが取るので、柚樹は足の方に集中してもらってとペダルに足をかける。

曲がり方の感覚みたいなのは知っときたいから、先に少し遅めで走らせてからでいい?と調整はしとこう。

広めだから大丈夫だとは思うが、とりあえず端の方まで行って、対岸くらいまで飛ばせればいいかな?

スピード出して曲がったりは仕様として作られてない気もするから直線距離のが良さそうだし。

ゆっくりと進みだすと、湖の湖面に目をやって。]

 夜来た時は真っ黒だったけど、澄んでて綺麗だな。

[陽の光を反射してキラキラ光る水面を視界に入れながら、良さげなスタート地点まで向かった。]*
(79) 2023/03/12(Sun) 8:44:55
[彼なら恋人のおねだりに応えてくれるとは思っていた。
しかし女王様の彼が自分の懇願に応えてくれるとは限らない。
上目遣いで舌を出す彼は、仕方がないなあとばかりに目が笑っている。
そうしてキスしてくれた。
それはきっと了承の証]


 そんなの、使用目的は1つしかないですよ。


[まるで見せつけるようにもう一つの輪っかを右手に嵌める要は跪いて、布越しに愛撫を重ねてくる。
エロい。まだ力ないはずだったその箇所に血が通い、一気に自己主張を始めたのがわかる。
射精管理されているなぁ、と自分で自分を笑ってしまう。
ボンテージ服のその破壊力たるやすごい。それを着こなしている要もすごい。
しかも、こんな顔で哀願するまでして。
性欲だけでなく自分の性癖までコントロールされている気がする。いや、実際既にされているのだけれど。
震える指でズボンのチャックを下ろし、中から形を変えだした逸物を取り出すと彼の口元に差し出す]

 はい、これ。
 これが欲しかったんでしょう?


[これなら写真ではなくてビデオカメラかせめてスマホを持ってくればよかったと思う。
要は一刻一刻色合いが変わって魅力が移り変わるから、一コマしか写せない写真では存分に魅力をあらわしきれない。
それにビデオだと声や音も出るわけだし。わかっていたのに忘れていた。
元々純粋に写真を撮るだけのつもりだったから。

彼の唇に先端から銀色の糸を引くものを押しつけて。
それから強引に口の中に割り入れて。
あえて奥に突っ込むのでなくて、唇を犯す、そんな風に頬のふくらみなどの曲線の美を目で楽しんで。
彼の舌の感触、中のなめらかさ、透明感ある肌を独特の風合いを持つ光が影を作っていて、黒い艶のある服が淫靡さを増す。
どこか幻想的な光景だ。

ようやくカメラを持ち直してファインダーを覗きこみ、接写モードにして彼のアップを撮っていく。
自然と息が上がっていく。
それは、彼の口腔から与えられる刺激だけではなく、彼という存在に煽られている、から。
存在だけで罪な人だ*]

[草の中に倒れ込んで、そのまま暫く動けずにいた。そのうち、“声”すらも嗄れ始めて、微睡に襲われかけたとき、空気の震えを感じた。誰かが、呼ぶ声がする。

 眠りに落ちようとする瞼を強いて開いてみたが、急に差し込んだ光の重さに耐えきれず、思わずぎゅっと目を閉じた。再びゆっくりと、ほんの少しだけ目を開ける。辺りは光に掠れてよく見えない。ただ、慣れたような、懐かしいような匂いがした。同時に、あたたかく、心地よい圧迫感。]


  …………。


[微かな息はまだ、喉を震わせることはできなかった。だから代わりに、そっと囁く。]

【人】 武藤景虎

[そんなもんかな?と自分の思ってる“普通“がそうでもないと言われると今ひとつピンとは来ないのだが。>>80

食事の時に“いただきます“とか確かにわざわざ言ってない奴もいるかなとは友達なんかと複数で飯食う時は、さして気にしてなかったことを思い起こして。

単にオレの声がでかいせいで人のが聞こえてないだけかもしれないくらいの認識だった。

おはようとかの声かけは自分からしてしまうので、する人しない人の区別がつかないのもある。]

 うちのかーちゃんも柚樹のこと良い子だって言ってたよ?

[改まったように柚樹にまで“良い子“だと言われると、照れくささが増したので、今度また野菜とか送るってと思い出したことに話題を逸らしつつ、おにぎりの最後の一口を口に放り込んだ。

主観でしか物事を捉えられないので、柚樹の思ってくれてるようなことを察するのは難しいのだけど。>>81

 
───“つまらん悩み"でもないし、
───武藤も全然、つまらない人じゃない。


あの時そう言われたことは、やっぱり嬉しかったし、あんまり気にせずにいられるようになったのは柚樹のおかげだと思うよ。]
(84) 2023/03/12(Sun) 13:38:33

【人】 武藤景虎


 ははっ、全然スピード出ねえ……!

[かなりの速度で足元のペダルは回ってるのに、スワンの進む速度はのんびりとしたものでなんだかそのギャップがおかしくて二人して笑ってしまった。>>82

結構重いペダルは柚樹の方の足が回りだすと軽く感じたからやっぱ脚力すごいなと感心してる。

チャリのギアをかなり重くしたくらいの踏み込みが必要な割、なかなか速度が上がらないのは水の中を進むにあたって速度を求めた作りではないのだろう。

白鳥は優雅に泳いでそうに見えても水面下では足をばたつかせているというけど、まさしくそんな感じかもしれない。

そこまで再現してのこの作りなんだろうか?
多分違う。

こう、本来のんびり語り合ったり景色を眺めたりしながら湖面を遊覧するためのものなんだろうな、とは。

置いてるだけでいいとは言われたけど、自分でも足を踏み込みはして。
柚樹のおかげでゆっくりとスタート地点へと進む間も、かなりの速度でぐるぐるペダルとが回るのが面白くてずっと笑いっぱなしだったから、そういう乗り物としての楽しみ方とはズレていたかもしれない。

柚樹以外の女子だったら辟易とされてもおかしくない気はするが、他の女子と乗ることはまずないから何の問題もなかった。]
(85) 2023/03/12(Sun) 13:39:03

【人】 武藤景虎

[そんな感覚だったから、柚樹曰く“恋人同士とかで乗るものなんじゃないの“という二人乗りのスワンボートは、記憶のなかった状態でも別にこんな感じで面白くなってたんじゃないかな、とぼんやり思っていたのだけど。]

 えっ、魚?どこ?

[スタート地点と定めた近くまで来ると速度を緩めると、指し示された方を見る。>>83

湖に反射する光でよく見えづらいなと目を凝らすと、あそこ、と柚樹がこちら側に身を乗り出してボートが少し揺れて、咄嗟に寄せられた身体を支えた。]

  あっ、ほんとだ、結構でかいな。

[何の魚だろう?バス系?
よく見れば水の中には水草や小さめの魚もちらほらと目に映る。

こんな綺麗には水族館や熱帯魚屋のアクアリウムでくらいしか見たことなかったから、わー、とか、すげーなとか語彙力のない感嘆の声をあげて。

気づけば近い距離になっていた顔に自然と唇を寄せていた。

やっぱり記憶戻った後でよかったな?と数分で手のひらを返すことになったから我ながら現金なものだと思う。]
(86) 2023/03/12(Sun) 13:39:22

【人】 武藤景虎


 よし、オレも全力には付き合おう。

[意気込んではみたけど、相変わらずのろのろと水上を滑り出すスワンに結局また笑ってしまうことにはなったのだけど。

途中はもう、あまりにのんびりしたスピードに山やあたりを囲む森林の景色も見る余裕もあったかな。]

 はー、絶対手で漕ぐやつのがスピードは出るな、これ。

[速さを求めるならそっちで試そう。
別にスピード出す必要はないし、スピード狂でもないのは運転する車に乗せたことのある柚樹は知ってると思う。

ジェットコースターは好きだから、遊びの乗り物と移動の手段としての乗り物では違う感覚ということかな、とは。

他にボートの影もなければ、一隻がバシャバシャしてようと人に迷惑もかけないし。

足と腹筋がめちゃくちゃ酷使された……、と息を整えるついで、たどり着いた対岸から船着場まではのんびり戻ることにする。
息切れてるのと腹筋が痛いのは笑ってたせいだけど。]
(87) 2023/03/12(Sun) 13:39:45

【人】 武藤景虎


 ここで魚捕るなら釣りとかになんのかな。

[釣りは詳しくないし湖に潜るのには装備もないから、魚を捕まえるならやっぱ川かな?とボートの壁面から割られた水が波紋を浮かべる湖面を眺めつつ船着場まで戻ってくれば、板張りの通路に足をつけてもしばらく揺れてる感じがする。

ハンドルついてる方を船着場に向けて入ったので、先に降りると柚樹の方に手を差し出すと、クリスマスの時に乗ったクルージングバーを思い出して気恥ずかしくなったけど、足使いすぎて若干膝が笑ってたからいまいち格好はつかないなと苦笑した。]

 とりあえずリベンジはあっちのボートの方でやろう。

[足痛え……と呟いて、屈伸しながら手漕ぎのボートの方を見やる。

一体何と戦っているのかは謎だ。]*
(88) 2023/03/12(Sun) 13:41:20
[抱き締めたものは間違いなく彼女だった。
 木漏れ日が差す森の中は、楓にとっては薄暗く思えたけれど、彼女にとってはこれでも眩しすぎるほどのようだ。それだけで彼女がどんな時間を過ごしてきたか目に浮かぶようで、胸を苛まれた。

 けれど彼女の囁きで安堵した。
 信じて待ってくれていたのだと思えたから。
 それと同時に思い返したのは、あの湖のほとり。あのとき彼女から聴いた言葉は、今とほとんど同じだった。

 もっと早くたどり着けていれば。
 そう思ったのは事実だけれど、彼女の有様を思えば、言葉が交わせることだけでも喜ぶべきなのかもしれない。そう思ったら、悲しいながらに微笑が浮かんだ]


  オレも、忘れた日なんか無かったよ。


[人の言葉で静かな声をかけながら、彼女をゆっくりと抱き上げ、扉が開いたままの小屋の中へと踏み入る。
 日陰になれば彼女も目を開けられるだろうし、草むらの中では落ち着いて話などできはしないから]

[そうして彼女をそっと床に下ろして]


  水飲めるか? 椿。


[彼女の頬を軽く撫で、腰に下げていた水筒を手に取った。ここまでの旅路でずっと使ってきたもので、中身は村で足したばかり。充分な量が入っている。
 彼女が飲めるというなら水筒を渡すし、手助けがいるなら、それがどんな内容でも迷うことはないだろう]**

[一つしか。と彼の回答に続けて問いかける声は分かっていて問変えている。もっと教えてや。なんて唇は甘い息を吐いて、彼の下肢に傅いた。自ら嵌めた枷を見せつけながらの懇願は、彼に届いたようだ。笑う顏が射精管理をされていると感じていると知ったのなら、それこそプレゼントでコックリングを用意しよか。
なんて悪い提案をしただろう。

彼の手がチャックを開く。
震える指が取り出す其れを間近で見つめ。
蠱惑の息を溢れさせた。すでに形の変わった其れを凝視し、見上げる目と甘い瞬きの目は彼の問いかけに悦と色を浮かべ。

ゆっくりと刀身の先に唇で触れ]

 




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雲の上も綺麗だね

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