情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
![]() | 【人】 少女 コトネ>>11キネイ 「あのね、駄目じゃない。……駄目じゃないと思うわ」 ずっと、言葉が喉につっかえるの。 不思議ね、キネイと話しているのにこんな風になるなんて。 ────キネイは、変わろうとしているんだわ。 それ自体は応援してあげたい。すごくいいと思う。 でも、方法は…他でも良いんじゃないかしらとも、思う。 なんでそう思うかと言ったら、きっと。 「私………」 気付いてしまって、愕然とする。 これは幼い独占欲だ。 私は私の為に、キネイに傍に居て欲しいだけ。 私は本当に、彼の為を思って動けているのかしら? ここで判断を間違えたら────きっと、私は彼を失うわ。 ずきりと頭が痛む。焦燥感に押し潰されそうになる。 ダメ。そんなのは、ダメよ。 絶対、ダメ。 (13) rein-joir 2019/12/30(Mon) 19:32:08 |
![]() | 【人】 少女 コトネ表情を隠すようにぎゅっと抱きついて、囁く。 「何かになりたいと願うのは悪い事じゃないわ。 私はいつだって、キネイの味方よ」* 感情 尊敬(+)→執着(-) (14) rein-joir 2019/12/30(Mon) 19:32:50 |
![]() | 【人】 少女 コトネ■ジェイドとの感情書き換え(なし) ジェイドはグリーンフラッシュ、っていうものを見てみたいんですって。 すごく不思議。 言っては悪いけれど所詮朝日じゃないの?って思ってしまうわ。 でも、その言い方がなんだかジェイドらしいなとも思ったの。 彼は吸血鬼だから、朝日を見るのは自殺行為。 そう思えば…焦がれる象徴なんだろうなぁって、分かるから。 「ジェイドは……スズネさんが好きだったのね」 実際の経緯は知らないけれど、想像で話す。 けれど彼は、好きと言えなかったんだわ。 きっとスズネさんも…言わせてあげなかったんだわ。 彼女は、ジェイドを選んであげる事が出来ない人だったから。 「………臆病に、なるのね。年を重ねる毎に。きっと」 好き嫌いで割り切れない世界が増えて、自分で自分を雁字搦めにして。 ────だけど。 「ねぇ、ジェイド」 「好きな人に好きと伝えて良いって事は、きっと。 人も吸血鬼も………変わらないわ」 (15) rein-joir 2019/12/30(Mon) 19:41:38 |
![]() | 【人】 少女 コトネ吸血鬼だから“好き”すら言えないなんて。 そんなのはあんまりに、寂しいもの。 ぶに、とジェイドの頬を両手で挟んで、真正面から見つめる。 ちょっと潰れてしまって変顔になってるわ。案外似合ってるわね。 「ジェイド。私、あなたの事も結構好きよ」 会ってまだ、ほんのわずかな仲だけど。 赤の他人と言うには随分仲良くなったわね。私達。 「でも────明日は負けないわ」 だって、私がキネイの力になる為には、勝利しないといけないもの。 * (16) rein-joir 2019/12/30(Mon) 19:42:27 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新