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52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】
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[ 無理矢理爪先で頬を持ち上げられ
片目を眇めて不機嫌な顔。
質問の内容に眉根が寄った。
馬鹿にしてるのかと思いつつ
此処は正直に答えよう]
あるに決まってるだろ。
[ ぶっきら棒な言い方で言葉を返す。
金で買う事もあれば、
仲間内(仲間だとは思ってもいないが)
の女を抱く事もあった。
とはいえ、すぐに飽きるし
恋人のような存在がいた事はなかった]*
[ 父親はアル中で殴る蹴るの暴力を振るう。
母親は男の尻を追い掛けて、
子供たちはほったらかし。
食事は僅かな残飯だけ。
そんな家庭に育った男には
異性と恋をして、子供を作り家庭を作る。
そんな考えなど生まれる筈もなく。
愛を知らない心は歪むばかりであった]*
![](./img/acrohello/16_06.png) | ── 朝:校門前 ── [学校が始まる一時間前には 校門の前に着いていた。 転入生が珍しいのか それとも、もう既にニノマエ家の跡取りに 楯突いたことが耳に入っているのか 登校して来た子らの視線が痛い。] おはよー! って、またか…… [それを跳ね返すくらい大きな声で挨拶すると 視線を逸して そそくさと門の間を抜けていく。 完全にアウェイ。 昨日のこの時間には、まだ この全員と友達になれたらイイな、って おめでたいことを考えていた自分。 たった一日で、驚くほど世界は変ってしまった。] (100) 2020/12/03(Thu) 21:39:07 |
![](./img/acrohello/16_03.png) | [真昼くんは、なかなか来なかった。 >>33 (平気かな? 何かあったんじゃないかな‥‥?) めちゃくちゃ心配していたから] (101) 2020/12/03(Thu) 21:40:13 |
![](./img/acrohello/16.png) | [彼の姿を確認した時には 飼い主を見つけたワンコのように駆け寄った。]
真昼くん、おはよっ
うん、だいじょーぶ! お風呂の後にもっかい貼ったからね。
[背がぐんと伸びたとしても しばらくは着れそうな 大きめのトレーナーの裾をぺろっと捲って 貼ってもらった時と同じ位置の湿布を見せる。
心配させたくないから 痛むことはナイショにして、にこっと笑った。] (102) 2020/12/03(Thu) 21:41:19 |
![](./img/acrohello/16_03.png) | [共に歩き出しながら それよりさ、と 少し神妙な顔つきに戻して話し掛ける。]
オレね。 真昼くんが来てくれるまで 心配で、心配でしょうがなかったんだ。
だから明日は 家までお迎え行っていい?
[断られたとしても こっそり木の陰とかから 見守ろうって考えるくらいには
自分の知らないところで 何の手立ても講じることが出来ないまま 彼が傷つくのだけは、どうしても嫌だったから。]* (103) 2020/12/03(Thu) 21:43:38 |
![](./img/acrohello/16_03.png) | ── 5分休み ── [向こう見ずな態度を取ってしまったから また鋭い蹴りが来るんじゃないか、と 内心 身構えた。 けど、返ってきたのは 解決の糸口を掴ませることのない 端的で横暴な答えだけだった。 >>30] なッ……、 [どう切り返せばいいのか分からずに 絶句して突っ立っていると、あっちへ行けと仕草で示された。 頭の悪い仔犬が 吠えかかってきて面倒くさい、といった扱い。 悔しいけど、 何も思いつかないまま挑んだって 敵わない相手なことは明白で 大ボスが戻る前に 真昼くんの元に辿り着くのが先決だ、と 追い払われるままに、教室へ戻った。] (104) 2020/12/03(Thu) 22:06:32 |
![](./img/acrohello/16_02.png) | [アイツが居なければ 問題ないと思っていたけど、 慌てて離れていく、でっかいヤツが目に入って >>37 ぶわ、と総毛立つ気がした。] 真昼くんッ! …平気?! [油断も隙もあったもんじゃない。 何とも無かったことを確認できたら ほっと胸を撫で下ろしながらも、 トイレに立つタイミングもよく考えて 超級ダッシュで戻るようにしないとって猛省した。]* (107) 2020/12/03(Thu) 22:09:52 |
[
長く伸びた赤みがかった黒髪に
均整の取れた細身の躰。
愛想も化粧っ気も無いが、
その分素の睫毛の長さやら
瞳の大きさがよく判る。
黙って笑ってりゃ
落ちねぇ男はいないだろうってなもんなのに
いやー、今にも素っ首掻っ切られそうな
すげぇ眼差しで見てくるんだもんなぁ。
ったく、こえーこえー。
たまんねぇなぁ、おい
]
言うねぇ。
ま、そういうワケだ。
元々俺様が造ったダンジョンで、
俺様が召喚したその迷宮の主だった筈なんだがなー。
[言いながら、片目を隠す前髪をかき上げた]
[瞼の奥。
眼球があるべき部分に広がるのは
光すら飲み込むような暗黒の虚空で。
痛くも痒くもねぇんだが、
当然こっちの方じゃなんも見えやしねぇ]
口達者なやつでさ。
ついうっかり盛り上がって、
あいつが言った
"ダンジョン全部を見渡す事ができると良いんですが"
って、呟きに
"おー?良いぞー?"
って返事しちまったんだよなぁ。
そしたらあの野郎、本性あらわしやがってよ。
水晶玉の一つでもくれてやるつもりだったんだが、
俺様の目玉そのものを持っていきやがった。
[お手製ダンジョン内を観察できる
特別な魔力回路を組み込んだ自分の眼。
アレが無けりゃ、こちとら商売上がったりだ]
つうか無謀な冒険者ちゃん達の
断末魔をじっくり間近で見たいからこそ
ダンジョンマスターやってる所もあるからなー。
あー……
すっげぇ辛いけどしょうがない。
目の前の奴隷ちゃんが苦しむ姿で
我慢するしか無いかー、という現状だな!
[最後はひっひっひと意地悪く。
蔦に絡まれ回復中のアシュレイちゃんに
残った片目でウインクを送るのだった]
[そんな訳で、色んな意味でデバフ中の今。
頼りになる相棒ちゃんを
絶賛生産中だったんだが────
まさか自分からやって来てくれるとはなぁ……
これも俺様の日頃の行いって奴か]
へぇ、貧しい生まれん中、
腕一本でのし上がって来たって訳か。
道理で歳に似合わず
修羅場慣れしてると思えば。
[ひゅぅ、と軽く口笛を吹き。
続く言葉にはぱたぱたと軽く片手を振った]
まー、確かに俺様には
家も金も力もあるけどさ。
その俺様の所有物な奴隷ちゃんも
この家を自分ちだと思ってくれて構わないし。
[オークとか徘徊してるし、
そこら辺中事故物件だが]
おちんぎんだって欲しけりゃあげようか?
[使える所に行けるかは別として]
そんで"力"を手に入れるにゃ、
やっぱ経験とマジックアイテムっしょ。
だからこそ魔術師は開発に心血を注ぐし、
冒険者の皆様方は、奪い取ろうと躍起になるし。
ちな、俺様も人間だぜぇ?
うっかり悪魔に騙されて、
眼玉を取られちまうレベルには善良な。
[俺様が魔族だと思ってたのか、と
カラカラと破顔して。
まぁ、モンスターを使役してっからなぁ。
要はちょいと才能のある召喚師なんだが
魔術系統に詳しくなけりゃ
魔族と思っても仕方がないだろう。
いやしかしこいつ、素直なやつだな……]
だから俺様の言う事を聞いて
がんばって経験を積みゃあ
お前さんだってこの程度にゃなれるってこった。
[首輪から伸びる魔力の鎖を、
チャリチャリと指先で揺らし遊びながら。
少しばかりセクハラな質問を
アシュレイちゃんに一つ。
……いやだってだな。
すげぇ真面目な顔で会話してっけど、
格好、すごいからな!?
服というよりもはやボロ布ってな有り様だし、
そのせいもあって、動くたんびに
手の平で握れるくらいのたわわな何かが
ふるふるしてやがるしさぁ。
これが元男の無防備さってやつか……
アシュレイちゃん、恐るべし……]
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