【人】 ボク師 エリオン 世界は今、試練の時に晒されています。 災いの手は、月にすら届いているのです。 惑える羊の子らよ、急ぎ幻影月《ファントム・ルナ》へ向かうのです。 道すがらに、羽ある僕により試しの儀があろうとも、 信念以て進むのです…… [そう、 ..。o○☆○o。..:*゚スピカ*:..。o○☆○o。《スピカ·シャイニングスタァ·バーニングハート》 もまた試みた誘導を継いで、扇動《アジテート》を試みる。ボクの徒《ボク》としての優先度はともかく、将来の晶子源としても彼らは可能性である故に。 ──そんなまにまだ、 富嶽《タイランペディア》 からの悲鳴染みた召還命令が届いたのは] (66) 2018/12/18(Tue) 23:35:16 |
【人】 ボク師 エリオン『観測。接近する熱源、 2 。個体識別──固有イシよりの情報を適合。 熱源1、個体名: 双極星《デュアル·スティグマ》。 熱源2、個体名: 白の氷結姫《マシロ・ザ・ビューティペール》。 敵味方識別── 赤 。敵対イシ、敵対イシ』 [富嶽《タイランペディア》は明滅し、接近する物体が敵対者であることを認めるが──その頃には、思い切りのいい黒い方《シロスーツ》の行動は始まっていた] (67) 2018/12/18(Tue) 23:44:14 |
【人】 ボク師 エリオン『観測。 高密度エネルギー物質、多数。 双極星《デュアル·スティグマ》 の危険度を上方修正。 晶樹の雫《ジュエリオン》 に召喚命令。最優先発令──』 [単周波の緊急通信をボクの徒《ボク》へと送りながら、水晶山脈は虹色の防御幕を展開していく] 『緊急防禦──並びに収束追跡砲《ハンティング・レーザー》、応射開始』 [黒い刃のいくつかは富嶽《タイランペディア》の張った防御によりあるいは阻まれ、あるいは歪められ、四方へ──湖へ、空へ、そして攻撃の出元へと弾かれた。 しかし、星ほどのエネルギーを圧縮したそれを防ぎきれるはずもなく──いくつかは山脈の七彩に輝く皮膚に着弾する] (68) 2018/12/18(Tue) 23:55:29 |
【人】 ボク師 エリオン[着弾──爆発。 山肌の一角が抉れ、周辺に水晶片をまき散らしたかと思えば──周囲を強烈な念波《イシの聲》が襲う。 それはきっと、やってきた二人にも届く声で] 『いたぁぁぁぁい!』『なんでこんなことするのぉぉぉぉ』 『あぁぁァァァあぁぁァァァ』『たすけて、たすけて・タスケテ』 『こわいこわいいやだいやだたすけて』『敵、敵、てきてきてきてき』 『いたいいたいたいいたいのいたい』 『いたぁぁぁぁい!』『なんでこんなことするのぉぉぉぉ』『あぁぁァァァあぁぁァァァ』『たすけて、たすけて・タスケテ』『こわいこわいいやだいやだたすけて』『敵、敵、てきてきてきてき』『いたいいたいたいいたいのいたい』 『いたぁぁぁぁい!』『なんでこんなことするのぉぉぉぉ』『あぁぁァァァあぁぁァァァ』『たすけて、たすけて・タスケテ』『こわいこわいいやだいやだたすけて』『敵、敵、てきてきてきてき』『いたいいたいたいいたいのいたい』 [もしそんな声に足が止まれば、富嶽《タイランペディア》より放たれた極小の虹色光──しかも歪曲し、追跡する──が間髪入れず襲い掛かっただろうが、果たして*] (69) 2018/12/19(Wed) 0:00:55 |
【人】 ボク師 エリオン──そんな頃、やや離れた戦場地── 富嶽《タイランペディア》より緊急召喚命令を受諾。 緊急度を鑑みて、晶子間跳躍による瞬間移動《テレポート》を承認。 緊急跳躍まで、末節10、9、8、…… [命令に従い、ボクの徒《ボク》は本拠へと戻らんとしていた。 とはいえ、跳躍までの間にきっと、襲撃者の二の矢程度は許してしまうのだろうが**] (71) 2018/12/19(Wed) 0:06:44 |
ボク師 エリオンは、メモを貼った。 (a16) 2018/12/19(Wed) 0:09:09 |
【人】 ボク師 エリオン『双極星《デュアル·スティグマ》、脅威度を上方修正。 有史絶無たる悪《レジェンダリー・イーヴル》と認定。 排除せよ、排除せよ。 防衛機構展開許可、許可、許可──晶子量供給に深刻な問題。 虚数軸潜航《ディラック・ダイブ》による退避……不可、不可。 晶樹の雫《ジュエリオン》 へ、召還命令の速やかな履行を要求──』 [富嶽《タイランペディア》は恐怖していた。 初手破壊行動? 遠巻きに観測行為を行い、やがて臆病すぎるほどに慎重に調査部隊を送るのがこの地に住まうヒトの常ではないのか? 混乱。だが混乱しているうちにも、晶体は削られ、被害は深刻化している──原書《イシ》が、喪われていく] (82) 2018/12/19(Wed) 12:42:39 |
【人】 ボク師 エリオン[仮にもイシを束ねる中枢《ボク》である。 論戦ともなれば勝利の確信すらあった。 だが、これはそれ以前。イシ疎通が──通じない。 これな 双極星《デュアル·スティグマ》 は、イシ疎通の術を有しながらイシを介さぬ。イシ疎通を放棄した獣《ビースト》相手に、中枢《ボク》のこの巨体は──ただの目標《まと》ではないか] 『疾く戻れ、 晶樹の雫《ジュエリオン》。 戻り次第、防衛戦闘を開始せよ。 大規模破壊攻撃はならぬ、中枢《わが》晶体《み》にこれ以上の被害を出さず、排除するのだ』 [悲鳴の如き要請をあげる中枢《ボク》に対し、敵手の元では極光が満ち始めようとしている] (83) 2018/12/19(Wed) 12:46:08 |
【人】 ボク師 エリオン[富嶽《タイランペディア》の山頂が、雪を冠した山肌のように白と黒の光に塗り別れたかと思えば、その麓から天頂へと光が集積していく。 間もなく、頂点に満ちた白光は、やや黄色味を帯びて頂点の頭上、少女たちに相対するあたりに球となって浮かび──ヒトの形に姿を変える。 そう、それは転送処理が完了したことを示すもの。 ゆえに、ボクの徒《ボク》が転送《テレポート》から復帰した瞬間に目の当たりにしたのは、 双極星《デュアル·スティグマ》 の撃ち返した収束光線《ゴンブトビーム》──]──!? 回避行動── 『回避制限《ならぬ》』 [顕現《あらわ》れると同時、反らしたビームは天空の彼方へ散っていく。ボクの徒《ボク》の左腕をまた、根元から焼き切りながら] (84) 2018/12/19(Wed) 12:54:39 |
【人】 ボク師 エリオンボクの徒《ボク》、参りました。 ……中枢《ボク》よ、落ち着くべきです。 全力を以て相対せねば、諸共に砕け散りますよ? 『否、否! 防衛専守! 汝はボクの徒《ボク》、原書《ボク》の盾として散るべし!』 [恐怖と焦りとにによる、制約指令すら刻まれて。 しかし、徒《ボク》は少女たちに対峙する──] ……致し方ありませんか。制限戦闘を受諾。 イシの史《いのち》を殺戮《スローター》する獣《ビースト》たちを粛清します。 史歴より戦闘型《バトルアクション》更新──拳法戦闘を開始します。 [中枢《ボク》からの射撃はそのままに。 中空を、足場があるかの如く強く踏み込んで、徒《ボク》は貫手を切って、 双極星《デュアル·スティグマ》 に接近戦を挑む──**] (85) 2018/12/19(Wed) 13:03:52 |
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