![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】
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| (a27) 2021/07/08(Thu) 13:25:08 |
![](./img/stargazer/002.png) | >>22 ニア 「!それは知りたい。ハマルのことならちゃんと話すから…… わかった。じゃあ瓶と情報でバクチするぞ!」 「簡単にできる勝負がいい。 ブラックジャックでどうだ?」 (25) 2021/07/08(Thu) 13:26:31 |
| (a28) 2021/07/08(Thu) 13:29:16 |
![](./img/stargazer/033_p.png) | >>5:25 わーい!ハマルだいすきー! 「よーし、もっかい引き直した方がいいッスか?」 ふふ らせふんらら なんふふんり ぉぱぼりらら〜♪ これはシャッフル中の歌。 ハマルもシャッフルしたければ、していいっすぞ! (26) 2021/07/08(Thu) 13:32:41 |
![](./img/stargazer/013.png) | >>24 ニア 「おや、ニア様。ごきげんよう。お察しの通り私も今日はお休みなんです。 ニア様は本日もお変わりなく、そしてゲイザーさんも変わらず美味しいパイを焼いているようで何よりです」 にこやかに返す。仮面を暴こうとしない限り、女は実行犯としての素顔を晒さない。 「ええ、構いませんよ。これから暑くなるこの時期アイスがとても美味しく感じられますものね。私もご一緒します。 ……ふふ、大丈夫。ちっとも駄目なんかじゃありませんとも」 快く頷いた。 女は連絡を入れた者たちがどういう動きを見せるのか、わざわざディーラーの仕事も休んで時間を作った。 "噂"に関して動いても動かなくても、どちらであっても本当に構わない。ただ、彼らは名前も知らない有象無象沢山の乗客がいる中でも特に、運が悪ければ公開抽選で引きずり落とされていたかも知れない人たちだ。 どういう者なのか興味があった。人を羨む"嫉妬"の女は、人を見る事が好きだった。 (27) 2021/07/08(Thu) 13:32:42 |
最後のペダルが踏まれたならば、踏む勇気があったならば。
パン、パン! と甲高い破裂音が鳴り響くことだろう。
それはチープなクラッカーだった。祝祭の始まりのような音が鳴り響くと、両側から従業員が進み出る。
「命の価値は……200万ドル!
これこそがみなさまが此度の演目に投票し積み上げた金額になります。法外とお思いでしょうか、いいえみなさまの愛あればこそ!
良かったわね、ナフ。彼らはみな貴方のファンなの。戻ってくるのを待っていたのよ。
おめでとう、貴方の価値は200万ドル。貴方は皆に選ばれたのよ……」
賓客に、少年に。それぞれにポジティブな言葉を投げかける。
客席の中には貴方を見てうっとりと頰を染める貴婦人があれば、熱烈な愛の言葉を叫びかける紳士もあった。
貴方は求められているのだ。貴方が求められているのだ。
貴方に払われた価値は200万ドル。貴方の大切なものを守るのに、不足することはないだろう。
貴方自身は守れないけれど。
「"前座"はこれまで。いよいよナフには極上の踊りを踊っていただきましょう。
その為にも、彼が寵愛に満たされるさまを、ご覧くださいな」
血に塗れた台は斜めに傾けられ、体のよく見えやすいように。今度はうつ伏せに転がされ、顔は客席の方に向いた。
ペダルは運ばれていき、両腕の器具は取り外される。すぐさま傷口は清潔な布に包まれ、みるみる赤く染まった。
きつく肩口は縛り付けられて、パフォーマンス以上の出血がないように施される。当然だ。殺す意味などない。
かれの命には価値があり、値打ちがつけられ、金を生むのだ。
必要なだけの輸血も施され、命を失わず、気を失わないようにしっかりとケアがされていく。
ならば、なぜまだ、見世物台の上に?
「刮目ください、彼の美しい顔を、身体を。彼に称賛を。
これよりみなさまに、『エンジェル』の誕生をお見せいたします」
![](./img/stargazer/033_r.png) | >>5:27ふ、さっちゃん、アイスはいつでもうまいっすよ。 「 これ、パイです。 辛くもヤバくもない。パイです」 ニアはなにも知らない。知らなかった。 「 どうぞ 」 それでもふわっとどんな人かは知っている これは圧 だってディーラーをしているときはとても獰猛だったから ニアはムルイジがいなくなったのは、半分当然だと思っている。 (28) 2021/07/08(Thu) 13:45:45 |
![](./img/stargazer/013.png) | >>28 そうでしたねニア様 一瞬薬を盛られているのではないかと疑ったが、公の場であまり疑うのも印象が悪い。 女はカトラリーを持ってパイを一口食べようとし…… 「…………あ、あのー、ニア様? ところでこれ、なんて名前のパイでしたか?ゲイザーさんはなんて?」 ちょっと思い出した。 パイを食べてアチチになり自室で服を脱ぐ羽目になった事を。 ゲイザーから忠告を受けていたのでバーナード脱衣事件の二の舞は防げたが、今回は何も聞いていない。 恐る恐る、問いかける。 (29) 2021/07/08(Thu) 13:53:02 |
![](./img/stargazer/033.png) | >>5:8『 スペシャルアニマルパイ 』 「皆様喰らってらっしゃったので問題はないっすよ」 「ゲイザーちゃんって、パンダっぽいっすよね。 なんだろこう……ころこころしてて、どう思います?」 ニアも食べたし。 (30) 2021/07/08(Thu) 14:02:07 |
(金持ちの道楽というのは、
極まれば、正に狂気的だな)
200万ドル。
ただ日常を生きるだけでは、手に入るどころか、
目に入れることすら叶わない”非日常”の証。
それが、
こんな簡単に、一人の少年に注がれている。
たった一人の少年の、弄ばれ尽くされた人生。そのカタストロフィに金額を付け、価値を積み立てる。
怒り、 不快、 絶望
湧き上がる
歓喜、狂喜、悦喜
───
陶酔や恍惚の様相をみせる客たちを見るたびに、倒錯した明るい感情が湧き上がる。血の池が満ちて、ギラギラと悪趣味な照明を反射する舞台。それに相応しい感情で自分の内が満たされている。
他者の精神を掌握して弄ぶのが愉しくてしょうがない。
皆の身を、心から案じている。その先に喜びを見出してしまうだけ。
![](./img/stargazer/013.png) | >>30 ニア 「ゲイザーさん?ううん……私はパンダというより、人懐っこい中型犬にも見えますが……。 ……それはさておき。 皆さんが食べていらっしゃったのなら……まあ……」 おずおずとスペシャルアニマルパイを口に運ぶ。 不思議な効果にはドキドキするが、新人クルーの腕は本物だと知っているからだ。 結果は…… (2)1d3時間の間、 百足animalのの特徴を手に入れた。 (31) 2021/07/08(Thu) 14:25:29 |
| (a29) 2021/07/08(Thu) 14:25:43 |
![](./img/stargazer/013_b.png) | >>31 ニア 「ニッ、ニアさん私帰ります!帰らせてください!お願いします!こんなんじゃお外に出られません!」 ポーカーフェイスもどっかいった。 なお、特徴を書こうとしたのだがPLが検索しようとして体調不良を起こした為どこにどのような特徴が現れたのかは割愛させていただくものとする。 (32) 2021/07/08(Thu) 14:28:19 |
| (a30) 2021/07/08(Thu) 14:34:38 |
![](./img/stargazer/033_p.png) | >>5:31「あらら、またすごいの当てたっすねぇ」 「でもニアは カッコいいと思うカナ」 うん。ニアは駱駝っしたけど。 「じゃ、アイス食べたりプールでぷちゃぷしたりムルイジにちょっかいかけたり?そだどんなゲームが好きッスか?」 (33) 2021/07/08(Thu) 14:34:42 |
![](./img/stargazer/033_b.png) | 「 アア アア アア 」 「割とすぐに効果は、その切れるとおもうので」 「そういえば動物の中に虫が含まれてるのヤバいッスね」 ……しゅん。 ムイくんへの差し入れにしとくッスかね。 /* PLさんホント御免なさい。 (34) 2021/07/08(Thu) 14:38:27 |
共犯者の一人が何処かで何かえらい事になっている気がしてきた…
| ニアは、サダルを宥めて謝って、隠しつつお部屋に送っていった。 (a31) 2021/07/08(Thu) 14:39:24 |
滅茶苦茶愉快なものが見れた気がして地上を見れるカメラ探せないかなと思った。
![](./img/stargazer/013_b.png) | >>33 ニア 「や、やだ……」 やだった。 なんでアニマルパイで百足が……と言いたげだ。 「……う、うう……スーツで殆ど体が隠れていますから、特徴も見えませんし出歩けないことはありませんが……。 プールは私ニア様を見守るだけになってしまいますね、私その……あまり人に見せられるような体をしていませんので。 ゲームはカジノでよく見かけるものとか……ああ、麻雀とかも好きです。昔付き合いでやらされていましたから」 もごもご言いながら答えた。何かのコメントについては意図的に無視をしているが。 /* フルスイング中澤の息子ですが、どうかお気になさらず。ちなみにこれ見たゲイザーPLさん宛に念のため記載しておきますが、万が一気を病んでしまった場合気を病まないでくださいね。 PLは爆笑しています。サダルのツキがなかっただけです。びっくり〜 (35) 2021/07/08(Thu) 14:45:30 |
| サダルは、みょいんみょいんと電波を出した。助けてスロウス!!! (a32) 2021/07/08(Thu) 14:45:51 |
| サダルは、どっかの29歳徹底的にぶち犯されてくれないかな……と舌打ちしている。 (a33) 2021/07/08(Thu) 14:46:30 |
| ニアは、サダルなら一人でいる方がしんどいかも、と思った。 (a34) 2021/07/08(Thu) 14:48:12 |
![](./img/stargazer/033_p.png) | >>5:35「……やりますか!マリー、マサムネ。用意を。」 人には酷いことできるのになぁ…… 集中力の矛先を変える作戦である。 (36) 2021/07/08(Thu) 14:52:00 |
| サダルは、墓下君たち呑気に構えやがってこのやろ……みたいな空気を出している。 (a35) 2021/07/08(Thu) 14:55:10 |
![](./img/stargazer/013.png) | >>36 ニア 「?え、えーと……やるとは何を?」 ぽかんとした。 なお麻雀の場合PLがルール全く分からない為なんかこういい感じにアレしてくださるとPLが助かります。と地の文は言っている。 (37) 2021/07/08(Thu) 14:56:57 |
![](./img/stargazer/033.png) | >>5:35ニアは麻雀が それなりにできた。 マリーは 得意マサムネは 得意パトリックはやったことがないらしい。 おてやわらかに? [四萬][伍萬][二筒][三筒][三筒][四索][四索][伍索][南][西][西][發][中]akagiset (38) 2021/07/08(Thu) 14:57:21 |
![](./img/stargazer/033_b.png) | >>5:37/ *基本頭を使いますが、運がいい奴が勝つゲームなので全員で1D100に補正かけて振って問題ないと思います にぁ〜っす: (28)1d100マリーさん: (97)1d100(不運属性) マサムネ: (59)1d110 (39) 2021/07/08(Thu) 15:04:31 |
![](./img/stargazer/013.png) | >>39「お付きの方も出来るんですね……一緒に遊べる方がいらっしゃるのは大変よろしいことかと」 と言いつつ対局しました。 (10)1d100 (40) 2021/07/08(Thu) 15:12:18 |
| サダルは、今日ちょっとツキが回ってこないな…だめかも… (a36) 2021/07/08(Thu) 15:13:29 |
折角だから自分が立ち去った後の瓶10本の録画みようと思った。
| サダルは、絶対見るな馬鹿!!!!!!!!!の呪詛を送っている。 (a37) 2021/07/08(Thu) 15:22:36 |
「ふーん見られたくないようなのが……」と言う顔をした。
| サダルは、29歳バーナードに向かって盛大に舌打ちをした。 (a38) 2021/07/08(Thu) 15:26:26 |
| (a39) 2021/07/08(Thu) 15:35:47 |
| サダルは、どこかで昆虫食が行われている気配を察知しポーカーフェイスのまま冷や汗だらだらだ。 (a40) 2021/07/08(Thu) 15:43:59 |
さり気なく地上と墓下で意思疎通が図られたのを感じた。テレパシー?
/*
そういえば今のうちに連絡しておきますが、ちょっと仕事が激化してきた為夜殆どレス出来そうにない事をお知らせしておきますわ……多分研修合いの手も一回が限度だと思いますの……ご了承くださいませ……!スロウス、テンガン様ファイトですわよ……よきエッチを……!
まだ、意識を失うことを許されない。
体を動かされるたびに激痛が走る。
視界の霞みと、意識だけは開けてきた。
いっそ殺してくれたなら。
金だけを家族に寄越して、放っておいてくれたなら、良かったのに。
それが叶う場所でないと、気づいているけれど。
「……ぜんざ」
掠れた声が、漏れる。
これ以上のことが、あるのかと。
涙が、溢れる。助けてと、言いたかった。
![](./img/stargazer/002.png) | >>26 ハマルもニアすき〜 「 んりぉぱぼりら を知ってるのか!?」 わぁ偶然ですね! 「いやいやそれはさておき互いに仕切り直していざ尋常に!」 しゃっしゃっしゃっ。 ハマルも一緒に山を切りました。 これで公平なはず。 (41) 2021/07/08(Thu) 17:52:44 |
![](./img/stargazer/002_r.png) | >>41 「勝負!」 【ハマル1枚目】 ![((card09)) ((card09))](./img/stamp/card09.png) (42) 2021/07/08(Thu) 17:55:44 |
| (a41) 2021/07/08(Thu) 17:57:13 |
| (a42) 2021/07/08(Thu) 17:57:31 |
| ハマルは、まさかの全く同じカードにびっくりしているのでスートは誤魔化して欲しいぞ! (a43) 2021/07/08(Thu) 17:58:36 |
![](./img/stargazer/002_p.png) | >>42 >>a42 ブラックジャック 「9が2枚!これで18だ! ハマルは ステイ するぞ!」 4以上でバーストです。 ハマルは思ったより安定志向なのかもしれません。 /* あとはそちらで好きなだけ引いてくださいまし! (43) 2021/07/08(Thu) 18:02:13 |
「12段はしごって奴ができねぇからやってくれ」した。
「お前何1人で拘束SMプレイしてんの?」と言った。
下手な縄で縛るより拘束できるから覚えたら?と思った。
ゲーミング右眼ほど酷くはない。少なくとも、絵面は。
そもそもあやとりなら引きちぎれるんじゃねえか?いいぞ千切っても。
よく分からないが念を送ることにした。よりギチギチになった。
ヤバいのは手首に巻き付いてる方なので「折り紙ができたら解いてやろう」した。
幼い弟妹が満足に暮らせていけるように、ナイフ捌きの技術を磨いた右腕を失った。
「猫折って」と自分が出来なかった奴を折り紙1枚差し出して来た。
もう一度やってみる事にした。立体的で可動部のある猫ができた。
「これ本にある猫と違う!」となったが、動かして遊んでいる。
俺、さっき渡したのワイヤーか何かだったか?と思った。
強度を確かめに青糸で12段はしごに再挑戦してできた
満足したのでそっと手首拘束になってる上に、はしごと猫を乗せて立ち去った……
研修が終わるまでそのままだったらきっと解いてあげただろう。がんばれ。
仕方ないので従業員に切ってもらった。業務を滞らせてはいけない。
諸々の大惨事が起きていることは知らず、ボル(9)1d10を作っていた。
/*
これはシリアスな本編と全く関係のないどこかの、とってもメタな為そもそも本編とは関係のない時間帯
「仲良いよね墓下君たち!?なにさこのアクションの量!!!」
(仕事がやばくておしまいになっており村に来れそうにないんですけど元気出ましたありがとうございますわの意)
/*
「そこに挟まれたナフのアクションの気持ち考えたことあるかな!?ラサルハグ!バーナード!そこに正座!!!反省して!!!」
(PCはこうだけどPLは楽しかったのでいいと思いますわ。反省はしなくていいと思いますわ。アクション芸大好きですの)
大人しく正座した。反省はしているのかよくわからない。
ゴトン! と台が傾いた。背中がよく見えるようにだ。下側には細い桶が置かれ血を受け止めている。
まず、体をしっかりと固定した。なめしたベルトは肌触りがよい。何の慰みにもなりはしないが。
やはり仮面を付けた従業員が傍に立ち、幾重にも生命維持の為の装置や器具を取り付ける。
無理矢理に消費分を補う輸血に加えて、透明な薬が硬膜へと追加された。
「気絶されてしまっては見ごたえがないというもの。
副船長に投与したのと同じ薬を入れております、中身はご承知おきでしょう。
やはり人間を昇華させるのであれば、天にのぼるような気持ちでなくては……」
わっと笑い声が上がった。ジョークのつもりなのだろうか、この場ではきっとそうなのだ。
少年にとっては見えない背後で、何かが行われている。本人以外には、ようく見える。
よく手入れのされた刃物がスッと背中に入った。鋭すぎてすぐには痛みを感じないかも知れない。
背中の肉を観音開きにするように、体から離れすぎないように中央から離されていく。
信じられないほど手際よく薄い肉が退かされて、その下から骨が見えた。
肉と骨の境に、ヘラのような器具が入り込む。
ベキッ、とアーチを描く鎖骨の裏側から固いものの折れる音がした。
肩甲骨が剥がれ、背中に突き立つようにしているのだ。
広い骨が菱形筋からサクサクと料理でもしているかのように剥がされて、鎖骨から離れた。
からっぽになってしまった背中はまたパタ、パタと縫い合わされていく。
手術と言うには手荒で、そして暴力と言うにはやけに繊細だ。
異質だ。生命の維持のためではないのだから、当然といえばそうなのだろうか?
未だ露出したままの細い背中に。従業員は、今度は工具を手にした。
→
流石に。信じられないものを見る目で、“天使”が造られていく見た。
嘗て共犯者だった"暴食"の言葉は真実だったのだと理解した。
まず取り出された骨に取り付けられたのは蝶番だった。
ドアーのように骨が動くところを、従業員は客席に見せた。
それから、蝶番の一片はかすかに肉の隙間から見える鎖骨に打ち付けられた。
文字通り骨身に響くような衝撃がガツン、ガツンと少年の体を踊らせる。
ふらふらと、血と肉のこびりついた肩甲骨は外部に露出したまま、少年の体に戻された。
それから先は、こんな場でなければ職人芸と言って良いような様子だった。
肩甲骨に指を広げるような形のワイヤーが打ち付けられ――勿論体につながったまま――、
そこに人工皮膚が張り巡らされた。他者のものではないから、不適合の兆候もない。
無残な剥製のように広げられた骨組みは、銀で塗装されてきらきらと照明を反射した。
いずれはそこに羽が縫い付けられていくのだろうか。けれど今は、はだかの翼のまま。
ステージの上からフックが下がり、少年の皮膚に縫い付けられていく。
サスペンション、というパフォーマンスを知っているだろうか?
直に皮膚にいくつものかぎ針を取り付けて、人間の体を浮き上がらせるものだ。
的確な場所に、十本以上ものフックが薄皮を通過していく。
人間の皮膚というのは存外に丈夫なものだ。重心を分散すれば、こうした芸当もできる。
偏らず皮膚を破ることもなくしっかりとフックは体重を支え、ゆっくりと少年の体を客席に見せた。
まるで磔にされているか、そうでなければ、天から降りてきた神の使いのようだ。
痛みがない、なんてことはないし、血は細く流れ続けているのだけれど。
オーケストラはいよいよクライマックスというように、激しい演奏にホールを揺らす。
夥しいほどの出血と血の匂いに満たされた空間は、今まででいちばんの拍手に満たされる。
まさしくそれは――
「さあ、紳士淑女の皆様、今宵こちらにいらしたあなた方はとても運がいい!
これこそ一番人気の演目――『エンジェル』でございます!
愛し愛されし我らの踊り子に、あなた方の愛を――!」
真面目にあれは悪趣味とかじゃなくて俺とジャンルが違うと思った。
![](./img/stargazer/033.png) | >>5:40「ニアの我儘に付き合わせていたら……」 ニアに友達はいる。 「にしても、さっちー運がないというか」 マリーは レモンアイスを頼んだ。他の人の分も。 「ニア、ムイくんが適当なこと言ってるって 思ってたっすけど、 本当に惚れてるんスか? 」 ニアの中では脈絡があるらしいがそれが分かるのは マリーがやっと (44) 2021/07/08(Thu) 21:00:14 |
![](./img/stargazer/033_p.png) | >>5:43「ん〜手ごわいっすね〜」 ニアはただ可愛らしく、微笑む。 ![((card39)) ((card39))](./img/stamp/card39.png) 「じゃん」 (45) 2021/07/08(Thu) 21:03:08 |
![](./img/stargazer/033_r.png) | 「ヒット」 ![((card29)) ((card29))](./img/stamp/card29.png) (46) 2021/07/08(Thu) 21:06:02 |
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