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【人】 模範囚 メサ「……」 次いで、墓守に視線を。 まるで、無関係。 それが彼のお題目なのか、などと思索出来るほど聡くはない。 握る拳には、軋む音。 (30) 2021/10/07(Thu) 22:59:03 |
ナフは、平穏は平穏、不穏は不穏、死へは死を、暴力にはその末を。 (a3) 2021/10/07(Thu) 23:02:02 |
【人】 墓守 トラヴィスひりひりと肌が痛むほどに強烈な視線の主に向かって、トラヴィスは微笑んだ。 笑うことが得意だ。 「…………」 飲む?と、唇の動きで問う。 否定されるのを知っている。 (31) 2021/10/07(Thu) 23:07:40 |
【人】 不覊奔放 ナフ「ほらァ、」 自分の番以外では黙っていた男が、緩く声を上げる。 「他、いねーならァ、トドメ」 どれもこれも、ほっといたって生き延びるような傷。 もっとやらないとあの処刑者はどうしようもないだろう。 促す。 続きをくれ。 (32) 2021/10/07(Thu) 23:13:02 |
アマノは、もう処刑室にはいない。今はトレーニングルームへ。 (a4) 2021/10/07(Thu) 23:14:23 |
【人】 環境破壊 イクリール「それでは私も」 持ち慣れた刃物でも、看守らのように映える光景は作れない。 ぐ、とミンの片腕を持ち上げ、たとえばあなたが痛みで立てなくなっても吊り上げるように立っていられるように支え。 「大丈夫、ちゃんと痛くするからな」 持ち上げたあなたの腕をただ切りつける。肉を削ぐような動作に近い。 「別に一撃しか与えてはいけないわけではないものな?」 これは致命傷にはならないだろう。何度も続けられるだけ。 「喜んでくれるかな?……さて、最後はメサ君?私はここにいないほうがいいかな」 掴んだ腕はまだ離さずに立っている。 (33) 2021/10/07(Thu) 23:17:14 |
【人】 金糸雀 キンウ「……はい。では、キンウが」 キンウでも持てる短剣をひとつ、手にしていた。 皆のように甚振るような……痛めつける方法を、キンウはよく知らない。 最後の者が行うまで殺してはダメならば、イクリールのような手段を取るべきだろうか。 鉄の匂いを漂わせるミンに近寄って、イクリールが切りつけている腕と反対の手に、焼け焦げた跡にそっと指を滑らせる。 そして肩の辺りにを少しなぞり、ぐい、と短剣を突き刺しただろう。 ……血は流れる。けれど、致命傷にはならないはずだ。 「……メサ様、あとは」 よろしくお願いいたしますと、キンウは下がるだろう。 (34) 2021/10/07(Thu) 23:24:15 |
【人】 模範囚 メサ「…では」 皆の声を聴いて、墓守からぷいと顔を逸らす。 手袋を引き抜くのはルーティーンだ。 拘束から解き放たれた手のひらを、彼女の額に。 指先は柔らかな髪を撫ぜ、頭部を覆うように。 彼女が望む最期となるように なるべく苦しい最期となるように (35) 2021/10/07(Thu) 23:40:09 |
【人】 模範囚 メサ覆った手のひらを、ぐ、と握る。 握る。 握る。 握る。 みし、と頭蓋から音が響こうとも 彼女が耐えがたき苦痛に喘いでも それを止めることはない。 ゆっくりと、一層、強く、強く、強く。 痛みを、痛みを、痛みを、痛みを、痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 (36) 2021/10/07(Thu) 23:41:35 |
ナフは、背筋を震わせた。理由は本人にしかわからない。 (a5) 2021/10/07(Thu) 23:49:04 |
メサは、拷問の類は決して得意でない。初日に申告した通りだ。 (a6) 2021/10/07(Thu) 23:50:38 |
ナフは、深呼吸をした。血と、頭蓋の内容物の匂いがする。 (a7) 2021/10/07(Thu) 23:51:27 |
キンウは、祈る。ただ、そうする。いつものように。 (a8) 2021/10/07(Thu) 23:52:04 |
【人】 環境破壊 イクリール「うわ」 短く、心底イヤそうな声。ぱ、と支えとしていた手を離した。 「跳ねたじゃないか」 服を指で拭う。念の為ぺろっと味見をして、首を振った。やはりそのままではダメだな、と。 (39) 2021/10/07(Thu) 23:54:09 |
【人】 不覊奔放 ナフ「………おつかれェ」 深呼吸。吸い込んで、吐き出した。吐き出したのと声が重なって、溜息じみて聞こえたかもしれない。 「俺ェ、もーなンもねーなら、部屋ァ戻るぜ」 前回みたいにきっとカンシュサマがなんとかするだろう、死体の処理は。 カンシュサマが全員ゲームオーバーになったら?などとは考えないまま。 (40) 2021/10/07(Thu) 23:55:32 |
メサは、手を組み、膝を折り、祈った。 自分で奪った命に対して、それでも。 (a9) 2021/10/07(Thu) 23:59:08 |
【人】 墓守 トラヴィストラヴィスは、笑った。 深い笑みだ。心からの笑み。 「素晴らしい」 飛び散った人体の部品に汚染されたマグカップを起き、ぱんぱん、と手を叩く。 「膂力を上手く利用した、君ならではの苦痛だ。 私のように君を褒めた者は大勢いただろう? 良くわかるよ。とても。心の底から。 」立ち上がり、背を向けた。 芝居がかった振る舞いは今日も板についている。 「良いものを見せてもらったよ」 (41) 2021/10/08(Fri) 0:00:14 |
トラヴィスは、マグカップを置いたのだ。誤字です。 (a10) 2021/10/08(Fri) 0:00:46 |
ナフは、真っ赤なミンだったモノをもう一度眺めてから、部屋へ戻った (a11) 2021/10/08(Fri) 0:20:14 |
【人】 気分屋 ルヴァ「…………。」 呻きを認識して、視線を認識して、力を認識した。その音を認識して 赤を認識して、爆ぜる飛沫血の放射を認識した。感嘆を認識して、呼吸を認識して、台詞を認識して、祈りを認識した。 そのすべてが暴走していると感じる。無意識だ。慣性と、反射と、感情だけのままに動いている。それを一度理性に通しすらしない。 鼓動を制御した。呼吸を制御した。眼球を制御した。口輪筋、頬筋、下唇下制筋、上唇挙筋、笑筋……姿勢から手指一つ、そのすべてが意識の元にある。 血が巡っている。血は自分のもとにある。思考は巡っている。思考は自分の元にある。己全てを認識し、そして制御した。 ──『少年は笑顔で、のんびりと処刑を眺めた。 少年は死体が回収された辺りで、踵を返して処刑室を去った。』 (44) 2021/10/08(Fri) 0:50:41 |
【人】 気分屋 ルヴァ自室。 頼んだ七竈flowerを花瓶に活けてみる。これは先日にチャンドラが花を頼んでいたのに倣って。 「…………。」 無言だ。話す必要はない。通信を一旦切り、一人なのだから。 その時の表情を知る人はいない。 これが終われば端末を付け、そこに話しかけ始めるのだろうが。 (45) 2021/10/08(Fri) 1:36:02 |
ルヴァは、まさか木が来るとは思わなかったので、もう一度リンゴflowerしてみた。 (a12) 2021/10/08(Fri) 1:37:18 |
ルヴァは、諦めてアマリリスを頼んだ。白色の花を白い花瓶に挿した。 (a13) 2021/10/08(Fri) 1:38:17 |
(a14) 2021/10/08(Fri) 13:10:06 |
アンタレスは、飲み物にカレーを入れるなよ。改めてトマトジュースdrink。 (a15) 2021/10/08(Fri) 13:10:46 |
【人】 中堅看守 アンタレス「......分かった、食べるから持ってきてくれ。」 結局カレー(drink?)も食べることにした。 スライムよりは何百倍もマシだ。 ...そしてあのスライム、本当に食べられるんだろうか。 (48) 2021/10/08(Fri) 13:13:09 |
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