151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】
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これ以上を見るのが憚られて、背を向けようと思っていたのだ。
これ以上を見てしまうのが憚られて、目を背けようと思っていたのだ。
自分が処刑の時に二度目の死を迎えられたのは、これを恐れて
先に殺してもらったからだった
から。
見られて気分のいいものでもないだろうと思ったのだ。
爆音と衝撃を受けた位置はあくまで後方。だから深刻な影響を受けずに済み、周囲の被害状況を確認する程度の余裕は持ち合わせていられた。
飛び上がるシャトを認識し、また、拍手とともに周囲に(5)1d6の爆弾を転がした。
| 笑いながらいつ撃とうかと自分をだましてみた。
その結果、爆発なんかには巻き込まれるまで気づいていなかった。
歌がかき消され、笑顔が揺さぶられ、足が震え、血や涙が飛び交い、全ての意識が真っ白になった。
前へ倒れるように崩れ落ちる。
ルヘナは助からない。 (37) 2022/06/16(Thu) 2:08:13 |
| (a19) 2022/06/16(Thu) 2:09:28 |
| 爆音がし、爆風荒れ狂い、倒れるものも遠巻きにしているものも見えた。 自分はと言えば、そんな中で歌う理由も無くなって、この無礼講が始まって初めて途中で歌を途切れさせた。 爆発から遠くはあったが、足はふらつく。 ただ視線だけはずっと今日の被処刑者へ。 「 ……はははっ 」 出ない声を震わせて笑いながら。 (38) 2022/06/16(Thu) 2:13:29 |
| (a20) 2022/06/16(Thu) 2:14:00 |
| メレフは、――目の前に、 (3)1d3つの爆炎を見る。 (a21) 2022/06/16(Thu) 2:18:41 |
| (a22) 2022/06/16(Thu) 2:19:33 |
| ルヘナは、今は何も聞こえないから、どんな感情もない。 (a23) 2022/06/16(Thu) 2:21:53 |
| >>a20>>a21「……――な、」 この男は、異能と身体能力に特化した人間だ。至近距離からの爆発に、対処する能力は無い。 故に彼に出来るのは、祈る事だけだが―― 生憎男は、祈り方を知らない。 男は――― 爆撃をまともに受け、四肢の何処かを喪う様な重傷を負った。 (39) 2022/06/16(Thu) 2:27:26 |
胴へ振るった剣は、直前でその動きを止めた。
「…………やめた
」
歌が聞こえない今は、少しだけ冷静になれる。
だからきっと、対象の表情も、動きも。
何もかもを見ていたはずだ。
そうしてまた、周囲に爆弾を転がして。
──パチンッ。
| >>39「………、グッ……、ゥ、ゲホッ、」 煙を吸い込み咽ながら、爆撃で飛ばされた左脚――のあった場所を抑えている。 流れる血は止まる事は無い。飛び散った神の子の血の上に、男の流した血が自らの服を汚していく。 「何をしている、早く、……ッヴ、 …F-651を、鎮圧しろ……!」 (40) 2022/06/16(Thu) 2:37:33 |
| >>+50爆弾の音で ぎゃんっ! ってなって、耳をやられてくらくら~~~ってなってたから。 転がってきた追加に気づけなくて、気づいた時には遅くて。 「ふぎゃんっ!」 辛うじて今回は耳を覆って目を閉じて、そのままキレイにふっとんだ。 (41) 2022/06/16(Thu) 2:38:24 |
耳が良ければ銃声を聞く爆音に紛れて聞き取りづらい可能性もあるが、銃声を聞いたものもいるだろう。
| (a24) 2022/06/16(Thu) 2:39:51 |
| (a25) 2022/06/16(Thu) 2:40:31 |
爆弾に紛れて聞き取りづらい可能性もあるが、銃声を聞いたものもいるだろう。(テイク2)
| >>40 メレフ様 「 どうして 」 貴方の、鎮圧という言葉に反応した。 声が届くかどうかはわからない。何しろ、ほぼ出ていないようなものなので。 「 処刑は終わっておりませんよ 」 もし聞こえたなら、邪魔をさせたくない様子が窺えるかもしれない。 (42) 2022/06/16(Thu) 2:41:17 |
手にしていた銃を素早く仕舞い、両手を上げた。剣は床に落ちている。
| (a26) 2022/06/16(Thu) 2:43:19 |
看守の兄さん
「…………あ?巻き込まれたくれぇでピーピー叫ぶなよ。
俺は猶予をやったはずだぜ……??」
避けなかったのはお前だとばかりの発言。
「俺の能力も教えてやってて、知ってんのにさ。
…………可哀想に」
ケラケラと笑う男は、とてもとても楽しげだ。
あまりの被害甚大さに恐れるべきか呆れるべきか笑うべきかも分からない。
変な汗が滲んでいるのを感じる。指先の震えも気のせいではない。
「……
処刑、じゃ
」
「
」
これじゃあまるで戦争、あるいは、
暴動
じゃないか。
誰が扇動したかも分からない有様に、誰もが扇動されたかのような惨状に、変な笑いが込み上げてくる。
かつて自分が生み出した光景の一端はこれに近かったのではないか?と要らない想像力が働いている。
| >>42 キエ 爆音に耳をやられ、歌も声も聞こえやしない。 そんな中、あなたが此方を見ている事に酷く違和と……そして、溜飲が下がる様な感覚。 楽しんでいる。楽しんでいる。楽しんでいる。 ……やはり、囚人は自分とは違う。 (43) 2022/06/16(Thu) 2:49:38 |
| 爆風に吹き飛ばされはしたものの、今度は僅かな猶予で正しく爆発物へ対処した 兵器 は、暫くくらくらして、そして声を聞く。 >>40 メレフ 鎮圧。つまり。 「ヴェルクも、食べていーの?」 命じられれば、従うだろう。 (44) 2022/06/16(Thu) 2:51:53 |
メレフ看守
「俺には無理だ」
自分に鎮圧は無理だ。
だからこそ指先に力を込めて、髪に手が伸びないように意識して、冷静に、冷静に。視覚情報として各人の被害状況を確認しながら声を掛ける。
「処刑は継続中なのか?それとも処刑の域を外れているのか?看守判断が欲しいところだが……一先ずてめェは退け」
レヴァティの体は、爆音が止んだそのころにはもう動かない。
処刑はもう終わっている。看守が何をしても、邪魔になることはないだろう。
処刑室の扉を開け、サルガスは室内へと。
「レヴァティの死亡を確認した。処刑は終了だ。
ヴェルク・フー・ダルティフィスを止める必要はない!」
もう終わっている、と。声を張り上げるようにして制止を。
それと同時に蘇生装置と治療ユニットの申請を済ますだろうか。
今回は……死体も怪我人も多い。
| 「 ……終わったじゃありませんか 」 鎮圧などせずとも。 メレフがどんな気持ちで自分を見ていたかなんて分かるわけもなく、もう動かないレヴァティに視線を向け直した。 同時に、自分の作った血溜まりにぺしゃりと崩れ落ちた。 いつもの疲れと、貧血だ。 (45) 2022/06/16(Thu) 2:59:17 |
| >>+51 F-651 「……あんな、音だらけの、グッぅ……状況で、分かる訳がねえだろ……!」 まともに動けない状態から、ギロリと。そちらを睨め付ける。 (46) 2022/06/16(Thu) 3:00:05 |
サルガス看守サマ
「リョーカイ」
看守判断が下されたのならばそれに従う。各種申請をあなたが済ませている様子を見つつ。
「……手伝えることあるか?非力な人手で良けりゃァ使えよ」
「………………あ?」
聞こえた食べていいのかという質問に。
橙色の瞳は睨むようにそちらに視線を送り。
まだ爆弾がお好みか?と手を叩こうとして。
──サルガスの声に、動きを止めた。
ならば自分は、これ以上やる必要も無いだろうと。
死体の傍に座り込んで、
楽しげに。楽しげに、
周囲を見ていた。
| >>+55 サルガス看守 入って来る一人の同僚の姿を、なんとか確認する。 「……ゲホッ、……U-926 >>44、S-459 >>+53。 すまない、サルガス看守の方に従ってくれ。軽率な真似を言った……」 「……サルガス看守、感謝する。お前はあまり、この場には居たくない、だろうに」 (47) 2022/06/16(Thu) 3:07:31 |
メレフ
「…………知らねぇよ、先に転がしてただろうが」
足元を見ていない方が悪い。
誰の近くに転がったのかは、男も知らない。
適当にばら撒いたものだったので。
視線には大して物怖じもせず。
……あーあ。可哀想に、早く治療ユニットが届くといいな。
「それなりの怪我で済んでる子は俺も診れます、重傷者からユニットを回してください」
申請は既にされている。ならば自分に出来るのは微力ながら治療の手を増やす事だろうと辺りを見渡して。
「…ってなわけで、必要な子は呼ぶか少し手を挙げてくださいね。」
シャトに向けて食べたかったらまた今度来な〜。とばかりに手を振った。笑顔で。
| >>+55 サルガス >>47 メレフ 「おしまい? あい。」 もひとつ食べられる! と臨戦態勢だったけど、命令がそうなら素直に従う。 もう、歌もないし。獣の興奮も、爆発でリセットされてたし。 ので、食べかけの頭部だけ、続きを食べようとレヴァティの死体( >>+54)へと近寄っていく。 (48) 2022/06/16(Thu) 3:14:30 |
| 「 目に見えて重傷はメレフ様でしょう 」 誰にも聞こえないかもしれない声なき声。 疲れているなぁ、痛いなぁ、とは感じているのだが。 「 ルヘナさんが倒れています 」 右太腿を貫かれ、傷からまだ血を垂れ流しながら。 それでも、自分が重傷か否かの判別がついていない。 (49) 2022/06/16(Thu) 3:17:15 |
声が掛かれば()ミズガネの方へと目を向けて。
「いや、この場は大丈夫だ。
君も怪我をしていただろう、無理をしなくていい」
看守は三人いる。
今は人手は不足していない、と判断したらしい。
告げながら、手を止めたヴェルク()を認識しつつ、メレフの()元まで歩を進め片膝をつく。
「……私のことはいい。
申請は済ませた、直に治療ユニットが来る」
バラニの言葉通り()に手配を済ませれば、先ずは君の元へ治療ユニットが来るだろう。
| (a27) 2022/06/16(Thu) 3:24:43 |
キエ
「そうだね、あっちにユニットを総動員すべきだ。俺じゃ診きれないし」
声をきちんと聞くために、そして貴方の傷を確認するために歩み寄る。
「…これくらいなら診れるかな。30秒くらい熱いの我慢してくれる?」
後、見かけだけ燃えるけどと付け足して。今度は驚かせないようにと先に告げておくだろう。
死体の傍に座っているだけ。それが蘇生装置により運ばれていくまで。
| >>+61 バラニ様 「 ありがとうございます 」 「 幾らでも、耐えます 」 診てくれるらしい貴方に、まずは礼を。 そして、燃えるのも先に告げられればさして驚きもせず、幾らでもと言った通り笑みを絶やすこともなく治療を受けた。 (50) 2022/06/16(Thu) 3:28:37 |
「二人分の蘇生装置の申請は済ませている」
準備が終わり次第、運ばれていくだろうと。
バラニが診てくれているが……追加の治療ユニットが来れば怪我人に行くように手配する筈だ。
「用がない者は各自解散するように!
用がある者は済ませた後、速やかに退出するように!」
己ができるのは終了の指揮のみだろう。
人がいなくなるまでは残り、後片付けをする所存だ。
「あーもうなんだってこんな……」
看守達の指示は聞きつつ、こちらは慣れない手つきで清掃ロボの申請を行う。蘇生装置や治療ユニットの行動を阻害しないよう、少し到着を遅らせる形での申請だ。
その間、治療は治療ユニットとバラニ看守が行うだろうから、蘇生装置への運搬の補助が必要ならば手伝うだろうか。
どちらも必要なければ清掃ロボの掃除を少しでも楽にするために人の手でも行える細かいところの手入れくらいはするだろう。
| シャト・フィーは、制止されなければ、ヴェルクの傍で食事を再開します。頭、食べかけなので。 (a28) 2022/06/16(Thu) 3:33:08 |
死んでいるので、シャト・フィーを止められません。おしまい。
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