【人】 夢うつつ 真珠―隠り世・奥の院の宴席― [これが噂に聞く満漢全席っていう物なのかな、なんて思ってしまうような料理は、ちょっとずつ摘まみ食いしているだけでも舌が蕩ける程の美味さで。 途中、萌々子>>43や面の男>>31が咎めるような声を掛けたことにも気付かず、ウットリした気分のまま常よりもさらに好き放題に、妖達と食事やスキンシップを楽しんでいた。] ……うふふ、やっぱりタダなんだぁ。 あのおじさんが、言ってた…… なんか、選ばれたら、何かあるって… …これのことだったんだね。 [嘴の男>>54から放り込まれた小葡萄を口の中で食めば、甘ぁい蜜のような汁が迸り、ただでさえぽやっとした表情がふにゃりと蕩ける。] (64) 2022/03/19(Sat) 0:35:55 |
【人】 夢うつつ 真珠わぁ。もう一つ、くれるんですかぁ? んー、いただき……っ。…ふあ…… [雛鳥が嘴を差し出すように、首を前に突き出して口先で実を摘まめば、唇を指で撫でられて、まだ口の中に残る汁の甘さとその指の感触に、嬉しそうな吐息を漏らす。 もっと、とねだろうとしたその時、どこかで見た覚えのある顔が現れた。>>38] はにゃ……あ、えーっと…… あのときの、おじさん……だぁ。 どうか、したの……? [フワフワと夢見心地で脚を崩しへたりこんだ姿勢で、両手を股の間の床につきながら、しかし何故か吸い込まれるような感覚に陥りながら、彼の瞳>>39を見つめると。] (65) 2022/03/19(Sat) 0:36:41 |
【人】 夢うつつ 真珠 『君は、隠り世の住人ではない。』 [そう告げられて、一瞬、貧血でも起こしたかのように、視界が急に小さくなって行く感覚。] え……あ……わたし……、 [この世界の住人ではない、という言葉そのものの意味を、理解できないような顔で彼の瞳を見詰め続けるが、何かまるで、言葉の意味以上の揺らぎが自分の心に生じているような感じがして、] 『ここでは、好きなだけ愛を享受するといい。 皆、君を愛でる事を望んでいる。 欲のままに、求めるといい。』 [次の言葉が告げられた時には、もうその響きをすんなりと脳が受け入れるようになっており。いつもよりも更に薄ぼんやりとした目をしながら、嬉しそうに口を開けると、既に別の方向を向いてしまった男の方をまだぼおっと見ながら、言った。] (66) 2022/03/19(Sat) 0:38:02 |
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。 (a15) 2022/03/19(Sat) 0:44:53 |
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。 (a16) 2022/03/19(Sat) 1:14:17 |
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