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【人】 子役 ヘイズ>>D1 ──役者ギルド『パルテノス』 人の"役"をして人に限りなく近い生活をする それはそれは 賢い魔のものが長を務めるギルド である。人に憧れ、人になりたがる、けれど人間からすれば 悪意にもなりえる特性をひた隠すモンスター。 ヘイズはそのギルド長に役者として拾われた 生まれたばかりの <地を這う影> と呼ばれる魔獣であり人の家族に子として紛れてからも、その親代わりにさえ 『おまえがわからない』 と言われた子役だった。当然だ、人ではないのだから。 そして自身が"何者"であるか迷い、人の導き手を探す。 イベントで出会った師匠 <プレイヤー> に健気に着いてくるパートナー <NPC> だ。→ (167) 2021/05/01(Sat) 4:23:51 |
【人】 子役 ヘイズ>>167 >>D2 しかし、これらのほとんどは没データである。 実際のギルド『パルテノス』はごく普通の人間が創造したギルドだ。そして、ヘイズもまたごく一般的な人の子役だ。 けれど 修正前のデータがいくつか残されたままだった。 そうして、子役はモンスターという属性をひそかに付与された状態で──テストに参加させられたのだった。 暴走したAIの支配から逃れた後の『パルテノス』は、これまで通りだ。人の姿をした魔獣が潜むギルドというほんの 裏設定だけが都市伝説のように残るだけの。 そこは自由に立ち寄ることのできる、武器屋でも宿屋でもない、鑑賞するためだけの、ただ通りすがるだけかもしれない場所。 <サブイベント> さえ受けなければ──いや、そのイベントさえもうボツなのだった。 だから一部のギルドメンバーが魔獣として見つかり 討伐されることもない。……今のところは。 これは幸運というべきだろうか? 『わたし』は一体"何者"なのか。 そんな存在が"事件"で得たものとは、何だっただろう。 ──けれど自らいたずらのように結んだ絆は 正真正銘この世界にだけ生きるヘイズにとっては本物だった。 (168) 2021/05/01(Sat) 4:31:09 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>166 恋なんて、してはいけないはずだった。 誰かのために、誰かを裏切るなんて。 そんなことは、許されていないはずだった。 「ああ、」 心が、感情が、自然に馴染んでいく。 彼女が好きだった自分と、NPCとしての自分。 「なんだ。」 その、戒めを破ってまで。 やりたかったこと、掴みたかった手。 後悔したこと、叶えたかったこと。 「なのにさ、アンタは笑うから。 ちょっとした言葉で、言葉を詰まらせて。 触れた手を、伸ばした手を──拒みもしない。」 「別に、アンタが僕を好きになんてならなくてもいいって。 ただ少しだけでも、その心に居座ってやろうって」 「アンタがどうあったって、僕は変わらないんですよ。 だって、僕が好きになったのは、“獣じゃない”ニアだ」 (169) 2021/05/01(Sat) 4:41:36 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>169 「アンタが不意に見せる、弱いところが好きだった。 それを見て、守ってやりたいって思った。 アンタが餓えてなくても、衝動で求めてくれなくても」 自分に触れた、手を掴む。 その左手を掬い上げた。 いつか、口付けたのと同じ場所を。 指先で擽るように撫でた。 そこに痕を残すような、束縛はしたくない。 彼女が手を離したいなら、逃げられるように。 「約束、まだ有効ですか? 記憶が戻ったから、もう無効でしょうか」 手を離して、笑った。 「…………好きにしていい。 最後は、アンタが選ぶんですよ」 「言ったはずよ。 …………好きにしていい、って」 彼女のいつかの言葉をなぞって。 少年はひら、と手を振った。 (170) 2021/05/01(Sat) 4:55:06 |
【人】 夢見人 サダル>>159 シトゥラ 「泣き虫なのは……シトゥラの前だけだったけど? 忘れちゃったのかと思っ…… だっ、か…ら……」 言葉を詰まらせながらも深呼吸をして落ち着きを取り戻す。 寂しかった、悲しかった、それよりも話したいことがある。 「その言い方するってことは ……ここを死んだ先だと思っていないんだ、シトゥラは」 始まりが終わりか、この世界をどう見てるのか。 みんなが来たら確かめないといけない そして……共にいられる方法を探したい それは、サルガスによって現世の記憶を取り戻す前。 ただの台本の語り部だった彼の望み。 素直に感情を見せることができる相手への純粋な願い。 そして 「でもそんなことより会いたかった。 どうしても聞きたかったんだ。 ニアに対しての惚気話聞かせて? あなた達の恋バナ聞きたくて仕方なかったサダルは お話を所望していた。 あなたは語っても語らなくてもいい。 ただしサダルの視線は箇条書きでもいいので よろしくお願いしますと訴えかけていただろう。 (171) 2021/05/01(Sat) 5:29:02 |
【人】 夢見人 サダル>>ヘイズ宛 「はっ、ヘイズ、 ヘイズ! サダルは 声出すことに戸惑いはなくなっていた。 ここはもうすでに動き始めた世界だ。 そして、自分の生死もNPCたちの物語も。 ゲームでとくにNPCに関して影響を及ぼしやすいのは プレイヤー様の投書であり感想、 そしてデータ改変という罪に問われる事象。 だが罪が何だろう……ヘイズはサダルの家族だが!? サダルのプレイヤーである夢見路は、彼の処遇をとても考え込んでいた。 このままでは、自分はゲームからいなくなってしまう。 彼を一人にできるだろうか、いやできない。反語。 「ま、まだ呼べる!?」 影に問いかける まだあなたは自分の影でいてくれているのか。 役者であり裏方のサダルの、家族でいてくれるのだろうか そうしてどんな方法でも呼ばれたあなたに ゆっくりと説明するだろう。 今のこの状態を、 この世界の真実 あなたたちと自分を含めた数人は、 『世界も暮し方も時間の進みも全く違う存在』で殆どが帰ってしまうだろうことを (172) 2021/05/01(Sat) 5:55:46 |
夢見人 サダルは、メモを貼った。 (a38) 2021/05/01(Sat) 6:06:00 |
【人】 セキュリティAI ブラキウム>>155 カウス 「どんな理由でも、ブラキのためだったのは事実だろう? ヌンキやハマルが言ってたぞ。」 ブラキウムは、全部を自分一人でやろうとしていました。 しかし知らない内に、ブラキウムは色んな人から心配されていたのです。 「ブラキは一人でみんなを守ろうとしたから、失敗したのだ。 ──もうこれからは、みんなと頑張る。だから大丈夫だ!」 ブラキウムは、確かにあなたから無念や失敗……絶望を得ました。 けれどもあなたの遺した想いは、ブラキウムに成功と希望を教えてくれたのです。 (174) 2021/05/01(Sat) 9:49:04 |
ハマルは、まずサダルにお届けしなくてはならなかったのではないでしょうか?まぁ些細な事です。 (a39) 2021/05/01(Sat) 10:20:52 |
【人】 セキュリティAI ブラキウム>>176 ハマル 「ハマル〜〜〜!!」 *ドタバタ* ブラキウムは、名前を呼ばれるとすぐにやって来ました。 台車を見れば、すぐに合点がいきました。 「……! すごい、羊がいっぱいいる!」 ブラキウムは、たくさんのぬいぐるみに目を輝かせました。 既にサダルからお代は貰っていますから、配達には何の問題もありません。 (177) 2021/05/01(Sat) 10:26:39 |
【人】 黒い羊 ハマル>>157 サダル 「……よくはない、けれど。 サダルが頑張っていっぱい考えた結果だとハマルは思っている。 だから。 ハマルは『次からはちゃんと言って欲しい』をサダルに言う」 [むぎゅー] [ハマルの服は羊毛製][そしてハマルはほどよい大きさ] [つまりひつじを抱きしめた時のような心地だ] [撫でてもいいぞ] 「ほんとうか?ならハマルはずーっと幸せをする! ハマルは大丈夫だぞ。無理だってしていない。 ちょっとお薬でふらふらしたけど、寝たら治った!」 [仮死薬を口移ししたため少し気絶したのである] 「記憶と『設定』……うむ。問題ないぞ。 『ここ』では【ハマル】で、『あちら』では【俺/私】だ。 しかしハマルがハマルである事に、変わりはない」 [一部正しく認識できない箇所はあっただろう] [しかし何度聞き直しても認識できる事はない] [少なくとも、貴方と同じく『PC』である事は伝わるはずだ] 「サダルも、色々『思い出した』?」 (178) 2021/05/01(Sat) 10:43:28 |
【人】 侵されし者 ヌンキ>>158 メレフ 「えーと……うん。 ちゃんとお別れしてきた」 吹っ切れた、とは言い難い。 愛 まだこの身に巣食う毒はあるのだから。 「メレフの魔法か。 ありがとう、自分ではこういうのはできないから」 ヌンキが扱える魔法は精霊魔法だ。 精霊の力を借りて剣に付与して戦う。 魔術が少し使えるからと言っても所詮騎士。脳筋なのだ。 それはそれとして、今頃”orion”ではウィルスがいきなり検索できなくなり焦っているところだろう。現場の人達にはもう少し頑張ってもらうしか無い。 「良いのかい? 俺、君にはいつも貰ってばかりだ。”等価交換”の名が泣いてしまうよ」 (179) 2021/05/01(Sat) 10:52:17 |
【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー身を外套で隠しつつ、会議室をうろうろうろうろ。 何か悩んでいる。 「うーーーん……」 "口約束は苦手です。" 自分はよくそう口にしていた。 共に現実世界に帰ることを決めた少年に対してはもう全幅の信頼を寄せている。口約束は苦手と言いつつも、彼なら信じてみたいと希望が芽生えている。 ……が、それはそれとして。 「この世界から出るとここでの記憶とかどうなるんでしょう……ちゃんと残ってくれていたらいいのですが……」 うーん。 唸りつつ、おもむろにホワイトボードのペンを手に取った。 (180) 2021/05/01(Sat) 11:01:44 |
【人】 黒い羊 ハマル>>177 ブラキウム 「ブラキ〜〜〜〜!」 [台車がなかったらいぇーいハイタッチをしていたところ] 「うむ。ハマルはいっぱいの羊をブラキの所へ導いてきた! 皆ラサルハグが心を込めて作った羊たちだ。 だから……ハマルは皆に、これを届けたいのだ。 お願いできるか?」 [ハマルはサダルが既に貴方へ依頼している事を知らないのだ] [だから、貴方から既に依頼されている事を聞けば] [丁度よかったなと、そのまま貴方へ託すだろう] [ぬいぐるみは残り 17個 ][ハマルと、キューと、空白のタグの分は除かれている] [どれが誰のものかは、今の貴方なら見ればすぐにわかるだろう] (181) 2021/05/01(Sat) 11:01:49 |
【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー書いた人物がバレないように筆跡を崩した文字がホワイトボードに書かれている。 【求】夢から覚めても夢を覚えているオススメの方法 【出】匿名希望の感謝 (この辺りにおねむな羊のらくがき) らくがきでも真面目な回答でもなにもかもフリーなのだ。誰からも何もないとパイ女のらくがきが増えるだけの安心仕様なのだ。 ちなみに女はデコ弁にも手を出したことあるので絵を描くセンスは普通なのだ。そんなあ。 (182) 2021/05/01(Sat) 11:11:05 |
【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー「ふふふ……ふふふふふ……やりました…… 私もホワイトボードにらくがき……一回やってみたかったんですよね……!!! 」現実世界に戻ってもすぐに会いたい人に会えるように。自分で出来ることはしておきたい。そう思っての行動だった。 ……その筈なのだが、会議でよく見ていたらくがきもしたかった。夢が叶いました。 なおこの猫被りパイ女、打算的ではあるが ちょくちょくお出しされる頭の弱そうな部分はみんな素であった。 (183) 2021/05/01(Sat) 11:16:16 |
ハマルは、わからなかったのですやすや羊の落書きだけ横に足した。 (a40) 2021/05/01(Sat) 11:18:52 |
ゲイザーは、増えたすやすや羊にとってもハッピーになっている。ヤッタネ! (a41) 2021/05/01(Sat) 11:22:14 |
【人】 セキュリティAI ブラキウム>>181 ハマル 「勿論なのだ! サダルからちゃーんとお金は貰ってるから、キッチリ配達するぞ!」 ブラキウムは、数日前にサダルから依頼されていたことを話しました。 3日後の配達でしたから、忘れないように日記にも書いておいたのです。 自分の分の羊を手に取ろうとして、ふと顔を上げます。 「あっ……、ハマル。その、心配してくれてありがとうだぞ。 昨日のブラキは言えなかったから、今日のブラキからお礼を言わせてほしいのだ。」 少し申し訳なさそうな顔をしながら、ブラキウムは笑いました。 (187) 2021/05/01(Sat) 13:07:47 |
【人】 夢見人 サダル>>178 ハマル 「……はい、……善処します。 怒ってくれて良かった……うん」 自分の死を上手く言えるだろうか…… それにしても暖かいなこの服は…… 本当にハマルに包まれているようだとつぶやく。 ハマルを撫でた。よし……よし……むぎゅー 「なんかしていたね…びっくりしたよ??? 結局無事ならいいんだけど。うん。うん ……うん?? うん」 勇姿を褒めた後性別がうまく聞き取れなかったが、 なんだか自分も性別が曖昧であるから流しておいた。 いつか実際に出会えばわかることなのだろうか。 「自分は トラックにひかれて死にそうなこと以外わからない……? 住所はわかるし流石に帰ろうとは思っているんだけどね、 このままじゃ死んでしまうから…… でもそうか、ハマルはハマルか。 自分も……サダルだった。すごく、愛着がある。 ハマルは帰ろうとかは……どう過ごすとかは決めているの?」 ※杞憂です。死にません。連絡してくれた人も居ます。 だけど流石に放置はびれぞん死ぬかなと思っています。 (188) 2021/05/01(Sat) 13:33:06 |
【人】 セキュリティAI ブラキウム>>184 カウス 「……? 戻って来たのはカウスの方だぞ?」 あなたは元通りになったブラキウムを示して言ったのかもしれませんが、ブラキウムはそのまま受け止めてしまったようです。 「ふふ、カウスと一緒だったなんて最初は全然わからなかった。 でも今なら……うん、わかるぞ。」 人と人工知能という差はあれど、互いに幼いという事実はきっと同じでした。 もう一人で思い詰める必要もありません。 行き詰まる前に、きちんとお話をすれば良いのですから。 「ありがとう、カウス。」 ブラキウムは、目を細めました。 (189) 2021/05/01(Sat) 13:33:55 |
【人】 その辺に居る ルヘナ>>150 カウス 君の変化に一役買ったらしい男は ミルクティを嗜む少年を確かに視界に含めて、 大きく呼吸をひとつ。 「……うん、 君とちゃんと……友達になりたいと思って、な。 ほら、君には訂正してしまっただろう。 今……今なら、それが必要な物だと、思える故。 や、そう簡単に定義すべきではないな、 そうだな………、 友達未満 からで……。」ここが仮想世界だと、理解している。 君が何者か、今後どうするかも知らない。 ──だからこそ、今なら、 現実や打算的な思考を除いて 君にいちばん素直な言葉が吐ける気がして。 駄目だろうか、と 君へ、探るような視線を向けた。 (190) 2021/05/01(Sat) 13:51:50 |
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