47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】
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やっ…だ、めぇ…ぁ、あぁん、…あんっ……
[ 上下に揺さぶられる度に、
堪えきれずに嬌声が零れ落ちる。
一度は冷静になった意識もすぐに熱に浮かされ。
頭が真っ白になっていき。
仲居達に見られている中、
ただひたすら快楽に溺れる姿を晒すのであった。]
時見様の、ばか……。
[ 仲居達がいなくなり
落ち着いた頃合いの事。
目尻に涙を浮かべては
唇を尖らせ俯いていた。
結局、仲居達の目と耳がある中だったというのに
熱に浮かされ、自ら腰を振っては口付けを重ねて。
何度となくこの身に
彼の欲を受け入れたのであった。
思い出すだけでも恥ずかしくて堪らず。
穴があったら入りたいとはこの事である。]
[想定外の手の動きに情けない声が出た。
腰が引けたのを誤魔化そうとして
ゆるりと互いのを擦りつけるみたいに腰を揺する。
少しずつ固さを帯びていく相手に
拒否反応はないって少しほっとする反面、
視線が外せなくなって無意識に唇を舐めた。
こればっかりは仕方ない。
今まで男を好きに食ってきた名残だ。]
え?!
あ、…無理じゃなかったら、はい。
[一瞬何を言っているのか分からなくて
頭の中で咀嚼した徐々に言葉が馴染んでくると
ぞわぞわと湧き上がる期待で息が詰まった。
けどわりとハードルの高い行為なのは理解していて
返したのは弱々しい消極的な言葉だった。
返事を返す前に彼が動き出したので
余計に応の言葉は及び腰みたいになってしまったが。]
[キスの雨を浴びていくうち、
久しく他人に触れられていなかった体が
理性の制御から徐々に逸脱していく。]
…っ、んん…
ふ ぅ、 あ…っ
[呼気に高く抜けるような音が混じり始めて
相手の後頭部の先から見え隠れする
自分自身から目が離せなくなってしまう。
わざとらしく飲み込まれて
吸い上げられた瞬間に男じゃないみたいな声が漏れて
思わず自分の口を両手で塞いだ。
男の象徴を口に含んでるんだから
本当に今さらなのだけど
男の喘ぎ声なんて聞いたら醒められるような気がして。
でも伺うように視線を向けても
彼は気付いていないのか気にもせずに
目の前の物を弄るのに集中してるみたいだった。]
そんなに、いい、っですから…!
[初めてらしい容赦のなさで責められて
予測も出来ない動きで見事に翻弄されてしまう。
泣き言みたいに言って彼の髪に手を伸ばすけど
強引に引き剥がすほどの気概もなくて
結局やりたいようにさせたまま
褒めるみたいに頭を撫でただけで終わっただろう。
そのうち、下を弄られるだけじゃなくなって
胸を撫で回されるようになって違和感に気付く。
これ、俺がやりたかったやつ…!
彼を優しく愛撫して、気持ち良くさせて
宝物を扱うみたいに大切に抱くつもりだったのに
これじゃどっちが抱かれるのか分からない。
けど好きな人に触れられてるって状況が
今までよりずっと感覚を刺激して
我慢も出来なくなった声が情けなく漏れるだけだ。]
だめ、です…!
俺が聡さんを抱きたいので!
これじゃ、俺が襲われてるみたいじゃないですか。
[唾液でどろどろに濡れて先走りを零す雄が
ようやく解放されたタイミングで
なけなしの矜持を振り絞って身体を起こす。
キスなんかでは誤魔化されないぞ。
またふやかされそうな頭を叩き起こして
俺に跨っている相手の肩を掴んでシーツに沈めた。
ベッド下に転がっている鞄から
律儀にコンドームを取り出して装着し
ベッドに転がっていた程よい温度になったローションを垂らす。]
[想像と全然違う。
予定じゃ彼が声を上げてるはずだったのに。
俺の下で恥ずかしそうにしてるはずだったのに。
お尻だってゆっくりほぐして、
指で色々弄り倒して可愛がるつもりだったのに。
情けなくて泣きたくなってくる。
あー…でもこれが現実だ。
割とこの可能性も想像出来た筈だ。
あの彼がしおらしく抱かれるなんて、まあ、
ひどい幻想だってちょっと考えたら分かったのに。
俺が浮かれ過ぎた。]
今日は、俺が、抱きます。
これは譲れません。
[気を取り直して相手に向き直る。
相手がベッドに転がったままだったら
両足の間を割り拓いて指先を後孔に押し当ててみて。
思っていたよりずっと柔らかいそこに
ちょっとムッとしつつ指先を押し込んで
中から漏れ出るジェルを縁に塗りこんでみる。]
あー、どうでしょうね。
ほぐれてはいますけど…
痛かったら言って下さい?
[相手の覚悟はとっくに出来ているだろうと
経験則上少しきつそうな後孔へ自身を押し当てて
ぐっと割り拓くように腰を進めた。]*
[ しかしながら、悪態を吐きつつも
彼の身体に抱きついたまま離れられず。]
……今度したら、許しませんからね?
[ むすっとしつつも
頭を彼の首元にぐりぐり押し付けては
不満を解消させるのであった。
そうして、
彼の手によって浴衣を全て取り払われば
互いに一糸纏わぬ状態。
温泉へと身体を浸からせれば
じんわりと熱い湯の感触。
これまでの疲れが癒されていく気がした。]
えぇ……温かくて、気持ちいいです……。
[ 思わず目を閉じてはふにゃーと。
湯の熱さを、心地よさを堪能する。
家のお風呂も悪くはないけれど
それをさらに上回る快適さ。
また来れるなら、
何度も来たいなーなんて思ってしまう。
ふと、彼の方へと目を向ければ視線があった。
その顔に浮かんだ表情に、
思わず此方も表情が和らいでしまう。]
── 修道院 ──
[愛してあげるその言葉に操られるように頷く。
左を吸われれば、右が欲しい。
右を吸われれば、左が欲しい。
どれだけ与えられても物足りない。
一つ満たされれば次は二つ、三つ、温もりを貪っていき]
……想い、愛するけん……り
[滔々と語る唇に瞳が吸い寄せられる。
道理の通らない言葉、けれどそれで良いとさえ思えるから]
愛するのに権利がいるならば
貴女を愛せるのは私だけ……?
それならば────
[それが良い、とこくりと頷く。
愛するのも愛されるのも互いだけ、自分だけのものが手に入るのなら。
だれにも縛られない自由を手放しても構わない、と]
[恐る恐る、伸ばした指先で彼女の唇に触れる。
夢の世界を引き継いだような鮮やかな赤を見つめ]
……夢の世界がつながっていた
そういうことでしょうか
私は、満月の夜は人の姿に……
鮮やかな色彩の服を着て
ヒトと戦って……というか、
あれは戦い?だったのでしょうか
遊んでもらっている感覚でしたが
[今思えば戦いなのだろうけど、あの時の自分からすればあれは遊びの一環だった。
どうなのだろうかとうーんと小さく唸り]
飼い主──とは思っていませんが
嫌いではない。そう思っていましたよ
信頼できる、居心地が良い相手
それを愛と呼ぶならば
[愛していたのかもしれない。
夢の中の自分のことはわからない、と苦笑い。
伸ばした指先で彼女の唇をなぞっていく**]
[ 暫しその顔に見惚れていれば
不意に彼からの頼み事。
異形退治。
確か、彼が普段仕事としている事だったか。
ぱちぱち瞬き、首をゆるりと傾げては]
私に、手伝える事なのでしょうか…。
[ そう疑問を投げ掛けて。]
正直自信ないです……。
もしあなたの足を引っ張って
危険にさらす事になったらと思うと……。
[ 下を向いては自信無さそうに呟く。]
| ──300年前・玉座の間──
ああっ、クソ!やめろ!その歌をやめろ!
[ 記念すべき日に、響き渡るダミ声。 その主は極彩色の羽根を持った大きな鳥の魔物。 極寒が似合わなさそうな体色の癖に、元気に歌いながら飛び回る。
今日は我らが小さな王の100歳の誕生日。 数多の贈り物が各魔族から届けられ、この鳥もそうだった。 ……送り主は無実体種族である。 あれも陛下と同じくらいの子供にしか見えない連中だ、 悪戯か本気か測りかねる。鳥が歌うのも、陛下を賛える唄なもので。] (53) 2020/11/03(Tue) 1:16:56 |
|
串刺しにして焼いて食ってやる……っ!
[ しかしいくら賛えていようが、 煩くて言うことを聞かないのでは叶わない。
神聖な場だからと穏便に捕まえようとしていたが、 いい加減限界だと胸の真ん中へ右手を持っていこうとしていた時。]
(54) 2020/11/03(Tue) 1:17:15 |
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……ふふっ。フォルクス、面白いね
[全てを傍観していた少年が、笑いながら声を掛ける。 己の座すべき玉座よりも更に上、壁を構成する蒼の結晶に腰掛けながら。]
(55) 2020/11/03(Tue) 1:17:46 |
|
俺は少しも面白くないです!
それより、またそんなところに座って……危ないですよ。
(56) 2020/11/03(Tue) 1:18:23 |
|
大丈夫だよ。それに、僕はここ好きだな
なんだかあったかくて……安心するんだ
(57) 2020/11/03(Tue) 1:19:02 |
[ けれども。]
でも……もし、本当に
私の力があなたの役に立つのであれば。
[ 一呼吸。それから面を上げて。]
喜んでお手伝いします…!
[ 真っ直ぐな視線を彼に向けながら
はっきりとした声音で言葉を紡いだ。]*
|
女神の教会が仰がれていた時代、 人々の命はヤドリギの枝から女神の元へと還り、 やがて再び大地に芽吹くとされていた。
女神の救いは存在しなかった。 では、伝説に踊らされ死んでいった者の魂は何処に向かうのだろう。
(L0) 2020/11/03(Tue) 1:19:34 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
|
ヤドリギが聖木であることの否定、神託の実を利用させないこと。 都に聳え立つ障壁はその為にしか作用していない。 今でも魔樹は生きている。我々を見下ろしている。
誰もヤドリギを潰えさせる方法を知らない、 何故、あの木が現れたのかこれ程の時間が経っても分かっていない。
(L1) 2020/11/03(Tue) 1:19:49 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
| 解決出来ない未知の中、否定し切れない可能性。 ────本当に女神が存在し、彼女がヤドリギを齎したのならば 人類 我々は未だ、彼女に赦されていないのかもしれない。 (L2) 2020/11/03(Tue) 1:20:04 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
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[ 差し込む陽の光が結晶を照らし、蒼い輝きが場を満たす。 いつかのように高みから見下ろしていた主が飛び降り、こちらを見た。 その手を恭しく取り、唇を落とす。 ]
(58) 2020/11/03(Tue) 1:21:26 |
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世界歴██年
最後の勇者被検体フォルクスが魔物化 魔素種族統一王ウロボロス・スィ・ルォクヮ・コーキュトスに討たれる。
フォルクスは完全に理性を失う前に自ら拘束と隔離を申し出、 水人族の研究者を始めとした魔王城の術士達が彼の願いを叶えた。 張られた厳重な障壁の中、死傷者を一人も出すこと無く生涯を終える。
ウロボロス王が現れると、頭を垂れ大人しくなったという。
(L3) 2020/11/03(Tue) 1:22:05 公開: 2020/11/03(Tue) 1:25:00 |
「本当に魔族なんていたのかな?」
「いたと思う。だって、色んな本に書いてあった。」
「うーん、でも。本が嘘かもしれないよ?」
「そんな風に考えたら、何も信じられないだろう?」
「だから昔の人達は、本当のことを語り継ぐ為に頑張ったんだぞ。」
|
[ 机に置かれた本の背表紙に描かれているのは、 二匹の蛇が形作る円の中に三本の穂を持った槍が一本の紋章。
吹き込んだ風が悪戯に頁を捲る。 子供達が見つめた窓の向こうに、ヤドリギは──── ]
(59) 2020/11/03(Tue) 1:24:29 |
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[ 教卓の上では、濃桃の花が大輪を花開かせていた。* ]
(60) 2020/11/03(Tue) 1:25:00 |
[甘えて媚びる女みたいな音色が知った声で響く。
鼓膜を揺らすその声色に、ぞくりと背筋が震えた。
盛り上がるかはさておき、悪い気は、しない。
必死で堪えてるのがいじらしくて、可愛く見えてくる。
なんだ割とへいきなもんだなぁって
既に何度目かの感想を抱きながら
堪えようと口を塞いでも零れる呼吸の音の生々しさと
口の中でひくついては張り詰めて行く肉に
粘膜を擦られる心地よさに誘われ興奮していく自分の
身体と、感覚の反応に少しだけ、安心した。
機械的に手順を追って済ませることになっても
それはそれで仕方がないと思っていたが
今、それなりに、わりと、ちゃんと、
セックスしている感じになっているのではなかろうか。
同じ受け止め方をこいつがしているかはわからないけれど
少なくとも俺はこれをトレーニングでも組体操でもなく
セックスと認識できていることに安堵した。
男同士でも物理的にできることは理解していたけれど
精神的な意味合いで繋がれるか、の不安は
すこしだけ、なくはなかったから。
直腸に性器が入るかどうかはどうにかできても
感性的な部分は慣れでどうにかできるものでもないだろう。
けど、感じさせて、感じてる相手に興奮して。
よかった。男同士でもふつうにできている。]
[人が折角ほっと一息ついてるってのに
「だめ」とか抜かすので、はぁ?と反射的に凄みそうになる。
あ、そういうだめね、はいはい。
いや、抱くかどうかは入れるか入れられるかで
主導権をどっちが持つかはまた別な話ではなかろうか?
こいつセックス自体は初めてじゃないんだよなぁ?って
純粋な疑問が過ったけれど
こいつにとってはそういうセックスが当たり前だったんだなと
なんとなく理解を示した形で勝手に納得しておいた。
あれだな、マグロタイプ。
大袈裟に喘いで寝転んでるだけでいい
若くて顔が良い女にだけ許されるあれ。
顔いいもんな、わかる。
転がされながら納得して。
ふと、如何でもいいことに気付く。
「顔が良い」なんて何度も繰り返し
当たり前に思ってたけど。
そうかこいつ顔が良いのか。
「顔が良い」なんて主観だろうに
そうかおれはこいつの顔が良いと思っているのか。]
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