人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

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[成長するにつれわたくしの魔力は増し
 国内の術者や学者たちは匙を投げました。

 ジュディス女王は余命幾ばくもないと。
 救う手立てはないと。

 国中が嘆き悲しみました。
 母は天命として受け入れていました。

 私、は……]
 

 

    
そんなのイヤッ お母様死なないで……っ



 

 
[……狂った茶会の始まり。

 新たな女王を迎えた、国民たちは。

 覚悟していた先代女王の訃報が
 いつまでも流れることのないままであることと
 止められた時間とか
 完全に無関係であるとは思わなかったでしょう。

 表立って触れるものこそいませんでしたが。]
 

 
[わたくしは……、
 お母様のかわりにはなれない。
 お母様のようになれない。
 首は刎ねるけれど決して殺さない。
 誰にも死んでほしくないのです。
 たとえそれが過去どんな罪を犯した人であっても。
 みんなが求めているのは母のような君主なんだわ。
 母のようにならなくちゃと日々思ってはいるけど……]
 

 

   わたしなんて
   うまれてこないほうがよかったんだわ…… **


 

【見】 元魔王 ジャヤート



……、そこは何故小声なのです……?>>30


[親しみの持てる女王。
それは通常、好ましいものではないのだろうか?

とはいえ、それを自分に置き換えてみると
幾らか得心するところがある。
『面白愉快な楽しい魔王』は、時と場合を弁えないと
間違いなく需要に欠けるだろう。
人の子が他者に、特に上位とされる存在に求めるものは様々で、
そしてときに厄介なもの]


魔物にとってですか……ふむ。
(@37) 2023/03/21(Tue) 11:37:06

【見】 元魔王 ジャヤート



……そうなのか、我が僕たち?


[背後の影に視線を向けて問いかければ
ふつふつと影が泡立ったかと思えばそこからひょこりと
魔物たちが顔を出す。

『魔王』ではなくなり、
私の力が弱っているのもあるだろうが、
残念ながら、その姿は見るものに
恐怖を覚えさせるものではなくなっている。

たとえばティンダロスは額から小さな角を生やした毛玉のような仔犬ポメラニアンと化しており。
ぴょこんと影から飛び出せばとててて…と群れて周囲を走り回る。
その様子は、文字通りの走る毛玉だ。
我が番犬たるケルベロスは三つ首の黒柴と化して
私の足元に座している。
私の問いかけにも不思議そうに首を傾げて、、
じっとこちらを見上げるだけだ。
フェンリルは通常の白狼と変わらぬ姿だが、
我々の周りをぐるぐると歩き回るたび、吐く息が凍って
氷の霧がきらきらと口許を輝かせている。]
(@38) 2023/03/21(Tue) 11:39:15

【見】 元魔王 ジャヤート


……。


いえ、愚問でしたね。
私の魔物たちは私の僕であり、
同時に私の権能の一部でもあるのです。
仮に貴女がこの生き物を害そうとすれば
この生き物たちは、即凶暴な本来の機能を発揮します。


[強いて言えば強い敵意に反応して凶暴性を発揮する、
極めて機能的なシステマチック生き物たちだ。
とはいえ、敵意を示さなければ
ただの飼い慣らされた獣と変わらないし、
なんなら優しくされれば相応に懐いてもみせる。

戻れ,と一声かけて湧いて出た魔物たちを影に戻せば]


が、この世界でその機能が発揮される気がしませんね。


[願わくば、その通りであってほしいものだ。
悲しみも怒りも憎しみも、そして死も、
『魔王』の糧であり、物語には欠かせないものだが。
その彩りを、私は今のこの世界に求めてはいない。]
(@39) 2023/03/21(Tue) 11:41:57

【見】 元魔王 ジャヤート

[閑話休題。
道中、彼女の提案を受けて>>32]


では、あちらに向かいましょうか?


[彼女の手を取るその手とは反対の手で指差したのは
ちょうど私たちがいた庭園とはまた別の薔薇園。

そこも茶会の会場の一部となっており、
白を基調としたテーブルや椅子が並べられている。
そして、テーブルの上のケーキスタンドには、
キューカンバーのサンドやスコーン、一口サイズの
彩り鮮やかなケーキたち。]
(@40) 2023/03/21(Tue) 11:42:44

【見】 元魔王 ジャヤート



『ねぇ聞いた?』
『さっき噴水広場でお茶を飲んでた友達に聞いたんだけど
ケーキの中に金貨が入っていたんですって!』>>40
『えー!なになにどういうこと?』
『なんでも女王様のサプライズみたい。
入っていたものは贈り物として頂いていいんですって!』
『まぁ、素敵ね!』


[おそらく茶会に招かれた招待客の一部なのだろう、
賑やかに話す少女たちの声が
少し離れた此方にもよく聞こえてくる。]


『ねぇ、もしかしたらここのケーキの中にも入っていたりして!』
『まさかぁ』
『えーでも、もしかするかもよ?』


ふむ…。
(@41) 2023/03/21(Tue) 11:44:06

【見】 元魔王 ジャヤート

[ちら、とケーキスタンドに視線を向けて]


アルレシャ嬢。
よければ、一つ寄り道をしていきませんか?


[もし、運良く金貨か、
或いはそれ相応のアイテムを見つけられれば
女王と出逢ったときに話題の一つになるだろうから。

それに、此方で茶と菓子を楽しんでいれば
誰かしら話を聞ける者たちがやってくるかもしれない。

具体的には料理を作ってくれている料理人だとか、
神出鬼没な猫のようなナニカだったりだとか
空を飛ぶカラスだとか。
或いは女王陛下本人がやってくることも万に一つあるかもしれない。


無論、否と言われれば無理強いはしないが]**
(@42) 2023/03/21(Tue) 11:47:23
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t10) 2023/03/21(Tue) 11:53:02

【見】 元魔王 ジャヤート



ええ。
人の子の言葉でたとえるならば、
私にとって魔物たちは手足の延長のようなものです。


[可愛いと口にする彼女に>>48
そうと悟られぬようなんとも困ったように眉尻を下げる。

怖がらせたいわけでもないが、
とはいえ小動物と化している我が魔物たちに
思うところがないわけではない。

そして此方の考えとは裏腹に
仔犬…もとい魔物たちは己に向けられた彼女の声に反応する。

走り回っていた毛玉たちはぽててて…と、それまでの進路を
彼女のほうに変更すると、抱っこをせがむように
彼女の足元をぽてぽて飛び跳ねるし、
ケルベロスも立ち上がってが尻尾をぶんぶん振っている。
フェンリルも表情こそ変わらないが、じっと彼女から
視線を外さない様子を見るに、まんざらでもないのだろう]
(@51) 2023/03/21(Tue) 15:47:39

【見】 元魔王 ジャヤート



気に入られたようですね、アルレシャ嬢。


[もし、彼女が望むらあとで戯れの時間を作ろうか。
何よりここまで魔物たちが人の子に懐くのは久しいのだ。
このような機会もたまには悪くない。]


ふふ、そうですね。
願わくば、この世界がこの子たちを
『悪い魔物』にしない人ばかりであってほしいものです。*
(@52) 2023/03/21(Tue) 15:49:36

【見】 元魔王 ジャヤート

――お茶会会場――
[誘ったのは私だが、気がつけば彼女に手を引かれ
促されるままに席に着いていた。
その間、何も言えなかったのは先程、
少女たちの噂を聞いた彼女の表情が気になったから

歪んだ顔に浮かぶものは、純粋な負の感情というよりも
どこか迷子の子供のような、今にも泣いてしまいそうな
そんな、奇妙な印象を私に抱かせた。
勘違いであればいいとは思っているが。]


…いえ。
正確にはあるにはあるのですが、
いくぶん昔過ぎて記憶が曖昧ですね。

おそらくですが、
「思い出」というものがないぶん、印象が薄いのでしょう。


[彼女に差し出されたケーキを受け取り、
そしてまじまじと見つめながら。

知識としては、知っている。
何を材料として作られているか、その製造方法も。
だが、味に関する記憶は殆ど希薄だ。]


ちなみにアルレシャ嬢は此方を食した経験は?
貴女の好みの味か、気になりますね。
(@53) 2023/03/21(Tue) 15:51:42

【見】 元魔王 ジャヤート

[そう問いかけていれば>>52]


ええ、はじめまして。
貴女も、女王のご招待を?


[軽く会釈をしてみせれば、私が椅子を勧めるより先に
彼女のほうから手招きをされていて>>53
どうやら、この役目は私より彼女のほうが適任であるようだ。
では私は紅茶を彼女たちに淹れるお役目を頂くとしよう]


フィエ嬢。
少し変わった名前のようだが、
貴女も此処ではない世界から招かれたのでしょうか?

いや、突然不躾でしたね。すみません。
無理に聞こうというわけではないので、ご容赦を。


[言った後で不躾だったかと謝罪の言葉を口にしてから、
アールグレイと銘打たれた茶を三つのカップに均一に注いでいく。

そして。>>61
女王陛下とその為人については、彼女に任せたほうが適任のようだ。
私たちと同じ招待客であると同時に、彼女に厨房を任される料理人。
なんとも不可思議で、そして興味深いお嬢さんだと
ソーサーにのせたカップを差し出しながらそんな感想を抱いた]*
(@54) 2023/03/21(Tue) 15:52:23
(心の叫び)
 おいしーい!
 さくっとしてて甘くて、今まで食べたことがない感じだわ!

 だって海辺じゃすぐに湿気てしまうし、塩味がついてしまうんだもの

 せっかくだし、ここにいる間にいろんなお菓子を食べようかしら?

 わぁ、お茶もいい香り!
 聞いた話ではお茶にもいろんな種類があるっていうけど、これは何なのかしら
 あぁ、さっき聞いておけばよかった!
 おかわりをすれば聞けるかしら? でも恥ずかしい子って思われないかしら?

 いいわ、だって、すぐに帰るんだもの、ちょっとくらい羽目を外してもいいわよね!?

(注:それを「旅の恥は掻き捨て」って言うんだぞ?)

[聞けば聞くほど、描いてしまうのは、残酷な『女王様』ではなく、
無垢であどけない『お姫様』。

無垢で無邪気に踏みにじると言う人もいる。
だけど、そうは聞こえない。聞こえないだけと思いたい。
思いたいけど…周りの声は、それを許してくれないような気がしてしまう。]

【見】 元魔王 ジャヤート

――回想――


…。


[可愛い、と言われて感じるのは>>66]


…貴女のほうがよほどお可愛らしいと思いますね。


[彼女の、魔物たちを見つめる眼差しは優しく、
温かな情に満ちていて。

…悪くないものだと思う。
たとえそれが糧としての効率が良くないものだとしても。

ぴょんぴょん跳ねていた毛玉たちも順に抱きしめられれば、
小さな尻尾をぴこぴこ動かして、全身で喜びを表現する。
地面に降ろされても暫くのあいだはぽてぽてと
彼女の足元で跳ね回っていることだろう。]
(@64) 2023/03/21(Tue) 23:44:56

【見】 元魔王 ジャヤート

―― お茶会会場 ――


ええ。


[それほど、可笑しなことを言っただろうか?>>68
なら、ずいぶんと迂闊なことを口にしてしまったかもしれない。

案の定、此方の言葉に対する反応には
なんとも心配そうな色が感じられる。
…此の地に来てから、人の子との認識の差を感じる。

お叱りを受けるのは此方としては構わないし有難いが、
心配をかけるのは純粋に、申し訳なさを感じる]


…思い出がないというのは些か語弊があったかもしれません。

私の中で菓子を含めた食事の記憶というのは、
己の体験した記憶というより、記録に近いものなので。


[たとえて言うならそれは、頭の中にある書物の、
特定の内容に触れた記述の頁を自力で探し出すに等しい。]
(@65) 2023/03/21(Tue) 23:46:59

【見】 元魔王 ジャヤート



なるほど……。


[一度ケーキの乗せられた皿をテーブルに置けば。

私が魔力で生み出すものとは違い、
今日私の手に辿り着くまでに料理人を含め、
幾人もの手が介されたか。
その『物語』に敬意と感謝を示して。

―――頂きますと、手を合わせよう]


……ん。
これが、甘いというものなのですね。


[嘗て、私に敗れていったあの子たちが憧れたケーキ。
クリームに負けないほどに柔らかなスポンジに
フォークを入れて、一口、口に運ぶ。

見目が美しいだけではなく、
なにより口にしたときのその『幸福感』が
心地よい甘みが、舌先だけではなく身体全体に満ちるよう]


…ありがとうございます。
これは…確かに忘れ難い思い出になりました。
(@66) 2023/03/21(Tue) 23:48:00

【見】 元魔王 ジャヤート

[そして>>72]


…そういえば、自己紹介がまだでしたね。
これは失礼を。

私のことはどうかジャヤート、とお呼びください。
元居た世界では『魔王』と呼ばれておりました。
もっとも今は隠居の身ですが。

私も貴女と同じく異なる世界より招かれた旅人のようなもの。


[そうして、アルレシャ嬢と二人が話している間に
ショートケーキをもう一口。

白い生クリームと、
それと対照的な赤を身に纏った苺の甘みと酸味。
その二つのあいだに立つ、
肌理細やかなスポンジのほんのりとした甘さ。

これは間違いなく、忘れ難い私の思い出になるだろうと
そんなことを思っていたところで>>68>>73>>81>>83>>85]
(@67) 2023/03/21(Tue) 23:48:33

【見】 元魔王 ジャヤート

[……これは、流石に少し驚いた。
まさか自分に矢が飛ぶとは思っていなかったから。

けれどもそれ以上に>>91]


……アルレシャ嬢。


[手にしていたフォークをいったんテーブルに置いて。
立ち上がると彼女の後を追いかけて。
その耳許に一つ、囁いた。]
(@68) 2023/03/21(Tue) 23:48:57

【見】 元魔王 ジャヤート

[アルレシャ嬢に一言囁いてから、先程のテーブルに戻る。]

突然の離席、大変失礼致しました。

[フィエ嬢に先程離席した非礼を詫びてから]


…それで、私の話でしたね。
何を話せばいいか、悩ましいところですが。

私にとっての食事というのは
主に『魔王に対する負の感情』そのものなのですよ。


[怒りや憎しみ、敵意や殺意。そして恐怖。
そういうものを糧として、『魔王』は己の力とする]

無論、負の感情だけが糧になるわけではありません。
ですが、それ以外の感情を摂取するというのは元の世界では希少なことでしたね。

それ以外の人の子にとっての通常の食事は
嗜好品のようなものです。
人間だと酒や珈琲の類ですね。


[他に糧と成るものはないのかと言われると、
厳密には、ある。
だが、此の世界でそれを食したいとは思わない。
それを食せば、私はこの世界の敵になる。]
(@69) 2023/03/22(Wed) 0:10:48

【見】 元魔王 ジャヤート



なので、元の世界では積極的に食事を摂ろうと
思ったことはなかったのですが。


…そうですね。
先程、貴女が話していた思い出の味。>>73
それらを食してみたいですね。
それが、貴女にとっての思い出の味なのでしょう?


[『家族』という人の子たちの群れの最小単位。
恐らくは彼女にとっての起源に由来するであろうものは、
果たしてどのような味がするのか。
やはり興味がある。]*
(@70) 2023/03/22(Wed) 0:11:13
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t13) 2023/03/22(Wed) 0:15:35

(心の叫び)
あ、そうだわ!
まだ気になるものはたくさんあるんだもの

前に一度、入江に来た人がくれた貝の形の「マドレーヌ」とか
リヴァイさんが話してた「シフォンケーキ」とか
シュークリームとかタルトとか、それからそれから

全部は無理でも、できるだけ食べておきたいわ!
だって、もうこんなことはないかもしれないじゃない!

― 閑話 ―

[私は、獣人と言うものが苦手である。

それは、昔の…旅に出てすぐのころの話――。]

獣人って、本当に、動物の耳なのね。
触って…ダメか…そうよね。私も耳に触っていいと言われたら嫌っていうわ。

[動物は好き。可愛いものも好き。
可愛いとは離れているけど、話に聞いた獣人と言うものに会った私は、とにかく浮かれていた。
姿が、聞いたように動物の耳、尻尾がある。
それが不思議で、とにかく話を聞きたいと、その日は長く話していた。

だからだろう…その夜、私は紛れ込んでしまった……悪夢の中に。]

[夢を渡るときの姿は、その時によって違う。
蝶だったり、鳥だったり、4足の獣だったり…。
その日は、ひらひら舞いたいと言う気分だったから、蝶の姿で、夢を渡っていた。

そこで、一つの夢にたどり着いた。
真っ赤な、真っ赤な夢の中。
そこにいるのは、昼間話していた獣人…話したことにより、繋がりが出来ていたのかもしれない。
だから、その日の夜に夢を訪れたのだろう。

が、そこにいた獣人は昼間の穏やかな装いとは違い、とても凶暴で、人を――私を襲っていた。
夢の中の私と、訪れた私。
それがリンクしてしまったのだろう…気づいたら私は獣人に襲われているところだった。
身体に走る痛みと恐怖。急いで逃げて、隠れて…。
すぐにこの夢から出ないといけないのに、痛みと恐怖で、逃げ出し方を忘れてしまった。
痛い。どうしよう。痛い。どうしよう…。

そう繰り返していたら、ふと、痛みがなくなる。
なぜと思うと、いつの間にか獣人がまた目の前に。
なぜと、思う間に、また私は襲われる。

痛みが走り、怖くて逃げだす。
そんな同じ事が、何度も何度も…終わらない。終わりが見えない。

獣人が目が覚めれば抜け出せるかもしれない。
なのに、何度も繰り返すから、瞬きの時間が、永遠のような時間に思えるほど。
痛くて、怖くて――ここで自分はと思うほどに…。]

[悪夢は終わる。終わった…。
イルレーラとウルリア…旅の仲間の二人が助けてくれたから。

終わった事に安堵し、助けてくれた二人に、素直にお礼を言えた。
この時、自分の中にあったプライドが粉々に壊れていたから。
内包魔力が多い、アルの称号を持っているからと、どこか驕っていたと実感したからと。
そして、忘れるなというように、実際の身体に痣が残ってしまった。
何度も切り裂かれた場所に――。

それ以後は、心を入れ替えたように励むことにした。]

[ただね…翌日に会った獣人に、どうしても怯えてしまった。
終わらないと思う恐怖を味わったせい。
それが本人の無意識か、それとも自覚ある願望化が解らないから。
怯える自分に、訝しげられたけど、夢見が悪くてなんて誤魔化すしかなかった。

別に彼が悪いわけではない。
そして獣人が悪いわけでもない。
人だって、そういう夢を見る人はいる。

――ただ、あの体験がどうしても蘇ってしまうから、獣人は苦手になってしまっただけである**]