人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 織田 まひろ

 


 大きなボストンバッグに
 何日分かの着替えや生活用品。
 決して荷物は少なくはないけれど、
 多分“女子にしては”少ない部類、そのくらい。

 ゲーム機は持ってこなかったけど、
 旅といえば… トランプ?と思いつき
 結果的に楢崎と被ったことは今はまだ知らない>>51

 駅に着いたのはきっちり約束の5分前。
 私が着いたときに、帆稀や御旗はいただろうか
 少なくともそこには白瀬はいて、
 手に …………… 青汁????


 「 健康的だね 」


 お待たせでもおはようでもなく
 口から出てしまったのはそんな言葉

 
(54) 2023/02/05(Sun) 16:40:15

【人】 織田 まひろ

 


 旅のしおりを受け取れば
 すごい、と純粋に目を丸くする


 「 なんか修学旅行みたい
   いいね、こういうの。 」


 楽しみで楽しみで仕方なかった。
 だけどこうしてしおりを手にして、より。
 私の中で楽しみが膨れ上がる。

 
 「 世界、滅びなくてよかった。 」


 冗談のような言葉だってさ、
 この世界では、冗談なんかじゃなくって
 それが逆に、どこか絵空事のようで。

 …でも、本気でそう思ってる。

 
(55) 2023/02/05(Sun) 16:40:27

【人】 織田 まひろ

 


 楢崎が到着したのは一番最後。
 遅い、なんて文句を言う係は、
 きっとほかに居たと思うから(たぶんね)
 私はその様子を首を竦めて眺めてる。

 発車ベルが鳴る。
 乗り込む電車は ── これは、どこまでいくのかな。 *


 
(56) 2023/02/05(Sun) 16:40:40

【人】 織田 まひろ

 


 なお、家庭科は壊滅的だ(と神の手が決めた)けど
 美術はどうだったのだろう ⇒ (11)1d100

 お絵描きしりとりをしていれば思い出す、>>62
 昨日帆稀が送ってきた謎の画像>>57
 なんかにょろにょろしたのが付いていて
 ニョロニョロかな?とか思ったけど
 その真意を確かめることはできただろうか。

 カッコイイチケットの顛末はまあ見守るとして
 私は初めて頭にカチューシャを付ける
 主役のねずみを模したそれをつけたら
 なんだか自分が浮かれてるような気がして


 「 違う自分、なれてる? 」


 大学デビューはもう少し先。
 まずは遊園地デビューから。 >>0:28 *

 
(64) 2023/02/05(Sun) 19:29:52

【人】 織田 まひろ

 

── 旅行中のどこか、寝る前 ──


 どうして?と私は聞く。>>69
 
 それは旅行中のどこか、夜も遅くなってから。
 おうちのものとは違うふわふわの布団の感触を
 指先で弄びながら流れる、静かな時間。

 そんなことを聞いたのは
 世界が滅びてほしい、そんなニュアンスの言葉を
 帆稀の口からきいたから。

 だから、どうして?と
 私は躊躇うことなく、帆稀に聞いた。

 答えが返って来るまでの数秒、数十秒。
 あ、聞かない方がよかったのかな、って
 一瞬頭を過ぎるくらいの時間。

 だけど私は、帆稀の言葉を待つ。

 
(73) 2023/02/05(Sun) 22:00:21

【人】 織田 まひろ

 


 「 忘れてしまう、こと。 」


 反芻する。
 帆稀の返事を反芻して、
 言葉の意味を、自分なりに考える。

 無論、種明かしされてるかもしれないけれど
 それが心の声で留まっていたとしたって、
 帆稀が考えていることは、なんとなくわかった>>2:38

 
(74) 2023/02/05(Sun) 22:00:36

【人】 織田 まひろ

 


 うん、を一つ。
 旅行に行けて楽しい、それに同意。

 うん、をもう一つ。
 滅びなくてよかった、それに同意。

 
 「 旅行は楽しいし、
   滅びなくて、よかったし、
   こうして、帆稀と話せてることも嬉しい 」


 繰り返す。
 同じだよ、そんな気持ちを伝えたくて。

 
(75) 2023/02/05(Sun) 22:00:48

【人】 織田 まひろ

 


 それでも、私は言う


 「 忘れてしまうことだって、あるよ 」


 忘れないよ、忘れるわけないよ、
 なにもかもを全部無責任に肯定するほど
 織田まひろはやさしい人間じゃない。

 
(76) 2023/02/05(Sun) 22:01:03

【人】 織田 まひろ

 


 「 大学に入って、新しい人間関係とか、
   新しい暮らしが、はじまって。
   高校のこと、忘れちゃうこともあると思う。

   誰かにとって大切な思い出でも、
   相手にとって、そうでもなくって
   それが忘れられたりしたら、
   きっとね、淋しいよね 」


 私は一体どうだっただろう。
 中学で仲のよかった友だちとは、
 高校になってから随分と疎遠になっている。

 忘れられているのだろうな、
 そう思ったら、少しだけ胸が痛んだ。

 
(77) 2023/02/05(Sun) 22:01:18

【人】 織田 まひろ

 


 「 でも、忘れられるのは怖いけど、
   忘れるほうが、もっと怖いよ 」


 言ってみてから、
 ちょっと自分でもよくわからなくなって
 ほんのすこしだけ、笑ってみたりして

 
(78) 2023/02/05(Sun) 22:01:56

【人】 織田 まひろ

 


 「 旅行、楽しかった。
   忘れたくないよ。

   帆稀と話したの、嬉しかった。
   憶えていたいよ。

   だから、世界は滅びないでほしい。
   誰かに忘れられることよりも、
   自分が憶えていられなくなるほうが、
   私は、もっと、悲しいな。 」


 滅んじゃったら、どっちにしろ同じでしょ?って
 そんなこと言われたら、返す言葉もないけれど。

 
(79) 2023/02/05(Sun) 22:02:10

【人】 織田 まひろ

 

 隣の布団から聞こえた、ちいさな吐息>>72
 その想いは、帆稀にしかわからない。

 だけど、私は想う
 そして、小さく口にする

 
  「 大丈夫だよ 」

 
 滅びないこと、明日も楽しいこと、
 忘れないこと、忘れられないこと、

 何を想ったのかわからなくったって、
 友だちとしてこれだけは言えるんだ。
 そして私の想像は
 あながち間違ってないんだ、って
 
 私ね、帆稀の声くらいはよく分かるんだ。>>1:26 **

 
(80) 2023/02/05(Sun) 22:02:24

【人】 織田 まひろ

 


 しょっちゅう白瀬に声かけられて>>85
 ???となりながらもついていったり
 いつのまにか帆稀と楢崎がいなかったり。

 探したほうがよくない…?と白瀬や御旗にいうも
 心配しなくていいらしい雰囲気が伝わってきたり

 手にしたチケットには氷が似合いそうな女王様
 主題歌が何か、有名なやつ。
 ありのままの自分がうんたらかんたら…
 

     少なくとも
     みんなに釣られて浮かれた私は
     多分今、ありのままの自分。

     楽しいね、って心から、笑ってる。 *

 
(92) 2023/02/06(Mon) 11:16:04

【人】 織田 まひろ

 


 ところでパレードの最中、
 ふと、帆稀と楢崎が手を繋いでいるのを見た
 どこか引っかかってじいっと見ていたら
 御旗が横からわき腹を突いてきて(確定)
 こっそり「そういうことだよ!」とかいうものだから
 私はそういうこと、について考えることになる

 遊園地。女子と男子。手を繋いで。パレード。
 時々居なくなるふたり。

 そう、そしてこれは忘れてはならない
 私たちにとっての
青春
なのである。


     鈍い私でも、気づく。
     こ、これは…………!!!!!!!

 
(112) 2023/02/06(Mon) 20:32:13

【人】 織田 まひろ

 


     ふっ、
不純異性交遊
………。


 
(113) 2023/02/06(Mon) 20:32:31

【人】 織田 まひろ

 


 いやいやふたりとももう18歳、大人なのだし
 そういうこともあるだろう、うん。
 そういうこともあるんだなあ、うん。

 自己解決したそれは、
 おそらく人より一歩も二歩も先を行く想像。

 

   だからですね

   その日のお宿で、ついうっかり
   「お部屋代わる……?」とか口走ったけど
   きっとその真意に気づかれていなかったから
   私と、帆稀の、夜の会話が成立したのだろう。

                   閑話休題。

 
(114) 2023/02/06(Mon) 20:32:55

【人】 織田 まひろ

 


 「 わ、ぎりぎり。
   もうアナウンス流れてるじゃん 」>>93


 魅惑の駅弁ステーションでは
 私は悩んだ挙句ます寿司を選ぶ
 海鮮、って言ってたからね。念願の。

 わいわいがやがや、旅は続く
 列車で食べる初めての駅弁は、
 とんでもなく美味しくて、楽しくて。


 「 違った駅弁もまた、食べに来たいね 」


 …そうだね、そういう意味でも
 残りの選択肢のお弁当を食べるまでは
 私は、滅びるわけにはいかなかった。

 
(115) 2023/02/06(Mon) 20:33:09

【人】 織田 まひろ

 


 ところで温泉も旅館のお部屋も
 なぜか毎回男子のほうが騒がしい。>>101>>102

 怪訝な顔して、部屋はふたりで見に行ったかな。

 枕投げしているのに気づいたら、
 顔見合わせて、ため息ついて

 でも、楽しそう、って思ったのは秘密で。

 枕が飛んできたならば、投げ返すのもやぶさかではないよ。 *

 
(116) 2023/02/06(Mon) 20:33:21

【人】 織田 まひろ

 


 必要最低限だけ持って出かけた私たちの手
 帰りは随分と荷物が増えた。

 家族へのお土産、自分へのお土産。
 みんなとお揃いの雑貨に、
 何に使うかわからない工芸品。
 たくさんのパンフレットと、特別な入場券。
 それから、男子たちからもらったホワイトデー。
 
 私たちの旅のしおりは、
 たくさんの折り目がついている


 
(149) 2023/02/07(Tue) 8:33:20

【人】 織田 まひろ

 


 そんな旅も、あとわずかで終わってしまう
 おうちに帰るまでが遠足ですよ、って
 そんなことを昔はよく言われていたけど

 できることならこの先も、またその先も
 ずっとずっと、旅が続いていたらいいのに、
 私は、心から、そう思う


 
(150) 2023/02/07(Tue) 8:33:35

【人】 織田 まひろ

 


 明日世界が滅びるとしても旅に出たい

      
     まだ制服に身を包んでいた頃
     そんなことを言い出したのは誰だったか

     でも今はこうも思う


 明日世界が滅びなくたって旅に出たい


     ──── もちろん、また私たち5人で。


 
(151) 2023/02/07(Tue) 8:34:01

【人】 織田 まひろ

 


 私たち5人の歩幅は一緒だ

 それでも伝えたい言葉、伝えたい想い、
 立ち止まりたいとき、振り返りたいとき。
 そうしてほんの少しずつ微妙に、
 歩む場所は、変わっていく。

 それでも「またね」って言えるから
 それでも「またね」が叶うと信じてるから

 ほら、人生だって、帰り道だって同じ

 
(152) 2023/02/07(Tue) 8:34:14

【人】 織田 まひろ

 


 みんなと別れたあと
 何か大きな声が聞こえてきた気がして、
 私は何か起きたのかと振り返る。>>-134>>141

 その言葉が聞こえたのかはわからない
 その表情が夜の帳の中で見えたのかもわからない
 そもそも、もう道を曲がった後だったかもしれない。

 花冷えの風が頬を撫で
 私はまた前を向いて歩きだす。

 その顛末は神様とふたりだけが知っている。
 それでいい。今は、それでいい。
 
だから、あとで教えてね。


 
(153) 2023/02/07(Tue) 8:34:41

【人】 織田 まひろ

 


 私たちの旅はこれでおしまい。
 
 18歳、成人。
 これから私たちは大学生。

 一か月というXデーを超えて、>>0:22
 これからまだ、私たちの寿命は続いていく


 
(154) 2023/02/07(Tue) 8:34:59

【人】 織田 まひろ

 


     ────→

 
(155) 2023/02/07(Tue) 8:35:22

【人】 織田 まひろ

 


 それからほんの少しだけ時間は過ぎた
 私たちは新生活を始めて、
 以前よりかは連絡を取る頻度は確かに減った
 それでもあの日のようにくだらないやり取りはするし
 帆稀とはときどき会ってお茶だってしている。

 机の中、懐かしいそれを取り出したのは
 ほんの気紛れ。

 旅のしおりの、1ページ。
 楢崎が書いた、あの謎メモが貼ってあるなら>>1:68
 大学進学、かっこよく働く、なんかいい未来、世界滅亡
 そんな言葉に笑った上で、筆記用具、赤ペンを取り出す。

 
(156) 2023/02/07(Tue) 8:36:16

【人】 織田 まひろ

 


 まずは世界滅亡に大きなバツ印。
 それから未来は無限大、に大きな花丸を。

 
    よくできました。
    なんかこんなこと前もあったなって
    あの日が随分と懐かしい。


 
(157) 2023/02/07(Tue) 8:36:33

【人】 織田 まひろ

 


 そんな時かな、
 もしもこんな連絡が来るのなら ──── 、


 
(158) 2023/02/07(Tue) 8:36:45

【人】 織田 まひろ

 


 私は、少し悩んで、
 獅子が「いいね」って言ってるスタンプ
 あの時のスタンプ、もう少しだけ使わないと
 なんだか元取れてない気分になっちゃうでしょ?


 
(160) 2023/02/07(Tue) 8:37:26

【人】 織田 まひろ

 


     前言撤回。>>154
     私たちの旅も、青春も、
     まだまだきっと、終わらない。 **


 
(161) 2023/02/07(Tue) 8:37:47