人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 担任 中森明俊

 
「えー。世界が滅びるなんて噂もあるけれど、
 そんなくだらんこと信じてないで勉強するように」
 
(0) 2023/01/27(Fri) 11:02:18


御旗栄純が参加しました。

【人】 御旗栄純

 

 普通の街の、普通レベルの公立高校「大神高校」。
 そんなどこにでもある普通の高校の、
 僕らは普通の高校三年生だ。

 預言者自体は昔からいたのか、そうでないのか
 そんなのも興味ないレベルの僕たちは
 それでも何年か前に突然湧いて出て、
 今世間を思いきり騒がせている「予言」に
 少なからず。翻弄されている。


 「え、俺らの卒業式どうなんの」
 「大学受験どうなるの?」
 「滅びるなら大学受験しなくていいんじゃね」


 ある者は予言を信じず、ある者は予言に期待し
 もちろんある者は予言を恐れ

 でもきっと僕たちは普通の高校生なので、
 こんなことを平気で言うのだ。
 
(1) 2023/01/27(Fri) 11:19:16

【人】 御旗栄純

 


「滅びるにしても、そうでないにしても
 ぱーっと、どこかあそびにいこうよ」**


 
(2) 2023/01/27(Fri) 11:20:01
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2023/01/27(Fri) 11:22:22

御旗栄純は、メモを貼った。
(a0) 2023/01/27(Fri) 11:24:26

御旗栄純は、メモを貼った。
(a1) 2023/01/27(Fri) 12:36:45

御旗栄純は、メモを貼った。
(a2) 2023/01/27(Fri) 12:38:03

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2023/01/27(Fri) 12:38:45

伊豆浦帆稀が参加しました。

【人】 伊豆浦帆稀

 
 
  >>2耳に入った言葉が反響しながら
  脳の中でほわほわと踊る。

  いつから言われたか知らないが、
  もうすぐ終わってしまうという世界の中で。
  
 
   「 いいかもね、それ。 」


  それでも呑気に穏やかに、平常と変わらない日々を刻む
  私達の間に落ちた提案は。

  波紋のように心を揺らす、魅力的なものだった。
 
(3) 2023/01/27(Fri) 18:34:53

【人】 伊豆浦帆稀

  
 
  二月。まだまだ寒さの強い季節だ。
  ブレザーの下に着ているカーディガンの
  袖を引っ張って手をできるだけ覆う。

  栄純の発した内容に参考書に向けていた顔を上げて
  なんにも考えずに零した同意の言葉は
  鬱屈とした毎日から抜け出すよい機会だと
  脳が瞬時に計算して弾き出した答えだったのだろう
  多分。


   「 わたし、あったかいところがいい。 」

 
(4) 2023/01/27(Fri) 18:35:14

【人】 伊豆浦帆稀

 

  凍える今の時期は苦手だ。
  頭は鈍るし、体は鈍るし、なにより
  雪降る外には気軽に出られない。
  出たくないともいう。
  
  受験のためにと読んでいた参考書は開いたまま
  言葉を実行する苦労を考えもせず
  ただ、夢を見るような顔をして。

  擦り合わせた手は乾燥した空気のためか
  少しカサついていた。*
 
(5) 2023/01/27(Fri) 18:35:44
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a3) 2023/01/27(Fri) 18:50:33

楢崎大地が参加しました。

【人】 楢崎大地



      [ぶっちゃけ滅んで欲しかった]
(6) 2023/01/28(Sat) 8:03:59

【人】 楢崎大地


  「あ゛ーーーー……。あ゛ーーーーー……
   わがんねえ……動く点Pさんよぉ…………
    頼むから動かないでくれよォ……分かんねえ……」

机に参考書を開いたまま、その上に顔をうつ伏せる。
もうすぐみんな揃って仲良く大学受験だってのに、
俺の知能指数は、みんなと比べてもかなり低いらしく、
数学、理科、英語、小難しそうな教科は軒並みわかんなかった

  
 「……なんで大学受験って、音楽とか体育ねえのかな……」

体育の技能を生かした推薦入試とかもあるかもだが、
そういうのもあんまり、考えれてなかった
とりあえず頭は良くないとな……とおもってたし。
(7) 2023/01/28(Sat) 8:12:25

【人】 楢崎大地




   そんな中で、聞こえてきたのは、滅びの噂>>n1

     少しづつ。少しずつ。
      現代社会に滅びの影が、にじりよってた
(8) 2023/01/28(Sat) 8:15:41

【人】 楢崎大地



    「滅ぶんなら、勉強とかしてる場合じゃなくね?
    俺らの人生、1回だけだぞ!やりたいことやろーぜ!」

  俺は勉強道具を投げ捨てた。

      だってほら、みんなも言ってるぜ?
      
      「パーッと、どっかに遊びに行こう」って

 遊びたいのは皆同じ。赤信号みんなで渡れば怖くない

  滅びの前にどっかに遊びに行くって、サイコーじゃん
(9) 2023/01/28(Sat) 8:19:24

【人】 楢崎大地



『こらー!!!楢崎!!!参考書を投げるな!!!』

       「
あっ……うす、さーせん……


         おっと訂正。参考書は拾っといた。
         また、机の上に広げ直し、頬杖を着く


 「どこに行こっか。どうせだし、遠くに行きたいよなあ」


   そんなふうに、いつもの馬鹿話を始めるように、
   俺はきっとみんなに切り出したんだ**
(10) 2023/01/28(Sat) 8:22:09
楢崎大地は、メモを貼った。
(a4) 2023/01/28(Sat) 8:24:54

【人】 伊豆浦帆稀

 

  大学受験も近いということで学校はすっかり自由登校。
  もう教室に行く機会も少なくなってきた。

  自主学習でもいいといえばそうではあるけれど。
  それでもたまに学校に通ってしまうのは
  わからない範囲を誰かに聞きたいからと
  やっぱり、この学校で友達と顔を合わせるというのが
  あと残り少ないというのを感じているからで。
 

   「 大地って頭悪いから大変だよね。 」


  そんな辛辣とも言える言葉を戸惑いなく吐き出すのは
  自分の性格もあるけれど、それだけ
  距離が近いと感じているということは
  伝わっているのか、いないのか。
 
  とりあえず。
  点Pさんは動くからこそ問題になっているのである。

  近い席から聞こえてきた切実な願いに>>7
  彼ほど頭が悪くない私は他人事みたいな顔をしている。
 
(11) 2023/01/28(Sat) 8:58:29

【人】 伊豆浦帆稀

 
  
  教室の中、先生がいるところで
  道具を投げ捨てたらそれは怒られるだろう。
  
  それでも、勉強についてを話しているという体なら
  多少違うことを話していても、そっちはきっと
  怒られないはずで。

  私はあたたかいところがいいと希望を伝えた>>4
  大地は遠くに行きたいといった>>10

  もし教室に来ていない友達がいるのなら
  話す場所は放課後のどこかへと移り変わったりも
  するのだろうけれど。
 
(12) 2023/01/28(Sat) 8:58:44

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 うん、滅んじゃうなら。
     人生は一回だけだものね。 」


  滅びるなんて本当は思っていなくとも>>9
  そういうことにしたら、許されるんじゃないかなって。

  甘えは自分に痛く返ってくるんだろうけれど
  今はまだ、ばかな学生でいたい。*
 
(13) 2023/01/28(Sat) 8:59:10
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a5) 2023/01/28(Sat) 9:02:39

【人】 楢崎大地


  「うええ、まめちゃんひっでえー。
  俺頭いいしぃ。赤点は3教科だけだしぃ。
  体育と音楽と家庭科の実技は満点だし、トントンだろお」

   頭悪いという言葉に>>11、俺は抗議の声を上げる。
   まめちゃん、というのは、伊豆浦のことだ。
   【伊豆浦】の『豆』を取ったあだ名。
   入学の時から、俺はまめちゃんのこと、そう呼んでた

    
『伊豆浦』を、いまめうらって読んでて、
        んじゃまめちゃんだな!ってさ
        初めて「いまめうらさん」って声掛けた時
        まめちゃんどんな反応してたっけ
            めっちゃ恥ずかしいぜ
(14) 2023/01/28(Sat) 9:25:12

【人】 楢崎大地

 俺の言葉に、意外や意外、まめちゃんは乗り気だった>>13
 俺よりは頭良くて、滅びの話なんてウソウソとか
 流すもんかと思ってたけど。ほらやっぱ。
 学生ってバカでなんぼってことだよな!たのしまねえと!


   「そーそ、人生1回だけなんだぜ。
   頭に参考書詰めて、参考書食って死ぬより、
   面白楽しく死んだ方がいいじゃん!

   どっこがいいかな〜、遠くて、あったけーとこだろ?
   じゅんじゅんはどこがいい?
      うーん、うーん、色々考えられるけど…………」
(15) 2023/01/28(Sat) 9:31:31

【人】 楢崎大地



   「あ、ハワイとかどうよ」

      とりあえずアホ丸出しのアイデアを、
      まめちゃんや周りのみんなに提案した。
      まめちゃん以外にも、多分、声掛けてる。
      なーなー!ハワイ行かね!?ってさ!

   
パスポート?ビザ?ナニソレオイシイノ?**
(16) 2023/01/28(Sat) 9:33:52
楢崎大地は、メモを貼った。
(a6) 2023/01/28(Sat) 9:36:06

【人】 伊豆浦帆稀

  

   「 感覚はすごく鋭いもんね。
     平均でいったらとんとんなの、かな。 」


  うーん、と頭を捻りながら抗議の声を素直に聞いた。
  赤点を取りながらも実技は強いと聞いたときは
  野性的な人なんだなぁと思ったものである。

  なんで頭を使う普通大学目指してるんだろう。
  そう思い、口にしたこともあったけど
  私もぼんやりしているから言ったときには
  もう時既に遅しだったかもしれない。
  
  頭は良くないと、と言われていたのなら>>7
  そこまで強く言うほどのことでもない。
  進む道を応援するのみだ。
 
(17) 2023/01/28(Sat) 10:25:04

【人】 伊豆浦帆稀

 

  彼と出会って最初の頃の話は、
  今でもたまに話題になっていたり、いなかったり。

  "いまめうら"だなんて呼ばれたのは初めてで>>14
  自分のことだと少しの間認識できなかった。

  
   「 ……いまめうらです。 」


  字としては間違っていないからいっか。
  真面目に頷き返した時、誰か違うよ!と
  声を上げてくれたかどうか。

  とりあえず、その後誤解は解けて
  それなのに彼はまめちゃんと呼んでくる。

  特に問題はないから呼ばれたら返事をしてるけれど。
  疑問に思われた方には彼の失敗話が
  されていることだろう。

  気に入っている、とは聞かれたら言うけど
  聞かれなかったら多分言ってない。 

 
(18) 2023/01/28(Sat) 10:25:59

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 死んじゃうなら、そこが死に場所だよね。
     もっと真剣に考えたほうがいいのかな。 」 
  

  もしかしたら、何分の一の確率とかで
  本当に世界が滅びるなんてことも
  ないこともないこともないかもしれないのだから。


  ……大地より勉強ができるからといって
  それが正しく賢いとは限らないのだ>>15
 
(19) 2023/01/28(Sat) 10:26:23

【人】 伊豆浦帆稀

  

  魅力的な音が聞こえた>>16


   「 ハワイ。 」


  常夏。日本語が通じる。美味しい。
  私は名案だというような顔をした。
  大地はもしかしたら頭が悪くないのかもしれない。

  声をかける様子があるのなら、
  それを視界に入れながらはわい……と呟いた。

  あったかいし、遠いし。
  今のところの条件は整っている。
  
  カーディガンで覆われた手を擦り合わせる。
  脳裏にはハワイの特徴的な木の映像が映っていた。*
 
(20) 2023/01/28(Sat) 10:26:51
織田 まひろが参加しました。

伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a7) 2023/01/28(Sat) 10:34:10

【人】 織田 まひろ

 


 「 ハワイ、いいよねえ
   でも楢崎は先に勉強した方がいいと思うんだ 」


 遠くで楢崎が誰かに声をかけている>>16
 それをみて、愉快なやつだなってけらけら笑いながら、
 私は手を擦り合わせる帆稀に話しかけた>>20

 織田まひろ、18歳。
 私の登場シーンにナレーションが流れるとしたら
 こんなありきたりな普通の一文から始まるのだろう

 元生徒会長、なんていえば聞こえはいいけれど
 内申点で上手くやってきただけ
 推薦を早々に取り、私立文系大学に進学を決めた。

 それ以外は特筆すべきこともない。
 しいて言えば家庭科はびっくりするくらい苦手。
 私を紹介するナレーターだって困っちゃうよね。

 
(21) 2023/01/28(Sat) 10:58:36

【人】 織田 まひろ

 


 「 でも逆に、
   冬のさっむいところもいいかもよ
   雪景色の中、温泉旅行。
   なんか大人っぽくない? 」


 お前は大人≠フイメージをどう持っているのかと
 そんなふうに突っ込まれても仕方ないけれど
 私はね、まだまだ大人が遠いふりして
 くだらない逆説を唱えたりする

 18歳、成人。
 だけどまだまだ女子高生。

 まだ一か月。されど一か月。
 女子高生の寿命は、今あらゆる意味で短い。 *

 
(22) 2023/01/28(Sat) 10:58:54
織田 まひろは、メモを貼った。
(a8) 2023/01/28(Sat) 11:04:29

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 大学落ちちゃったら、世界滅びなくても
     未来がないのはそうかも。 」


  滅びの予言なんていうもので浮ついた空気の中
  ずばりと正論を言うまひろに>>21
  夢の中から引き戻される心地になりながら応えた。

  ついつい日常から飛び出す提案に魅了されたけど>>3
  私たちは受験生だったのだ。

  私が受験するのは私立大学。
  偏差値もそこまで高くない。
  復習をしっかりしていれば大丈夫な範囲。

  とは思いつつ、絶対がないのが
  世の中というものではあるからこそ
  参考書を片手に今ここにいるのはそうで。
  
(23) 2023/01/28(Sat) 11:44:26

【人】 伊豆浦帆稀

 

  …… と、思い直していたところに
     夢の続きがやってきた。


   「 雪景色でも、温泉なら、あったかい。 」


  それはいいかも……。
  ふらふら揺れる思考はやっぱり誘惑に負けそうになる。
  もうそろそろ頑張り疲れてきたところであったのも
  理由の一つであるかもしれない。
  
  温泉、浴衣、卓球。
  連想するワードにほわほわと頭を占められて。
  いつの間にか、また夢の中に片足が入ってしまう。
 
(24) 2023/01/28(Sat) 11:47:54

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ……まひろなら、死ぬ前にどこに行きたい? 」
  

  ハワイもいいし、温泉地もいいし。
  でも他にもいいところもあるだろう。

  死ぬ前に行きたいところなんてあんまり
  考えたことなかったが。
  この頭の良い友人はなんと答えるか。

  
  残り少ない学生生活だ。
  やがて距離は離れ、それぞれ道は分かれていく。

  みんなでこんな話を気軽に顔を合わせてするのも
  もしかしたら、もうすぐ出来なくなることなのかな。

  そう思えば、少しだけ。
  予言が本当だったらな、なんて思ったり。*
 
(25) 2023/01/28(Sat) 11:51:39
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a9) 2023/01/28(Sat) 11:59:02

【人】 織田 まひろ

 


「 そうだよー
  雪景色も温泉ならあったかい 」


 夢の中に片足突っ込んだ帆稀を唆すように>>24
 私は悪魔のささやきを復唱する

 露天風呂に、美味しいごはん
 浴衣でお出かけ、温泉まんじゅう…
 なんて頭の中に浮かべては、お婆ちゃんかよって
 自分でひとりでツッコミを入れる

 でもそういうのもなんかさ大人っぽい=B

 
(26) 2023/01/28(Sat) 13:01:41

【人】 織田 まひろ

 


「 死ぬ前、かあ
  そういえば考えたことなかったな
  下手したらあと1か月で死んじゃうのにね 」


 それほど私は予言を信じていなかったんだろう
 まさか自分が死ぬなんて、想像さえもしてなかった


「 どこだろうねー
  パーッとどっかに遊びに行くのは賛成

  …だから、そう考えると温泉は地味かな
  別に死ななくたって行けるわけだし。

  ハワイもいいし、アメリカもいいな
  英語圏だと言葉が通じるからまだラクそう
  でも一生に一度オーロラとかも見たいよねえ 」


 帆稀の前の席に座ったら、
 後ろむいて頬杖ついて夢を語る
 夢見がちなのは帆稀も私も一緒だよ

 
(27) 2023/01/28(Sat) 13:02:02

【人】 織田 まひろ

 


「 でも、どこに行っても
  私は、私なんだろうなあ 」


 自分が嫌いなわけではないけれど
 それでも死ぬまで私は私のままなのか、って。

 きっと当たり前のことなのに、
 なんだか何も変わらないままのかなって
 それが、どこか、残念すぎる気がしちゃってさ。


「 もしも叶うなら
  自分が自分じゃなくなれるようなとこ。
  違う自分に、一度はなってみたかったよね 」


 過去形なのは、どうしてだろうね。

 夢見がちだけど、
 それでも結局現実を見ちゃうのが、
 きっと、織田まひろっていう人間なんだ。 *

 
(28) 2023/01/28(Sat) 13:02:53

【人】 伊豆浦帆稀

 

  復唱されればつい想像が増してしまう>>26

  温泉は湯気越しに見える雪景色
  浴衣は着ることに慣れずに苦労したり
  卓球では誰が一番だろう、大地だろうか。

  入れてないもう片足を引きずり込むような妄想は
  実現すればさぞ良い思い出になるだろう。
  
  寒い中の温泉、捨て難い。
  大人になりたいと思ったことはそうないが
  大人が容易に体験していると考えれば
  ずるいなんていう気持ちは生まれてくる。
 
(29) 2023/01/28(Sat) 17:56:35

【人】 伊豆浦帆稀

  

  一旦妄想を止めて、向けた話への返答に耳を傾ける。

  生徒会長なんてしていたら、普通に学生しているより
  色々体験していたりするのだろうか。
  なら浮足立つより前に、理性がそんなことありえないと
  止めてしまったりするのかも、なんて。


   「 地味、かな?
     ハワイだってアメリカだって。
     頑張ったら死ななくたって行けるよ。 」


  オーロラ見たいのはちょっと同意かも>>27
  イギリスとか、パリとか、そういうのも憧れはある。

  私より短い髪をした彼女が頬杖つくのは
  同じように夢を見ているのになんだか
  様になっている気がする。
  
  真似して頬杖ついてみようかな、そう思ってやめた。
  私じゃきっと様にならず、ちょっとあほっぽい。
 
(30) 2023/01/28(Sat) 17:57:08

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ? うん。 」


  私は私、という意味がわからず、首を傾げてから
  少しして同意の頷きを返した>>28

  どこに行っても私は私で、まひろはまひろで。
  どちらかというと同じだということに
  安心する質だから、彼女の表情の変化は
  やっぱりよくわからないけれど。


   「 うーん、自分が自分じゃなく……。

     なら、遊園地とかは?
     叫んでたりする自分は、なんだか
     いつもの自分と違う気がするよ。 」


  感情を大きく動かす、というのは
  まるで自分じゃないものになった気になる、ような。
 
  でも、これは方向性が違うだろうか。
  他に何があるかな、と首をひねる。**
 
(31) 2023/01/28(Sat) 17:57:38

【人】 織田 まひろ

 

 一緒に頬杖つけばいいのに、楽しいよ >>30
 …なんて心の声聞こえてないから言わないけど
 私がなんとなしに口にした望みは、
 どうやら帆稀の頭に疑問符を浮かべてしまったよう>>31
 首を傾げてくれたなら、心の声はよくわかる。


 「 あはは、難しく考えなくていいよ、ごめん 」


 少しして同意の頷きを返してくれた優しい帆稀に
 私はごめんごめん、って笑って返す
 だから絞りだしてくれた「遊園地」に
 私も、うんうんって頷いて


 「 いいね、遊園地
   絶叫マシンとかお化け屋敷とかかなあ 」


 ちなみに私の絶叫マシン耐性は(53)1d100
 お化け屋敷耐性は(8)1d100だったから ────、

 
(32) 2023/01/28(Sat) 18:51:52

【人】 織田 まひろ

 


 ……絶叫マシンはほどほどに楽しむけど
 お化け屋敷は泣き出しちゃうんじゃないかな。

 むしろ自分の口からお化け屋敷って出してから
 いやいやいやいやいや、やめとこう、って
 私はこの場で即訂正する。


 「 ……お化け屋敷は、やめとこう 」


 まだ見ぬ私が見れるかもしれないけれど
 それはきっと、私が見たくない方向性での
 見たこともない、私だ。

 
(33) 2023/01/28(Sat) 18:56:18

【人】 織田 まひろ

 


 「 遊園地があって、あったかくて、
   温泉もあって、みんなではしゃげる場所。
   ………どこかにないかなあ。 」


 そんな都合のいい場所、降ってきたらいいのにね
 世界が終わるくらいなんだから、
 ご都合主義バンザイの場所だって、
 すぐに思いついてくれたっていいのにさ。 *

 
(34) 2023/01/28(Sat) 18:56:36

【人】 伊豆浦帆稀

 

  どうやら深く考えなくても良い問題だったらしい。
  謝る彼女に気にしてないというように首を振った。

  もしかしたら気にしたほうが良かったり
  踏み込んで聞いたほうが良かったり
  そういう場合もあるかもしれないけれど。

  私はそういうのをあまり気にしない性格だから
  彼女の言葉を素直に受け止めて>>32
  続く話題に言葉を紡ぐ。


   「 ぱっと思いつくアトラクションは
     そのあたりだよね。 」

  私の絶叫マシン耐性は(68)1d100
  お化け屋敷耐性は(21)1d100なので
 
(35) 2023/01/28(Sat) 19:47:32

【人】 伊豆浦帆稀

  

   「 ………………。 」


  まあ、頑張れないことないこともないけれど。
  あんまり進んでお化け屋敷には行きたくないかも。


   「 ……ジェットコースター楽しもう。 」


  他にも色々、アトラクションはあるし。
  無理する必要はないよね、というように
  まひろの言葉にうんうん頷いていた>>33
 
(36) 2023/01/28(Sat) 19:49:46

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 大地のリクエストも入れるなら
     遠いところ、もだね。>>10

     ……沖縄とか? 」


  遊園地はあったようななかったような。
  あとあったかいけど雪は降ってないかも。

  他に、他に……。
  思いつかなくて、悩むように頬杖をついた。

  滅びる前に行く旅行は、まず
  目的地の選定から前途多難。**
  
(37) 2023/01/28(Sat) 19:50:21

【人】 織田 まひろ

 


 お化け屋敷好きではありませんように
 お化け屋敷好きではありませんように
 お化け屋敷好きではありませんように

 …どうやら天の神様に願いは通じたらしく>>36
 こうして私と帆稀の間には同盟が築かれた、はず

 
             閑話休題。
 
(38) 2023/01/28(Sat) 21:36:15

【人】 織田 まひろ

 

 さてここで問題です、
 この学校はどこの県にあったでしょうか
 答えは……

 その答えの如何に寄らず、たぶん私たちは
 沖縄からはだいぶ離れたところに住んでいて
 修学旅行とかでも沖縄には縁がなかった、そんな学校。

 
(39) 2023/01/28(Sat) 21:37:09

【人】 織田 まひろ

 


 「 ああ、そうね、
   遠いところも条件だよねー。
   沖縄、いいなー、行ったことないの 」


 沖縄といえば?
 海?水族館?シーサー?
 国際通り食べ歩きもいいよね。

 もう一度だけついうっかり夢の世界に片足突っ込んで
 気持ちが沖縄に飛びかけたところで、
 授業が始まるチャイムが鳴って。

 そうだね、この夢の話の続きはきっとまたあとで。 **

 
(40) 2023/01/28(Sat) 21:37:29
織田 まひろは、メモを貼った。
(a10) 2023/01/28(Sat) 21:39:48

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2023/01/28(Sat) 22:30:45

【人】 楢崎大地


   「な、いいだろハワイ
    お前らもさ!行きてえだろ!
     ハワイにいきたいかーーー!!」

   いえーーーーーい!と
   近くで雄叫びをあげる男子たちこと別名おバカ組。
   ハワイっていつも水着なんだろ!とか
   綺麗なねーちゃんにこえかけられたらどーしよ!とか
   そんな大盛り上がりに俺も加われば、
  Theおばかダンシーズfeat.ハワイが爆誕するのであった
   
   
(41) 2023/01/29(Sun) 8:33:43

【人】 楢崎大地


   しかし、そんなおばかダンシーズの
   ハワイ行きの夢も、現実の前には無力。
   元生徒会長の言葉と>>21天然系辛口女子の>>23
   セリフに、ふぐう!とむねをおさえる


  「効いたぜ……今のパンチはよ……」

      正論パンチは物理的に効く、ということが
      おれは心から間違いないと感じたのであった
      しぶしぶ…と俺は席に戻り、また参考書を開く
      相変わらず、点Pさんは動き続けていた
      
(42) 2023/01/29(Sun) 8:42:12

【人】 楢崎大地

  「いやー……それにしても死に場所かあ……」

   動く点Pさんの軌道を、シャーペンでなぞりつつ
   改めて行き先を考える
いや、勉強しろよ

   寒いとこ行って、温泉であったまった後に卓球勝負!
   遊園地に行ってパーーーっとエンジョイ!!!
   沖縄に行ってシーサーに餌やりすんのもいいな
  
   動く点Pはまだ動き続けてる。止まってくれ
   そんな悲しみの望みはこの問題が解けない限り
   永遠に叶わないのである。かなしいね。
   点Pさんは、まだまだ動く。ぐるぐる動く。
   まるで山手線のように。まるで新幹線のように……
(43) 2023/01/29(Sun) 8:52:28

【人】 楢崎大地



   「あ、そだ。俺思いついたんだけど。
     行先決めないで、ひたすら電車の旅とかどうよ」

   ふと思いついた。その時ちょうどチャイムがなった。
   
         「俺、どこかを死に場所にするっての
          似合わないっつーかー
          ずっと体動かしてるほーがあってるし」

               みんなが席に着いていく。
      俺はまーだしゃべってる。だって楽しそうだし

「電車にとりあえずのってさあ…
行った先に温泉あるならそこで降りて……
はたまた遊園地があったらそこで降りて……って
どんどんどんどん、色んなとこに止まってくって寸法よ」

      みんなが静かになってもまーだ喋る。
      先生が様子を見に来てもまーだしゃべってる。
(44) 2023/01/29(Sun) 9:00:09

【人】 楢崎大地


 「そしてゆくゆくはハワイや沖縄に……」

     『楢崎さん!授業始まってますよ!
      点数やばいんですからね!わかってますか!』


         そして、先生に雷が落とされて、
         ようやく俺は黙るのであった……
         先生にはかなわないぜ……**
(45) 2023/01/29(Sun) 9:02:49
楢崎大地は、メモを貼った。
(a11) 2023/01/29(Sun) 9:10:12

【人】 伊豆浦帆稀

 

  沖縄に住んでいるのでなければ
  海を超えた先にあるその場所は
  きっと、他の県より遠いと呼べるもので>>39

  同じように北海道に住んでいなければ
  そこもきっと遠いと呼べるもの。
  
  例え地方が同じ名称だったとしても。
  海を隔てた先にある北と南は近くでない存在だった。

  修学旅行が選択式であるのなら
  少なくとも、私は行ったことがなかったのだろう。
 

 
(46) 2023/01/29(Sun) 10:30:40

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ハワイだー、と叫ぶ人たちを眺めながら
  特に攻撃するつもりのない台詞で
  ダメージを与えながら>>42
 
  夢を見る時間はもう少し続いて。

 
   「 沖縄って、独特な文化があるイメージ。
     日本だけど、異国みたいで
     ちょっと面白そう。 」


  うちなーたいむ、だったかな?
  どのあたりまで違うかは知らないけれど
  ある程度条件は揃っているし、
  目新しさを楽しむのならありかもしれない>>40
 
(47) 2023/01/29(Sun) 10:30:55

【人】 伊豆浦帆稀

 
  
  チャイムが鳴った。
  チャイムが鳴っても、夢を止めない男がいた>>44

  
   ( 電車の旅、それは、ありかも。 )


  ありどころでなく、大ありかも。

  特に注意する気もないので、開いた参考書には
  目を落としつつも。
  彼の夢の展望図を耳に入れる。

  どこか一箇所で死んでしまうのは、
  確かになんとなく勿体ない気がする。

  座して、死ぬのだと思いながら黙ってしまうより
  わいわい次の話をしながら電車にゆらゆら
  そっちのほうが、随分と夢がある。
 
(48) 2023/01/29(Sun) 10:31:05

【人】 伊豆浦帆稀

 

  先生の雷が落ちるのを横目に>>45
  特徴あるダチョウのメモ用紙に一言書き込めば、
  四つ折りにして先生の見ていない間に
  大地の机にぽいっと投げ込んだ。

  メモにはこう書かれている。


   『 いいね。 』


  まるでトイッターのボタンのような質素な言葉。

  名前も書いてないから、投げ込むのを見ていなければ。
  私がそのメモ用紙を愛用していることを
  知らなければ、謎すぎるものかもしれない。
 
(49) 2023/01/29(Sun) 10:31:44

【人】 伊豆浦帆稀

 

  電車なら、そういえば。
  学生は青春切符とかあったよね。

  そう告げられるのは休憩時間か、放課後か。

  兎にも角にも、今は夢から醒めて現実を直視しよう。
  カーディガンの袖を引っ張りながら
  参考書に目を落とす。**
 
(50) 2023/01/29(Sun) 10:31:58
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a12) 2023/01/29(Sun) 10:33:41

【人】 楢崎大地

 
  始まった授業は英語だった。
  受験をまじかに控えているということで、
  今年度の試験の山場になりそうなポイントや
  各生徒が苦手とする範囲について先生に聞いて、
  内容を確認する……という方法で進んでいく

      もちろん、それも俺の大の苦手な教科のひとつ
      あんまり勉強が好きじゃない俺は
      先生の教えも何となくしか伝わらない
      滑り止めの学校には何とか行けそうだが……
      行きたい大学には手が届くか届かないか……

   「……〜〜……くそおお……世界滅びろお……」  

         未来がないなら世界よ滅びろ……
         俺は本気で割と思っていた……
(51) 2023/01/29(Sun) 14:15:09

【人】 楢崎大地


  英語……英語が苦手な理由は至極単純だった。
  日本語と言葉の順番が違って、並び替えて読まなきゃ
  全文の意味がわかんねーせいで、
  めちゃくちゃな翻訳しちまうし変な英文書く。
  
        直感のおかげで数学や理科よりはマシだが
        それでも、SVOCなんてわかんねえ。
   

      「えーと…多分これは値段の話だよな……
       フリーマーケットで…マイケルが……
       羽の生えたリンゴを買って逃げられました…」


  なんかそんな言葉がブツブツ聞こえてたかもしれない。
  羽の生えたリンゴの行方が分かれば値段わかるの??
  とか思ってる。多分。
(52) 2023/01/29(Sun) 14:21:10

【人】 楢崎大地

 ふと、机の上に投げ入れられたメモ帳が目に入る。
 4つ折りのそれを広げると、特徴的なダチョウのメモ用紙。

   (ダチョウってことは、アフリカにも行きてーのかな?)

 けっこー謎趣味なこんなメモ帳を使うのは……
 少し不思議な趣味やつは1人だけ心当たりがあった。>>49

      俺はまめちゃんの方をぐるっと向いて、
      先生にはバレないように、にっ!とVサイン

      「だろ、もっとふぁぼってくれていいんだぜ!」

         そういってひそひそ!ひそひそ!と
         返事を返したろう。俺って天才すぎい
(53) 2023/01/29(Sun) 14:25:46

【人】 楢崎大地

  そしてそのダチョウメモに、俺はさらに
  サラッと書き加えはじめた。

      『人類滅亡前最後の旅、無限列車編
          参加者ぼしゅーちゅー( * ´ ³`)
          
受験なんて忘れて

            最後の青春を楽しもう!

         "いいね"
←まめちゃんお墨付き


   人のメモ書きを横流しにすんな、デリカシーねえのか
   と、いうひとはいうところだが
   俺は色んなやつに見て欲しくてさ。クラスの奴らに
   そろりそろりと回して行ったわけ。
   それは、呆れの声やくすくす笑う声に変わりつつ、
   なんやかんや回っていく……

    きっと、あの元生徒会長のところにも回る。
    他のやつのとこにも回っていくだろうさ。
    そして最後には、まめちゃんとこに帰ってくる。
       
    その後書き込みやらなにかあるかもしれないし
    先生に見つかるかもだけど、そんなくだらねえのが
    楽しくて仕方ねえ、これが青春そのものだった**
(54) 2023/01/29(Sun) 14:35:24
楢崎大地は、メモを貼った。
(a13) 2023/01/29(Sun) 14:39:26

【人】 御旗栄純

 

 英語の時間、くすくす笑いと共に回ってくるメモ用紙
 特徴的なダチョウの紙にはあれやこれや書いてあって
 多分筆跡はひとつやふたつじゃない。>>54
 
 ……いや、でもさすがに
 「人類滅亡前最後の旅、無限列車編」は
 全然意味がわかんねーぞ!?

 わかんねーけど僕もとりあえず、
 まめちゃんお墨付き、の下あたりに
 サムズアップした手のマークを書いておく
 
 隣のやつに「なにこれ?」って聞かれたら
 僕も「わかんね」って言いながら回すだけ! **
 
(55) 2023/01/29(Sun) 15:15:31
御旗栄純は、メモを貼った。
(a14) 2023/01/29(Sun) 15:16:23

【人】 織田 まひろ

 


 点Pは何も、高校生の頭を爆発させるために
 わざわざ動いてるわけじゃない。
 点Pが動き続けることによって、
 未来の形が変わるわけだから面白い。>>43

 SVOCだって、同じ >>52
 SVOC構文がなければ、
 旅の行方が、私をワクワクさせる
 これを表す英文がなくなってしまうでしょう?

 ……無論。
 これをさらに何かに例えようとして、
 じゃあ楢崎が点Pかって言うと、
 それはちょっと違う。

 ある程度の公式に則って動いてくれる点Pと違って
 楢崎の行動は私には不可解すぎる。

   
   He makes me anxiety.
   回ってきたダチョウのメモを見て溜息をつく

 
(56) 2023/01/29(Sun) 15:48:27

【人】 織田 まひろ

 


 誰が回したかなんてわかってる
 ほら今もきっと、自分が回したメモが
 どこまで回ったか気になってにやにやしてる
 きっとそう、
絶対そう
(過度の行動確定)>>54

 だけどクラス中を回ったメモには

   『いいね』『なにそれ』
   『(サムズアップのマーク)』
   『お前も鬼にならないか』
   『絶対やばい列車じゃん』
   『羽の生えたリンゴウケる』
   『バナナはおやつに入りますか』
   『楽しそう』『ダチョウかわいい』
   『世界を滅ぼすのは大地だったか…』
   『それより眠い』『←おやすみ』
   
 ついでに
 英語教師の似顔絵が(69)1d100点で添えられていて
 メモ用紙はみんなの筆跡で埋め尽くされている

 
(57) 2023/01/29(Sun) 15:49:25

【人】 織田 まひろ

 


 最初はそのメモ用紙が、
 とってもシンプルだったことを、私は知らない>>49


 
(58) 2023/01/29(Sun) 15:49:45

【人】 織田 まひろ

 


 ため息つきながら、
 だけど私は筆箱から赤ペンを取り出して
 メモ帳の隅っこに、赤い花丸を添えた。

 よくできました。

 お行儀のよい花丸は、
 あと1か月で終わってしまう、私たちの仲良しクラスを
 あと1か月で終わってしまう、楽しかった高校生活を
 あと1か月で終わってしまう、かもしれない、人生を

 全部ひっくるめて、よくできました。って。
 褒めるように、添えられている。

 ため息をついている私の顔が、
 どこか嬉しそうなのは、私には見えない。
 私もきっと、気づかない。

 私はそのメモを、後ろの席の帆稀に回した。 **

 
(59) 2023/01/29(Sun) 15:50:20
織田 まひろは、メモを貼った。
(a15) 2023/01/29(Sun) 15:50:59

【人】 伊豆浦帆稀

 

  投げたメモ紙の行方の方を
  ちらりとした目線で眺めていれば。

  ぐるっとこちらを向いた姿は>>53
  手にVサインを象った。

  内緒話と言うには勢いのある
  文章にすればエクスクラメーションマークが
  ついていそうな言葉に。

  先生の様子を伺いつつ両手で小さな丸を作った。
  ふぁぼはもう死語だよ、という気持ち
  伝わったかな。
 
(60) 2023/01/29(Sun) 18:56:43

【人】 伊豆浦帆稀

 

  小さな交流は終わったものとして
  先生の言葉を大人しく聞くことにした私は
  行儀良い姿勢で黒板に向き直った。
  
  英語は嫌いではない>>51
  喋るのはうまく出来なくて苦手ではあるが。
  言葉を読み解くのはパズルみたいで面白く
  人より興味を持って取り組めている。

  思考の隙間で今日も先生のかつらは決まってるな
  なんて考えながら真剣に授業を聞いていたから。

  教室を取り巻いている空気の変化に>>54
  気がつくのがすっかり遅れてしまった。
 
(61) 2023/01/29(Sun) 18:56:52

【人】 伊豆浦帆稀

 

  目の前にぽとりと、つい先程見たような
  四つ折りの紙が降ってきて目を瞬いた>>59

  まひろがもし紙を渡す時振り向いていて、
  ため息をついている時と表情が変わっていないなら
  嬉しそうな顔をしていることはわかったけれど。

  一度しか折っていないはずの紙が
  何度も折られたようなくたびれた跡を残している
  その意味が、今の私にはわからなくて首を傾げる。

  でも、先生にバレないように
  筆箱の影で開いたらわかるだろう、その理由が。

  中心に質素な言葉だけが書かれていたはずのそれが
  様々な筆跡で書かれ、描かれ、花丸がついて
  ダチョウからまるで青い鳥に進化していたのだ>>57
 
(62) 2023/01/29(Sun) 18:57:05

【人】 伊豆浦帆稀

 
 
  声が漏れないようにすれば、ふるふると肩が震える。
  先生にバレないようにダチョウのメモ紙を
  また一枚破って、今度は二言。

  そうして大地の机にぽいっと投げ込んだ。
  何度も折られたものではない、
  真新しいメモにはこう書かれている。


   『 サイテー。
     焼きそばパン。 』


  人の送ったメモ書きを横流しするものではない。
  焼きそばパンで許してやろう。

  質素な言葉で果たして通じるものか知らないが
  もし授業後話しかけてきても要求が飲まれるまで
  「焼きそばパン」しか喋らないから
  伝わるんじゃないだろうか。

  その顔はほんのり目尻が緩んでるものだけれど
  怒っていないことは伝わっているか、いないか。
 
(63) 2023/01/29(Sun) 18:57:41

【人】 伊豆浦帆稀

 

  大地の流したメモ紙という名の青春は
  要求が飲まれたあとに手渡されることになる。

  賛成の声よりもただの野次の方が多いように見えて
  彼の反応によってはくすくすと
  声を漏らして笑ってしまっただろう。**
 
(64) 2023/01/29(Sun) 18:58:35
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a16) 2023/01/29(Sun) 19:01:27

【人】 楢崎大地

      俺は、英語の長文問題を読みつつも、
      手紙がどこまで届いたか気になって、
      ニヨニヨ笑いながら、手紙の行き先を
      ちらちら見て確認する。
  
    んで、じゅんじゅんに回ったな?>>55とか、
    お、あいつ乗り気そうな顔してんじゃん!とか
    楽しい旅ができそうだってのでにやにやっと笑った
     
      さっすが織田っち分かってるう!>>57
      もし織田っちがこっち向いたら、
      さも、『俺天才だろ〜?』って表情で
      見返したろう。どやどや?

   織田っちとはかなりの学力差があって、
   話が合うとこと合わねえとこはあるんだけど
   それでも俺はみんなと仲良くやりてえ派だから
   普段から、なんの躊躇いもなく、明るく。
   彼女にも友人として話しかけてたろう。
   ……織田っちの方からの人物評価はわかんねえけど!


  
(65) 2023/01/29(Sun) 19:25:42

【人】 楢崎大地

  
      日々の勉強に疲れた高校三年生達の雰囲気は
      俺の提案から、次第に楽しげなものに……
 
      というか気の抜けたものに?

                     変わってた。
      そーそー、このくらいだよ!
      このくらい、ゆるゆるだっていーんだって!
      リラックスしねえと解けるもんも解けねえし!
      てか世界滅びてくれたら勉強意味なくなるし!  

  と、少しばかり気の抜けた雰囲気になった教室に
  俺はにひひっ……と笑う、笑うが。
  それは、彼女がメモを受け取るまでのことであった>>62
   
   まさに豪華絢爛になった幸せの青い鳥は、
   まめちゃんにも好評だろう!と思ってたんだけど……
        
(66) 2023/01/29(Sun) 19:38:06

【人】 楢崎大地

            「あっやべ」


   帰ってきたのはなんと、
   慰謝料焼きそばパンの要求であった!
   ちらっっっ!と顔色を伺うと目元がゆるんでるんで
   怒ってはいなさそー……だけども!>>63
   こうなった時のまめちゃんは、本当に大変なのだ
   昔似たようなことがあった時を思い出す。
   1度決めたらまめちゃんは案外頑固だ。

   
   「ちくしょ〜〜……終われぇ〜〜……
       早く授業終われぇ〜〜〜…………」


       このままでは、俺の夢の無限列車編が!
       話し合いにもならなくなってしまったら
       参加者がわかんなくて、俺一人での旅に
       なっちまう!さすがにそりゃ寂しい!
(67) 2023/01/29(Sun) 19:49:47

【人】 楢崎大地




   授業が終わったら、俺は一目散に購買に向かう。
   もし、周りのみんなに声をかけられたなら、
   こう答えてたろうさ。

  
「このままじゃ、 朝の挨拶も
       『焼きそばパン』になっちまうんだ!」



      焼きそばパンと、
      ついでにクリームパンとチョココロネも買って
      悪かったってーと謝るときには、
      許してくれるとうれしいな???**
(68) 2023/01/29(Sun) 19:55:06
白瀬伊緒が参加しました。

【人】 白瀬伊緒

 
 
 
  きっと忘れられない旅になるな。
   帰りたくなくなるくらいに。

 
 
 
(69) 2023/01/29(Sun) 21:14:20

【人】 白瀬伊緒

 
回ってきたメモには、『いいね、行きたいね』だとか
『楽しそう』だとか、そんなありふれた文言を
書き連ねて流しただろう。

もし、世界が滅びるならその瞬間をどこで過ごしたいだろう。
家族と自宅?
友人や恋人と、思い出の場所で?
それとも、ひとりでもいいから
滅びる前に見たかった景色だとか、
遺産だとかを見に行くのもありかもしれない。

もっとも、最後者のような壮大な夢を抱える人はきっと一握りだ。
 
(70) 2023/01/29(Sun) 21:14:33

【人】 白瀬伊緒

 
旅行とは、思い出づくりの中でも非日常に位置するものだろう。
構想から出発まで。
その道中。観光、食事。宿での長い長い夜。
ちょっとしたトラブルなんかはつきものだけど、それもまたスパイス。

世界が終わる。
人並みに生きて、人並みに抱えてきた夢を叶えられないまま
滅びるとしたらそれは寂しい。
もっとも世界が終わってしまえば何も関係ないと
分かっているのだけれど。

 
授業中、メモを流したあとその提案主の方をじっと見る。
もし目が合ったならにっと笑んだり親指を立てたりしたけれど、
果たして気づいてくれたかどうか。
 
 
(71) 2023/01/29(Sun) 21:15:28

【人】 白瀬伊緒

 
 (焼きそばパンってなんのことだろ。)
  
 授業が終わるや否や一目散に廊下に飛び出していく
 姿に頬を掻く。>>70
 なにやら僕の知らないところで取引があったのだろう。
 
 どのくらいが本気にしているのかは、定かじゃない。
 とりあえず昼休みだってことだし、
 弁当を広げることにした。**
 
(72) 2023/01/29(Sun) 21:20:39
白瀬伊緒は、メモを貼った。
(a17) 2023/01/29(Sun) 21:23:35

村の設定が変更されました。

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2023/01/29(Sun) 22:10:32

【人】 織田 まひろ

 


 ちなみに学力はそこそこあって、
 さらに元生徒会長なんて肩書を背負っていても
 別にカタブツなわけではないし、
 そこまで真面目すぎるわけでもない

 清楚でまじめでいい子ちゃんな優等生
 そんな人物像を思い浮かべてたなら
 今すぐどうか撤回してくれ、頼む。

 友だちと放課後はカラオケだって行くし
 時々汚い言葉だって使うし。

 だから楢崎とだって、
 別に全く話が合わないとかはなく>>65
 ふつーに友だちとして付き合っていたはず

 え?楢崎の人物評?
 ……とーっても愉快で呆れたやつ、ってのは
 半分くらいは冗談ね。半分くらいは。

 
(73) 2023/01/29(Sun) 22:20:31

【人】 織田 まひろ

 


 (そういえばいろんな筆跡があったけど
  やたら上手な筆跡が一つあったような>>70
  書道習ってる人だろうか、なんて
  もしかしたら私の気のせいかもしれない)


 
(74) 2023/01/29(Sun) 22:20:46

【人】 織田 まひろ

 


 焼きそばパァン!と
 どこか遠くで聞こえた気がしたり、
 その後何か帆稀と楢崎が話しているのを
 横目で見たりしていたけど、それはそれ

 ところでさっきのメモ書き…
 と、漸く思い返したのは、だいぶ後のこと。
 
 掃除の時間、箒を持ちながら、
 ふと一緒に掃除をしていた白瀬に


 「 人類滅亡前最後の旅、無限列車編…
   って、結局何のことか知ってる? 」


 って聞いちゃったけど。
 そんなの書いた本人に聞けって話だよね。
 旅行の話、電車の旅のくだりは>>44
 どうやら私、聞き逃してたみたいなので。 **


 
(75) 2023/01/29(Sun) 22:21:25
織田 まひろは、メモを貼った。
(a18) 2023/01/29(Sun) 22:22:58

【人】 白瀬伊緒

  
「あ、織田もあのメモ貰ってた?>>75
 こっちもちゃんとは聞いてないけど、
 まああてのない旅……ってことじゃない?」
 
 
 大地が話していた>>44のは覚えているけれど、
 その時しっかり耳を傾けていたわけじゃない。
 あとから回ってきたダチョウのメモを見て
 ようやく繋がったから
 ピースを嵌め直した、といった体だ。
 

「泊まる場所どうするの、人数多いと大変じゃない、とか
 いろいろ突っ込みたいところはあるけどな。
 それは無粋だよな。ついつい言いたくなるけど。

 でもみんなで旅行ってのは楽しそう。
 卒業旅行ってやつ?
 俺、去年の修学旅行の事思い出してたよ」
 
 
(76) 2023/01/29(Sun) 23:11:04

【人】 白瀬伊緒

 
 片手で持った箒は滑らかに
 リノリウムの床の埃を払っていった。
 集まったそれを角まで集めながら
 織田にちらりと視線を遣る。

 夢のある話を現実的な目線で見てしまうのは
 ひどくつまらない、と思う。
 これから起こり得る未来のことを
 真面目に考えてしまうのと同様にだ。
  
(77) 2023/01/29(Sun) 23:11:49

【人】 白瀬伊緒

 
 
「でもさ、無限列車て。
 乗ったら帰ってこれないじゃん!ってなるよな。  

 織田は乗りたい? もし、あるならだけど」
 
 けらけらと笑いながら問う。
 旅行、本当にやるのかなぁなんてことを考えながら。**
 
 
(78) 2023/01/29(Sun) 23:15:25
白瀬伊緒は、メモを貼った。
(a19) 2023/01/29(Sun) 23:16:31

【人】 織田 まひろ

 


 「 …あてのない旅。
   なるほど、電車でってことね。
   …だから、無限列車編…。 」


 白瀬の言葉をもとに、なるほど、と。>>76
 楢崎の思考回路を漸く理解する女子高生ありけり。
 
 どうやら私は白瀬以上に、
 夢のある話を現実的に考えてしまうたちらしい>>77
 どうやって、どうするの、
 無粋だと笑い退ける白瀬の言葉を聴きながらも
 現実的な思考が頭から離れそうになかった

 裏を返せば。
 どうやって実現するつもりなのか、と
 その夢の話を実現する方法をまともに考える程には
 私はどうやら旅に乗り気になっているらしい。

 …それにひとり気づいて咳払い。
 埃っぽかったからよ、って誤魔化せればいい。

 
(79) 2023/01/29(Sun) 23:52:56

【人】 織田 まひろ

 


 「 そだね。旅行、楽しかった。
   高校生最後、人生最後の卒業旅行。
   実現できたらいいよね。 」


 思い返せば高校3年間、
 そういう機会に単純に恵まれなかったのか、
 友達と旅行、なんて学校行事以外で経験してない。

 派手な高校生活を送ってるひとたちは、
 そういうの、したことあるのかな。
 派手かどうかはともかくとして、
 隣にいる白瀬はどうなんだろって。
 声に出さずに横顔を覗き見たけど、…分からない。

 
(80) 2023/01/29(Sun) 23:53:31

【人】 織田 まひろ

 


 「 ……え、無限列車に? 」


 そんな白瀬から思わぬ問いがとんできて、
 私は白瀬に聞き返す。
 有名アニメの有名な舞台。
 アニメ方面は疎い私ですら、なんとなく知っていた。

 
(81) 2023/01/29(Sun) 23:53:57

【人】 織田 まひろ

 


 「 夢の世界に囚われちゃう電車、だっけ。
   …どうだろ、幸せな世界に居られるのは
   ある意味、幸福なのかもしれないけど 」


 
(82) 2023/01/29(Sun) 23:54:34

【人】 織田 まひろ

 


 「 …でも、幸せなだけじゃない日々をさ、
   自分で切り開いてくのも楽しいじゃない。
   ……だから遠慮しとこーかな。 」


 ついうっかり真面目に返して、笑って。
 あてのない旅だけど、どこかにゴールが見つかるような
 そんな卒業旅行になるといいね、って。

 …もう既に私の頭は
 無限列車の旅に囚われてたのかもしれない。**

 
(83) 2023/01/29(Sun) 23:55:26

【人】 伊豆浦帆稀

  

  好評だったのは間違っていない>>66
  面白くて笑っていたし、別に怒っていないし
  大地のそういう勢いで動くところは
  嫌っておらず、寧ろ好きなくらいで。

  ただ、やられたことに報復する権利があると
  思ったから、その権利を行使しただけなのだ。

  無断RTの罪は多分別にそんなに重くないが
  やられて当たり前な電子世界と違って
  ここは現実世界であるからして。
  
(84) 2023/01/30(Mon) 8:22:31

【人】 伊豆浦帆稀

 

  頑固者である、と知られているくらい>>67
  親しいからこそ出来る芸当。
  親しくなければしないかというとするけれど
  仲が続いているから甘えているとも言う。

  多分何度か『焼きそばパン』の言葉を言ったあと
  走り出した彼を手を振って見送った。

  達成されなければそうなっていたので正解である。
  もしかしたら卒業まで言っていたかもしれない。
 
(85) 2023/01/30(Mon) 8:22:45

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ─── やがて齎される焼きそばパン。
      気分は子分をパシリに使うヤンキー。


   「 おお、豪勢。 」


  ぱちぱちと手を叩きながら帰ってきた大地を迎えた。
  違う言葉を言っていることから
  焼きそばパンモードが解除されたことは伝わるだろう。

  受け取った袋の中を覗き見れば確認し
  「許す。」 と一言告げて頷いた。

  やられたら報いは必要とするけれど
  別にやられる事自体は大体のことが問題ないのだ。
 
(86) 2023/01/30(Mon) 8:23:17

【人】 伊豆浦帆稀

 

  大地にメモを渡したりといくらか話したか。
  多分じゃれたりもしてから
  貰った袋を片手に弁当を広げて食べているであろう
  伊緒のもとへと向かう>>72
  
  幼馴染と呼んで良いほどかは知らないが
  そこそこ過ごした時間の長い彼とは
  気が向いたときに食事を共にするときもある
  くらいの仲ではあると思う。


   「 伊緒。クリームパンかチョココロネ
     はんぶんこしよ。 」


  女子の腹にパン三個は少々多いのだ。
  なにも戦利品を見せびらかしに来たわけではない。

  大地から差し出されたものを大地と共有するのでは
  本末転倒というものなので。

  受けてもらえなければそれはそれ、違う子に
  言いに行くけれど。

  甘いパンの半分くらいならデザートとして
  腹の中に入らないだろうか。
 
(87) 2023/01/30(Mon) 8:24:02

【人】 伊豆浦帆稀

  

  不穏な空気もある世界でも
  日常はやっぱり穏やかに進んでいく。

  離れたくない、離れがたい空間で
  乗り気な人が多いなら。

  勉強の合間、ちょっと夢の世界に足を入れても
  大丈夫な気がする。

  なんていうのは
  若さ特有の無茶な思考だろうか。**
 
(88) 2023/01/30(Mon) 8:24:43
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。
(a20) 2023/01/30(Mon) 8:28:16