![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】
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![](./img/socius/159.png) | 大変、このくらいにしておかないと。 わたしが意地悪なのがバレたら 貴方に嫌われてしまうもの。 [ そんなことを言いつつ >>158 浮かべた笑みは消さないで。 彼と二人でいろんな店を回る。 巷で密かに話題らしい「たこ焼き」も試してみた。 しかしアダムが選んだたこ焼きは、 某国のルーレット方式の名を冠した品で。 なんでも一つだけ当たり(激辛)が入っているらしい。 引いたのはアダムか彼か。 バジルの方だったかもしれない。 ] (187) 2020/05/17(Sun) 16:15:22 |
![](./img/socius/159.png) | [ ある店の前で足を止める。 アダムは、銃の訓練など受けたことはない。 例え玩具と言えど、狙った的に当てる自信はかった。 よって、質問には首を横に降ったが、 目の前の彼はどうだろうと興味はあった。 ] 頑張ってね。 ブーヨプスキュリテの守護騎士様。 [ 目は口ほどに物を言うが、 何とも分かりやすい態度に、また笑って >>160 店主から受け取った銃を、青年に手渡した。 ]** (189) 2020/05/17(Sun) 16:18:41 |
[長い1日が終わった。
晩餐会も無事に終わり、湯浴みを済ませて、
女子会というものをしよう。
ユウェルは薄い翡翠のワンピース、
フィオーレは薄桃色のワンピースを着て、
ユウェルのためのサロンで3人で。]
ねぇフィオーレ様?
”どうされました?
ムーティ様とご結婚は?
”次の春に……!
ドレスを、調整しておりまして……”
”すっごく可愛いんだから!
フィオーレの美人度をさらにあげちゃうわ”
”ビ、ビアンカさん!
あら、具現化を敬称つけて呼ぶなんて……
本当腰が低いのね…
”ほぉんと、不思議な子よねぇ……”
[他愛もない話で盛り上がる。
お菓子と紅茶を摘んで、恋に服に食べ物に。
話題は尽きない。
なのに、時間は来てしまう]
”マイプリンセス、おやすみの時間だよ?”
まぁ……
”フィオーレ、俺らも寝るぞー”
“はぁい!”
[ユウェルとフィオーレの反応は
真逆というほどではないが、差があるように見えた。
ユウェルは駄々をこねるように、
“まだダメ?”とシュテルンポレールに尋ね、
フィオーレは擦り寄るように、
“明日は何をしましょう?”とムーティジェンティーレに尋ねた]
”ダーメ。
兄さんたちも寝なきゃいけないから、
僕らも……ね?”
”明日は顔見せがあるだろ。
それが終わったら、ユウェルとシュー待ち。
で、夜は街に行く。”
“はいっ!陛下も、許してくださって良かったですね!”
確かにぃ。お父様とお母様も、快くよ!
珍しすぎるわ!!!
”僕らがいるからだよ?”
”抜け出したりしなきゃ、簡単に許されただろ”
![](./img/socius/159.png) | あら。 そんな意地悪なことを言うのはこの口? [ ぷくりと頬を膨らませ、 店で買った林檎飴を押し当てることで >>194 彼の唇の蓋をする。 そんな一幕もどこかにあっただろう。 たこ焼きの事件の時は、 >>195 あまりにも苦しそうだったから アダムも少々慌てて。 自分が飲んでいた水コップを そのまま差し出した。] (221) 2020/05/17(Sun) 22:57:07 |
![](./img/socius/159.png) | [ 的が外れるごとに着実に精度を増していく。 >>198 弾が描く軌跡を、 アダムもいつの間にか手に汗握りながら見守って。 ] おめでとう。 ……いいの? [ 見事弾が商品を射抜けば、喝采の声を。 確認しながら、星が煌めくネックレスを受け取った。 ペンダントトップを、見つめながら しばらく無言で指先で弄ぶと。 やがて、自身の髪を一つに纏めていた >>13 髪飾りをほどけば。 ――――しゅるり。 布地が擦れる微かな音と共に、 長い髪が、風に乗ってふわりと舞った。 ] (223) 2020/05/17(Sun) 22:59:00 |
![](./img/socius/159.png) |
……お返し。 他にあげられそうな物、思いつかなくて。
[ 手にした髪飾りを器用に折りたたみ 小さな蝶ネクタイを作る。 それから膝を少し折ると、俯いて 彼の胸元に付けた。 ]
(224) 2020/05/17(Sun) 23:00:00 |
![](./img/socius/159_th.png) | ……………。 [ だからその時、アダムがどんな表情をしていたか。 彼はきっと、見ることができない。 ]
(225) 2020/05/17(Sun) 23:00:08 |
![](./img/socius/159.png) | この髪飾りね、大切な物なのよ。 [ ……初めて会った頃にも 同じ言葉を告げた覚えがある。 >>0:47 その髪飾りは、母の形見となり。 >>0:30 親友と贈りあった思い出の品であり。 幼い少女の頃からの宝物だった。 実際は、名すら忘れた男からの贈り物。 質の良いものだったから 身分を偽るのに使っていた。 ただ、それだけのもの。 ―――だった。 ] (226) 2020/05/17(Sun) 23:00:20 |
![](./img/socius/159.png) | ……私を、とある人と 巡り合わせてくれた、大切なもの。 [ 飾りが、男の胸元に色を添えたのを確認したら。 ゆっくりと顔をあげて。 髪飾りに理由をくれた人へ向けて >>0:47 アダムは穏やかに微笑んだ。 ]* (227) 2020/05/17(Sun) 23:00:31 |
| (a71) 2020/05/17(Sun) 23:59:52 |
[夜になり、やっと落ち着いた王族は、
素直に寝ると言ったり、
湯浴みとマッサージを所望したり、
着替えを急いでと頼んだり。
三者三様だった。
その様子を見ていたフィオーレとムーティジェンティーレは、
本当に街に降りるのか、なんてシュテルンポレールに聞いたとか。]
“大丈夫。僕が飛びっきりの魔法かけてあげるよ”
”お前そういや…変化魔法お得意だったな”
そうなのですか?知らなかった…
“とりあえず、フィオーレの近くにいるなら
私が守ってあげるわ”
”まぁ、俺らが剣持ってると怪しまれるし…
そうなっても仕方ない。
フィオーレと、ユウェルはお互い側にいろよ”
分かりました!ビアンカさん、よろしくお願いします。
”可愛いフィオーレの頼みなら喜んで♡“
[ビアンカは、フィオーレ中心に半径2メートルまでなら
保護対象として守り抜く。
彼女自身が、フィオーレの魔法。
故に、フィオーレが願うことは全て叶える。
先かな魔法にかけられたテールエールデ次期国王夫婦。
フィオーレの綺麗なロングの金髪はショートの黒髪に。
くりっとした二重の瞳は、たれ目気味に。
そして何より、豊かな胸はボリューム抑えめに。
ムーティも、金髪ショートは紺色ミディアムに。
少しだけキリッとしていた瞳はぱっちり一重に。
そして何より、身長がプラス10センチくらいに。]
”えっ……まじかよ……”
”フィオーレが、フィオーレじゃなくなった…?”
まぁ!動きやすいです!!
“よかったよかった。後は、ユウェルっと”
[ふふんっと鼻歌を歌っているシュテルンポレールも、
兄も一緒だった金髪ショートがオレンジセミロングに。
瞳はあえてそのまま、翡翠色で。
身長は寧ろ10センチほど減らしただろうか。
青年とも少年とも取れる人物に、大変身。
そんな3人の元に、この期間最高に笑顔のユウェルが戻ってきた]
![](./img/socius/159.png) | どうしたの……? [ 不意に繋がった指先に向けて 不思議そうに問い掛ける。 >>264 しかし答えは曖昧なまま。 >>265 …………それでも、 彼がその手を離すことはなく。 私がその手を離すことはなく。 ]
(289) 2020/05/18(Mon) 12:19:14 |
![](./img/socius/159.png) | [ 提案には、頷いて。 >>266 昼と夜の混じり合う世界。 黄昏を、お互いの体温を頼りに二人で進む。 やがて、宵闇を抜けたなら。 高い丘の上。 星によって塗りえられた空を 彼と二人、並んで見上げた。 ]** (290) 2020/05/18(Mon) 12:19:28 |
![](./img/socius/159.png) | [ 目的の場所に着くと。 しばらく星灯りに照らされて、 無言で空を仰いでいた。 沈黙を先に破ったのは、彼の方。 >>297 “――――楽しかったかな?” >>299 質問に対しては、勿論と。 迷うことなく頷いた。 ] (302) 2020/05/18(Mon) 17:39:08 |
![](./img/socius/159.png) | [ 拗ねたり、笑ったり。 表情をころころ変えながら。 アダムがアダムとして過ごした時間。
楽しんだ振りをするのではなく。 楽しかったのだと。 心の底から胸を張っていえる時間。
認めよう、それは。 隣にいる彼と一緒だったから。 ]
(303) 2020/05/18(Mon) 17:39:11 |
![](./img/socius/159.png) |
…………とても、楽しい。 夢のような、時間だったわ。
[ ぎゅ。最後に握る指先に、力を込めて。 その手をそっと解いた。
そう、これは夢の話。 ここから先に描く未来は、 自分のような悪党には過ぎた願い。
夜が明ける前には、この国を離れる。 その予定はかわらない。 夢は、醒めなければいけないのだから。 ]**
(304) 2020/05/18(Mon) 17:39:48 |
”ユウェルはね、問答無用でこうね”
[着替えてきたユウェルは、間髪入れずに姿を変えられた。
髪は茶髪のロングに、瞳は黒。
そして身長がシュテルンポレールと同じくらいに。
瞳を輝かせて、シュテルンポレールに抱きついたけれど、
とりあえず急ぐよ、と離されてしまった。
国王と王妃は、夜市に行ってもいいけれど、
月が真上にのぼるまで。と条件を出していた。
故に、少し焦っていた]
これは、なんということなの…
”なんか、怒ってる?”
”ううん。あれは、喜びすぎて感情が分からなくなってるだけ”
みて!あの可愛らしい舞を!
“とても、素敵ですね!”
私と歳が近そうね……もっと近くで見たいわ。
”ダーメ。時間がないから、
ご飯買って、とりあえず見て回るよ”
えぇ……
”あとで、踊ってたのが誰なのか聞けばよくね?”
それだ。そうと決まれば、何食べる?
これも美味しそう……
“こっちも……!”
[日頃の鬱憤を食に向けるかのように、
ユウェルはあれもこれもとお願いをして、
男性陣がそれの支払いと荷物持ち。
熱いものを持つのはそんなに苦ではないものの、
これを誰が食べるというのだろう]
[月がてっぺんに来るまでの時間、
4人は思いのまま楽しんでいる。
その中で、全くもって楽しくなさそうな、
今殺せと言わんばかりの顔をしている男が1人]
はー……僕も、僕もフィオーレたちと、
お祭りもう一回行きたかった!!!
“行けばいいだろ……”
でも、今日はお前と飲むって決めてたからなぁ
“楽しんでいたか?”
あぁ、凄く。……ホント、勿体無い。
”…………よく、きたよ。
彼は、いい政治をするだろうさ。”
元王位継承第1位に言われるなら、いいか。
[今年の儀式は、違う神殿にて行われていた。
一神官となったソールにとっては、
誰かに話を聞かなければ何も分からない。
故に、旧友はこの時間を使った。
酒を片手に、彼を訪ねる。
シュラーフェンは、かなり悩んでいた]
僕が、お前をこうしてしまったからなぁ……
こっちの生活はどう?
”気が楽だよ。ちょっと大変だけど”
そう。……ここは、いつになる?
”3年後くらいかな。”
そう遠くないな。……なら、その時はまた来よう。
”来るな……”
いやぁ、お前の神官ぶりを見ないと気が済まないからな。
”嫁と来い。婚約者とは来るなよ”
……
ツィートローネ…………僕の可愛い婚約者……
[ソールは、釘の差し方を間違えたかもしれないと、
思いながら、肩をぽん、と叩くほかなかった。
シュラーフェンの、歪んだ愛情を注がれる相手は、
かなりかわいそうだな、と思うほかない]
”あー…………なんだ…手紙くらいは、
書いてやってもいいぞ……”
おー…………ツィーってば、
本当…腰が低すぎて、つらい……
”当たり前だろ……
お前の婚約者の方に同情するわ”
お兄様!!
[知らない誰かが、懐かしい呼び方をする。
ふと、見てみれば、本当に知らない誰か。]
ユウェルです。……あっ、恥ずかし…………
“ごめんごめん、ここならもういいかな…”
[4人いた、知らない人物たちはよく知る人物に。
来るなと言いたいのに、いえない。
ただ、一言
「ごめん」
と言って、その場から立ち去ろう」
”ま、待ちなよ。僕らは明日帰るから。
フィオーレももう怖がってないよ”
[彼女の兄にも、そして新しい婚約者にも、
許しを得て、6人で話そうか。
星の許しを得て、一瞬だけ。
昔のように、話をさせてくれて
ありがとう。]
![](./img/socius/159.png) | [ 抱き止められる温もりが 耳をくすぐる声が、心地よかった。 アダムとは違う固くてしっかりした手。 鍛錬の跡が残る手。 ……男の人の手。 彼はこの手で国を守り続けるのだろう。 これまでも、これからも。 その輝かしい未来に。 汚れた女は相応しくない。 ]
(349) 2020/05/18(Mon) 23:10:11 |
![](./img/socius/159.png) |
…………私も、貴方が好きよ。
[ 口に出せば、すとんと胸に落ちた。]
(350) 2020/05/18(Mon) 23:10:44 |
![](./img/socius/159_th.png) | [ 想いが通じた瞬間。 それは、いつもの終わりのサインだった。 >>0:23 犯罪に手を染めた自分は 誰かと未来を共に歩くことはできない。 だから女はその時が来たら、 せめてと語るのだ。 二人が共に在れない まるで流行りのロマンス小説の題材のような、 甘く切ない、優しい嘘を―――― ] (351) 2020/05/18(Mon) 23:12:59 |
![](./img/socius/159.png) |
[ そのはず、だった。 ]
(352) 2020/05/18(Mon) 23:13:36 |
![](./img/socius/159.png) |
あのね、気付いてないみたいだから 言ってしまうけど。 私ね、詐欺師なの。 男の人を騙して、媚を売って、お金を貰うの。 ずっとそうやって生きてきた。
だからね、貴方が心を込めて言ってくれた“好き”も。 私はこんな風に、呼吸する様に言えるわ。 可哀想に。 ずっと騙されていたのよ、貴方――――。
(353) 2020/05/18(Mon) 23:14:41 |
![](./img/socius/159.png) | [ 腕からするりと抜け出すと。 嘲笑うように口角を上げて。 口にする言葉は、紛れもない真実。
遠ざかる温もり、それでいい。 私にはこんな暖かい場所は、ふさわしくない。
挑発する様に、更に言葉を続ける。 ]
理解できたかしら?騎士様。 私がブーヨプスキュリテに害なす存在だと。
(354) 2020/05/18(Mon) 23:15:31 |
![](./img/socius/159.png) |
貴方の選択肢は二つ。
騎士の誇りに従って、私の手に縄を掛けるか。 惚れた女に情けをかけて、このまま見逃すか。
[ そう言って、男に判断を委ねたら。 あとは黙って終わりの瞬間を見守ろう。
柔らかな星明かりを浴びながら 嘘を吐けなかった詐欺師は、微笑んだ。 ]*
(355) 2020/05/18(Mon) 23:16:12 |
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