137 【身内】No one knows【R18】
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[ やがて、迫り上がる射精感に男は抗わず。]
私の子を産みますか?
ジャンヌ・アンペール……貴方が、私の子を。
[ 高まる悦に合わせて激しく女を責め立てて、快感が頂きに達すると共に女の中へ精を解き放った。]*
[穿つ矛と、自分の身体だけが熱い。
心だって自分ばかり燃え上がらせている。
切なく苦しいが、それでも良いのだ。
貴方が邪魔だと言って捨てるその日まで
いいえ、捨てられたあとも
貴方の妻として在り続け裏切ることはない。
手に入れてすぐ手放す商品のひとつでも
売り払うとき少しだけ惜しくなるような
ほんの少しの愛着でも抱いて貰えたなら。
そんな奇跡を願っている。
この広い大陸。
狙いの品を手に入れていた貴方に
出逢えた奇跡があるのだから。
儚い夢を抱くことは許されても良いんじゃないかなぁ……。]
[貴方が問う。
身体はそれを望んでいる。
心も、概ねそうだ。一点の懸念事項を除いて。
足を持ち上げる手を包むように自らの手を重ねた。]
あ、貴方が……っ 嫌でないなら……っ
私がそうしても、良いのな、らぁ……〜〜っ!!
[いちばん奥に熱い迸りを感じた。
内側が一際強く締め付けて、収縮し、
一滴たりとも逃さぬとばかりに子種汁を搾り取る。
はあはあと上がった息を整えるまで、少しかかりそうだった。*]
[ ありったけの子種を女の中に撒いた。
それこそ子ができるとしてもおかしくない程に。
滾りを引き抜けば精と蜜と血が女の中から漏れ出てきた。
自分のモノも同じもので塗れている。]
綺麗になさい。
[ 声も肌も冷たいまま。
ただ雄だけは混ざり合うものに塗れたまま、その滾りを鎮めてはいない。]
[ 男は思案する。
権利を主張するのは簡単だ。
アンペールの地の返還を求めることも。
だが、本当にそれを手にするのは至極難しい。
ひとりの魔術師を相手にするのは、ひとつの軍隊と戦争するのと同じことなのだから。
だが、男は考える。
借りは返さなければならない≠ニ。
ジャンヌを妻に迎えれば大義名分は立つ。
アンペールの仇でも、領地の奪還でなんでも。
兵を雇い入れ、戦争を仕掛けたところで咎められることはないだろう。]
[ そして、何よりも。]
私のもの手を出したことを、後悔させましょう。
[ 戦争に勝つ鍵はただひとつ。
ジャンヌ・アンペール、女の持つ特異性だ。
魔女としてのその力を活かせるかどうかが、あの魔術師に勝てるかどうかの鍵となる。]
後ろを向きなさい。
[ 掃除が終われば壁を向いて後ろ向きになるよう命じる。
そうしてら尻がこちらを向いたのなら、男のモノは再び女の中へと侵入を果たす。]
たっぷりと可愛がってあげますよ。
[ 売り物にはしない、この女は手元に置く。
ならば、その身を堕としてしまうのが一番だから。
女を犯す男の動きは、強く激しく荒々しいものだった。]*
[息が上がったまま指示を受けた。
少し考えて、彼の足下に屈む。
ドレスの裾を千切って
互いのもので汚れた彼の雄を柔らかく包み
そぉっと拭いた。
口で、などという知識はなく。
こんな布切れで申し訳ないが
ハンカチは盗られてしまっていたから。
後悔させる、と聴こえてビクッとした。
考えの至らぬ娘は、
宝石を手に入れようとした自分のことだと認識した。]
ご、御免なさい……
二度と、裏切りません……
[青褪めた顔で再度誓い。
次の指示に従って立ち上がれば壁に手をつき背を晒した。]
[後ろから彼の熱が入ってくれば
こんな体勢でも行えるのだと知った。
思い込みの激しく敏感な身体を持つ女は
扱いやすいものだろう。]
ジュダス様ぁ……、ジュダス様ぁ……
[股を濡らし滑りやすくし、男を受け入れる。
決して想いの届かぬ男の名を甘えるように呼ぶ。
どんなに行為が激しさを増そうとそれは変わらなかった。]
[糸に繰られ人形は踊る。
領地領民を奪還し自らの価値を失うその日まで
愉快に魅せるのが唯一の役割。*]
| [前髪は短くし両目を出した。 幼さの残る二つ結びをやめ、 三つ編みハーフアップで髪を結った。 そうしてアイスブルーのドレスに身を包んだ女は 群衆の中心で両手を祈りの形に組み 暫く閉じていた目を開けた。]
共に戦ってくれること感謝します どうか勝利をあの人の手に
[雇い集ってくれた兵士たちに加護を分け与える。 領地をただ踏めば兵力はそのまま奪われてしまう故 そうならぬよう全軍に対魔力を付与するのが ここ数日のつとめだった。 ジュダスの元で増した魔女の力。 彼の為になら使う事を女は厭わない。] (17) 2022/03/24(Thu) 18:54:09 |
| [だが少しふらりとしてしまう。 本来他者に与えていいものではないのだろう。 頭を振り、寝室に向かう。 泣いていないといいけれど。 戦地に連れて行くわけにはいかぬか弱き生命。]
ああ、いい子。貴方は本当にいい子ね。 ……もう寝ちゃった。
[灰にも銀にも見える髪が僅かに生えてきたかわいい子。 乳を飲みげっぷを出しすぐ眠りに戻る我が子を 優しい眼差しで見つめていた。*] (18) 2022/03/24(Thu) 18:54:56 |
[ そうして、男は女を夜が明けるまで抱いた。
途中から石室を出て、自室へ連れて行って、また犯した。
何度も犯し、口も後孔も使った。
女が気を飛ばしたのなら、その度に呼び起こした。]
…………
[ そして今は気怠さに身を委ねている。]
私のことが知りたいと言っていましたね。
[ 男は徐に声を掛けた。
今更、何を言おうというのか、自身の気紛れに少し呆れていた。]
[ 自分の過去を知る者はいない。
調べても、辿り着けないのだ。
生まれ落ちたことが間違いだった。
そうとしか思えない。
だが、そんな運命も自らの力で切り開いた。
その自負はある。
それでも過去は過去だ。
消し去ることも、忘れることもできない。]
知りたいですか?
知らなければよかった。
そういうものは確かにあるのです。
それが私の過去。
[ 忌まわしい運命。
断ち切ったはずの運命は姿を見せなくなっただけで、常に隣にあったのた。]
知りたいですか?
[ 本当に?と男は更に年を押す。
まるで自分を嘲笑うかのような表情で、男は女に問いかけた。]*
[場所を変え、体位を変え。
数えきれないほど嬌声を上げ
意識を何度も飛ばしたが
擦れた膣も枯れた喉も一時の眠りが癒した。
彼との性交はまるで獅子のそれのようだった。]
……!
[教えてくれた以上のことは
もう聞かせてくれないのだと思っていた。
自分の願いを彼は覚えてくれていたのだ。]
[シーツに包まる身体を寄せる。
知らなければよかったと言うのは
彼がその事実に傷付けられたということ。]
……。
私は聴きたいわ、貴方のこと
でも、苦しい思いはして欲しくない……
聴かせてくれるなら、お願いするけど
……辛くなったら途中で辞めてもいいわ
[その顔が哀しげに見えたから、手を重ねようとする。
彼が自分のことを少しも好きでないのは知っているから
そうされるのが嫌なようならやめておくけれど。
何を聴いても貴方から離れられる気はしないの。*]
私は落とし子です。
[ 父なき子、私生児。
言い方は幾つもあるが、つまりは父が愛人に産ませた子。]
母は愛人では無く、娼婦でしたが。
母は私を産み落とすと、この両目を潰しました。
呪われた目。
力を宿すと知っていたのでしょう。
父はそういう血筋の人間だった。
[ だが、自分の父が何者なのかを知ったのはずっとあとのこと。]
特に珍しいと話ではありません。
父は私の存在も知らないでしょう。
もう、死にましたし。
[ 過去は変えられない。
ただ過ぎ去った時間にある事実でしかない。
そんなものを辛く思うような感性は持ち合わせていない。]
生きることは苦痛でしたよ。
その日、そして次の日を生きられるかわからない毎日。
私はそれを生き延びた。
[ 己れの才覚と、そして運によって生かされた。]
目が見えないのは不便でしたが、
最初からなので不便とも思いませんでした。
何年か前にこれ≠ノ出会いました。
[ 常に付けている黒い眼鏡。
遠視≠フ魔術がかけられていて、効果範囲内なら自由に視界を飛ばすことができる。]
今、私は貴方を上から見下ろしています。
そして今は正面から。
[ 便利でしょう?と男は笑う。]
これによって視覚を得た私は、
本来の力を取り戻しました。
母に潰されたはずの呪われた目を。
[ それは幻惑の類を寄せ付けない邪眼。
その気になれば、幻惑の魔術に囚われないどころか、魔術そのものを打ち破ることもできる。]
似ているでしょう?
貴方の目と。
[ 男はナイフを手に取ると、おもむろに自分の手のひらを切り裂いた。
滴り落ちる血がシーツを赤く染める。]
ほら、わかりますか?
[ 男が一度強く手を握り、そして開いた時、そこにはあるはずの傷がなかった。]
まだわかりませんか?
私の父の家名は……
アンペール
お前は愚かな娘だ。
我が、────
妹
よ。*
[聞かされる過酷な境遇に胸を痛め
突然手をナイフで切った時には小さく悲鳴を上げた。
そうして聞かされた事実。]
…………………………。
[私は暫く、言葉を失って。]
…………御免なさい
[何度目になるかわからない、謝罪をした。]
[生きることは苦痛だったと。
そんな人生を歩まなければならなかった原因は
父の不貞、無責任な行動にある。
そしてアンペールの罪は自らの罪、だから謝罪した。]
御免なさい。
[これは私のこと。]
[許されぬ想いと知っても
私は私を変えられなかった。その謝罪。]
……愛してるわ、兄さん
[そう言って押し倒した。
気怠げだったのに悪いとは思うけど、
幾らか寝て体力のある私には敵わないだろう。]
[シーツを落とし、全裸で跨がる。]
私、貴方との子、産むわ……
[変わらぬ意思を伝えたのだ。*]
[好きになった人が半分血の繋がった兄だったなんて。
兄はどういう気持ちで妹の想いを聞き
どういう気持ちで妹を抱いたのだろう。
私の彼への想いは損なわれるどころか
より強固なものとなった。
存在すると思っていなかった兄。
誰より強くて誰より格好いい兄さん。
私だけの特別なひと。
彼が苦労してる間のうのうと生きてきた私は
私が貰ってきたぶんの愛情を上乗せして
より彼に尽くすと決めた。
アンペールのすべても取り返して捧げると決めた。
貴方が持つべきものだわ。
無能な私と違い、実力と運を掴み生き抜いた兄さん。]
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