【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>36 ハマル 「よかった、俺も同じ気持ちだ。 ブラキは……いい子だから。だからこそ…… 止めてあげなきゃいけない 」こくりと頷く。 どの道、もう立ち止まれやしないのだ。 俺は、皆を護る騎士なんだから。 「相手も複数、こちらは二人。 絶対一人では行かせない、いいね?」 それは共に行こうとする貴方のことだって対象なのだ。 (38) 2021/04/27(Tue) 1:38:16 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ先程メレフと話していた手紙を開き、目を通す。 静かに、じっくりと。 「……なるほど。 そういう……ことだったんだね」 捨ててくれと言われていたけれど、これは捨てるわけにいかなくなった。 何故なら、『流星騎士団』と『silly billy』には因縁があった。 『silly billy』の悪事を暴くため、数年前に立ち入り調査をしたことがあるのだ。ヌンキもまた調査に赴いた一員だったが、そこに幼いカウスがいたことを当時は知らなかった。 この会場で初めて顔を合わせたわけだが、ひょんな事で彼の秘密を聞いていた。 そして。 次に彼のような子供が『silly billy』にいた場合、保護することを約束したのだ。 だからこの情報は非常に大切なものだった。 子供を、救うために。 (42) 2021/04/27(Tue) 1:52:39 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>41 ハマル 「お互い様の話だったね」 ふふ、と柔らかく笑うと貴方の頭に手を伸ばす。 ふわふわの頭を撫でれば温かい体温が伝わってきた。 そうして少しの時間を過ごしたあと、二人それぞれ行動を起こすのだろう。 (44) 2021/04/27(Tue) 2:03:35 |
ヌンキは、ブラキウムの部屋に向かった。 (a54) 2021/04/27(Tue) 7:43:59 |
【神】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>ブラキウムへ置き ―――コンコン ブラキウムの部屋の前。 ドアをノックする。 ―――コンコン 「ブラキ、いるかな? 会議に来ないから顔を見に来た。少し話がしたいんだが入っても良いかい?」 騎士は女性の部屋に勝手に部屋に入らない。 貴方の反応があるまで待とうとするだろう。 だが、あまりにも反応がなければ、被害者になってる可能性を考えて踏み込んでくるかもしれない。 (G36) 2021/04/27(Tue) 7:59:00 |
【神】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ (G37) 2021/04/27(Tue) 8:02:29 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ【ソロール】 スイートルームの机の上。 悪趣味だと思った自分を象った人形と 2本のおそろいのペンと 白いカーネーションが置いてある。 その前に2種類のもらった手紙を置いて、息をついた。 ひとつはメレフからもらった大事な手紙。 もうひとつはラサルハグが代筆したというキファの伝言を記した手紙。 「探すな……か」 どこに行ってしまったんだろう、キファは。 サダルを置いていくなんて、ありえない。 何かを探しに行ったんだろうか? いつか戻ってきてくれるんだろうか。 それともただ、俺には会いたくなかったんだろうか。 (48) 2021/04/27(Tue) 8:28:55 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>48 だとするならば、カーネーションを渡せる相手はもうどこにもいない。 ……なんて、キファがいたとしてもきっと渡せやしない。 彼女には、サダルが居る。 自分でそう祈って、仕向けたことだ。 誰も傷つけたくないから、きっとまた大事な言葉は飲み込んでいく。 一番大事だと気づいても、会いたくても後の祭り。 「……どこに歩けばいいのかな……わからないよ」 何もかもが遅すぎた。 「………… まもらなきゃ 」それでも。 騎士として、成すべきことを成さねばならない。 信用してくれる、彼らのために―― (49) 2021/04/27(Tue) 8:30:47 |
ヌンキは、メレフを探している。(ブラキの部屋に向かったのとは違う時間) (a58) 2021/04/27(Tue) 10:58:59 |
【神】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>宿裏手、ルヴァ発見現場 メレフの報告を受けたあと。 だからここにルヴァが居ることを知った上で訪れた。 メレフが最初にみつけたようだから、憲兵には連絡が入ってるはず。 遺体も辱めることがないように対処がされている、だから自分が色々することはなさそうだ。 だが、館に残る人数はもう少ない。 人に任せたままではもういられず、留守番が居なくとも動くほかない。 「……どうして君は、この事件を起こしたのか。 俺は理由が知りたかった」 知ったからとて何ができるなどとは思っていない。 罪は償って貰う必要はある、それは当然なのだけど。 おそらく自分の考えは甘い、わかっている。 それでも。 理解したかった。 (G42) 2021/04/27(Tue) 11:09:45 |
ヌンキは、ホワイトボードの死亡者一覧にルヴァを加えた。 (a59) 2021/04/27(Tue) 11:10:41 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>39 メレフ 時系列がめちゃくちゃでごめんなさい、ログが、追えてなかったの……!レス不要よ 「早い報告ありがとう、メレフ。 ……ホワイトボード、書き換えておくよ」 ホワイトボードの死亡者一覧にルヴァとゲイザーを加え、行方不明者からは消した。 どちらも”シータ”の痕、あり。 これまでの死亡者全員についていることになる。 死因はばらばら。 決して、犯人が関わっていたわけではないだろうものまで、全てだ。 「……いつになったら」 終わるのだろう。 ――その言葉は静かに、宙に消えた。 (50) 2021/04/27(Tue) 11:16:07 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>51 メレフ 「ヌンキだ、入らせてもらうよ」 彼が部屋にとどまってるのは珍しいと思いつつ、断りを入れてドアを開けた。 「ごめん。話すこと話したらすぐ出るから……えっと。 さっきの手紙の話なんだが、あれ……カウスじゃない子供にも利用は可能かな」 少しなにかに遠慮した様子を見せつつ、早速話を始めるだろう。 (52) 2021/04/27(Tue) 14:37:37 |
ヌンキは、ホワイトボードにルヴァの詳細を書き込んだ。 (a69) 2021/04/27(Tue) 15:19:35 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ「もうこれに書き込むのも俺だけか」 何人見ているかもわからないが。 ホワイトボードを眺めながら息をついた。 (53) 2021/04/27(Tue) 15:21:32 |
ヌンキは、宿を出た。 (a70) 2021/04/27(Tue) 15:22:00 |
ヌンキは、貧民街へ向かった。 (a71) 2021/04/27(Tue) 15:23:03 |
【神】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>貧民街 ゲイザー現場付近 「ここはもう処理がされたあと、か」 憲兵も流石に早く動いたようだ。 貧民街とはいえ街中での私刑だったのだから。 「……彼女とは結局、パイの話をしたくらいだったな。 もう一度食べたかったんだけど…… スターゲイジーパイ ……」名前も覚えてしまうインパクトの強さだ。 尚味はあんまり覚えてない、悲しいことに味音痴なので。 昨日騎士団から届いた手紙を思い出す。 あれに関連した私刑であったことは間違いないだろう。 いくら個人が起こしたこととは言え、噂は広まってしまえば直ぐに消えることはない。 今もひそひそと話す声が聞こえているくらいだ。 噂を用いた手段は諸刃の剣だということをまざまざと思い知らされる。 夢の中でも、何度も見たものだ。 気持ち悪い……。 「君なりに考えて行動したのはわかってるんだけど……。 こんなこと、させてしまってすまない」 そう声をかけて立ち去った。 (G50) 2021/04/27(Tue) 15:35:50 |
ヌンキは、噂に耐えながら、時間がある限りキファを探している。 (a72) 2021/04/27(Tue) 15:38:14 |
ヌンキは、「もうこの街には居ないのかもしれないな」と思った。それでも探している。 (a73) 2021/04/27(Tue) 15:40:22 |
ヌンキは、なにか聞こえた気がしたが、よくわからなかった。 (a74) 2021/04/27(Tue) 15:51:43 |
ヌンキは、一瞬なにか気配を感じたが、何もわからない。 (a77) 2021/04/27(Tue) 16:17:33 |
【神】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>G52 ブラキ 扉が開いて出てきたのはラサルハグだった。 鋭い目を彼に向けるが、きっと彼は意に介さず出ていくのだろう。 そうして部屋の中に目を向けると息を呑んだ。 「……!!」 床いっぱいに赤黒い染み。 血が流れた跡だろう、そして、目的の子が抱えたそれは…… 「……カウス?」 あの三編みを見間違えるわけがない。 昨日、改めてパートナーと呼びあって別れた少年なのだから。 薄々予想だって、していたのだから。 「ブラキ……何があったのか、説明できるかい?」 声が震えた。……荒らげないようにするのが精一杯だった。 (G53) 2021/04/27(Tue) 17:07:16 |
【神】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>G54 ラサルハグ 「……俺はブラキに聞いてるんだけどね」 冷めた目で貴方を見る。 これも薄々予想していたことだ、ぬいぐるみがお腹のおおきなオオカミになっていたのを見たその時から。 「知ってるけど答えるつもりはないよ。 流星騎士団の守秘義務として、カウスのパートナーとして話せることではない」 でも、そうか。と心のなかで納得をした。 カウスは正しくブラキウムを救おうとしたのだと、そう思えたのだ。 (G55) 2021/04/27(Tue) 17:34:26 |