【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞[きっと、私と彼の臆病の方向性は違う。 私も別に勇敢な類の人間ではないし むしろ余裕がなくて焦ってばかりの人間だ。 そして勿論臆病でもある。 臆病だから、その関係性を言葉で確かめたかった。 まだ貴方のことを知らないから沢山知りたくて、 何も言わないで何もせずに終わるほうが怖かった。 ……だから、想いが溢れれば一直線。 猪突猛進も臆病の形の一つ。 それでも優しくそれを受け止めてもらえたから 止められれば落ち着ける、その筈だけれど。] ……やっぱり 言葉の選び方が きれい。 [まほろばなんて、中々するりと出てこないと思うのだ。 だからそんな言葉を自然と使える彼が やっぱり大人で素敵だと思えたし 私もそうしたいと。 部屋に戻ろうと頭を撫でてくれる彼に胸がキュンと疼く。 こくりと頷いた私はきっと、耳まで赤い。] (-39) 2020/07/29(Wed) 15:13:03 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞はい。……智詞さんの部屋が、良いな。 [改めて言葉にすると改めて恥ずかしくもある。 けど、自分の部屋は急いで出てきたから 洋服がまだ並べられていてお勧めはできなかったし 一人で泊まるダブルの部屋を見られたくなかったから。 素直に頷いて彼とまた、恋人繋ぎ。 熱い頬を夜風が撫でるのが心地よかった。] (-40) 2020/07/29(Wed) 15:13:24 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞[なお、コンビニではその事を察していた。 小腹が減って、とは言うけれど 一緒にコンビニに寄った時には カゴの中身をあまり気にしないようにする。 私から籠に入れたのはペットボトルくらい。 組んでた腕は明るい場所に来ると なんだか恥ずかしくて指先だけ繋ぐ形に戻してた。 お会計の時に自分も財布を出したけど、 二人なのにお会計どうしようってざわついていたら 店員さんに微笑ましげに見られて なんだかもっと恥ずかしくなったりしていた。] (-41) 2020/07/29(Wed) 15:13:49 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞[そうして部屋に近づくたび どき、どき、と鼓動が強くなる気がした。 部屋に入れてもらえたなら、お邪魔しますと 小さく声をかけながら入ろうとして。 ぁ、と小さく声を出す。] 私、前髪、あげていた方が良いですか? ヘアピン持ってきてたんですけど……。 [と、手荷物の中から取り出そうとする。 だって、 その方が、] ………顔を見られるの、恥ずかしいけど。 私も、智詞さんの顔が、よく見えるから。 [貴方の色をよく見たい。 昼間に元クラスメイトに言ったよう、 この前髪があっても見えはするけどよく見えはしない。 だから貴方をよく見たくて。 その色を晒したままにするのは苦手だけど。] (-44) 2020/07/29(Wed) 15:14:16 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞………髪型変えようかな。 [勇気を出して、貴方を見つめていられるように。 そんな気持ちで、ぽつりと独り言のように 言葉を溢した。]** (-45) 2020/07/29(Wed) 15:14:36 |
【人】 灰原 詩桜─会えるかわからなかったから─ [昨日は偶然、ショッピング中に会うことができた。 でも今日が会えるとも、時間があるかもわからない。 だから私はとあるタイミングで 気になっていたものを選んで フロントから901号室にそれを言伝付きで届けてもらう。 つまりは、市村さんの部屋だ。] (81) 2020/07/29(Wed) 17:27:41 |
【赤】 灰原 詩桜 『昨日は素敵なお花とアドバイスを 有難うございました。 あの後、勇気を出して約束を取り付けて きちんと想いを伝えることができました。 その想いを、これから大事に 紡いでいきたいと思っています。 幸せな恋になるように。 花火大会があると聞きましたので せめてのお礼にこれを贈らせてください。 本当にありがとうございました。 灰原 詩桜』 (*0) 2020/07/29(Wed) 17:28:20 |
【人】 灰原 詩桜[便箋と共に届けられた包み。 その中には銀色の簪が入っている。 一応使い方の説明も入ったそれは 飾り部分に同じ素材でできた透かし細工の蝶が舞う。 その蝶の下には大きめの深い青の滴型の硝子玉が ゆらゆらと揺れる作りになっていた。 さてそれに気付いてもらえるのは何時頃か。 私は私で、自分でも気に入った簪を こっそり手に入れていたりもしたのでした。]** (82) 2020/07/29(Wed) 17:28:53 |
灰原 詩桜は、メモを貼った。 (a33) 2020/07/29(Wed) 17:30:33 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞[それは座る前の事だった。 だって、私は智詞さんをよく見ていたかったし 智詞さんになら、見て欲しかったから。 …恥ずかしいけれど、私ばかり 智詞さんの目を見つめるのも狡いでしょう? 智詞さんの部屋はツイン。 福引で当たったのか、とか。 誘う相手がいなくてよかった、とか。 ふんふんと頷きながら私はやっぱりソワソワしてしまう。] ……それに気付かれても。 智詞さんが私を好きでいてくれるなら 私は智詞さんしか見ないのよ……? [勿論、お互いを尊重し合えるなら。 でもそれはきっと叶うと信じてる。 そして、私がよそ見をしないのなら 心配しなくても良いんだよ、なんて。 火遊びをしてしまったのも、 元彼の不誠実さで別れてしまったその時だから。 そこまでは語らなかったけれど、 その人を好きなうちの私は貴方を裏切らない。 頬を染めながら笑って、 智詞さんの指先で晴れる視界に目を細めた。] (-56) 2020/07/29(Wed) 18:06:05 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞ッひぁ、 [耳元に落とされた囁きとキス。 可愛いと言われて赤くなったところに 不意打ちで耳元に柔らかな感覚があって 小さく声が漏れてしまった。 耳元に落とすキスの意味。 …それが男女で違うとも知っていますか? 似ているけれど少し違う。 勿論、共通の意味では誘惑らしいけど。 女性がするそれは「誘惑したい」 男性のするそれは「君をいますぐ抱きたい」 普段隠れている耳元へのキスに ぞくっ…と甘く蠱惑的な感覚が体に宿る。 彼を見上げた後、真っ赤に熟れた頬のまま 私は彼の胸元にそっと唇を寄せてから 彼を上目遣いに見つめていた。 男性がするそれは「君は僕だけのもの」 女性がするそれは (-57) 2020/07/29(Wed) 18:06:36 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞んっ………ん、ふあっ、あ……っ、 [本当に、だから信じて欲しい。 わたしのことを見つめてくれているならば わたしを愛してくれているならば わたしは、貴方だけに恋をする。 貴方だけにキスをする。 そんな思いで見つめていた。 けれど。艶やかな色、と言葉にされ 何がと問う間もなく唇を奪われた。 目を一瞬見開き、けれど直ぐに自ら唇を差し出していく。 喉をそらし、彼のシャツを握りしめて皺を刻んで。 舌先を絡めて、彼の口腔の中へと差し入れる。 粘膜同士が触れ合ってそこから蕩けてしまいそうな感覚。 彼の舌先が口腔を擽れば その甘さに耐えきれずに鼻にかかった声が漏れた。 キスの時は自然と目を閉じてしまう。 彼の瞳の色が見えないのが残念だけれど、 それよりも甘い甘いキスに私が溺れてしまうから。] (-69) 2020/07/29(Wed) 19:19:41 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞……………っは………………。 [唇が離れた時、ほんの一瞬だけ 二人の間に銀の糸がかかって消える。 私の唇がどちらの物ともしれない蜜で濡れて艶めいて それを一度閉じて、んく、と喉を鳴らした。] ベッドじゃ、無くても、…いいのよ? [なんて、それは半分冗談で半分本気。 ほんの少しだけ唇を笑みの形にしながら 私はするりとカーディガンを肩からずらして そのままストンとそこに落としてしまっていた。 端ないと思われるかな。 でも、二人きりだったら場所なんてあまり拘りなくて 彼の手を取ったらその手首の内側、 腕時計をしたら隠れてしまうその位置に チュ、と唇を寄せてから少し強めに吸い付いた。 …腕時計をしたら。 長袖をきっちりきてしまったら。 きっと隠れてしまう場所の、キスマーク。] (-70) 2020/07/29(Wed) 19:20:07 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞……智詞さんだけの私にして? [同じように印を刻んで良いの。 貴方の天色に色んな私を焼き付けてほしい。 私の東雲色に色んな貴方を焼き付けたい。 そんな、私の欲が、チラリ。 だから智詞さんに導かれたら勿論抵抗はしないで ベッドでさらに触れ合おうとすると思う。 それが、ベッドにたどり着かないうちだって。 …いつもこんなんじゃないんだよって言ったら 智詞さん、信じてくれるかしら?]* (-71) 2020/07/29(Wed) 19:20:31 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞[本当に、貴方を私のものにしたいの。 本当に、私が貴方のものになりたいの。 こんなに狂おしい程の想いを、私は知らない。 まるで今までのお付き合いが全て 児戯だったんだなと思えてしまうくらい。 朱に染まる貴方の頬が愛おしい。 けれど、ベッドに導いてキスをしてくれた彼の瞳が 一瞬獰猛な光を宿した気がして。 ぞく、り、と。 仄暗い喜びに背筋を震わせたあと、 私の背は柔らかな寝台に押し当てられていた。] 嬉しい……、ンッ、あっ! [首筋にチリっ、と微かな痛みが走って小さく声を上げる。 離さないという言葉も痕を付けられるのも嬉しくて 私は目を細めて微笑んでしまう。 優しく降り注ぐキスの雨も 擽ってくる指先も、全てが心地よい。 けれど流石に喉元を擽る指先には ふふ、と小さく笑い声が漏れてしまっていた。] (-90) 2020/07/29(Wed) 21:02:22 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞ん、ふふ、私、猫じゃないですよ…? 智詞さんは、猫、好き…? [脚先を擦り合わせて、脱ぎ損ねていたスニーカーを脱ぐ。 こと、ころん、と床に落ちて転がった。 メイクはあまりしたことがなかったから キスはきっとどこも私の味がすると思う。 喉をくすぐっていた彼の手がわたしの胸に触れた時、 流石に笑いはなりを潜めたけど。] あ、…………。 [わたしの胸はかなり、大きい方だから。 智詞さんの手でつかんで、それでも余るくらい。 優しい触れ方がどこかもどかしい。 それは洋服越しだったからなおさらかもしれない。] (-91) 2020/07/29(Wed) 21:02:47 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞ん、……….ふぁ、………ん、ん……。 [それでも。じわじわと燻ってくる官能の灯火。 見た目では分からなくても、触っていたなら 洋服と下着の更に下に、ツンと硬く尖ってくるものが 彼の掌に、指先に、感じることが出来てしまう。 そこに触れられるとピリッと甘い痺れが湧いて ぴくん、と体を震わせてしまっていた。 その度にふるん、と胸も揺れる。 …ちなみに下着は上下揃いではあるけれど 大きなサイズは色が少なくて。 今日の下着の色は赤だった。 あまり可愛らしいデザインではないから そこはほんの少し、見せるのが恥ずかしいところ。] 智詞、さん……。 [私も貴方に触れたい。 吐息まじりに彼の名前を呼んで、 そっと彼のシャツのボタンを更に外していく。 肌が見えたなら、そっと鎖骨に指先を這わして 届くどこかにキスしようとするはず。]* (-92) 2020/07/29(Wed) 21:03:11 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞[そう、猫が好きなの。 ネコが好きだけど飼えないから、 私をネコみたいに可愛がるの? それなら、ね?] …にゃ、にゃあ? [両手で猫の手を作って、にゃん。 …なんちゃって、なんて笑ったけど 私を一番好きでいてほしいな、なんて。 私こんなにやきもち焼きだったかな。 私だって犬や猫好きなのに。 ちょっと子供っぽかったって恥ずかしくなって それどころじゃなくなってしまって びく、とまた体を震わせる。 …詩桜猫は、気持ち良いのに弱いのですから。 そして貴方に触られるのは これ以上にないほど、満たされる。] (-110) 2020/07/29(Wed) 22:27:27 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞だっ、て、 ……こんなに優しく触られたら……。 [ゆっくりゆっくりと育てられる官能は 急速に得たそれよりも長い時間私を満たす。 残念ながらかつての恋人たちは ガツガツと欲をぶつけてくるばかりで 痛みに耐える行為になっていたけれど。 耳元の囁きに小さく頷いた。 寝転んだままだから彼に基本任せることになる。 やがて、下着姿になった私は恥ずかしくて視線を伏せて 心許なくてぎゅ、と自分自身を抱きしめていた。 自然、胸の谷間が深く刻まれて 自分の胸を強調するような形になってしまうけど つい、体を隠したくなってしまうの。 恥ずかしくて、…白い自分の肌に乗る赤いレースが サイズ的には仕方がないけどオバさんのそれみたいって 少し嫌だったから、のも、ある。] (-111) 2020/07/29(Wed) 22:27:48 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞あっ、ちょっと、まって…? [キスを受け入れながら彼の指先を感じていた。 その指先が下着にかかったとき、 そう言って止めてぷちり、と フロントホックを外してずらし易くする。 赤の下着が外れるとそこから白い果実がまろび出て その先端がツン、と尖って色づいていた。 指が沈めば程よい弾力を返す。 先端をつままれれば甘く声が漏れて。] んうっ! …ん、ァ……あ、ああ、 ふ……….っ、ン……! [口付けをしながら胸を愛撫されるのは 本当に心地良くて、彼の頬に両手を伸ばしながら 私は彼の唇に舌先を差し込んで深いキスをねだる。 男らしい彼の体に目を細めて、 時折ぴくん、と全身を震わせた。 気持ち、いい。] (-112) 2020/07/29(Wed) 22:28:14 |
【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞はあ、ンッ………。 もっと、くっつきたい…….智詞さん…。 [洗い呼吸の中で甘いおねだり、一つ。 あと、] こっちも‥.触って? [それはきっと、彼のもんでいた方とは逆の胸。 それを、そっと腕で寄せてアピールして。] 全部、ぜんぶ、智詞さんのものになりたいの。 ……私の全部に触れてほしい。 …………ね? [カリ、と軽く彼の鎖骨に歯を立ててから そこを慰めるようにペロペロ舐めた。 痕が残らないくらいの軽いもの。 だけどね、私にはたくさん貴方のことを刻んでほしい。 す、と伸ばしたままだった両膝を曲げて 貴方の体をその合間にはさみたい。]** (-114) 2020/07/29(Wed) 22:28:44 |
灰原 詩桜は、メモを貼った。 (a69) 2020/07/30(Thu) 5:24:52 |
【独】 灰原 詩桜/* うーん、雨の中の雅ちゃん拾って良いものかな。 そして妹の霊圧が消えていませんか(真顔 みんな大丈夫かしらん… 薄氷さんもお大事に。 (-144) 2020/07/30(Thu) 5:40:33 |