人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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イシュカテラを占った。
テラ少女のようだ。

【独】 ライアー イシュカ

え??僕、初回で死ぬの???
また!!?!?!?
(-39) 2022/05/01(Sun) 2:14:08

【神】 ライアー イシュカ

>>1:116 エルナト

「……肯定も否定もしてないけど」

ここで素直にはいそうです、何て言えるなら
目線はそもそも貴方に向いたままなわけで。
バツの悪そうな顔。

「この程度で泣く奴はまず僕に話しかけてこないし。
 大体は遠くから小声と言う名の大声で陰口」

弁明を聞いて誤解を謝罪するのも気まずい。
その癖一切気にしていない訳でもないから、
落ち着かないように帽子を被り直していた。

「自分の世界を広げるねえ……。
 身近な世界が好きになる理由どころか、
 目的になる物と僕は考えた事もない」

「なんでも近いほど嫌うだろ。人も物も」

最後の意趣返しには、音楽好きじゃねえからな。
と、肩を竦めて竪琴を仕舞い始める。
(G0) 2022/05/01(Sun) 7:48:26

【秘】 ライアー イシュカ → 境界 テラ

あなたの海洋図鑑に視線が向けられる。
意味を考えるよう首を傾げて、1、2。

「え?魚食うのが好きだったのか?」

男は……結構。
否、相当に、想像力に欠けていた。
食が好きには別段見えないのにこれは、趣味や文化的教養の少なさを幼子でも感じられるレベルかもしれない。

「……よりによって、ほんと。
 ただでさえ面倒なのに、担当が俺とか……」

かわいそう、と。男は時折、この様に自己否定に走る。
まだそれを表現した事もないであろう子を相手に、この態度は相手によっては拍車をかけかねない悪手だなんて気付いていない。

行為に嫌悪感があるのではない。
自分だから気持ち悪い。

それでも仕事だと内心奮起させて、まだ幼い体を引き寄せ、手順通りに行ってからさし餌のように顔を重ねた。
(-58) 2022/05/01(Sun) 8:09:38

【独】 ライアー イシュカ

初日の噛みで僕なのは事故じゃない!?
え・・・これ狼凄い噛み辛いねごめんね・・・
そ知らぬふりしてトットくんに秘話送って置こうかな・・・
(-57) 2022/05/01(Sun) 8:11:46

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

 
ある日の園芸部の畑。
或いは偶然その前に別の場所で出会った時、
貴方に前に牧草知識を教えた男が声をかけてくる。

「…………。
 うまく育ってる?数本千切っていいか」

元気か、のような一般的な挨拶の利いた言葉でもない、
唐突に主語のない質問が降ってきた。

「後で小屋を見に行く。
 ……まあ、勝手に引き抜くよりは
 お前に声かけておいた方がいいかと思った」

「んで、トット。お前甘いもん食える?」
(-59) 2022/05/01(Sun) 8:23:24

【独】 ライアー イシュカ

飼育委員、速攻で2人落ちたので……
次はフィウクスくんが吊られるか噛むかしたりして
(-60) 2022/05/01(Sun) 8:27:13

【人】 ライアー イシュカ

「……なにあれ、よっぽど構いたいのか?」

先日に引き続き、同僚がフィウクスに
随分目にかけているように見える様子に一言。

今日はさすがに黙々と……
トマトはないし、
この時期になると逆に話題にする人が減るから

食欲もまだまし
だと思い込ん
で食事を終えた。

ついでに厨房を借りる申請もしておいた。
(24) 2022/05/01(Sun) 8:36:51

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「有り難い土産話」

放課後、貴方が訪れると開口一番この台詞である。
大好きな場所、と言われて男は迷わず
うさぎが見れる場所と判断した。

まあそれが外れたとしても、ここが飼育委員の管轄ならすぐ会えると言うのもある。

「……まあでも、ここは
 あんま変わってなくて安心するわ」
(-62) 2022/05/01(Sun) 8:50:28

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「ん。……しかし、随分熱心だな。
 土まで食おうとしてる勢いで……」

勿論、そんな訳ないとはわかっているが、
口の周りにまで土を着けていたのでつい。

「クラスで顔が見れるのにここまで来て
 お前の顔だけ見て帰るのはな。まあしない。
 たべまくるのは僕が怒られるから程々にしろ」

示された場所にざくざく歩いていきつつ。

「個人として育ててるワイルドストロベリーの実だけ余るんだが、ちょろっとしたジャムにするか、アイスに乗せるか、……まああとパウンドケーキ焼くかを考えてたんだ」

さすがに葉だけ千切って、実は全部捨てるのは忍びない気持ちがなくはないらしい。参考にしたいようだ。
(-67) 2022/05/01(Sun) 13:04:40

【神】 ライアー イシュカ

>>G2 エルナト

その返答に何故か一瞬言葉を飲み込むように空白が空く。
形容しがたい表情はすぐに戻るも、視線の圧には睨み返して。返す。返──やめた。先に視線を外して大袈裟に肩を竦めた。

 
肯定しないなら否定、なら頷きかけた。
 違う。そうは言ってない。この不整合な思考が嫌になって仕方ない。


「……そんな言い方される事に僕が驚きだ。
 まあ……もう生徒じゃないからな。
 言ってた奴は殆ど卒業したんじゃないか、治療して」

何を言いたいのかは薄ら理解したが、
余計なお世話だとばかりに仏頂面のまま手をしっしと払う。

「持ってねえよ。外に出た経験があろうと、
 昔から僕の世界の広さは何一つ変わっていない。
 そもそも、外が籠以上に最悪な場所だったら、
 気持ちがどうあろうと嫌いでも居続けるしかない。

 利用する相手は理論で好意的と言う感情に修正できる人間なら楽だろうなぁ。その前にさっさと治るかもだが?」

胡散臭えと、やや小馬鹿にしたような皮肉を向ける。
男からするとそんなある種の不気味な器用さは持ち合わせていないから、理解できない。欠片も信じている様子がない。

「小難しい歴史や協調性だの調和だの演奏なんてどうでもいい。音が好きなだけ。そっちも本を観賞用に積む奴とは違うだろ」
(G6) 2022/05/01(Sun) 17:21:11

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「腹壊すぞ。しおれた葉くった兎になりたいのか」

ぴしゃり。

「フン。僕はお前が腹を壊すだけで落ちる程、
 伊達に普段から落ちぶれてないんだよ。

 つまり、その程度で落とせると思うな。
 もっと突きつめた善か悪になってから出直せ」

ここまで偉そうに言うべきではない事はない。
要するに禄でもない男と言うだけである。

「ああ、中に完全に混ぜ込む想定しかなかったな。
 かけるか乗せるか……出来たら一個やるよ。
 餌代の対価としてな。どっちがいい」

年の割にえらく手つきが慣れてるな、なんて思いはしたが口には出さないで兎専用の豪華な土地を見つめていた。

「何でそもそも園芸係にしてるんだ。
 毒だって知識がある程度には、あれだ。
 別に動物も嫌いじゃないんじゃないのか」
(-94) 2022/05/01(Sun) 17:31:14

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「壊さないわけないだろ。
 そんなんじゃお腹痛いって言い出しても放置するからな」

これは大人げない大人。

「……僕はいいこは好きでもなんでもないがな。
 まあ、期待はしてないが楽になる分には歓迎する。
 期待はしてないが。僕は褒められるタイプじゃないし」

チラリと一瞥して、フ。と笑って終わった。
腹立つ部類の方で。実習生をしてるのが心配な程に。
最もやったと連呼してるのを見ると、仏頂面に戻った。

「のせる……ケーキの方……って、けむたい!馬鹿止めろ!?
 ったく、土埃を立てながら作業する器用さを見せるな。
 冷えた奴で我慢しろよ。文句言うなよ」

「……ああ、言われてみたら、まあ。
 そうか。……案外まともな理由なんだな。
 てっきり花も食べたらうまいとか言い出すのかと……」
(-107) 2022/05/01(Sun) 19:31:40

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

/*
こんにちはお布団です。
襲撃報告ありがとうございます〜!トットくんだ!
初日にいきなりダイスがぶち当たって死ぬの、ある意味キャラっぽくて笑ってしまいました。よろしくお願いします!

襲撃ですがどんな感じに行いましょうか?
治療の内容は各々のPL任せみたいなので、引き渡しだけを話のつじつまが合うように打合せするか、ロールしちゃうかの感じでしょうか。

結構ね、いきなり初手大人と大変そうで……
しかもこんな男で……ひえ……と申し訳ないのですがこちらはどちらでも大丈夫です!
(-108) 2022/05/01(Sun) 19:35:29

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「今のお前みたいな事を言ってくる奴が誰もいないからな。
 ……おかしくなるのがわかってるなら、
 それを聞かなけりゃ僕はおかしくならないでいられるんだ」

火の玉も喰らい続ければ熱くなくなる。
慣れとも、強くなったとも言うのだろうか。
強化か劣化かはわからない。鈍いのかもしれないし。

「あ〜……凄いムカつく……」

心底嫌そうな顔をして寝転がってた体勢からようやく視線を移す。
普段と違うのは、「嘘に聞こえる」性質から、声の響きは明らかに真逆の事を言っているはずが逆に聞こえる矛盾から、気持ち悪くて不愉快そうな嫌悪を押し殺して作っている顔ではないことだ。

この不満げな顔は、理解されて腹立たしいに近い……
要するに、貴方の言い方が正しいという事になる。

「実験動物のように虐待されてる今の環境なんて、
 ……こんな場所、とは思うけどさ。

 一切理解されないし配慮されない所か、頭のおかしい非人間扱われた上に……大半の人間は食べていけない。
 一欠けらの“優しい人”の望みに賭けられるか?
 外に出ても、結局“治療”を叫ばれるけどね」
(-131) 2022/05/01(Sun) 22:32:18

【神】 ライアー イシュカ

>>G7 エルナト

「一応は実習生の肩書になったから。まあ……
 大人って、気付いたらなるもんじゃなくて。
 ある日急に、勝手にそうされる」

膝を組み琴を構え直し、乗せた指をとん、と何度か叩く。
既に仕舞い終えてるから音は鳴りはしない。
『楽しい場所か』を問われると、力無い流し目。

“治ってたなら”
楽しいんじゃないか」

期待する答えを返せてないのは重々承知。
それでも望む答えは言いたくなかった。
貴方を傷付ける事になっても、それは決して。

「わからん。何の助けにもならない家族って、
 そもそも家族と呼ぶ必要と意味があるのか?」

言葉の端々から未知の生物でも見たような反応だ。
身を乗り出されたのを軽く手で制して、するりと立つ。

「言っただろ。音楽は別に好きでも何でもない。
 演奏されても余計なお世話だ。
 僕が聞きたいのは……これの、
だけだから」

そろそろ行くとばかりに顎で促して、
貴方の返答を聞けば去って行こうとするだろう。
(G8) 2022/05/01(Sun) 23:33:43

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「だっこはまだしもいいこはしねえよ!
 腹壊してる時点で悪い子だろうがそもそも!」

10年以上年の差があるのにギャーギャー。
本当に実習生なのか心配になりかねません。

「そう言うお前もやだを5回も言ってただろ。
 中くらいの子は目指せるものか分からないし……

 目標とかないのか目標。僕は中くらいになっても
 何も返さないからそっちに近い方を目指せ」

小動物めいていても厳しい。
どうにも小等部だろうと人間は人間扱いのようだ。
本来はいい扱いの筈がこの男だと真逆になるのだが。

「くったことないだろ。
 なんでもくうだろ。ほらみろ。そりゃ……え、」

しっしっと適当にオウム替えしで相槌をしたら、
唐突に明かされる新情報に思わず素の声が漏れた。
見た事はあるやもしれぬが、とても食用とは思えない。

「食えるって……あれ、栄養あるのか?
 花に味なんてなさげだし、本当の緊急用でなく?」
(-135) 2022/05/01(Sun) 23:51:46

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

/*
はーい!了解しました。
何か言ってくれるんですか!やった〜!
もちろん歓迎です。大丈夫ですよ。
時間が駆け込みになってしまったら申し訳ないのですが…!

引き渡しですが、基本的には一人で居る事が多いので割と学園側とトット君がやり取りして確保用の大人がいるなら、誘導してくれるだけであっさり捕まるとは思います!

ギムナジウム生でその辺り指示されればどうしようもないのをわかっている癖に、実際されるとまたぎゃーぎゃー言い出す男なので……!

(罵倒してしまったり、あと私恐らく墓落ち後の表現、大人なので割と悲惨に書くかもしれないのですが5メガネさんとトット君は……大丈夫ですか?
 その辺りどちらか苦手でしたらマイルド表現を心がけますので、遠慮なくお伝え下さい)
(-136) 2022/05/01(Sun) 23:57:28

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「ああ言えばこう言う……」

うなだれる。大袈裟に見えるかもしれないが、
心労的には恐らく見たまま。
元々年少を扱うのが不得意に見えるのもあるのだろう。

「あ、ちっこいやつでも一応あるんだな……
 ……え゛?」

見るからに嫌そうに眉間に皺が寄った。
役に立って働く、と意気込む健気な子供相手に大人が見せる態度では無さ過ぎるが、一向に改める気配がない。

続いた薬草の効能を聞いて目元を片手で覆いだす。
暫くしてから手を降ろして、
貴方を見つめる目は穏やかさとは程遠い、

「やめろ。そう言うの」


声から推測するに、目に見えてわかる感情は
──怒気、だろうか。
(-152) 2022/05/02(Mon) 1:35:47

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

/*
私もGWは何それ美味しいの勢なので頻度がそんなに早くないのが申し訳ない…!
了解しました!過去時空と続けてくれてもこちらは全然構いませんのでお待ちしております。
今の秘話ですが不仲で切って頂いても普通に呼び出されたら応じますので、展開自体は好きなタイミングで終えて頂いて大丈夫です〜!

私もそこまで被襲撃ロールは手慣れてないのでお手柔らかに…!
ヤッタ!よろしくお願いします!生暖かく見守って頂けると助かります!
(-154) 2022/05/02(Mon) 1:40:49

【神】 ライアー イシュカ

>>G9 エルナト

「できねえよ。それどころじゃないし」
「できるのはここにいてまだ余裕がある奴らか。
 いずれにせよ、完治してない時点で不可能に近い」

碌な大人もいねえしな。
大人の癖に、大人を思い浮かべてそんな発言をする。
他ならぬ男こそが己を大人と思えていないのは明白だろう。

「……頑張って治せるものでもないけどな。
 精々運がいい事を祈っとけ。
 どいつもこいつも……“きっと治る”、なんて。
 何にもならない無責任な言葉しか言いやらねえからな」

貴方の様子を見て口を吐いたのがこの言葉だ。
淡々と言い捨てているのに、口の中が苦くて仕方ない。

「そうかい。僕は……やっぱりいらない。
 どうせ、……惨めになるだけだし」

憧れても現実はいつまでたっても普通になれない。
模倣しても虚しいだけだけど、言葉にしなかった。

「してない。……って言うか、
 夜出歩くとそれこそ噂の神隠しにでも会うぞ?
 わざわざ治療にされたいってなら別だけどな。
 ……。……してないからな」

先程の貴方の言い分を考えて、男は年少の心を読み取るのが下手な物だから、逆効果になるタイプもいる可能性だってあるのにわざわざ念押しのように付け足して、その場を後にした。
(G10) 2022/05/02(Mon) 2:01:36

【人】 ライアー イシュカ

「……無駄にデカいから楽だな……」

しみじみと言いながら寮の厨房を覗き込んで、
適当に調味料を手に取っている。

時間は消灯間際。これは夕方堂々と行っていたら、
誰に見つかったもんじゃないという根回し。
とは言え、禁止時間でもないので覗けば見つかる。

…………。
一人黙々と調理してるだけなので、面白いかはさておき。
料理と言うより、菓子作りが得意な人間なら
材料でそれとなくわかるかもしれない。

パウンドケーキらしい。材料として珍しいものは、
小ぶりの瓶にみっちり野イチゴくらいで。
(40) 2022/05/02(Mon) 2:11:50

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「いやそもそも僕を負かそうとするな」

怒る前にこれだけは言っていた。
でも食堂を見ていも、割とよく負けている気がする。

「そりゃ……、……。
 ……そんなの、
気に入らないからに決まってる」


答えと言えば答えだが、
何がだめの答えにはなっていない。

困るでも泣きだすでもなく、ただ不思議そうな表情を見ていればすぐに黙り続けるにも気まずくなる。

とにかく!
大人に言うなよ。子供相手でもだ。全部。そもそもお前の能力自体、人に言わない方がいいんだよ。そんな能力でそんな甘っちょろい事言ってりゃ、…………」

“真っ先に食い物にされるに決まってる”

 ──何かを重ねて、消え入るような声だった。
(-160) 2022/05/02(Mon) 2:20:14

【人】 ライアー イシュカ

「……
うわっ!
…………」


もう見つかってしまった!
そもそも、うわも何も場所が悪い。
だが幸いにも騒ぎ立てるタイプの少女じゃなかった為、お辞儀に対して遅れた「ン」と呟きだけ返した。

…………。気まずい。

彼女はそんなこと思ってないだろうが、
いやわからない。この瞬間何を思われてるかなんて。

『あの■■■野郎、ケーキにだけは素直ってか……』


なんて思われてないとは絶対には言えないのだ──
男は猜疑心がとにかく強かった。
なおこの間にもバターと卵と砂糖は混ぜられていた。

そんなことしてる間に用事を終えた少女の背を見送った。
(42) 2022/05/02(Mon) 2:55:36
イシュカは、そう言えばラピスに聞きたいことがあったのを思い出して、
(a19) 2022/05/02(Mon) 2:56:03

イシュカは、まあ明日でいいか。と、引き止めるのをやめた。
(a20) 2022/05/02(Mon) 2:56:23

【人】 ライアー イシュカ

>>43 アオツキ

うわっ!
……いや鼻が良すぎるだろ……」

用事がありそうだったラピスはともかく。
なんて言いたげな顔をしつつ、ある意味この同僚ならこの時間とかの場所でも不思議ではないな…と言う認識だった。

おい、座っていいと僕は言ってないぞ。
なんて抗議の声はあがったが効果は言ってる本人すら期待していなかった。野いちごをザラザラ入れて生地に混ぜている。

「パウンドケーキは今すぐ焼けないぞ」

それでも精々1時間だ。
じゃないと夜から作り出さないとも言えるが。言うほどてきぱきもしていない。趣味程度なんだろう。

「え?あー……そういや決めてなかったんだっけ。
 お前が小等部に興味あったのは意外だが。
 受けもつ確率の低い学年、気になるものか?」

何事もなければ。随分と空虚な言葉だ。
いつも何事も起こっていた事は自分達も知っているのに。

「──んじゃ、明日」
(44) 2022/05/02(Mon) 3:43:04
イシュカは、ラピスの心が読めたら安堵しただろうが、サトリの才はなかった。
(a24) 2022/05/02(Mon) 3:44:10

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「敷くもん敷いてるからいいだろ」

よくはない。タオルケットを下に敷いてるとは言え、
なんせ心配されてるのはこの男が汚れるなんかより、
そばにいるうさぎの方だろう。

わかっていてやっている。
自分なんかより、うさぎの方が大事で構わない。

「……0とまでは言わないけど、
 ならないと思ってた方が楽。どの結果だろうと。
 諦める方が得意だろ?僕らは」

金網の鳴る方は見ずとも、音を聞きながらうさぎに手を伸ばした。……フンフンと匂いを嗅がれて逃げていく。
学生時代は懐いていたピーターと言う個体だ。
反射で伸ばした手が何も掴めず寂しげに目で追うも、その仕打ちに対しては普段ろくに人に見せない穏やかな笑みが自然と浮かんだ。

「……ま、わからないな。
 今残るって思って用意したところで、
 結局完治したり誰かと出ていくかもしれないし」

「何より──」

「……お前は、なりふりさえ構わなければ出て行けるからな。……僕と違って。
 ……それが良いこととは言わないけど」

何か、喉に突っかかる言い方だ。
単純な自虐と言うよりは理由があるような言い草で。
(-166) 2022/05/02(Mon) 4:07:04

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「……え、」

困惑がまるで隠しきれてない声。
疑問で問い返されるなんて欠片も思ってなかった顔。

「……だ、ダメじゃないけど……
 なにをって、そんなの……。……」

そんなの、の先が紡がれない。
それどころか至極当然のように告げられて、
小等部相手に圧倒されて尻込みする始末だ。
……小等部だから、ともいうかもしれないが。

「……な、なら好きにしろよ!割り切ったフリして搾取される前に自分で全部使い切れるって自信があるならさ!
 どうせうまくいかないだろうけど。
 ……搾取される前に何とかしてやろうって思ってる時点でそもそも……」


目を合わせられなかった状態だが、啖呵を切るように負け惜しみを叫ぶ時だけは威嚇のように目を合わせてくる。
年少者が自分よりも遥かに考えている事実と、その上で悲惨な境遇しかみんな語らない現実から目を背けたくて仕方ない。
(-204) 2022/05/02(Mon) 18:05:38

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「…………」

あ!無視を決め込んだ!都合が悪い事はこうである。

元々は何か言われた後に居座る方が面倒だと思うタイプだ。
去り際に凄い罵倒はしてくる陰険さもついてるが。

「“何かあると分かったら出て行く”ってことじゃん。
 ま、その程度の場所とは僕も思うけど」

「物は言いようって奴かね。どっちでも一緒と思うが。
 僕は普通に母親死んでるし家もないし、
 野垂れ死んだら終わり。……何、家族欲しいのか?」

清掃だのをする時は普通に帰るし、こうやって居座ってる時点で実は相当珍しい。
繊細な言い方をすれば甘えているし、最悪な言い方をすれば舐めているというのだが。
それはさておき、うさぎは大事にして欲しい。

「現実的に考えるで思い出したけど、馬鹿みたいに献身的な事言う奴がいたから言ったんだよ。
 『食い物にされる』ってさ。なんて言われたと思う?

 『知った上で、搾取される前に
  助けたい人を助けるのが何が悪い?』
  だってさ。……何か、全部嫌になって来たな」
(-207) 2022/05/02(Mon) 18:28:09

【人】 ライアー イシュカ

>>48 アオツキ

「何でどっちも食わせる選択肢しかないんだよ。
 子供よりお前の方が嗜好品取り放題だろうが」

夜更かしはするわこの時間に焼き物をし出すわの男よりは、
貴方の方が品行方正なのは確かだろう。
学生時代からそこは埋まらない差である。

最も、意図して夜更かししている訳ではないのだが、
それもまた大人になれば顧みられることもない話だろう。

「……その聞き方をされれば否定はしないが、
 僕の“先生になる”とお前の先生になるは別物」

一般的な教師は生徒の為に教師の勉強を積むのかもしれないが、
この男からはその感情が殆ど見受けられない。

「うるさいな、わかってるっての……
 僕は別に仕事自体はしてるしサボった事もないだろ。
 夜は知らない。それこそ僕だって解決できた試しがない」

まるで子供の様な言い草で不機嫌そうだが、やってる事は
オーブンで焼き加減を見ている菓子作りの人だった。
(49) 2022/05/02(Mon) 18:46:31

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「何でそんな達観してんだよ……」

こちらがヒートアップしようが、みっともなくヒステリーを起こそうが、引くわけでも怒るわけでもなくただ普段通りの相手を見ると、1人感情で捲し立てていた事が冷や水でもぶち撒けられた気分になる。

「…………」

静かにはなったから結果オーライかもしれない。
立ち尽くしていた姿勢から、
疲れたかのようにその場にしゃがみ込んだ。

「……うまくいかなかったら辛いだろ」

袋に餌がわりの植物を入れていく貴方を、
正確には手元だけを見ながら呟く。

「一回ならいいけど、何回だって続いて、
 それでも全部無駄になる時だってあるなら、
 ……もういいじゃん。苦痛が長引くだけ」

差し出された袋と問われたはなの言葉に頭も目線も上げる。
力なくそれを受け取りながら、首を横に振った。

「……子供に怪我させてまで無事にいても、
それこそ僕まで嫌いな奴らと同じになる」

だから、いい。
そう返して立ち上がる。
例の言葉の代わりに、袋を持った手を軽く上げた。
(-211) 2022/05/02(Mon) 19:33:12