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既知のお声がけありがとうございました！
お答え頂いた情報より、下記のように組み立てました。ご確認ください。

拾って頂いてから、そろそろ2年になろうかという頃合い。
借金の返済もそろそろ終わりが見えてきたかも、ぐらい。

ゴミ捨て場に転がされていたヴェルデは、傘を差し伸べてくれたあなたに、不躾ながら、「なんでもするから屋根を貸してくれ」とお願いしました。
そうして拾って頂き、お部屋の一角を借りるだけでなく、そのほか多くの恩を受けました。
当初は痩せぎすのぼろくちゃでしたが、食事や衣類の世話を受けたことにより、かなり改善されたことでしょう。
また、それらの借用書を記す際、なんとか字は書けるものの、非常に浅学であることがわかります。
ヴェルデは最初、身を売る以外のことがほとんど出来ません。
元より、常識を含め多くのことを知らないようです。
が、物覚えはいいので、じきに覚えて家事なり何なり、よく働くようになります。
ビアンカさんの言い付けに逆らうことも、文句を言うことも一切ありません。

働き口に関しては、「より苦しい方を」と希望し、個人で街路に立っています。
客の当たりが悪くぼろくちゃになる日もありつつ、どうにかこうにか日銭を稼ぎ、あなたへの返済と生活費にあてていることでしょう。
部屋におり、かつ、何の用事も言付かっていないときには、寝床で静かに本を読んでいる姿が見られるでしょう。
（難しい言葉がわからないため、読んでいるのは絵本や児童書です）

差し支えなければ、ビアンカさんのことは「ロッカ」と姓で呼んでいます。
ここはこうの方がいいかも、などあればお申し付けくださいね。
よろしくお願い致します。

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既知のお声がけありがとうございました！
ヴェルデのことをもう少し詳しくお伝えしておきますね。

ヴェルデは本を読むのが好きです。
街角のベンチなどでページを捲る姿を見かけることも多いでしょう。
しかし、読んでいるのはいつも、年齢にそぐわない絵本や児童書の類です。
浅学でものを知らないため、本で読んだ言葉の意味やら何やら、わからないことをあなたに尋ねることも多くあるかと思います。

よろしくお願い致します。

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ありがとうございます！

こちらからもビアンカさんの素性について特別なにか尋ねるようなことはなく、お部屋のすみっこで大人しくご厄介になっています。
「身を売る以外の仕事を」と言って頂いた際には、「おれは苦しまなくちゃいけないから」と答えたでしょう。
さりとて、身を売ることを苦にしている風でもなく、苦痛の感覚自体にあまりピンときていないために無茶をすることになっている、といったところです。
手当ての手伝いなどして頂いているとのことなので、そういう風に手間をかけさせるのはよくないな、という意識はありそうです。

感情表現の豊かな子供ではありませんが、本やお菓子を頂くことはうれしく思っており、外でお声がけ頂く際にもきちんとお返事しています。
ヴェルデはあなたに恩を感じています。

あとは、伝え忘れがひとつ！
ヴェルデの体には煙草によるものと思われる火傷の痕が複数残っています。

改めて、よろしくお願いいたします。