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【人】 田臥 志麻[────終業前。 弟である莉久からのメールに目尻が緩む。 まめに連絡をくれる弟は、今年受験生だ。 番である威優との顔合わせも済ませ、 最初はぎこちなかったが、今では懐いているようだ。 また彼の時間が出来れば連れて行くか、と。 考えていれば、隣の席の同僚から飲みに誘われて。] すみません。 今、資格取りの勉強中なんで。 また次の機会に。 [お得意の営業スマイルは本日も活躍中である。**] (2) 2023/08/07(Mon) 1:42:52 |
【人】 大守 威優[会食の予定が先方の都合で無しになった。 これまではそういう時には一人でどこかで 食事をして帰ったものだけれど 番が出来てからというもの、極力家で過ごしたくなった。] ……志麻からは連絡がない、な? [大抵己の方が帰りが遅くとも、残業だったり 実家に寄る用事があったりすると連絡がある。 ないということは、通常の時間に帰るということだ。] (3) 2023/08/07(Mon) 20:58:23 |
【人】 大守 威優――もしもし?ハザマさん? ちょっと聞きたいことがあって……… [帰りの車内で自宅の家事を依頼している家政婦の一人に 電話をかける。 元々家事の出来る人と暮らし始めたからと言って、 家政婦を解雇してはいない。 自分に会食の予定がなく、志麻が作りたい気分ではない時には 今でも夕食を用意してもらうようにしている。 今日は予定があったので夕食の用意は依頼していない。 家政婦の方は今から向かいますと慌てているが、 それを制して、質問に答えてもらう。] (4) 2023/08/07(Mon) 20:58:43 |
【人】 大守 威優――自宅―― [タワーマンションの最上階は風呂と寝室と ウォークインクローゼット、 その一つ下の階に広いキッチンとちょっとしたパーティが 開ける規模のダイニングスペース、シアタールームがある。 冷蔵庫は一般家庭にあるものと変わらない。 特に節約を意識しなくとも良い生活水準なので 基本的には家政婦は買い置きをせずに その日に使うものを買って使い切れないものだけを 冷蔵庫や冷凍庫に入れるようにしている。 先程の電話で聞いたのはその中身だ。 まだ普通のスーパーで一人で食材を買うのは 経験値に乏しいので、冷蔵庫にあるもので 何か作れないかと。 志麻の監督がない状態での料理は初めてだが 料理の才能がないこともないのは 卵焼きで実証済だ。] (6) 2023/08/07(Mon) 20:59:44 |
【人】 大守 威優[肉や魚は基本的に使い切るので置いていないと 家政婦は謝ったがこればかりは仕方がない。 鮮度と旨さは当然のことながら密接に関係があるので。 置いてあるもので動物性のたんぱく質なのは ツナ缶と鮭フレーク。 これらと冷蔵庫にある野菜を使って作れるものを考えてもらった。] こんなものか。 [鍋にはツナと大根の和風カレー、 炊飯器でとうもろこしのバターライス、 オーブンでは千切りじゃがいもと鮭フレークのガレット風、 キャベツとにんじんのコールスローはレンジで火を通してある。 志麻が帰って来るのが楽しみだ。*] (7) 2023/08/07(Mon) 21:00:31 |
【人】 田臥 志麻『またぁ〜? そういって来た試しないだろ!』 [ブーイングも笑顔であしらえば、終業のチャイムが鳴った。 スマホを閉じ、パソコンをシャットダウンさせて立ち上がる。 ペーパーレスになった世の中は後片付けが楽でいい。] じゃあ、おつかれさまでした。 お先に。 [5分前出勤、用がなければ定時退社。 仕事が終われば会社に未練はない。 早々に鞄とジャケットを抱え、 退社時刻を打刻をして、会社を後にした。] (8) 2023/08/07(Mon) 21:48:04 |
【人】 田臥 志麻[住む場所が変わってから、通勤ルートも変わった。 会社へは以前のマンションより近くなり、 早くに帰宅出来るようにもなった。 一つだけ難点を言うとしたら、 オフィス街から威優が所有しているマンションまでの 道のりに庶民向けのスーパーがないことだ。 暮らしているマンションの傍にスーパーはあるが、 あれは高級スーパーというもので 志麻が使っていたスーパーとは値段が違う。 確かにいい素材を使えば良いものは出来るが、 慣れ親しんでいた感覚からすれば、 毎日贅沢をしているような気分になるので。 早く帰れる日は、少し遠回りになっても 見慣れた店名のスーパーを使うようにしている。] (9) 2023/08/07(Mon) 21:48:24 |
【人】 田臥 志麻[……とは、言っても。 威優の自宅のハウスキーパーをしている ハザマさんは、まだ雇用中であり、 志麻もお世話になっている状態だ。 共働きの状態で家に戻れば家事が粗方済んでいる というのは大変重宝している。 自身よりも凝った料理や、 志麻の知らない掃除方法などを教えてくれるので、 家政婦という垣根を越えて仲良くなり始めている。] (10) 2023/08/07(Mon) 21:48:38 |
【人】 田臥 志麻[そんな彼女が買い物も大体済ませてくれるので、 志麻は自分が作りたい分を買い足すだけで済む。] じゃがいもとにんじん……、 とうもろこしもあったっけ。 大根とキャベツでサラダ作って……、 ……夏野菜カレーだな。 [昨晩見た保存室の記憶を頼りに献立を考える。 威優と暮らし始めたことに不満はないが、 もし、一つだけわがままを言うならば。 出先で冷蔵庫の中身がわかるという、 冷蔵庫カメラ内蔵の冷蔵庫がほしいということだ。] (11) 2023/08/07(Mon) 21:49:12 |
【人】 田臥 志麻[オクラときゅうり、彩りにパプリカを買い込んで。 スーパーを後にして帰路へ着く。 遠目に見ても高くそびえるタワーマンションは、 おかげさまで迷子になりようがない。 虹彩と指紋認証を済ませて、ロックを外し。 直通のエレベーターで最上階より一つ下の階を押す。 音もなく静かに上へ昇っていくエレベーターの中で、 鼻歌を歌いつつ、目的の階へ辿り着けば。 ふわりと、嗅ぎ慣れたスパイスの香り。] ……あれ? [ハザマさんには今日は飯は頼んでいないはず。 ダイニングスペースを抜けてキッチンを覗けば。] (12) 2023/08/07(Mon) 21:49:30 |
田臥 志麻は、メモを貼った。 (a0) 2023/08/07(Mon) 21:56:10 |
【人】 大守 威優[下層階を通るエレベーターは当然住人が共有して使っているので 外に扉があるが、己の居住区である3階分はフロアすべてが 居住空間なので、3階ともに玄関が存在することになる。 エレベーター自体は静音タイプだが、 志麻が靴を脱ぐ音で帰宅を察した。] おかえり。 今日の予定が先方の都合で無しになったから。 ハザマさんにアドバイスを貰って カレーを作ってみたんだ。 [「ただいま」を迎える喜びを今はじめて知った。 嬉しさに頬が緩む。] (14) 2023/08/07(Mon) 22:17:16 |
【人】 大守 威優初めてにしては上手く出来たと思うよ。 早く食べてもらいたい。 ああでも、カレーだから先に着替えた方が良いかな? [シャワールームとクローゼットはこの階にも存在している。 寝室階のものよりは狭いがそれでも一般家庭のバスルームよりは広い。 仕事帰りで先に汗を流したいなら待つつもりでふと。 思いついた言葉を言ってみたくなった。] (16) 2023/08/07(Mon) 22:17:43 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻何だっけ、 「お風呂にする?」 「ご飯にする?」 「それとも」…… 「俺?」 [因みに此方はジャケットだけ脱いだワイシャツ姿である。 シャワーよりも調理を優先したので、近づけば少し 汗臭いかもしれない。*] (-1) 2023/08/07(Mon) 22:18:02 |
大守 威優は、メモを貼った。 (a1) 2023/08/07(Mon) 22:21:46 |
【人】 田臥 志麻[キッチンを覗く頃には物音で気づいていたのだろう。 驚くこともなく、威優が表情を緩ませた。 相変わらず、平日の夜を過ごす時間は少ない。 それでも、通い妻よろしくしていた頃に比べれば、 威優はマンションに居る時間が長くなった。 自身と過ごす時間を大切にしてくれているのだろう。 そう思えば、自身も目が細まる。] そっか。 威優がカレーを作ったの? ……もしかして、エスパー……? [奇しくも作ろうとしていたものが重なって笑ってしまう。] (17) 2023/08/07(Mon) 22:54:49 |
【人】 田臥 志麻いいよ、あって困るもんじゃないし。 また別の料理に使えば。 [手元に気づいた威優に食材を任せて、 いい香りのする鍋の方に誘われる。 驚かせたかった、という理由がまた可愛らしい。 オレが驚くのを考えながらどんな顔をして このカレーを作っていたのやら。 焦げ目もなく大根の浮いたカレーは自身では 思いつかない組み合わせだ。 ハザマさんの手が加えられ、 威優もきっとアイデアを出したのだろう。 料理を作った経験はまだ浅くとも、 色んな料理を食べてきた経験があるだけに威優は 舌が肥えていて、概ねの想像がつくのか勘がいい。 カレーの傍らにはコールスローとガレットが並ぶ。 どれも始めて作ったとは思えない出来栄えだ。] (18) 2023/08/07(Mon) 22:56:05 |
【人】 田臥 志麻[すぅ、と鼻先で息を吸い込んで香りを嗅いで。 食べてほしいという威優に 大型犬のような耳と尻尾が揺れている気さえした。] うん、驚いた。 いい匂いしてるし、食べるの楽しみ。 ……だけど、そうだな。 ワイシャツだと飛ぶかもね。 [言われて自身も恰好を見下ろす。 二人共まだ仕事上がりの外向きの姿のまま。] (19) 2023/08/07(Mon) 22:56:27 |
【人】 田臥 志麻先にシャワー浴びるかぁ。 [ノットに手をかけネクタイを緩めていたら、 不意に威優との距離が近づいた。 声に揶揄と婀娜めいた色が混じる。] ……ふはっ、それやりたかったの? [吹き出し、くすくすと肩を揺らし笑いながら、 しゅるりとネクタイを抜き取って。 首元のボタンを、片手で器用に外し、 こちらも、距離を詰め彼の耳朶に囁く。] (20) 2023/08/07(Mon) 22:57:31 |
田臥 志麻は、メモを貼った。 (a2) 2023/08/07(Mon) 23:07:17 |
【人】 大守 威優[幾らαが常人よりも優れた才覚を持つとはいえ 超能力のようなものがあるという説は聞いたことがないし これまでの人生で己が「そう」であると思ったこともない。 ただ] 志麻限定でエスパーになれたら良いのになとは いつも思ってる。 [一緒にいる時間が長ければ、考え方が似てくるという話なら よく聞くものだ。 冷蔵庫の中身やストック食材のラインナップ、 食べ物の好み。] (21) 2023/08/07(Mon) 23:35:55 |